皆さんは、就活の選考フローで動画選考を経験したことはありますか?
近年、エントリーシートや履歴書に加えて、動画選考を取り入れる企業が増加しています。そのため、就活を進める中で動画選考を経験する可能性が高くなっています。
しかし、動画選考では、気を付けるべきポイントを知っているかどうかで、クオリティに大きな差が出てしまいます。
そこで今回は、就活における動画選考について、実際の例文を交えながら解説します。これから動画選考を控えている就活生や、過去に動画選考で不合格となった経験がある就活生は必見です!
こんな人に読んでほしい
- 動画選考を控えている就活生
- 動画選考に不安を感じている就活生
- 動画選考で話す際の流れが知りたい就活生
- 就活の動画選考の例文が知りたい就活生
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就活の動画選考とは?
就活の動画選考は、企業が応募した就活生を選考する際に、履歴書やエントリーシートに加えて、就活生が志望動機や自己PRなどを動画で提出する形式の選考プロセスです。
動画選考を選考の一つに取り入れる企業が増えている理由としては、特に、企業側が多くの就活生を効率的に選考するためや、就活生が遠隔地からでも選考に参加できるようにするため、といった理由が挙げられます。
ただし、動画選考は、撮影から提出まで自分で行う必要があるため、注意すべき点がいくつも存在します。動画選考を通過するためには、以下の撮影方法や気を付けるべきポイントをしっかりと押さえておきましょう。
就活の動画選考のメリットは?
まずは、就活における動画選考の大きなメリットを4つ紹介します。
好きなタイミングで撮影できる
就活における動画選考の1つ目のメリットは、自分の好きなタイミングで動画を撮影できることです。
面接とは異なり、特定の時間に行う必要がなく、締切日までであれば、いつでも撮影が可能です。これにより、自分の都合に合わせて、最も良い状態で撮影することができます。
話す内容を事前に準備できる
就活における動画選考の2つ目のメリットは、動画内で話す内容を事前に準備できる点です。
動画選考では、あらかじめ提示された質問に答える形式が一般的であるため、回答内容を十分に考え、文章の構成を練った上で撮影に臨むことができます。そのため、構造的な文章を用いて論理的に話を進めたり、自分のアピールポイントを効果的に伝えやすく、落ち着いて対応できるのが特徴です。
ここで、原稿を作成する際の注意点として、1分間に約300文字が目安です。これは、アナウンサーがニュースを読む速さであり、聞き手にとって理解しやすいペースとされています。例えば、90秒以内の動画を提出する場合、最初の挨拶も含めて450文字程度にまとめると良いでしょう。
ただし、企業によっては事前に質問が公開されない場合もあります。動画選考を開始してから質問が提示され、その場で即座に回答を求められるケースもあるため、今後動画選考が控えている就活生は、企業がどのような形式で動画選考を行っているのかを事前に調べておくと安心です。
何度でも撮り直しができる
就活における動画選考の3つ目のメリットは、何度でも撮り直しができることです。これは1つ目のメリットと関連しますが、締切までの間に納得がいくまで撮影を繰り返せるため、自分のベストな状態を映像に残すことができます。面接のように一発勝負ではないため、落ち着いて自己表現できるのは大きな利点です。
書類では伝えられない自分の魅力を伝えることができる
就活における動画選考の4つ目のメリットは、エントリーシートや履歴書では伝えにくい自分の魅力を、動画を通じて伝えられることです。動画選考では表情や声のトーン、話し方など、文章では表現しきれない部分でのアピールが可能です。これにより、より人間味を感じさせ、応募者の個性や熱意を直接伝えることができます。
ただし、書類選考と比べて動画選考は、他の就活生と差がつきやすいため、事前準備が成功の鍵を握ります。
就活の動画選考の撮り方は?
動画選考を経験したことが無い方にとっては特に、撮り方が分からなく、不安に感じやすいのではないでしょうか?また、動画選考を経験したことがある人も、適切な方法でできていたか、今一度確認してみましょう。
動画選考の撮り方については、以下のポイントを押さえると効果的です。
1. 準備段階
動画を撮り始める前に、まずは質問内容や自己紹介の要点をしっかり整理し、伝えたいことを明確にしておきましょう。
1分で約300文字が目安ですので、そのペースを参考に構成を考えると良いです。原稿を文章化しても構いませんが、原稿を丸暗記してしまうと、機械的で不自然な印象を与える可能性があります。大切なのは、丸暗記するのではなく、自然に話せるように練習を重ねることです。
2. 撮影環境の整備
話す内容をまとめたら、いよいよ撮影に移ります。撮影環境を整える際に、特に注意すべきポイントが3つあります。
1つ目は、静かな場所を選ぶことです。
他の人の話し声や工事の音などが入ると、動画を視聴する側がそちらに気を取られてしまう可能性があります。周囲の雑音が入らない静かな場所を選び、自分の声がしっかりと届くようにしましょう。
2つ目は、シンプルな背景にすることです。
背景がごちゃごちゃしていると、視聴者である企業の方の注意が散ってしまいます。背景はできるだけ整理されており、清潔感がある場所を選ぶと良いでしょう。
動画選考はオンラインでの選考と同様に、適切な背景を選択する必要があります。しっかりと確認しておきたい方はこちらの記事を参照して下さい。
3つ目は、照明に気を付けることです。
明るさによって、相手に与える印象が大きく変わります。顔が暗くならないように、正面から自然光や照明を当てると明るく清潔感のある印象を与えることができます。照明をしっかりと調節し、できるだけ明るく見えるように工夫しましょう。
3. カメラの位置と目線
次に、カメラの設置です。
カメラは目の高さに合わせ、少し離れた位置から撮影することで、バランスの良い画角が得られます。カメラが近すぎると威圧感を与えてしまいますが、遠すぎると表情が伝わりにくくなるので、適度な距離を保ちましょう。
また、目線は画面ではなくカメラに向けることが大切です。カメラに目線を合わせることで、面接官に直接話しかけているような印象を与え、より強く印象に残りやすくなります。
4. 話し方と表現
カメラの設置が完了したら、撮影を始めます。
話す際に意識すべきことは、声をはっきりと出し、落ち着いたペースで話すことです。早口にならないよう注意し、丁寧に話しましょう。
また、動画では表情も非常に重要です。明るい表情で話すことで、親しみやすさや熱意を伝えることができます。
さらに、身振り手振りを加えることで、より印象を残すことができます。
就活の動画選考の流れは?
いざ動画を撮影しようとした時に、「どう始めればいいの?」や「自己紹介をするべきか?」と疑問に思う就活生も多いと思います。ここでは、一般的な動画選考の流れを解説します。
簡単な挨拶
自己紹介
質問に対する回答
お礼の挨拶
簡単な挨拶
動画選考では、いきなり質問に答えるのではなく、まずは礼儀として一言目に挨拶をしましょう。例えば、「はじめまして」など軽い挨拶が適切です。
自己紹介
挨拶の後は、簡単に自己紹介を行います。大学名、学部・学科、名前を伝える程度で十分です。自己紹介はあくまで短く、主題に入る前の導入としての役割です。
質問に対する回答
自己紹介が終わったら、指定された質問に対する回答に入ります。構成を考え、ポイントを押さえた丁寧な回答を心掛けましょう。はっきりと話し、ゆっくりしたペースで伝えることが大切です。
お礼の挨拶
最後に、動画を視聴してもらったことへのお礼の言葉を忘れずに述べましょう。「ご視聴いただき、ありがとうございました。」などで締めくくると良い印象を与えることができます。
動画選考の原稿例
では、実際に就活の動画選考でどのように話せばよいか、例文を紹介します。動画で自分を効果的にアピールするためには、構成や話し方が重要です。この例文を参考に、ぜひ自分の言葉に置き換えて、自分の魅力が伝わる構成にしてみましょう!
はじめまして。○○大学○○学部○○学科の××××です。私の強みは課題解決力です。例えば、アルバイトとして働いていた焼肉店では、当初、従業員間で連絡漏れが多く、お客様に対するサービスが統一されていない状況でした。私はその状況を改善するため、現状の連絡の共有方法を見直し、新たに連絡共有アプリを提案・導入しました。その結果、全員に確実に情報が伝わり、接客技術の向上にまでつながりました。この経験から、私は問題点を的確に見つけ、改善策を提案し、周りを巻き込みながら実行に移す力を磨きました。御社のプロジェクトでも、問題に対してその原因を分析し、プロジェクト全体の生産性向上に貢献できると考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
就活の動画選考で気を付けるべきポイント5選
服装
就活の動画選考で気を付けるべきポイントの1つ目は、撮影時の服装です。
通常の面接同様、上下スーツを着用することをオススメします。スーツを着ることで、清潔感や誠実な印象を与えることができます。服装は第一印象に大きく影響するため、清潔感のあるスーツを選ぶことが大切です。
動画編集
就活の動画選考で気を付けるべきポイントの2つ目は、動画編集です。
基本的に動画編集は必要ありません。特に、企業によっては編集不可と記載されている場合もあるので、必ず確認してください。動画面接は、基本的に撮り直しが可能なので、編集に頼らず、自然な自分をそのまま表現することが大切です。
フリップ
就活の動画選考で気を付けるべきポイントの3つ目は、フリップの使用です。
フリップとは、文字を書いた画用紙やスケッチブックを使い、撮影中に画面に表示させる方法です。周りの就活生と差をつけたい方や、自分を最大限にアピールしたい就活生がよく活用する方法です。フリップを使うことで、視覚的に印象に残りやすくなります。ただし、スケッチブックが顔にかぶってしまったり、ページをめくることに気を取られて、話の内容が疎かにならないように注意が必要です。
データ容量
就活の動画選考で気を付けるべきポイントの4つ目は、データ容量の確認です。
企業によっては動画提出の際に、ファイルサイズに制限がある場合もあります。指定されるファイルサイズの上限を確認し、それを超えないようにします。
また、就活の動画選考に限らず一般的にも、動画ファイルが大きすぎるとアップロードできないことがあります。特に、高画質の動画は容量が大きくなりがちです。そのため、あらかじめカメラの設定で動画の解像度や画質を調節しておきましょう。
通信環境
就活の動画選考で気を付けるべきポイントの5つ目は、通信環境の確認です。
特に、事前に質問が公開されず、質問の表示と共に撮影が始まる形式では、途中で通信が切れてしまうと、映像がフリーズしてしまったり、動画が提出できなくなってしまう可能性があります。
また、動画を提出する際にも、安定した通信環境が重要です。アップロード中に接続が切れたり、時間がかかってしまい、締め切りに間に合わない、といった事態を防ぐために、Wi-Fi電波が強いところなど信頼できる通信環境を確保しましょう。
まとめ
- 動画選考とは就活生が志望動機や自己PRなどを動画で提出する形式の選考プロセスのこと
- 就活の動画選考は、周りと差がつきやすいため、気を付けるべきポイントを押さえ、事前の準備が成功のカギとなる
- 動画選考は、話す内容を事前に準備できたり、何度でも撮り直しができるが、企業によっては事前に質問が公開されない場合もある
- 一般的な動画選考の流れは、「簡単な挨拶→自己紹介→質問に対する回答→お礼の挨拶」
今回は、就活の動画選考について、一般的な流れや撮り方などを解説しました。
ここで紹介した気を付けるべきポイントをしっかりと押さえ、動画選考を通過しましょう!
しかし、そうはいっても実際にやってみないと分からないことも多いと思います。ぶっつけ本番で挑むのは不安ですよね。
また、「撮った後の動画を添削して欲しい」と思う就活生も多いのではないでしょうか?
そんな時は、ココシロインターンのキャリアアドバイザーに一度相談してみるのはいかがでしょうか?
ココシロインターンのキャリアアドバイザーは、学生一人一人と向き合い、選考に通過するために面接対策まで行ってくれます。効率的に志望企業の採用を手に入れたいなら是非一度、相談してみましょう。
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