就活をしていると「マイペースな自分に向いてる仕事は無いのかな…」などと不安を感じることがあるかもしれません。
でも、心配はいりません。実はマイペースな人に向いてる仕事はたくさんあります。
この記事では、マイペースなあなたに向いてる仕事についてまとめました。
向いてる仕事の特徴から具体的な職種、就活の進め方まで、一緒に見ていきましょう。
こんな人に読んでほしい
- マイペースを大切にしながら働きたい学生さん
- 「マイペース」が就活で不利にならないか不安な学生さん
- マイペースな自分にどんな仕事が向いてるのか分からない学生さん
そもそもマイペースってどんな性格?

まずは「マイペース」の意味や、就活でどう見られるかを知りましょう。
「マイペース」とは、周りの人や環境に左右されず、自分のやり方や速度で物事を進める性格のことです。文字通り、「自分の(=マイ)速度(=ペース)」という和製英語です。
長所としては、集中力が高いこと、粘り強く物事に取り組めること、そして自分の軸をしっかりと持っている点が挙げられます。
一方で短所としては、周りとペースを合わせるのが苦手だったり、急かされるとストレスを感じやすかったりする側面もあります。就活ではネガティブに見られることを心配する声も聞かれますが、ポジティブな側面をしっかりアピールすることで悪く見られずに済むでしょう。
マイペースな人に向いてる仕事の特徴3選

では、具体的にどのような仕事や職場環境がマイペースな人に合っているのでしょうか?
マイペースな人に向いてる仕事には、以下のような特徴があります。
- 一人で完結できる業務が多い
- 裁量権が大きい
- 時間や場所に縛られない
マイペースな人には一人で完結できる業務が多い仕事が向いてるでしょう。プログラミングやライティングなどチームへの依存度が低く、自分の思考やペースで黙々と進められるのがおすすめです。
また、裁量権が大きい仕事も向いてると言えます。新卒で裁量権が大きいのは難しいですが、ベンチャーやフリーランスなど仕事の進め方やスケジュール管理を自分自身で決定できる範囲が広いとマイペースな人には良いでしょう。
働く時間や場所に縛られない働き方ができる仕事もおすすめです。リモートワークやフレックスタイム制など、自分の集中しやすい時間帯や環境で働ける職場だと続けやすいでしょう。
マイペースな人に向いてる仕事13選

マイペースな性格を活かせる可能性のある具体的な仕事を分野別に紹介します。これらはあくまで一例ですが、向いてる仕事選びの参考にしてください。
- Webライター
記事やコンテンツを作成する仕事です。納期はあるものの、作業ペースは自分で調整できるため、集中しやすくマイペースな人にぴったりです。 - プログラマー
システムやアプリの開発を行います。集中して一人で取り組む時間が多く、自分のペースで成果を出せます。 - Webデザイナー
サイトのデザインやUI設計を行う仕事です。クリエイティブな作業をじっくり進めるためマイペースな方に向いています。
- 工場スタッフ
製造ラインや組立作業などを担当します。ルーティンワークが多く、決められた作業を淡々と進められるため、マイペースな人に適しています。 - ドライバー
トラックやバスの運転を行う仕事です。運転中は一人の時間が多く、対人ストレスが少ないため、マイペースな人に向いています。 - 職人
建築や工芸などの専門技術を持つ仕事です。技を磨きながら自分のスタイルで取り組めるため、こだわりを大切にしたいマイペースな人に適しています。
- 一般事務
書類作成やデータ入力などを担当します。基本的に決まった業務を繰り返すため、自分のペースで正確に進められる人に向いています。 - 図書館司書
図書館での貸出業務や資料整理を行う仕事です。静かな環境で落ち着いて働けるため、マイペースな方に人気があります。 - 研究開発職
新しい技術や商品を開発する職種です。試行錯誤しながらじっくり取り組むので、自分のペースを保てるでしょう。 - フリーランス
ライター、デザイナー、エンジニアなど、様々な分野で独立して働くスタイルです。働く時間や場所、仕事の内容を自分で選べるため、究極のマイペース型働き方といえるでしょう。
【体験談】マイペースな私に向いてる仕事
ここでは、実際にマイペースな性格を就職活動や仕事で活かしている先輩たちの体験談を紹介します。

正直、就活中は周りの人たちがどんどん内定をもらう中で、自分だけ取り残されている気がして、すごく焦っていました。でも、そんな時に『自分が本当に得意なことは何だろう?』と考えたんです。そして行き着いたのが、昔から好きだったパソコンでした。そこからは毎日コツコツプログラミングの学習を積み重ねて、開発スキルを磨くことに集中しました。面接ではその技術力と、自分なりに積み重ねてきた努力をしっかり伝えました。すると『自分のペースで着実に力をつけてきたところが強みだ』と評価され、無事に内定をいただけたんです。今は、マイペースに集中して開発に取り組めるこの環境が、自分にぴったりの仕事だと感じています。

グループディスカッションとか、集団の中で意見を言う場面が本当に苦手で…。就活でもその部分にずっと不安がありました。でも、大学で取り組んできた研究だけは、人一倍真剣に、地道に続けてきた自信がありました。それをアピールポイントにしようと決めて、面接でも『自分は派手な発言は得意ではないけれど、コツコツ積み重ねることなら誰にも負けません』と伝えました。結果として、その専門性や真摯な姿勢を評価していただき、メーカーの研究職として内定をもらうことができました。今は、自分のペースでじっくり研究に没頭できるこの仕事が、本当に自分に向いてると実感しています。

就職活動中は、『マイペースな自分に向いてる仕事なんてあるのかな…』って本当に悩んでいました。そんなとき、思い切って適職診断を受けてみたら、Webデザイナーという結果が出たんです。最初は半信半疑だったけど、少しずつデザインの勉強を始めたら、これが思った以上に楽しくて夢中になれました。時間を忘れて作業に没頭できるし、自分のペースでスキルを伸ばせるのが、自分にぴったりだと気づいたんです。今ではフリーランスとして、自宅で好きな時間に働けるようになり、あの時悩んだ自分に『大丈夫だよ』って言ってあげたいです。
マイペースな人には向いてない仕事

自分に合う仕事を見つけるためには、どのような仕事や環境が「合わない」可能性が高いかを知っておくことも大切です。
結論として、常に周りに合わせる必要がある環境は避けた方が良い場合があります。なぜなら、自分のペースを保てず、過度なストレスを感じる可能性があるからです。
マイペースな人にとって、以下のような特徴を持つ仕事は負担が大きいかもしれません。
- チームワーク必須
- 臨機応変・マルチタスク
- スピード重視
- 対人コミュニケーションが多い
そして、このような特徴を持った仕事は以下のようなものが挙げられます。
・営業職
・銀行員
・接客販売
・コンサルタント
・秘書
ただし、これらはあくまで一般的な傾向であり、職種名だけでなく、実際の業務内容を確認する必要があるでしょ。
マイペースな人に向いてる仕事の見つけ方

マイペースな人が向いてる仕事を見つけるには、自己理解を深め、戦略的に行動することが成功の鍵です。
マイペースな性格を不利に感じる必要はありません。自分の特性に合った戦略で就職活動を進めれば、きっと納得のいく結果につながります。
自己分析をする
まずは、「本当に自分はマイペースなのか?」を客観的に確かめてみましょう。そして、マイペース以外にもあなたの強みや特徴は必ずあるはずです。それらを見つけるために、自己分析シートなどを活用して、自分自身を深く掘り下げてみてください。
この無料で受け取れる自己分析シートは、シートに沿って回答を埋めていくだけで自己分析ができる優れものです!今まで自己分析したことがない人でもやりやすいように作られているので初めて自己分析をするという人もぜひ使ってみてください。
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適職診断をする
マイペースな人と言っても、向いてる仕事はそれぞれ異なります。世の中にはたくさんの仕事がありますから、どれが自分に合うのかなんてすぐには分かりませんよね。
そんな時は、10分程度で回答できる適職診断を試してみるのがおすすめです。客観的な視点から、あなたに向いてる仕事のヒントが見つかるかもしれません。
実際に働いてみる
「百聞は一見にしかず」ということわざがあるように、実際に働いてみるのも一つの有効な手段です。「学生なのにどうやって働くの?」と思うかもしれませんが、そこでおすすめなのが長期インターンです。実際の職場の雰囲気を知ったり、業務を体験したりすることで、その仕事が本当に自分に向いてる仕事なのかを肌で感じることができます。
長期インターンを探すとき「どんな長期インターンがあっているか」「どうやって探したらいいのか」悩みますよね。そんな方は就活アドバイザーに長期インターンについて相談してみるのがおすすめです。
無料でオンライン面談を行っているので、ぜひ長期インターンについて相談してみましょう。
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まとめ
「マイペース」であることは、決して就活において不利な特性ではありません。
- マイペースは短所ではなく、活かせる個性だと理解しよう!
- 自己分析や適職診断で、自分に「向いてる仕事」の方向性を見つけよう!
- 長期インターンやプロへの相談も活用し、納得のいく仕事選びをしよう!
周りのペースに惑わされることなく、あなた自身のペースで進むことが大切です。
時には適職診断や就職エージェントなどのサポートを上手に活用しながら、あなたに本当に向いてる仕事を見つけてくださいね。
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