【テンプレートあり】企業研究のやり方と使い方を徹底解説!先輩の体験談も

「企業研究って、どこまでやればいいの?」「テンプレレートに沿って調べてるけど、志望動機にうまくつながらない…」そんな悩みを抱える就活生は少なくありません。

実際、多くの人が企業HPや口コミサイトを見ながら「情報を集める」まではやっていても、それをどう活かせばいいかでつまずきがちです。

この記事では、就活でよく使われる企業研究テンプレートの基本項目と、選考で差がつく使い方のコツを紹介します。テンプレをただの作業で終わらせず、自分らしい言葉に変えるヒントもあわせてお伝えします!是非最後までご覧ください。

こんな人に読んでほしい

  • 企業研究のやり方がよくわからない人
  • 企業研究のテンプレートを知りたい人
  • 企業研究をしただけで満足してしまった人
  • これから選考が本格化していく人

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企業研究とは?

企業研究とは、「気になる企業について深く調べること」です。

就職活動では、数多くの会社の中から自分に合った企業を選ぶ必要があります。そのためには、「この会社はどんな事業をしているのか」「どんな人が働いているのか」「自分に合った社風かどうか」といった情報をしっかり調べて理解しておくことが大切です。

また、いきなり企業を調べるのではなく、まずは業界全体を把握することも大切です。業界をざっくり理解してから企業を見ていくことで、 「なんとなく良さそうだから」選ぶのではなく、「この会社は自分の価値観に合っている」と納得して選べる企業に出会えるようになります。

企業研究と業界研究は違うの?

企業研究と業界研究ではそれぞれその範囲と目的が異なっています。

企業研究

企業研究は範囲を絞って、企業一社一社にフォーカスして調べていく活動です。


例えば、「航空業界」を調べるのが業界研究だとすれば、「ANA」や「JAL」など、具体的な企業を調べるのが企業研究になります。

同じ業界に属していても、すべての企業が同じことをしているわけではありません。
例えば、ANAは国際線に強みがあり、JALはサービス品質に注力しているなど、それぞれの強みや注力分野、顧客層の違いがあります。

こうした個々の企業の特徴や戦略、強み・弱みをしっかりと調べていくことで、企業同士の違いを見極め、自分に合った企業を選ぶ判断軸を持つことができます。

業界研究

対して業界研究とは、世の中にどんな産業があり、それぞれの産業がどんな役割を果たしているのかを知るための活動です。

例えば、私たちに身近なところでは「食品業界」や「IT業界」などがあります。 同じ食品業界の中でも、実際に食品を作るメーカーもあれば、それを消費者に届けるスーパーやコンビニなどの流通・販売の仕事もあります。

業界研究では、それぞれの業界で「どんな仕事があるのか」「どんな企業が関わっているのか」などを調べ、業界ごとの特徴や仕組みを理解していきます。

また、仕事内容だけでなく、その業界の市場の成長性やトレンド、社会情勢などの今どういう状況にあるのかも一緒に見ていくことが重要です。例えば、エンタメ業界なら動画配信サービスの拡大やライブ配信技術の進化、教育業界ならオンライン学習の普及や少子化による影響など、外部環境の変化が業界にどんな影響を与えているかを押さえることで、より深い業界理解につながります。

企業研究の目的とは?

企業研究を行う目的を2つご紹介します。

自分に合う企業を見つけるため

企業研究は、単に企業の情報を集める作業ではありません。企業のビジョンや事業内容、働き方、制度、社風などを調べて、「その企業が自分に合っているか」を見極めるための大切なステップです。

例えば、自分が「安定した環境で着実にキャリアを積みたい」と考えているタイプだとします。そんな人が「変化を楽しめる人材を求めるベンチャー企業」に入社してしまうと、理想と現実のギャップに悩む可能性があります。


これは、企業の情報だけでなく、自分自身の価値観や将来像をきちんと把握していなかったことも原因のひとつです。

企業研究を進める中で、「この制度は自分にとって必要かも」「こういう働き方は絶対に譲れないな」といった自分の軸が見えてくることもあります。これは、企業を調べながら自己分析も深まっていくプロセスとも言えるでしょう。

つまり、企業研究はただの準備作業ではなく、自分の価値観や将来の方向性を明確にし、ミスマッチのない企業選びをするための土台づくりでもあります。

そもそも自己分析がある程度できていないと、企業研究しても得られるものが少ないので、まずは自己分析してみましょう。自己分析のやり方がわからない方はこちらの自己分析シートを活用してみてください!

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説得力のある志望動機を作るため

企業について深く理解していれば、「なぜこの会社を志望するのか」という質問にも、より具体的で説得力のある答えができるようになります。

就活でありがちなのが、「なんとなく有名だから」「業界でトップだから」という曖昧な理由で企業を選んでしまうことです。しかし、企業側は「数ある会社の中で、なぜうちなのか」というポイントをとても重視しています。

例えば、志望理由で「御社は業界トップで安定していると思ったからです」というよりは「私はチームでの課題解決にやりがいを感じており、学生時代のプロジェクトでもリーダーとして全体をまとめてきました。御社の『一人ひとりの挑戦を大切にする風土』や、若手のうちからチームで動く仕事の多さに魅力を感じ、自分の強みが活かせると感じたため志望いたしました。」と言った方が説得力が出ると思いませんか?

このように、企業研究で得た情報と自分の経験や価値観を結びつけることが、説得力のある志望理由をつくるポイントになっています。

企業研究っていつやるの?

企業研究は、大学3年生の4〜6月ごろから始めておくのがおすすめです。ちょうどこの時期は、サマーインターンの選考が本格化する前になっているので、企業についてじっくり向き合うべきタイミングでもあります。


早い段階で企業研究を始めておくことで、インターンの志望動機やエントリーシートも書きやすくなり、就活のスタートダッシュに大きな差がつくはずです。

また、この時期に長期インターンを始めるのもおすすめです。アルバイトではなく、社会人として働くことを経験していれば企業に対する理解度が高まるからです。

実際に企業での業務に携わることで、自分のスキルや強みを実務を通じて確認し、将来のキャリアの方向性を考える上でも役立ちます。また、インターン中に得た知識や経験は、就活の際に企業理解自分の強みをアピールする際にも大きな武器となります。

週何勤務や職種など、自分が求める勤労条件から長期インターンを検索することができるサイトとして「ココシロインターン」があります。

自分に合った勤務条件で長期インターン先を探したいという方は、こちらから相談してみてください!

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もう迷わない!企業研究のテンプレート

企業研究と言われても具体的にどのような情報を集めればいいのかわからない人が多いのではないでしょうか?埋めるだけで企業研究が完了するテンプレートを紹介します!ここに、これさえ集めておけば大丈夫な企業研究のテンプレートを紹介します!

企業情報

企業の基本データや客観的な情報を整理する部分です。選考前の下調べに活用したり、面接での逆質問や志望動機の根拠にも使えます。

  • 企業名:正式な社名。グループ会社がある場合は区別して記載しましょう。
  • 業界:属する業界名。(例:広告、IT、メーカー、インフラなど)
  • 本社所在地:本社の住所。勤務地の参考にもなります。
  • 事業所:全国・海外の拠点の所在。転勤や勤務地の可能性を考えるうえで重要になります。
  • 設立:創業・設立された年。歴史や信頼感に繋がります。
  • 資本金:会社の規模や安定性を測る指標のひとつです。
    • 3億円以下→中小企業
    • 5億円以上上→大企業
  • 社員数:企業の大きさ、社内の雰囲気(大手・ベンチャー感)を知る手がかりになります。
    • 10~1000人:ベンチャー企業
    • 1000人以上:大企業など
  • 売上高:企業の経営規模や成長性を見る指標。近年の推移もチェックすると良いでしょう。
    • 数千万円〜数十億円:ベンチャー企業
    • 1,000億円以上:大企業
  • 平均年齢:社内の雰囲気(若手中心かベテラン多めか)を想像できます。
  • 初任給:給与水準の参考にできます。条件面の比較材料にもなるでしょう。
  • 残業代の制度:みなし残業制か、1分単位で支給されるかなどを確認しましょう。
  • 勤務時間:始業・終業時間、フレックス制度の有無などを確認しましょう。
  • 福利厚生:住宅手当や社宅制度、休暇制度、育休取得率などもここにまとめておくと便利です。
  • 去年の採用人数:新卒採用の規模感、採用倍率の想定材料になります。
  • 企業理念:会社が大事にしている価値観。自分の価値観と合うか確認する軸になります。
  • 事業内容:主力事業、今後注力している分野なども記載できると良いです。
  • 同業内の強み・弱み:競合他社と比べたときの差別化ポイント。自分の志望理由にも繋がります。

自分のデータなど

企業研究と自己分析とを繋げる部分です。自分との相性やアピールの材料になります。

  • 興味を持った理由:企業との出会い、関心を持ったきっかけなどを書くようにしましょう。
  • 自己PR:この企業にどう活かせるか、企業の求める人物像と自分との接点を意識しましょう
  • インターンでの学び:参加したインターン内容と学び、企業理解にどう活かされたか確認しましょう。
  • 同業内の強み・弱み(自分目線):自分なりに業界内でのポジションを分析して、志望理由を深掘りするようにしましょう。
  • 志望度:各企業に対する自分の興味や熱意を数値化し、志望動機を明確にするための指標。

社員さんの声

実際に働く人から得たリアルをまとめる場所です。自身で得た情報として志望動機に厚みを出せます。

  • 社員名:話を聞いた社員さんのお名前。後で振り返るためのメモにしましょう。
  • 所属部署:どの部署にいる方か。業務内容や社内連携を想像する材料になります。
  • 自社の特徴:社員さんの言葉で語られる「会社のリアル」の部分。制度の運用実態などもここに記すようにしましょう。
  • その他:印象に残った言葉、エピソードなど。志望動機に使えるキラーワードが眠っていることもあります。
  • 質問:実際に聞いた質問や、これから面談で聞きたいこともメモしておけます。

実際にテンプレを使って企業分析してみた

企業情報

項目内容
企業名トヨタ自動車株式会社(TOYOTA MOTOR CORPORATION)
業界自動車・自動車部品
本社所在地​〒471-8571 愛知県豊田市トヨタ町1番地
事業所国内(豊田本社、東京本社、名古屋オフィス、各工場など)、海外各地
設立​1937年8月28日
資本金​6,354億円(2024年3月末現在)
社員数​70,224人(単独)、380,793人(連結、2024年3月末現在)
売上高​45兆95億円(2024年3月期)
平均年齢40.6歳
初任給学部卒:月給25万4,000円

修士卒:月給27万6,000円

高専卒:月給22万円

高校卒:月給20万8,000円

※超過勤務手当あり(基本給×125%)
残業代の制度特定の社員を対象に「固定残業代制度」を導入。実際の残業時間に関わらず、月45時間分の残業代として一律17万円を支給。
勤務時間
豊田本社:8:30~17:30または8:00~17:00

東京本社、名古屋オフィス:8:45~17:45

※配属先によって異なる。フレックス制度あり。
福利厚生各種社会保険完備

通勤手当、家族手当、超過勤務手当など

住宅支援制度、研修制度、健康管理支援など
去年の採用人数​非公開(各募集コースを参照)
企業理念「豊かな社会づくりに貢献し、すべてのステークホルダーから信頼される良き企業市民を目指す」
事業内容自動車の生産・販売

金融サービス

その他(Woven Cityなどの先進的プロジェクト)
同業内の強み・弱み強み:​世界トップクラスの生産・販売規模、多様な車種展開、ハイブリッド技術の先駆者

弱み:​EV(電気自動車)分野での出遅れ感

自分のデータなど

項目 内容
興味を持った理由 |世界的な自動車メーカーであり、持続可能なモビリティ社会の実現に向けた取り組みに共感したため。
自己PR ​大学でのプロジェクト活動で培ったチームワークとリーダーシップを活かし、課題解決に貢献できると考えています。
インターン ​参加経験あり。実際の業務を体験し、社員の方々の熱意とチームワークの良さを実感しました。
同業内の強み・弱み(自分目線) 強み:​トヨタ生産方式による高品質な製品提供
弱み:​新興EVメーカーに比べ、電動化への対応が遅れている印象

社員さんの声

項目 内容
社員名 Aさん(仮名)
所属部署 ​商品企画部
自社の特徴 「若手でも意見を出しやすい風土があり、挑戦を歓迎する文化がある」とのこと。
その他(印象に残った言葉など) 「グローバルなプロジェクトに関わる機会が多く、成長できる環境が整っている」と感じた。
質問 Q:​入社後のキャリアパスはどのようになっていますか?
A:​「本人の希望や適性を考慮しつつ、多様な部署での経験を積むことができる」との回答。

企業研究の情報ってどうやって集めるの?

企業研究で必要な情報の集め方を紹介します。

就活のプロに聞く

いきなり企業の情報を集めようと言われても「企業の情報ってどこで調べればいいの?」「何を見たらその企業のことがちゃんとわかるの?」と思うのではないのでしょうか?

そんな時は就活のプロであるココシロインターンのキャリアアドバイザーに相談するのがおすすめです。企業の情報を調べて終わりにするのではなく、企業研究の質を上げる方法までお教えしますので困ったら是非相談してみてください。

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本で調べる

本を使って企業研究をするのは、複数の企業を比較するのにとても有効的です。本はフォーマットが統一されているので複数の企業を比較するのに適しています。

例えば、就職四季報などの就活本には、企業ごとの情報が決まった項目で整理されており、各企業の特徴を簡単に比較できます。

このように、統一されたフォーマットで情報を比較することで、各企業の強みや弱みがわかりやすくなり、自分にとって最適な企業選びができるようになるでしょう。

HPを見る

HPには、企業が自分たちをどのようにアピールしたいかが集まっており、企業のメッセージが最も端的に表現されています。

例えば、企業理念やビジョン、事業内容や社会貢献活動など企業の根本的な価値観や方向性を知ることができます。

また、企業によっては先輩社員のインタビューや仕事の魅力を紹介するページが作られていることもあります。このようなインタビューは実際に働いている社員のリアルな声を聞けるため企業の文化や職場の雰囲気をより具体的にイメージすることができるでしょう。

OBOG訪問で話を聞く

実際にその企業で働く人から話を聞くことで、社風や職場のリアルな雰囲気を知ることができます。

「入社前に思っていたことと実際の違い」や「その人が大切にしている価値観」など、ネットには載っていない生の声を得ることができるでしょう。

自分がこの職場に本当に合うのかをより明確に判断する材料になります。

インターンに行く

インターンに参加することで、実際にその企業で働くことの感覚を得ることができ、参加して感じたことを実体験として描くことができます。社員の話を聞くだけではなく、自分自身で体験して感じたことを基に企業の魅力を伝えられるため、より説得力のある志望動機を作ることができます。

さらに、インターンでは、同期になるかもしれない志望者たちの雰囲気に触れることができる貴重な機会でもあります。どんな価値観を持った学生が集まっているのか、どのような環境で一緒に働くことになるのかを知ることができ、企業文化をより深く理解できるでしょう。

企業の情報を集めるときに注意すべきことって?

情報を集める際に注意するべき点もあります。

とりあえず検索する場合

HPなどでとりあえず企業について検索する場合は「公式HP+IR資料」も合わせて、数字からも企業を見るようにしましょう。

HPだけでは他人の意見ばかりになってしまったり、情報が浅くなりがちなため気を付けなければなりません。

企業のHPで広く浅くチェックするのは良いスタートですが、IR資料などの公的な数字データをもとに、企業の実力やビジョンをじっくり考えることが大切です。

詳しく探究する場合

企業について詳しく探究する場合は「だから自分はこの企業を志望する」という接点を意識するようにしましょう。

IR資料・決算・業界紙などをじっくり読み込んで深く探究する場合にありがちなのは、調べることで満足してしまって「自分とどう関わるか」が薄くなってしまうことです。

企業の情報を良く集められているので知識の深さはあるので、「だから自分はこの企業を志望する」という接点を意識することが重要になってきます。

先輩に聞く場合

企業についての情報を先輩に聞く場合は3人以上に聞いて共通点を見つけると良いでしょう。1人の話を鵜呑みにしてしまうと、その人の個人的な意見や感情が影響してしまい、偏った情報を得ることになりかねません。

先輩に話を聞く方法としてはOB訪問や逆求人イベントなどがあります。これらの方法を使って複数の先輩や社員の声を集めることで、企業のリアルな社風や働く人々の価値観や実際の働き方が見えてきます。

SNSで調べる場合

SNSで得た情報を使う際には、情報の信頼性や偏りに注意することが必要です

近年では、X(旧Twitter)やYouTube、就活系アカウントなどを活用して、企業の情報を得る就活生も増えています。SNSは、企業の雰囲気やそこで働く人の価値観などが比較的ダイレクトに伝わってくるので見えにくいリアルな意見を知ることができますが、情報の真偽については確認をしなければいけないでしょう。

また、SNSをただ眺めるのではなく、自分の価値観や志向と照らし合わせて、企業選びの判断軸に落とし込むことが重要です。

大切なのは企業研究で終わらせないこと

企業研究は、ただ情報を集めるだけで終わってはいけません。大切なのは、「情報 → 自分ごと化 → アウトプット」というステップを意識することです。調べた情報を元に、自分の価値観やキャリアビジョンとどう繋がるのかを考え、志望動機や自己PRとして言語化していくことが必要です。

実際、企業研究に時間をかけたにもかかわらず、「調べて満足して終わってしまう」という就活生は少なくありません。しかし、企業研究の本当の価値は、「だから自分はこの会社に入りたい」「この環境でこういうチャレンジがしたい」といった自分自身の想いに落とし込むことにあります。

つまり、情報をただの知識で終わらせず、それを言葉に変えて伝えられるようになることが、選考でも周囲と差がつく、大切な一歩となります。

企業研究のあとにやること

企業研究は、調べて終わりではなく、自分の言葉に落とし込むプロセスが非常に大切です。具体的には、まず「なぜこの会社を良いと思ったのか?」を、自分の過去の経験や価値観と結びつけて考えてみましょう。たとえば、「チームで目標達成した経験があるから、この企業の協調性を重んじる文化に惹かれた」など、自分なりの理由を整理します。

次に、「この会社で自分は何をしたいのか」を言語化してみます。どんな役割を担いたいのか、どんな成長をしたいのかといった視点で考えると、より具体的なイメージが描けます。

そして、それらをもとに志望動機や逆質問の形で実際に書いてみることが大切です。書いてみることで、自分の中の考えが整理され、言葉として相手に伝える準備ができます。

最後に、他社との違いにも目を向けてみましょう。「なぜこの会社でなければならないのか」を語れるようになれば、選考での説得力が一気に増します。

このように、「調べる→考える→言葉にする」流れを意識することで、企業研究が選考でしっかりと活きてきます。

体験談

実際に企業研究を行った先輩の体験談を参考にして、これからの企業研究に役立てていきましょう。

私は企業研究をする際、まず自分でホームページやネットを使って徹底的に調べることから始めました。ただ、それだけで終わらせず、それを「大前提」として、実際のインターンや社員面談の場で、調べた内容が正しいか、齟齬がないかを確認するようにしていました。

このプロセスを通して、社員の方からプラスαのリアルな情報を聞くことができて、企業理解がぐっと深まりました。

企業側としては、「自分たちのことを調べてきて当たり前」と考えていることが多いと感じたので、調べたことを一方的にアピールするのではなく、「御社の〇〇という取り組みを拝見し、私は××という強みを活かしてこういう形で貢献できると考えています」といった形で、自分の強みや経験と結びつけて具体的に伝えるように意識していました。

準備の流れとしては、まずネットや企業HPで得た情報をWordにまとめて整理し、それを社員面談や一次面接などの「逆質問」のタイミングで使っていました。

例えば、「ホームページでこういった情報を拝見したのですが、〇〇さんご自身のご経験から見て、実際はどう感じられますか?」や、「社員の方の立場から、リアルな部分を教えていただけますか?」といった聞き方をしていました。

このように調べた情報を壁打ちのように活用することで、「ここまで企業研究をしてきました!」というアピールにもなりますし、何よりその企業の“今”に即した説得力ある企業研究ができるようになったと感じています。

面接に向けては、企業理念や企業情報、事業内容について、抽象的な理解と具体的な内容の両方を説明できるようにして臨んでいました。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事をまとめると以下のようになります。

まとめ
  • 企業研究をする際にはもう迷わない!企業研究のテンプレートに当てはめると良い
  • 企業研究は大学3年の4月から6月には始めるべき
  • 企業研究をするだけで終わらせずに志望理由などに繋げるようにする

企業研究は紹介したテンプレートに当てはめれば効率的に進められます。企業研究を十分に行い、就活を進めていきましょう!

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