【例文付き】インターンで学びたいことってどう書けばいいの？

インターンに応募を出す際や面接の際に、インターンで学びたいことを聞かれることは多いです。そこで「なんとなくやってみたいから学びたいことなんて書きにくい」だったり「自分がインターンで学びたいことを言語化することが難しい」だったりと悩みがある学生がいると思います。

今回はインターンで学びたいことを明確に言語化できるように、例文を含めながら説明していきたいと思います！

このような人に読んでほしい

インターン選考で学びたいことを書こうとしている人
「インターンで学びたいこと」は何を書けばいいかわからない人
周りは「インターンで学びたいこと」をなんて書いているのか知りたい人

目次閉じる

なぜインターンで学びたいことを聞かれるの？
- 1. インターンへの熱意や意欲を確認するため
- 2. 企業と学生でミスマッチを起こさないため
インターンでは何を学ぶことができるのか？
インターンで学びたいことの書き方！
- インターンで学びたいことを書く前に準備しておくことは？
インターンで学びたいことの例文2選
この記事まとめ

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なぜインターンで学びたいことを聞かれるの？

企業がなぜインターンで学びたいことを聞くのか疑問に思う人も多いと思います。理由は大きく2つあります。

1. インターンへの熱意や意欲を確認するため

短期インターンや長期インターンに参加できる学生の数は限られています。そのため少しでもインターンで成長しようと考えていたり、インターンに参加させてよかったと思えるような学生を採用したいと企業は考えます。

さらに長期インターンでは事業内容に携わってもらったり自社のリソースを割きながら学生の成長を後押ししていたりします。そのため、企業はインターンで学びたいことを学生に聞いて学生のやる気や熱意を見ようという意図があります。

2. 企業と学生でミスマッチを起こさないため

2つ目の理由は、企業と学生でミスマッチを起こさないためです。

学びたいことを聞かれるインターンは就労経験が含まれている場合が多いです。そのため企業が学生に行って欲しいものと学生が企業で行いたいことや学びたいことにミスマッチがあると学生の意欲が下がってしまい、企業も学生も損をしてしまうことになってしまいます。

そのため、自社のインターンシップ内容が応募してくれた学生の目的に当てはまっているかをしっかり確認するという意図が含まれています。

以上の2つの理由からインターンで学びたいことを聞かれています。では、インターンでは具体的に何が学べるのか説明していきます！

インターンでは何を学ぶことができるのか？

インターンでは主に3つのことを学ぶことができます。自分が参加したい企業のインターンで何を学びたいのか、なぜ参加したいと思ったのかを明確にしていきましょう！

1. 業界やその企業について

インターンに参加することで業界の仕組みやビジネスモデル、企業の立ち位置などを学ぶことができます。

インターンに参加して業界や企業について知ることで就活の際にどの企業を選ぶのか、自分が大切にしたいポイントなどを確認することができます。業界分析はネットで調べることもできますが、実際にその業界で働いている人から直接話を聞くことができるため深い学びを得られる可能性が高いです

2. 職種や業務について

2つ目に、職種や業務について学ぶことができます。
例えば営業職のインターンに参加すれば、営業職とは実際どのような大変さややりがいがあるのか身を持って知ることができます。

自分で挑戦せずに苦手そうだからと思ったり、本当に自分にあっている職業なのかを社会人になる前に知ることができるでしょう。インターンで働いた経験から、自分がどのような職に就きたいのか考えられるため、就活の際にとても役に立ちます。

3. 自己マネジメントの方法

インターンでは自己マネジメントの方法も学ぶことができます。特に長期インターンをしていると、モチベーションが下がってしまうということがよくあります。こんな時、どう自分のモチベーションを管理していくのかを学ぶことで、社会人になっても、諦めずに仕事を続けることができるでしょう。

インターンでは上記の3つを学ぶことができます。自分がその企業のインターンで学びたいことを具体的にする必要があります。では、自分が学びたいことを企業にしっかり伝えるためにはどうすればいいのか書き方を説明していきます！

インターンで学びたいことの書き方！

インターンで学びたいことを書くためには、まず何を学びたくてインターンに参加するのか、なぜその企業でインターンをするのかなど自分の考えをまとめておく必要があります。書く前に準備することは主に2つです。

インターンで学びたいことを書く前に準備しておくことは？

自分に足りないことはどういうことで、何を学びたくて参加するのか明確にする

まずインターンで学びたいことを明確にしましょう。そのためにはまず自分に何が足りていないのかそのために何をしたいのかを理解しておく必要があります。

就活での情報収集をしたいために参加するのであれば、自分がその業界への理解が足りていないため業界一番を誇る企業でのビジネスモデルを学びたいなどといった参加理由が明確になります。

また、それに加えてなぜそう思ったのかを理由付けられるとより説得力が増すので自己分析を重ねてみましょう。

なぜこの企業のインターンを選んだのか明確にする

業界や職業で企業を絞るというのに加えて、なぜその企業のインターンでなくてはいけないのか言葉にできるとインターンで学びたいことをスラスラ書くことができます。

そのため、企業研究を重ねる必要があります。業績だけでなく、理念だったり自分がその企業に惹かれる理由を明確にしておきましょう。

加えて、志望動機でも企業分析は必要になってきます。以下のコラムを参考にすると良いでしょう。

2024年10月22日インターンの志望動機って何を書けばいいの？字数別の例文や悪い例も紹介！

インターンで学びたいことの文章構成とは？

ではどのような文章構成だと企業に伝わりやすいのか疑問に思う方が多いと思います。以下の文章構成だと伝わりやすくまとめやすいです。

インターンを通して学びたいこと
その理由
なぜその企業でやる意味があるのか
インターンへの意気込み

前提として、「結論を先に書く」これはエントリーシートの全ての質問で大切なことです。
まず、インターンを通して学びたいことを書きましょう。その後に、なぜそう考えているのか記載し、なぜその企業でインターンをすることで学びたいと思ったのか書くとより説得力が増します。最後にインターンへの意気込みで締めると良いでしょう。

インターンで学びたいことの例文2選

＜人事業界での営業インターン＞

1. インターンを通して学びたいこと
私は貴社の営業インターンシップで実際のビジネスシーンでの営業スキルと、クライアントとの長期的な関係を築くための戦略を学びたいと考えています。

2. その理由
人材業界の営業業務は単にサービスを売るだけでなく、顧客との信頼関係を築き、長期的なビジネスを展開するための重要なスキルが必要だと思うからです。

3. なぜその企業でやる意味があるのか
記者は、広範で多様な情報サービスを提供しており、多くの企業や個人が依存しているため、このような環境では、顧客のニーズを理解し、それに応えるための最適なソリューションを提供するための営業スキルを磨くことができると思い、応募しました。

4. インターンへの意気込み
インターンでは、新しいスキルを習得し、自分自身を成長させるための機会として取り組みたいです。

＜Webアプリを扱う企業でのWebフロントエンジニアインターン＞

1. インターンを通して学びたいこと
私は貴社のインターンで最新のフロントエンド技術と、ユーザー体験を向上させるためのUI/UXデザインの原則を学びたいため応募いたしました。

2. その理由
夏に行われたハッカソンに参加し、Webアプリを作成した際に優れたWebアプリケーションは、技術的な優れた性能だけでなく、使いやすさと直感的な操作性も必要であることを学びました。将来、様々な人に使ってもらうWebアプリを作ることが夢なので、このままでは深く学ぶことができないと感じたためインターンを始めようと思いました。

3. なぜその企業でやる意味があるのか
貴社は最新の言語を取り入れながら、多くのユーザーに利用されている革新的なWebアプリケーションを開発しているからです。このような環境では、ユーザーのニーズを理解し、それに応えるための最適なUI/UXデザインを開発するためのスキルを磨くことができると思いました。

4. インターンへの意気込み
インターンとして参加して実践的な経験を積みよりユーザのニーズを掴み、たくさんの人に使ってもらえるWebアプリを作れるようになりたいです。