理系学生の皆さん、就活の準備はもう始めていますか?
研究室での実験やレポート作成に追われ、いつから本格的に就活を始めるべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、理系就活生の皆さんが抱える就活に関する疑問を解決し、スムーズな就職活動のスタートを切るためのヒントを盛り沢山ご紹介していきます!
こんな人に読んでほしい
- 理系の就活をいつから始めるべきか分からない
- 理系就活の全体的なスケジュールを知りたい
- インターンシップに参加したいけど、いつから始めたら良いか分からない
- 内定獲得に向けて、効率的に就活を進めたい
この記事には広告を含む場合があります。
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!
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理系の就活はいつから始まる?
ここからは、大まかな理系の就活スケジュールについて、学士・修士・博士に分けて紹介していきます!
学士
学部卒の理系学生は、学部3年の4月頃から始めるのがおすすめです。
夏のインターンシップに余裕を持って応募でき、業界や職種の理解を深めやすくなります。
技術系のインターンシップは夏季が特に多いため、就活開始を早めることで、余裕を持って業界や職種研究をすることができ、筆記試験対策や大学の研究にもしっかり取り組む余裕が生まれます。
修士
修士卒の学生は、修士1年の4月頃から準備を始めると良いでしょう。
修士ではより学士よりも高い専門性が求められるため、企業の情報収集や業界リサーチに十分な時間を確保する必要があります。
また、修士論文との両立が求められる修士2年では特に忙しくなるため、早めの準備が内定獲得の鍵となるでしょう。
博士
博士課程の学生は、博士1年の6月頃から就活を始めるのがおすすめです。
博士の採用は、学士・修士よりさらに高い専門性を求められるため、就職先も限られる傾向があります。
企業の技術セミナーや博士向けのインターンシップは夏から秋にかけて実施されることが多いため、この時期に積極的に参加し情報収集を進めることが重要です。
また、博士課程の採用は「通年採用」や特定のタイミングでの採用が主流なため、早めに動き出すことで博士2年生の終わりに内定を得られる可能性も高まります。
理系学生の主な進路先は?
理系学生の主な進路先は、専門分野を活かした就職先や、専門分野以外への挑戦、また文系分野への就職など多岐にわたります。
ディスコの「キャリタス就活2023 学生モニター調査」によると、2023年卒の理系学生のうち、専門分野を活かして就職した人は57.1%と過半数近くを占めました。一方で、専門分野とは関係のない理系就職を選択した人が32.0%、文系就職を選択した人が10.9%となっています。
このように専門分野と異なる分野に就職した理系学生も実は少なくないという実態があります。【理系学生】専門分野以外で活躍する!理系学生の就職 | キャリタス就活 (career-tasu.jp)
では、それぞれの進路先の業界について、具体的に見ていきましょう。
専門分野への理系就職
専門分野 | 主な就職先・業務内容 |
---|
化学系 | – 製薬企業 創薬研究、品質管理 – 化学メーカー プラスチック、化粧品、食品添加物の開発や製造 |
材料系 | – 自動車業界 新素材開発、耐久性向上 – エレクトロニクス製造業 半導体、ディスプレイ材料、バッテリーの開発 |
情報工学系 | – IT企業・AI分野 ソフトウェア開発、システムアーキテクチャ構築 – データ分析企業 機械学習、データマイニング |
機械工学系 | – 重工業 航空機、船舶、鉄道車両の設計・製造 – ロボット工学企業 産業用・医療用ロボットの設計・開発 |
電気電子工学系 | – 電力会社 発電システム、エネルギー管理 – 通信機器メーカー 無線通信、ネットワーク機器の開発 |
土木・建築系 | – 建設会社 都市開発、橋梁・トンネルの設計・施工管理 – 環境コンサルタント 都市環境計画、災害対策、廃棄物処理システム |
農学・環境科学系 | – 農業系企業 – 環境関連企業 |
生物学・生命科学系 | – バイオテクノロジー企業 遺伝子治療、再生医療 – 食品メーカー 発酵技術、栄養補助食品の開発 |
物理学・天文学系 | – 研究機関 宇宙研究、天体観測機器の開発、素粒子物理学、核融合、再生可能エネルギー技術の開発 |
それぞれの専門分野で得た知識やスキルをもとに、理系の強みを活かしながら企業の成長に貢献しています!
専門分野以外への就職
理系の分析力や論理的思考は、コンサルティング業界や金融業界でも高く評価されています。特にコンサルティング企業は、理系の専門知識に加え、問題解決能力やデータ分析スキルを持つ人材を求めているため、分野外でも有利に働くケースが多いです
文系就職
特に営業職やマーケティング職は、文理問わず募集されている職種で、理系ならではの論理的思考や分析力が強みとして評価されます。
製薬や技術系の営業職では、専門知識を持った理系学生が求められることが多く、技術営業として活躍している方もたくさんいます。
準備はいつから?理系就活の流れを徹底解説!
では、理系の就活スケジュールはどのように進むのでしょうか?一緒に見ていきましょう!
① 自己分析
就活初期の段階で、まず自己分析を行います。
自己分析の目的は、自分の強みや弱み、価値観や興味を見つけ、自分に合った職種や企業を見つけることです。
また、自己分析は就活において最も大事といっても過言ではないので、「学部3年や修士1年の春、博士1年の夏」などから始めておきましょう。
この段階での重要ポイントは、自分がどのような業務にやりがいを感じるか、どのようなスキルが活かせるかを明確にすることです。ワークシートや自己分析ツールを活用しながら、学生時代の経験を振り返ってみましょう。
自己分析をするなら、自己分析シートがおすすめです!
自己分析シートでは手順に沿って自己分析を進めていくだけで、長期インターンや就活に必要な、ガクチカ、強み弱み、将来のビジョン、企業選定の軸を決めることができます。
「就活に向けての自己分析がうまくできておらず将来の見通しが立っていない……」「自分が長期インターンの採用面接でうまく行っていないのは自己分析が足りていないからかもしれない……」という人は是非自己分析シートを活用してみてはいかがでしょうか?
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② 業界・企業研究
次に、自己分析をもとに、興味のある業界・企業の研究を行います。
理系の就職では、業界によって求められる知識やスキルが全く異なるため、特に企業が求めるスキルを確認することが重要です。
また、企業説明会の参加だけでなく、研究室の先輩に相談したり、OB・OG訪問などを通じて、実際の企業の雰囲気や最新の業界動向などの情報も収集しておくことも非常に重要です。
企業研究のやり方についてはこちらの記事でさらに詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
③ インターンへのエントリー
近年の企業の動向として、夏から冬にかけて行われるインターンは、次年度の採用候補を探す場として非常に重視されているため、理系の学生でも参加は欠かせません。
選考フローは企業によって様々ですが、基本的には書類選考→グループ選考(GD)→個人選考(ケース面接、最終面接)という順番で進んでいきます。
インターンに参加し、企業の職務内容を実際に体験することで、企業への理解が深まり、当日の活躍次第では、企業から早期選考の案内がもらえることもあります。
ただし、インターンが開催される時期は決まっています。自己分析や業界研究が終わっていないからといって、インターンを後回しにしてしまうと、行きたい企業の募集が終わってしまっている可能性もあります。
企業サイトでインターンの募集日程を確認し、自己分析や業界研究と同時並行になっても構わないので、必ず応募しましょう!
また、理系のインターン事情については、こちらの記事で詳しく説明しているのでぜひチェックしてみてくださいね!
④ 本選考へのエントリー
インターン後は、いよいよ本選考のエントリーが始まります。
理系就活生の本選考のエントリーはいつから始めるのかというと、
外資系やベンチャー企業の早期選考の場合は、学部3年、修士・博士1年の「9月下旬以降」、その他の企業の場合は「3月以降」です。
多くの理系学生にとって、技術職や研究職は専門知識が求められるため、本選考では、ESや面接対策では自分の研究内容やスキルをわかりやすく説明する練習が必要です。また、企業によってはSPIなどの適性検査が実施されるため、事前にテスト対策もしておきましょう。
多くの企業は秋以降に募集を開始しますが、企業によっては夏以前から募集を行っている企業もあるため、インターン同様、志望企業のサイトをよく確認して、募集時期を逃さないように気を付けましょう!
理系学生が就活で成功するための5つのポイント
研究と並行して行う理系の就活は、時間的な制約や精神的な負担が大きくなりがちです。
そこで、理系学生が就活を効率的に進め、内定を獲得するためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。
ここでは、理系学生が就活で成功するための5つのポイントを紹介していきます!
① 早期から対策を始める
1つ目は「早期から対策を始める」ことです。
理系学生は卒業研究や授業課題などに多くの時間を費やす場合が多く、就活に割ける時間が限られがちです。
そのため、早期に自己分析や業界研究を進めておくことで、学業と就活を並行して進めやすくなり、就職活動全体がスムーズになります。
例えば、学部3年や修士1年の春、博士1年の夏から本格的に対策を始めておくと、研究との両立がしやすく、面接やインターン参加も計画的に進められるでしょう。
② 長期インターンシップを活用する
2つ目は「長期インターンシップを活用する」ことです。
ガクチカが研究活動しかなくて、困っている方もいるのではないでしょうか?
長期インターンシップは、アルバイトとは違い、実践的な経験を積み、定量的な成果を残すことで、就職活動におけるアピールポイントになります。
また、興味のある企業の仕事内容や職場環境を肌で感じ、本当に自分に合っているかどうかの判断材料にもなります。
例えば、研究開発の現場で長期インターンを行うことで、最新の技術に触れることができ、研究者としてのキャリアを深めるきっかけになります。企業の研究開発体制や、研究成果が製品開発にどのように繋がるのかを理解することもできるでしょう。
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また、こちらの記事では、現役理系大学生厳選の理系のための長期インターンについてご紹介しています。
こちらも、ぜひチェックしてみてください!
③ 研究の合間時間を有効活用する
3つ目は「研究の合間時間を有効活用する」ことです。
理系の場合、一般的な就活の時期であっても、研究活動などでまとまった時間を取りづらいことが多いです。
そのため、エントリーシートや履歴書は研究の待ち時間を利用して書くなど、研究の待ち時間などを活用して効率良く就活の準備を進めることをおすすめします。
忙しい研究生活の中で、いかに少ない時間を効率よく使うかが、就活での成功に直結します。
④ 自分の専門に拘り過ぎない
4つ目は「自分の専門に拘り過ぎない」ことです。
大学で学んだ専門分野を活かしたいという気持ちは大切です。しかし、専門性にこだわりすぎてしまうと、就職活動の選択肢が狭まってしまう可能性があります。
就活は改めて自分が将来取り組んでいくことを見つめ直す機会なので、ある程度方針が決まっている人でも専門分野以外にも視野を広げて探してみることをおすすめします。
また、専門分野の企業に就職できたとしても、大学で学んだことがそのまま仕事に活かせるわけではありません。企業で求められるスキルや知識は、大学で学ぶ内容とは異なる部分も多いため、柔軟な姿勢で仕事に取り組むことが大切です。
⑤ コミュニケーション力を鍛える
最後は、「コミュニケーション力を鍛える」ことです。
理系学生の皆さんは、専門知識や論理的な思考力を備えていることでしょう。
しかし、就職活動においては、専門知識だけでなく、コミュニケーション能力も非常に重要です。
なぜなら、理系でも、面接やグループディスカッションなどでチームワークやコミュニケーション力が求められる場面があるからです。
就職後においても、特に研究職では、研究結果の発表やチーム内での共有、他部署との協力が多いため、自分の考えや成果をわかりやすく伝える力が求められます。
友人やメンターと模擬面接を行うなどして、分かりやすく伝える力を磨いておくと良いでしょう。
まとめ
この記事を要約すると次のようになります。
- 理系学生が就活を始めるべき時期は、学部生は3年の春、修士過程の学生は1年の春、博士課程の学生は一年の夏から。
- 理系の就職先は、主に、専門分野への就職・専門分野以外への就職・文系就職の3種類に分かれる。
- ガクチカがない学生は長期インターンの活用がおすすめ!
- 理系学生が就活で成功するには、早期からの対策や専門分野に拘りすぎないこと、時間の有効活用が重要!
この記事では、理系学生の皆さんに向けて、「就活をいつスタートすべきか」、また「理系学生が就活で成功するためのポイント」について詳しく解説しました。
研究と就活の両立は大変ですが、この記事を参考に、限られた時間を有効活用して就職活動に取り組んでくださいね!
この記事が、あなたの就活に少しでも役立てば幸いです。
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