「就活でどんな質問がされるんだろう?」「面接官にどう答えたら良いのかわからない」といった悩みを持つ就活生も多いのではないでしょうか。
私自身も就活を進める中で、面接で何を聞かれるのか、どう回答すれば良いのかに不安を感じた経験があります。
面接での質問は、自己PRや志望動機だけでなく、逆質問なども含まれており、準備するべき内容が多く、とても難しいですよね。
そこで今回は、就活における質問にはどのようなものがあるのか、そしてそれにどう答えるべきなのかについて解説していきます。
よく聞かれる質問や回答のコツ、逆質問のポイントなども取り上げているので、ぜひ参考にしてみてください。
こんな人に読んでほしい
- 就活でよくある質問について知りたい人
- 逆質問でどういったことを聞けばいいのか知りたい人
- 就活の面接での質問にどう回答すればいいか知りたい人
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就活における質問とは?
就活における質問は、大きく分けて企業側からの質問と、就活生からの質問の2つがあります。
企業側の質問は、就活生のスキルや志望動機、価値観を把握するためのものであり、一方で就活生からの質問は、企業に対する理解を深めるために行います。
それぞれの質問に対して、どのように準備し、どのように回答すれば効果的なのか知ることで、面接を成功に導くことができるでしょう。
ここからは、企業側からの質問と、就活生からの質問にわけて詳しく解説していきます。
企業側からの質問
企業側からの質問は前述したように、面接で主に就活生のスキルや志望動機を確認するために行われます。
ここで気を付けなければならないのは、選考フェーズによって面接で聞かれる質問が異なることです。それぞれの段階でどのような質問がされるのかを理解しておくことで、効果的に準備を進めることができます。
そこで、ここからは各段階の面接で聞かれる質問について解説していきます。ぜひ、面接でどういったことを質問されるのか、確認してください。
一次面接で聞かれる質問
一次面接では、基本的に就活生のこれまでの経験やスキルについて聞かれることが多いです。そのため、主に以下の質問をされることが多いので、対策しておくことをおすすめします。
- 自己紹介をお願いします。
- 学生時代に力を入れたことを教えてください。
- あなたの強みはなんですか?
二次・三次面接で聞かれる質問
二次・三次面接では、一次面接と異なり具体的な業務に対する理解や、志望理由について深掘りされることが多いです。
また、企業の社風や風土に合っているかどうか、学生の経験を深掘りするための質問をされるので、一次面接の話と一貫性を持たせることも大切です。
- 志望理由を教えてください。
- 他にどういった企業を見ていますか?
- 就活の軸について教えてください。
最終面接で聞かれる質問
一次面接や二次面接では、就活生のスキルやこれまでの経験、志望動機について質問をされるのに対し、最終面接では、入社への本気度を確認するための質問を主にされます。
最終面接で企業は、就活生が本気でその企業に入社したいと思っているのか、内定を出したら入社してくれそうかという部分を確認しています。
以下に最終面接で聞かれる質問をまとめておきましたので、確認しておきましょう。
- 現在の他社の選考状況を教えてください。
- 複数社から内定をもらったらどうしますか?
- なぜ他社ではなく当社なのですか?
また、面接で好印象を残すためには、質問の意図を汲み取って回答することが大切です。次の記事では、就活の面接でどんな質問をされるのか、なぜその質問を聞かれるのかについて詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。
就活生からの質問
続いて、就活生からの質問について解説していきます。就活生も、就活の場で質問をする機会があります。それが、面接での逆質問と、企業説明会や座談会での質問です。
どちらも企業に対して質問をすることで、よりリアルな情報を得ることができます。
そのためここからは、面接での逆質問と企業説明会や座談会での質問の2つに分けて、それぞれどういったことを質問すればよいのか解説していきます。
面接での逆質問
面接での逆質問は、基本的に面接の最後に「何か質問はありますか?」という形で聞かれることがあります。また、二次面接や三次面接、最終面接で主に聞かれる質問となっています。
この逆質問は企業に対する理解を深めるための絶好のチャンスです。また、積極的に質問をすることで、企業に対して興味があるという姿勢をアピールすることができるでしょう。
次の記事では、面接での逆質問を40個ご紹介しています。選考フェーズによっておすすめする逆質問も解説しているので、合わせてご覧ください。
企業説明会や座談会での質問
続いて、企業説明会や座談会での質問です。企業説明会や座談会では、働く環境や具体的な業務内容について質問することで、企業文化や実際の働き方を理解することができます。
面接での逆質問と違い、選考に関係がない場合があるので、自分が気になったことを率直に聞いても問題ありません。
ここで聞いた内容をもとに、志望動機などを面接で伝えると、他の就活生と差別化でき、より内定に近づくでしょう。
もし「誰かに就活を相談したい…」「企業説明会や座談会でどのような質問をしたらいいのだろう…」といった悩みを持っている方はぜひキャリアアドバイザーに相談してみてはいかがでしょうか?
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質問の回答でよくあるミスとその対処法
ここからは、質問の回答でよくあるミスとその対処法について解説していきます。質問の回答でミスをしたくない、ミスしてしまったときの対処法を知りたい方は必見です。
回答が抽象的すぎる
質問の回答でよくあるミスとして、回答が抽象的すぎてしまうことが挙げられます。質問に対して抽象的な回答をしてしまうと、企業にあなたの具体的な能力やこれまでの経験が伝わりにくくなってしまいます。
回答が抽象的になってしまわないよう、以下の2点を意識して気をつけましょう。
具体的なエピソードを添える
一点目は、回答に具体的なエピソードを添えることです。
例えば「チームでの役割」を聞かれた場合、「チームの意見をまとめた」だけでなく、「メンバーの意見を収集し、全員の合意を得るために〇〇の方法を取り入れました」というように、どのように取り組んだかを詳しく述べることが重要です。
具体的なエピソードを添えることで、面接官が想像しやすくなるでしょう。
定量的に表すために数値を用いる
二点目は、定量的に表すために数値を用いることです。
例えば、「客によって対応を変えることで、満足度を向上させ、お客様満足度調査で全店舗一位を獲得した」や「生徒一人一人と真摯に向き合い、担当生徒の第一志望校合格率100%を達成した」というように、数値を用いることで取り組みの規模や成果を明確に伝えることができます。
これにより、企業に対してあなたの実績や影響力が具体的にイメージしやすくなります。
志望動機が薄い
質問の回答でよくあるミスとして、志望動機が薄いということが挙げられます。企業ごとに志望動機を作らないといけないのはとても大変ですよね。
私自身、就活生の頃志望動機が薄いという理由で、二次面接や三次面接でよく落とされていました。しかし、志望動機が薄いと、企業に対する本気度が伝わりにくくなります。
そこで、志望動機が薄くならないための対処法を解説していきます。
企業独自の特徴に触れた内容を含める
志望動機が薄くならないように、企業独自の特徴に触れた内容を含めるようにしましょう。そうすることで、企業に対する理解の深さを示すことができ、志望度の高さを伝えることができるでしょう。
そのためには、企業研究を十分に行い、他社とは異なる魅力を見つけ出して伝えることが大切です。
企業研究のやり方を知りたい方は、次の記事を参考にしてください。企業研究ノートの作り方まで解説しているので、完璧な企業研究ができるようになるはずです!
将来ビジョンとして入社後になりたい姿を伝える
企業独自の徳量に触れた内容を含めるだけでなく、将来ビジョンとして入社後になりたい姿を伝えることも大切です。
自分がその企業でどのように成長し、どのような役割を果たしていきたいのかを伝えることで、より具体的で説得力のある志望動機を伝えることができます。
将来ビジョンがないという方は、ぜひ次の記事もご覧ください。将来ビジョンが見つからない就活生におすすめの方法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
FAQ(よくある質問)
ここからは、就活における質問でよくある質問について解説していきます。不安なポイントがあればぜひ参考にしてみてください。
逆質問で特にないってあり?
A.逆質問で特にないというのは避けよう!
結論、逆質問で特にないと答えることは避けた方が良いです。
逆質問は、企業に対する興味や意欲を示すチャンスですので、あらかじめ質問を準備しておきましょう。
企業説明会や座談会で質問はした方がいい?
A.質問した方がいい!
結論、企業説明会や座談会で質問はした方がいいです。企業説明会や座談会で質問をすることは、企業理解を深めるために非常に有効です。
また、積極的に質問をすることで、企業の採用担当者に好印象を与えることができます。気になる点や働き方について率直に質問してみましょう。
次の記事では、就活の座談会で聞くべき質問について解説しています。座談会でどういった質問をしたらいいのか詳しく知りたい方は、ぜひ合わせてご覧ください。
まとめ
この記事を要約すると以下の通りになります。
- 就活における質問は、企業側からの質問と就活生からの質問の2種類ある!
- 面接の段階によって聞かれる質問が異なる!
- 逆質問で企業に対する興味や意欲を積極的に示そう!
この記事では、就活における質問について解説していきました。
企業側からの質問だけでなく、就活生からの質問もとても重要な要素です。企業側からの質問以外に、自分の意欲をアピールするチャンスですので、しっかり準備しておきましょう!
この記事があなたの参考になれば幸いです。
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