「自分はコミュ障だから…」と就活に不安を感じている学生の方は多いのではないでしょうか。中には、普段はそんなことはないのに、いざ面接官を目の前にすると、思うように自己アピールできないという方もいるかもしれません。
確かに、就活では面接やグループディスカッションなど、コミュニケーション能力が必要とされる機会が多いため、コミュ障の方は不安になってしまいますよね。
そこで今回は、コミュ障が就活を勝ち抜く秘訣を徹底解説します!コミュ障を理由に就活への不安を抱えている人は、是非参考にしてみてください。
こんな人に読んで欲しい!
- コミュ障で就活が不安な人
- コミュ障でも内定を取れるか知りたい人
- コミュ障でも就活を乗り切る秘訣を知りたい人
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コミュ障でも就活を乗り切れる?
自分がコミュ障だと感じている人は、就活を乗り切れるのか不安になってしまいますよね。結論として、コミュ障でも就活で内定をとれます!
確かに、コミュニケーション能力は、就活において最も重視される項目の1つです。経団連の調査によれば、企業が新卒に求める能力1位は、11年連続で「コミュニケーション能力」です。
しかし、たとえコミュ障だとしても、選考時の心がけ次第で、採用担当者にマイナスイメージを与えるのを防ぐことができます。
コミュ障でも就活を乗り切る秘訣を解説する前に、まずは就活におけるコミュ障とはなにかを確認しておきましょう。皆さんに当てはまるものはありますか?
コミュ障の2タイプ
まず初めに、コミュ障とはなにかを理解しておきましょう。コミュ障とはコミュニケーション障害の略で、細かい定義は様々ですが、「他者とのコミュニケーションに苦手意識がある人」のことを指します。「障害」という言葉が入っていますが、実際には病気のようなものではなく、ネットスラングとして使われています。
ひとことでコミュ障といっても、ダウナー系コミュ障とアッパー系コミュ障という、2種類のコミュ障があります。
ダウナー系コミュ障 | アッパー系コミュ障 |
---|---|
・他人との会話が苦手 ・人と目を合わせられない ・自己主張できない ・言語処理能力が乏しい | ・他者よりも自分を優先させる ・協調性がない ・自己主張が激しい |
ダウナー系コミュ障
「コミュ障」と聞いて多くの人が想像するのが、ダウナー系コミュ障です。
このタイプのコミュ障は、他者との会話が苦手、人と目を合わせられない、自己主張できないといった特徴があります。
アッパー系コミュ障
アッパー系コミュ障はダウナー系コミュ障と正反対で、自己主張が激しく、他者よりも自分を優先させてしまうという特徴があります。
このタイプの人は、一見会話が出来ているように感じるため、自分がコミュ障だと自覚出来ていない場合が多いです。
就活におけるコミュ障とは?
就活におけるコミュ障は、実生活におけるコミュ障とは大きく異なります。
実生活においてコミュ障と聞くと「話しが下手」「初対面の人と話せない」「盛り上げられない」といった人を想像しますよね。しかし、就活におけるコミュ障は、「Q&Aずれ」や「協調性のなさ」が特徴です。
そのため、実生活ではコミュニケーション能力が高いと思っている人でも、就活においてコミュ障を発揮してしまうケースもあります。逆に、いつも自分はコミュ障だと思い込んでいる人が、就活では何も問題ないという場合もあるんです。
ここからは、就活におけるコミュ障を、ダウナー系コミュ障とアッパー系コミュ障に分けて解説します。
ダウナー系コミュ障 | アッパー系コミュ障 |
---|---|
・極度に緊張してしまう ・面接で会話のキャッチボールができない ・面接官の目を見て話せない ・グループディスカッションで発言できない | ・面接官の話を聞かない ・面接で的外れな回答をする ・グループディスカッションで協調性がない |
就活でのダウナー系コミュ障
ダウナー系コミュ障の人は、就活で極度に緊張してしまったり、会話のキャッチボールができなかったりすることが多いです。
面接で緊張しすぎて言葉に詰まってしまったり、相手の目を見て話せなかったりすると、面接官にマイナスの印象を与えてしまいます。また、ダウナー系コミュ障の人は、グループディスカッションで何も発言しない、いわゆる地蔵状態に陥ってしまうこともよくあります。
就活でのアッパー系コミュ障
アッパー系コミュ障の人は、面接官やグループディスカッションのチームメンバーの話をよく聞かず、的外れな発言をしてしまうことが多いです。
就活では協調性も重視されるため、自分を優先しすぎても、採用担当者に悪い印象を与えてしまいます。
なぜコミュ障は就活でマイナスなのか
では、なぜコミュ障は就活においてマイナスとされるのでしょうか。ここからは、企業が就活生の何を見ているかを踏まえて、コミュ障が悪印象を与える理由を3つご紹介します。
仕事にはコミュニケーション能力が不可欠だから
コミュ障が就活でマイナスとされる理由1つ目は、仕事にはコミュニケーション能力が不可欠だからです。
会社という組織に属している限り、一人で仕事を進めることは難しく、ほとんどの場合は他者とコミュニケーションを取りながら仕事を進めていきます。普段から同僚とコミュニケーションを取ることによって、問題が起きた際にも柔軟に対応することができます。
このように、コミュニケーション能力は仕事を円滑に進めるために必要不可欠な能力であるため、採用担当者も重視するのです。
就活生の人柄、個性が分からない
コミュ障が就活でマイナスとされる理由2つ目は、就活生の人柄や個性が分からないからです。
企業は選考で就活生の人柄や個性を見て、企業の求める人物像とマッチしているか見極めようとしています。そのため、面接では様々なことを就活生に尋ねます。
しかし、質問と回答が噛み合っていなかったり、表情が硬く雰囲気が暗かったりすると、企業は就活生の人間性を理解するのが難しくなってしまいます。
積極的に行動してくれる人材が欲しい
コミュ障が就活でマイナスとされる理由3つ目は、企業は積極的に行動してくれる人材を必要としているからです。
企業は、「仕事を受動的に待つ人」よりも、「仕事を能動的に獲得しようとする人」を求めます。そのため、消極的な就活生よりも、積極的にグループディスカッションで発言したり、説明会で質問したりするような就活生を採用したいと考えるものです。
コミュ障でも就活を勝ち抜く秘訣3選
ここまで、就活生におけるコミュ障や、就活でコミュ障がマイナス評価な理由を説明してきました。コミュ障だという自覚のある方は、「就活大丈夫かな…」と不安になってしまいますよね。
でも大丈夫です!ここからは、コミュ障でも就活を勝ち抜く秘訣をご紹介します。コミュ障の人は、選考において適切な態度を心がけるだけで、内定率がぐっと上がりますよ。
面接の練習を重ねる
コミュ障が就活を勝ち抜く秘訣1つ目は、面接の練習を徹底することです。
面接の雰囲気に緊張して上手く話せないのであれば、何度も面接練習を繰り返し、面接の雰囲気に慣れましょう。面接の練習で、ダウナー系コミュ障とアッパー系コミュ障の方が意識するポイントはそれぞれ以下の通りです。
【ダウナー系コミュ障が面接の練習で意識するべきこと】
- 声が小さくないか
- 表情や声のトーンが暗くないか
- 相手の目を見て話せているか
- 自分の意見をはっきり伝えられているか
【アッパー系コミュ障が面接の練習で意識するべきこと】
- 相手の話しを最後までしっかり聞いているか
- Q&Aがずれていないか
- 話し過ぎていないか
面接の練習として、以下の2つをご紹介します。
⑴一人模擬面接
iPhoneに向かって、面接の練習をし、その様子をスマートフォンで録画してみましょう。
「声が小さい」「表情が暗い」といった第一印象のマイナスポイントを、客観的に確認することができます。
⑵キャリアセンターで面接練習をする
大学のキャリアセンターを利用すれば、模擬面接を受けられます。
面接官役から、良かった点や改善すべき点を教えてもらえることが、模擬面接の最大の特徴です。もらったフィードバックを活かして、本番の面接まで対策を練ることができます。
各大学のHPで、模擬面接を受けられるか確認してみましょう。
就活の面接練習については、こちらの記事でさらに詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
傾聴する
コミュ障が就活を勝ち抜く秘訣2つ目は、面接でとにかく傾聴することです。
ダウナー系コミュ障の人は、話すのがとにかく苦手という場合もあります。そのような場合でも、相づちを打つなど、とにかく話しを聞こうとする姿勢を見せることで、「熱意のある就活生」という印象をつけることができるでしょう。
また、アッパー系コミュ障の人は、つい喋りすぎてしまうという特徴があります。自分を良く見せたいと思い、つい話を詰め込み過ぎてしまうのです。面接で緊張してしまうのは当然ですが、質問されていないことまで話してしまっては、悪い印象を与えてしまいます。面接の際には、相手が話し終わるのを待ち、理解してから回答しましょう。
挨拶や笑顔を心がける
コミュ障が就活を勝ち抜く秘訣3つ目は、面接で挨拶や笑顔を心がけ、第一印象を向上させることです。
ダウナー系コミュ障、アッパー系コミュ障の人はともに、自信の無さや緊張から顔の表情が硬くなってしまいがちです。緊張してしまったとしても、挨拶や笑顔を意識するだけで、明るい雰囲気を印象づけることができます。
コミュ障にこそ長期インターンがおすすめ
ここまで、コミュ障でも就活を勝ち抜く秘訣をご紹介してきました。しかし、コミュ障の自覚がある人は、「これだけで本当に大丈夫なの…?」と不安に感じますよね。
コミュ障だと悩む皆さんに一番意識して欲しいのは、とにかく様々な人と関わること。しかし、日常生活で自発的に様々な人と関わるのは、なかなか難しいですよね。
そんな就活生に是非おすすめしたいのが、長期インターンへの参加です。ここからは、そもそも長期インターンとは何なのか、コミュ障に長期インターンがおすすめな理由を解説していきます。
そもそも長期インターンとは
長期インターンとは、長期間(一般的に3ヶ月以上)で開催される形式の就業体験のことです。長期インターンは、大学1年生からでも始めることができ、ほぼ実務レベルの就業体験となっています。また、短期インターンと違って給与が発生します。
こちらの記事で、長期インターンについてさらに詳しくまとめているので参考にしてみてください。
コミュ障に長期インターンがおすすめな理由
では、なぜコミュ障に長期インターンがおすすめなのでしょうか。
コミュ障に長期インターンがおすすめな理由は、実践的な業務に携わることで、自己成長につながり、自信をもって就活に挑むことができるからです。
コミュ障とされる就活生は、自信が不足していることが多いです。長期インターンで試行錯誤し、成功体験を積むことで、選考の際の際に自分の強みを自信をもってアピールすることができます。
また、多くの長期インターンでは、様々な人と関わりながら業務を進めることが多いです。そのため、普段人と話す機会が少ない・特定の人としか関わらない人でも、自然とコミュニケーション能力がつきます。
長期インターンはガクチカにもなるため、「学生時代に頑張ったことがない…」と悩む方にも非常におすすめです。
長期インターンを探すなら、ココシロインターンがおすすめ!
ここまで、コミュ障が長期インターンに参加するメリットについて解説してきました。これを読んで、「長期インターンに参加してみようかな」と興味を持ち始めた方もいるのではないでしょうか。
ですが、「正直どのインターンに参加すればいいの?」「どうやって長期インターンを探せばいいの?」と疑問に思いますよね。そんな方には、ココシロインターンがおすすめです。
ココシロインターンは、学生と企業をつなぐ長期インターン採用メディアです。
学生が自身のキャリアを築くために長期インターンを通した成長の機会を提供し、企業が優秀な学生の皆さんと接点を持つためのサポートをしています。
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皆さんも、長期インターンを通して圧倒的な自己成長を実現してみませんか?
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事の内容をまとめると以下のようになります。
- コミュ障でも就活を乗り切れる
- コミュ障が就活を乗り切るためには、面接の練習で第一印象を上げることがポイント
- コミュ障こそ長期インターンがおすすめ
コミュ障で就活が不安な方は、挨拶や笑顔、聞く姿勢など、面接における態度を意識することで、面接官に好印象を与えましょう。また、自己PRに自信のない方は、長期インターンに参加することで、自信をもってガクチカをアピールすることができます。
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