【いまさら聞けない】グループディスカッションの役割とは?役割がない場合の対処法まで解説!

「グループディスカッションで役割をどうすればいいのか分からない」「どの役割を選べば評価されるの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。

グループディスカッションは就活において非常に重要な選考ステップの一つであり、役割分担がグループディスカッションの成功を左右することもあります。そのため、役割を選ぶ際のポイントや、役割を持つメリット・デメリットを理解しておく必要があります。

そこで今回は、グループディスカッションで役割を決めるメリットやデメリット、おすすめの役割について解説していきます。この記事を読んで、グループディスカッションで自信をもって役割を果たせるようにしましょう!

こんな人に読んで欲しい!

  • グループディスカッションの役割を知りたい方
  • グループディスカッションが不安な方
  • グループディスカッションでおすすめの役割を知りたい方

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そもそもグループディスカッションとは?

そもそもグループディスカッションとはどういった選考かご存じでしょうか?ここからはまず、グループディスカッションについて解説していきます。

グループディスカッションとは、企業が応募者のコミュニケーション能力や協調性、論理的思考力、問題解決能力などを評価するための選考方法の一つです。

限られた時間内で特定のテーマについて複数人で議論し、結論を導き出す形式が一般的です。

グループディスカッションでは、グループ内で協力して効率よく進める必要があるため、多くの場合役割を決めて進めて行くことが多いです。そこで、この記事ではグループディスカッションで役割を決めたときと決めなかったときのメリット・デメリットについて解説していきます。

グループディスカッションの基礎基本やよくあるテーマについて詳しく知りたい方は次の記事を読むことをおすすめします。

グループディスカッションでの役割を解説!

グループディスカッションでの役割を解説していきます。グループディスカッションのそれぞれの役割を理解して、自分に合う役割を見つけてみてください。

ファシリテーター

ファシリテーターは、議論全体を管理する進行役です。この役割では、議題を整理し、全員が意見を述べやすい環境を作ることが求められます。

また、話が脱線しそうになったときに軌道修正を図り、議論が効率的に進むようサポートします。加えて中立的な立場を保ちながら、メンバー全員の発言を促し、結論に向けた調整を行う必要があります。

このようにこの役割は、リーダーシップを発揮しつつ、他のメンバーの意見も尊重するバランス感覚がとても重要です。

またファシリテーターをするときは、あらかじめグループディスカッションの流れを把握しておくと良いでしょう。

次の記事では、グループディスカッションの流れについて解説しています。ファシリテーターをやりたい方はもちろん、グループディスカッションがどういったものか知りたい方は合わせてご覧ください。

タイムキーパー

タイムキーパーは、議論の時間を管理する役割を担います。この役割では、開始時に議論全体の時間配分を決め、その後も進行状況に応じて残り時間を伝えることが重要です。

例えば、定義決め、各メンバーの意見の発表、結論のまとめにかける時間を事前に設定し、それを守るよう全員に働きかけます。時間が足りない場合には、うまく時間の調整をするなど、柔軟な対応が求められます。

書記

書記は、グループディスカッションの内容を記録し、最終的な結論を整理する役割です。この役割では、話し合いの中で出た意見を簡潔かつ正確にまとめる能力が必要です。

グループ全員の意見を正確かつ素早く記録し、結論を共有することで、議論の進行をサポートします。

個人的な意見ですが、書記は議論をまとめているため一番俯瞰して議論を見れます。そのため議論をコントロールしやすく、アピールしやすいのでおすすめです。

発表者

発表者は、グループの結論や議論の成果を最後に発表する役割です。この役割では、議論の要点をわかりやすくまとめ、聞き手に納得感を与えるプレゼンテーション能力が求められます。

常に議論の流れを把握し、グループ全体の意見を適切に反映させた発表ができることが重要です。また、発表の準備だけに集中するのではなく、議論そのものに積極的に参加することが大切です。

役割なし

役割なしで議論に参加する場合、他の役割と違い特定の責任はありません。しかし、議論全体の流れを俯瞰しながら、自分の意見を適切なタイミングで述べる必要があります。

役割なしでは、議論のバランスを見ながら役割のある人のサポートに徹するなど、柔軟な行動が評価されるポイントとなります。

役割がない分、積極的に意見を出すなどして、議論に参加する必要があります。

グループディスカッションで役割を決めるメリット・デメリット

ここからはグループディスカッションで役割を決めるときのメリットとデメリットについて解説していきます。

メリット

グループディスカッションで役割を決めるときのメリットは以下の3つが挙げられるでしょう。

  • 議論がスムーズに進む
  • 責任分担が明確になる
  • 企業が評価しやすい

各メンバーが役割を持つことで、議論を効率的に進めることができるでしょう。また、自分が何を担当するかが明確になるので、混乱を防ぐことができます。

例えばファシリテーターであれば議論を円滑に進め、タイムキーパーは時間を管理します。このように、自分が何をしなければならないのか、役割を持つことで簡単に把握することができます。

また、各役割に応じた行動をすることで、リーダーシップや協調性など企業が求める能力をアピールしやすいというメリットもあるでしょう。

デメリット

グループディスカッションで役割を決めるときのデメリットは以下の2つが挙げられるでしょう。

  • 役割に縛られる可能性がある
  • 役割選びでの衝突

役割に集中しすぎると、議論全体への貢献が薄れる場合があります。例えば、書記で議事録を取ることに集中しすぎて、自分の意見やアイデアを出せないということが起きがちです。

また、役割分担の際に意見が一致せず、時間が無駄になってしまう可能性があります。

グループディスカッションの練習がしたい方へ

いきなりグループディスカッションを受けるのが不安な方は、就活のプロと練習することをおすすめします。

ココシロインターンでは、自社のキャリアアドバイザーと無料で面談をすることができるサービスを提供しています。面談では、グループディスカッションの対策から、その他の選考対策、就活生それぞれにあった企業の紹介などを行っています。

もし「グループディスカッションの対策をしたい…」「就活のサポートをしてほしい!」といった悩みを持っている方は、ぜひキャリアアドバイザーに相談してみてはいかがでしょうか?

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グループディスカッションでどの役割を選ぶのが良い?

ここからは、グループディスカッションでどの役割を選ぶと良いのか解説していきます。グループディスカッション初心者の方におすすめの役割と、経験者におすすめの役割をそれぞれ解説していくので参考にしてみてください。

初心者におすすめの役割

グループディスカッション初心者には、書記や役割なしがおすすめです。

書記は、議論の内容を整理しながら議事録を取り、全体を把握する役割で、初めての場でも比較的プレッシャーが少なく取り組めます。

加えて、議論の内容を整理しているため、議論に後れを取ることなく、意見を求められたときに適切な回答をしやすいでしょう。そのためグループディスカッション初心者の方は書記をすることをおすすめします。

また、グループディスカッション初心者の方は、無難に役割を持たないことをおすすめします。役割なしの場合、発言のタイミングを見計らいながら周囲の意見を聞くことに集中できるため、議論の進行に慣れる良い機会となるでしょう。

グループディスカッション経験者におすすめの役割

グループディスカッション経験者の方には、ファシリテーターや発表者といったリーダーシップを発揮できる役割がおすすめです。

ファシリテーターは、議論の進行を管理し、全員が意見を述べやすい環境を作るスキルが求められます。一方で、発表者は、議論の成果を効果的に伝える能力が評価される役割です。

これらの役割は、企業側に主体性や協調性を強くアピールする場となります。また、しっかりと成果を出すことができれば、一番評価される役割といえるでしょう。そのためグループディスカッションに慣れている方はファシリテーターや発表者をおすすめします。

FAQ(よくある質問)

最後にグループディスカッションの役割でよくある質問について解説していきます。グループディスカッションの役割でまだ不安がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

役割を持った方が良いですか?

A.役割を持つことをおすすめします。

役割を持つことで、企業に対して自分のスキルや強みをアピールしやすくなります。また役割を持つ分、役割を持たない人に比べて評価対象が増えるので、うまくいけばプラスで評価されるでしょう。

ただし、無理に役割を引き受ける必要はありません。自分の性格や得意分野に合った役割を選び、全体の議論に貢献することが重要です。自分の苦手な役割をわざわざ選び、議論を乱してしまうことだけは避けましょう。

苦手な役割を任されてしまったときの対処法はありますか?

A.苦手な役割を任されてしまったらグループのメンバーに頼りましょう。

苦手な役割を任された場合でも、周囲と協力しながら取り組むことで、良い評価につながる可能性があります。他の参加者に相談しつつ、自分のできる範囲で役割を果たす姿勢を示すことが大切です。

決して苦手だからといって投げやりになったり、うまく取り繕ったりすることは避けましょう。素直に周囲を頼ることで、自分の課題に前向きに取り組む姿勢を見せることができ、評価がプラスになるでしょう。

まとめ

この記事を要約すると以下の通りになります。

この記事のまとめ
  • グループディスカッションで役割を決めると議論がスムーズに進む!
  • グループディスカッションは書記がおすすめ!
  • グループディスカッションの練習をしたい方は、ココシロインターンの就活面談がおすすめ!

今回の記事では、グループディスカッションの役割について解説してきました。

グループディスカッションで役割を持つことで、自分のスキルをよりアピールすることができるでしょう。しかし、役割を持つということはそれだけ責任が伴います。

無理して役割を持ち、失敗してしまうのはとてももったいないです。役割を持たずともアピールする方法はいくらでもありますので、役割を持たないという選択をするのも一つの作戦です!

自分が得意な役割を見つけて、上手くグループディスカッションでアピールしていきましょう!

この記事があなたの参考になれば幸いです。

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