MBTIの性格診断において「ESFP(エンターテイナー)」という結果が出たあなた。
ESFP(エンターテイナー)タイプは、社交的で情熱がある、楽観的などの特徴があります。では、そんなESFP(エンターテイナー)の皆さんに向いてる仕事は、どのようなものがあるのでしょうか。
そこでこの記事では、ESFP(エンターテイナー)の長所・短所を基に、向いてる仕事や向いてない仕事を徹底解説します。ESFP(エンターテイナー)が向いてる仕事を探すのにおすすめの方法もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
こんな人に読んでほしい
- ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事・向いてない仕事の特徴が知りたい人
- ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事・向いてない仕事の具体例が知りたい人
- ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事の探し方を知りたい人
ESFP(エンターテイナー)の基本的な性格は?

ESFP(エンターテイナー)はMBTI診断において、外向的(Extroverted)、感覚的(Sensing)、感情的(Feeling)、知覚的(Perceiving)な特徴を持つタイプです。具体的な性格をまとめると、次のようになります。
- 社交的
- 柔軟性が高い
- 楽観的
- 行動力がある
ESFP(エンターテイナー)は、社交的で、周囲の人を楽しませる才能をもっています。
柔軟性があると同時に、行動力が高く、新しい環境にすぐ適応できるタイプです。また、楽観的で基本的に前向きな性格です。美的感覚や想像力があり、他の人よりもセンスが高いといえるでしょう。
ESFP(エンターテイナー)の具体的な強みや長所、弱みや短所について見ていきましょう。
ESFP(エンターテイナー)の強み・長所
まずは、ESFP(エンターテイナー)の強みや長所について解説します。
社交的
ESFP(エンターテイナー)の人は社交性に優れています。
他者とのコミュニケーションを積極的にとることを好み、交友関係が広いです。また、ESFP(エンターテイナー)は自分の意見を発言することはもちろん得意なのですが、相手の意見を引き出し、受け入れるということも得意です。
柔軟性が高い
ESFPの人は柔軟性が高い傾向があります。
新しい場所や環境の変化にすぐに適応することが得意で、一つの考えに固執することなく、多くの選択肢を常に考えています。また、ESFP(エンターテイナー)は、何か問題が発生したときには、即座に解決策を考え、状況に合わせた行動をとることができます。
行動力がある
ESFP(エンターテイナー)の人は高い行動力があります。
強い情熱をもっているため、他人に流されることなく自ら行動することを得意としています。また、ESFP(エンターテイナー)の人の行動力は周りの人にも影響を与えるため、チームの士気を高めています。そのため、ESFP(エンターテイナー)の人の行動力はリーダーシップにもつながっているといえます。
ESFP(エンターテイナー)の弱み・短所
続いて、ESFP(エンターテイナー)の弱みや短所を解説します。
計画性が低い
ESFP(エンターテイナー)の人は長期的な計画を立てることが苦手な傾向があります。
特に、今を楽しもうという意思が強いため、細かく計画をたてすぎてしまうとストレスとなってしまいます。無計画すぎると周りに迷惑をかけてしまったり、締め切りを過ぎてしまったりと悪影響もあるので、最低でも短期的な目標は立てるようにしましょう。
感情的になりやすい
ESFP(エンターテイナー)の人は感性が豊かすぎる傾向があります。
そのため、批判であったり否定的な意見に対しては他の人よりも気にしすぎてしまうことが多いです。また、ストレスが多い状況では、感情が表に出てしまうということもあります。自分の感情の波が激しいと周囲に悪影響を与えてしまう可能性もあるので注意しましょう。
集中が続かない
ESFP(エンターテイナー)の人は集中が長く続かないという傾向があります。
ESFP(エンターテイナー)は行動力が高く、好奇心は旺盛なのですが、その分すぐに新しい刺激を求めてしまいます。そのため、決められたことを何回もやるようなことにはすぐに飽きてしまいます。工夫を加えながら楽しみ、気長に取り組むことを意識してみましょう!
「ESFP-A」と「ESFP-T」の違いは?
ESFP型の人はさらに、A(Assertive,自己主張型)とT(Turbulent,慎重型)の2つのサブタイプに分かれています。
「ESFP-A」は自分の判断や行動に自信を持っています。そのため、前向きに行動し続けることができ、失敗を深く気にしません。他者からの評価に対しても左右されず、自分自身の価値観に基づいて行動することが多いです。ストレス耐性が高くポジティブなところが特徴といえるでしょう。
一方、「ESFP-T」は感情の起伏が大きく、繊細で周囲に対する気配りができます。行動をとる際には慎重に進めることができる一方で、神経質であるためストレスやプレッシャーに弱い点もあります。時に不安になりやすく、周囲の意見に揺らいでしまうことも少なくありません。繊細で慎重なところが特徴としていえるでしょう。
ESFP(エンターテイナー)の相性についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
そもそも向いてる仕事とは?

ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事をご紹介する前に、そもそも、どんな仕事がその人にとって向いてる仕事といえるのか解説したいと思います。
仕事の向き・不向きの感じ方は人によって様々で、自分のスキルアップにつながることを向いてるとするのか、長く続けられることを向いてるとするのかは、その人の価値観や性格次第です。
そこで今回は、一般的にその人にとって「向いてる仕事」といえる仕事の特徴をご紹介します。
楽しさを感じられる
楽しさを感じられる仕事は、向いてる仕事といえるでしょう。楽しさを感じられる仕事につけると、モチベーションが高まり、成果を得やすくなります。また、仕事に対して充実感をもてるため、ストレスなく働くことができるでしょう。
楽しさを感じられるパターンとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 人と関わる機会が多い
- クリエイティブな要素がある
- 瞬発的な判断や対応が求められる
- 自由度が高く、型にはまらない
- 変化があり、飽きにくい
フレキシブルに働ける
フレキシブルに働ける仕事を向いてる仕事と感じる人も多いでしょう。決まったルールがたくさんあるよりも、自分のペースで働く方が成果につながる場合があります。
そういった人は、フレキシブルに働ける仕事につけると、ストレスが減り、心身の健康も保たれやすくなります。それによって、仕事の効率も向上し、仕事に対する意欲も向上します。
フレキシブルに働ける仕事の特徴は以下の通りです。
- ルールや制約が少なく自由度が高い
- その場の判断で行動できる
- 仕事の内容が変化しやすい
ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事の特徴

では、ESFP(エンターテイナー)が強みを存分に発揮できる仕事の特徴を見ていきましょう。
コミュニケーションを多くとれる仕事
ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事の特徴1つ目は、コミュニケーションを多くとれる仕事です。
ESFP(エンターテイナー)の強みとして社交性に優れていることがあげられます。そのため、人と関わることが多い環境こそ力を発揮することができます。接客業や営業などの顧客に対して働く職種や、チームワークを発揮しながら働ける職種にはやりがいを持って働くことができるでしょう。
クリエイティブさを活かせる仕事
ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事の特徴2つ目は、クリエイティブさを活かせる仕事です。
ESFP(エンターテイナー)は楽観的ですが、自分の行動に自信を持っています。また、感性が豊かであり、センスにも恵まれています。そのため、自分の頭の中で考えていることを実現させるような仕事は向いているといえるでしょう。
変化や刺激が多い仕事
ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事の特徴3つ目は、変化や刺激が多い仕事です。
ESFP(エンターテイナー)は、常に新しさをもとめているため、同じ作業を毎回行うような仕事では飽きてしまう可能性が高いです。環境の変化とともに自分としても成長できて、周りの同僚や先輩などから良い刺激を受けられるような仕事が向いていて、モチベーションを高く保つことができるでしょう。
すぐに成果が出る仕事
ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事の特徴4つ目は、すぐに成果が出る仕事です。
ESFP(エンターテイナー)はどちらかというと集中力がなく、長期的な計画が苦手な傾向があります。そのため、例えば、一年間や数か月かけて行う仕事よりも、美容師などのその場で成果が出るような仕事の方が向いているといえます。
ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事7選
それでは、ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事を紹介します。
- 営業職
- 人事
- 先生
- 美容師
- イベントプランナー
- ガイド
- ソーシャルワーカー
営業職
ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事の1つ目は、営業職です。
営業職では、自社の商品やサービスを顧客に対して、メリットを踏まえて提案し、契約まで行い、売上に貢献します。
ESFP(エンターテイナー)は、自身のコミュニケーションを活かして、顧客に寄り添った商品、サービスの提案をすることができます。また営業において、何かしら問題が発生することが多いですが、持ち前の柔軟さで迅速なトラブル対応をすることができるでしょう。
人事
ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事の2つ目は、人事です。
人事では、企業の採用活動や研修から、職場環境の改善、人事制度まで行います。企業の人材を適材適所に配置し、それぞれが働きやすく、企業の利益につながるように貢献します。
人事は人を動かす仕事なので、コミュニケーションをとることが得意なESFP(エンターテイナー)にとっては、最大の成果を出すことができるでしょう。
先生
ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事の3つ目は、先生です。
先生とひとくくりで言っても、小学校や高校、塾などの一般的な勉強を教えるものから、プログラミングなどの専門知識を教えるものまで様々です。
ESFP(エンターテイナー)は積極的に行動することを好むため、生徒たちに常に働きかけることができ、この行動が生徒たちからの信頼にもつながることでしょう。生徒の成長を見れるという点でも変化や刺激があり、ESFP(エンターテイナー)にとって飽きのない仕事だといえます。
美容師
ESFP(エンターテイナー)が向いてる仕事の4つ目は、美容師です。
美容師は、顧客に合うヘアスタイルを考え、カットやカラーをする仕事です。
ESFP(エンターテイナー)はコミュニケーションを取ることが得意なため、顧客がどんなヘアスタイルにしたいかをうまく聞き出すことができます。また、自身のクリエイティブさを活かして、一人一人に合ったヘアスタイルを提供することができるでしょう。
イベントプランナー
ESFP(エンターテイナー)が向いてる仕事の5つ目は、イベントプランナーです。
イベントプランナーは、結婚式やフェスなどのイベントを企画・運営する仕事です。
ESFP(エンターテイナー)は、自身のセンスを活かして情熱をもって行動することができます。顧客のイベントの要望を聞きつつ、自分のアイデアを実現することもできるという点で大いに活躍できるでしょう。
ガイド
ESFP(エンターテイナー)が向いてる仕事の6つ目は、ガイドです。
ガイドは、主に旅行などで来た観光客に向けて、観光スポットや施設について基礎的な情報から専門的な情報まで提供する仕事です。
ESFP(エンターテイナー)は、社交性に優れていて、自ら積極的に行動することができるため、ガイドとして活躍することができるでしょう。また、ガイドの面白さは、その人のセンスにかかっています。クリエイティブな発想を用いて仕事に取り組むこともできるためやりがいをとても感じることができます。
ソーシャルワーカー
ESFP(エンターテイナー)が向いてる仕事の7つ目は、ソーシャルワーカーです。
ソーシャルワーカーは、社会的困難な問題を抱える人たちに向けて、相談援助や法的支援などの福祉サービスを行います。
顧客に対してヒアリングを行うという点で、ESFP(エンターテイナー)の強みである社交性の高さを活かすことができるでしょう。また、顧客が変われば新たな問題解決をする必要がでるため、飽きることなく続けることができるでしょう。
ESFP(エンターテイナー)には向いてない仕事の特徴

では反対に、ESFP(エンターテイナー)には向いていないと考えられる仕事にはどのような特徴があるのでしょうか。
単純作業が多い仕事
ESFP(エンターテイナー)には向いていない仕事の特徴1つ目は、単純作業が多い仕事です。
マニュアルがあってそれ通りに行うだけのような仕事は向いていません。単純作業だと、集中が続かず、逆にミスをしてしまう可能性があります。マニュアルがあっても、自分で変化を加えることができたり、その時々で自身の考えで臨機応変に対応できるような仕事の方が向いているでしょう。
ルールや制限が多い仕事
ESFP(エンターテイナー)には向いていない仕事の特徴2つ目は、ルールや制限が多い仕事です。
ルールや制限が厳格に決められていると、柔軟性が高い傾向のあるESFP(エンターテイナー)にとっては、ストレスにつながってしまう可能性が高いです。問題が起こっても、ルールによってすぐに判断ができず、進めることができないなんてことがあるとESFP(エンターテイナー)の強みである柔軟性と高い行動力を活かすことができません。
長期的に行う仕事
ESFP(エンターテイナー)には向いていない仕事の特徴3つ目は、長期的に行う仕事です。
ESFP(エンターテイナー)は、コツコツと長期的な目標をもって進めていくことが難しいです。続けられることができても、ずっと同じテーマであることからモチベーションが低くなり、最大の成果を出すことができない可能性があります。
ESFP(エンターテイナー)に向いてない仕事5選
ESFP(エンターテイナー)が向いていない職業は以下の通りです。
- コールセンター
- データ入力
- 事務職
- 公務員
- 研究職
コールセンター
ESFP(エンターテイナー)に向いていない仕事の1つ目は、コールセンターです。
コールセンターは、電話を通じて商品やサービスの営業や顧客からの問い合わせへの対応をします。
コールセンターでは営業の仕方やお問い合わせへの対応などは基本的にマニュアル化されています。そのため、ESFP(エンターテイナー)にとって、コミュニケーションを多くとれるのは良いのですが、慣れてしまうと単純作業だと感じて飽きてしまうでしょう。
データ入力
ESFP(エンターテイナー)に向いていない仕事の2つ目は、データ入力です。
データ入力は、アンケート結果などの決められた情報を入力し、整理する仕事です。
ESFP(エンターテイナー)はコミュニケーションや変化・刺激があった方が仕事において成果が出やすいとされています。ですがデータ入力では、コミュニケーションは少なく、ルールが厳しく、変化もないです。そのため、退屈を感じてしまうので向いていないといえます。
事務職
ESFP(エンターテイナー)に向いていない仕事3つ目は、事務職です。
事務職では、書類作成やデータ管理、来客対応などを行います。
ESFP(エンターテイナー)は、ルールや制限が多い仕事にはストレスがたまりやすいため、事務的な仕事は向いていない可能性があります。割り振られた仕事・決められた仕事が多いため、強みである行動力を活かせず、やりがいを感じることが難しいでしょう。
公務員
ESFP(エンターテイナー)に向いていない仕事4つ目は、公務員です。
公務員は、県職員や警察、国会議員などのことで、国や自治体に所属し生活の土台作りをサポートしています。
公務員と聞くとお堅いイメージがあるように、仕事には規制や制限が多いです。そのため、変化や刺激を求めるESFP(エンターテイナー)にとって公務員は向いていないといえるでしょう。
研究職
ESFP(エンターテイナー)に向いていない仕事の5つ目は、研究職です。
研究職は、特定の分野を深く掘り下げることで、新たな技術や理論を見つける仕事です。
ESFP(エンターテイナー)は長期的に行う仕事は向いておらず、計画性も低いため、研究職は向いていないといえるでしょう。また、個人での作業が多いため、コミュニケーションも少なく、物足りなく感じるかもしれません。
ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事を見つける方法
ESFP(エンターテイナー)は仕事を探す際、楽しさや人との交流を重視するあまり、長期的な視点を見落としてしまうという特徴があります。確かに、自分の適性を鑑みて就活を進めることは効率的です。しかし、「自分に〇〇は向いてないはず」と決めつけてしまうと、自分の可能性を狭めてしまうかもしれません。
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MBTIで向いてる仕事をを考えるのはあり?
ここまでで、ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事・向いていない仕事について解説してきました。MBTIは、自分の性格を知ることができるため、適職を考える際にも一つの指針になるといえます。
しかし、注意して欲しいのが、MBTIを過信しすぎるのは自分の可能性を狭める危険があるということです。MBTIはあくまでもざっくりとした性格の傾向に過ぎません。人には、16タイプには分けられないそれぞれの個性や考え方、強み・弱みがありますよね。
そのため、自分に向いてる仕事を探す際には、自己分析をして「自分だけの特性」を理解する必要があります。しかし「自己分析ってどうやるの?」「めんどくさい…」と感じる方も多いですよね。そんな方には、こちらの自己分析シートがおすすめです。質問に答えていくだけで、簡単に自己分析をすることができる非常に便利なツールです。フォームに回答するだけで無料で受け取れるため、ぜひ利用してみてください。
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まとめ
この記事の内容をまとめると以下のようになります。
- ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事の特徴
- コミュニケーションを多くとれる仕事
- クリエイティブさを活かせる仕事
- 変化や刺激が多い仕事
- すぐに成果が出る仕事
- ESFP(エンターテイナー)に向いていない仕事の特徴
- 単純作業が多い仕事
- ルールや制限が多い仕事
- 長期的に行う仕事
- ESFP(エンターテイナー)に向いてる仕事を探すなら、プロの就活アドバイザーに相談するのがおすすめ
ESFP(エンターテイナー)はコミュニケーションが多く、自身の行動力を活かせる仕事が向いてる仕事と言えるでしょう。一方で、毎回決められたことを行い、柔軟性が低い仕事は、長く続けることができない可能性があります。
しかし、MBTIを信じすぎると、自分の可能性を秘めてしまう可能性があります。そのため、向いてる仕事を探す際は、プロの就活アンケートに自分を客観的に見てもらうのが一番です。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。
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