現在就活を進めている人の中には、選考中の企業の面接を辞退したいと考えている人がいるかもしれません。
確かに、もう既に第一志望から内定をもらえたり面接を進めていく中で選考中の企業に対する志望度が下がったりしたら、それ以上面接を受けるのは時間がもったいないですよね。
しかし、「面接辞退することは相手の企業に対して失礼にあたるのではないか…」「そもそもどうやって辞退すればいいのかわからない」と悩んでいる人がいることでしょう。
今回はそんな学生さんに向けて、就活における面接辞退の方法や注意点を解説していきましょう!辞退する際の例文もご紹介しているので、ぜひご自身が面接を辞退する際の参考にしてみてください。
こんな人に読んでほしい
- 就活の面接を辞退したい人
- 就活の面接の辞退の仕方を知りたい人
- 就活の面接を辞退する時のマナーを知りたい人
- 就活の面接を辞退する時の例文を見たい人
この記事には広告を含む場合があります。
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!
学生の面談申し込みはこちら
就活で最強のガクチカになる長期インターンを職種別で探してみましょう!
就活の面接は辞退できる?
そもそも就活の面接は辞退することができるのでしょうか?結論から言うと、就活の面接を辞退することは可能です!
ただし就活の面接を辞退することは、企業と約束していた面接の機会を断るということになるので、気軽に辞退するのはおすすめしません。そのため、就活の面接を辞退する際には、十分に検討した上で、慎重に意思決定をしましょう。
今回は就活の面接を辞退するメリットとデメリットを解説するので、辞退するか迷った時に参考にしてみてくださいね。
就活の面接を辞退するメリット
就活の面接を辞退するメリットは以下の通りです。
- 企業に対して入社意思がないと早めに伝えることができる
- 面接時間や面接に向けた対策の時間を他のことに充てることができる
どちらにも共通して言えるのが、企業にとっても自身にとっても無駄な時間を過ごすことがなくなると言う点です。
特に、面接を辞退して「企業に対して入社意思がないと早めに伝える」ことで、企業も志望度の低い学生に対し時間を割く必要がなくなります。そのため、志望度が低いまま面接を受けるよりも双方にとって有益と言えるでしょう。
就活の面接を辞退するデメリット
就活の面接を辞退するデメリットは以下の通りです。
- 面接を辞退した企業の選考は今後受けることができない
- 貴重な面接の機会を減らしてしまう
当たり前ですが、面接を辞退するということは今後その企業の選考は受けることができません。
また、就活を始めたてで面接経験を積めていないという学生さんにとって、面接を実際に受ける機会というものは貴重です。その場数を踏める貴重な機会を自ら減らしてしまうのはデメリットと言えるでしょう。
これらのメリットデメリットを踏まえると、少しでも入社意欲がある場合は面接を辞退しないべきです。しかし、もう既に就活が終了していたり、もし内定をもらっても入社するつもりはないという場合はその面接は辞退すべきでしょう。
就活の面接辞退の連絡はメール?電話?
これまで読んで、就活の面接は辞退することができるとわかったと思います。しかし、面接を辞退する際は連絡方法一つをとってもマナーや気をつけるべき点が多く存在します。そこで、次は面接辞退の連絡方法について解説していきましょう!
基本的に就活の面接を辞退する際はメールでOK
面接の前日までに辞退の連絡をする場合は、メールでその旨を伝えて構いません。というのも、担当者が忙しかったり不在にしている場合は、都合のいい時に確認できるので、メールの方が相手を手間取らせることがないからです。
また、メールは後から見返すこともできるので認識ミスを防ぐことにもつながります。真摯に伝えるためには電話の方がいいのではと考える学生さんもいるかもしれませんが、メールで伝えることのメリットも多いので、基本的にメールでの連絡でも心配することはありません。
しかし、ビジネスメールを意識し、マナーを守ることが重要です。これまでのお礼と辞退へのお詫びを伝え、丁寧な文章に仕上げましょう。メールで辞退する際の例文は後ほど解説しますので、参考にしてみてくださいね。
また、就活のメールに関するルールやマナーは以下の記事で解説しているので、気になる方は読んでみてください!
電話で面接を辞退すべき場合もある
面接前日の営業時間内までにメールを送れなかった場合や面接当日などの直前に辞退の連絡をする場合は、電話で連絡するのがマナーです。直前に辞退のメールを送っても、担当者がメールを確認できない恐れがあります。そのため、緊急の際は必ず電話で連絡するようにしましょう。
また、最終面接を辞退する場合は連絡する時期に限らず電話で辞退の旨を伝えるのが好ましいでしょう。最終面接での面接辞退は、これまで採用活動のために時間を割いてくれた企業や採用担当者に大きなダメージを与えることになります。
そのため自身の言葉で直接辞退の旨と謝罪、これまでの感謝の言葉を伝え、最後まで誠意ある丁寧な対応を心掛けましょう。
就活の面接を辞退する時の例文
就活の面接を辞退する場合、メールと電話はシーンによって使い分けるべきだとわかったと思います。それでは次に、実際に面接を辞退する連絡をする時の例文をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
メールで辞退する時の例文
(件名)
〇月〇日〇時の面接辞退のおわび【○○大学(氏名)】
(本文)
株式会社△△△△ 人事部〇〇様
大変お世話になっております。○○大学・□□学部・○○学科の(氏名)と申します。
このたび、○月○日○時にて2次面接の予定を組んでいただきましたが、面接を辞退させていただきたくご連絡いたしました。理由といたしましては、先日、別の企業より内々定を頂き、そちらの内定承諾を進めたく考えているからです。
貴重な機会を与えてくださったにもかかわらず、このような運びとなり、大変申し訳ございません。
また、本来ならば直接お詫びすべきところではございますが、メールでのご連絡となりましたこと重ねてお詫び申し上げます。
会社説明会、1次面接において非常に丁寧に対応していただき、〇〇様はじめ貴社の社員の皆さまにとても感謝しております。末筆ながら貴社のご発展を心よりお祈り申し上げます。
================
氏名(ふりがな)
○○大学・□□学部・○○学科
携帯番号:090-××××-××××
メール:××××@××××.ac.jp
================
就活の面接辞退の連絡をする際には、必ず辞退する理由を記載するようにしましょう。よくある理由は以下の通りです。
- 第一志望から内定をもらい就活が終了した
- 一身上の都合
- 家庭の事情
電話で辞退する時の例文
自分:お忙しいところ失礼いたします。 私、〇月〇日の〇時に2次面接のお約束をさせていただいている、〇〇大学の(氏名)と申します。人事部の□□様はいらっしゃいますでしょうか?
電話に出た社員:はい。少々お待ちください。
人事:お待たせいたしました。人事部の□□です。
自分:お世話になっております。〇月〇日に面接の予定をいただいています、〇〇大学の(氏名)です。急なご連絡で大変恐縮ですが、面接を辞退させていただきたく、お電話いたしました。
人事:そうですか。差し支えなければ、理由を教えてもらえますか。
自分:はい。先日、志望企業様より内々定のご連絡を受け、そちらの道に進みたいと思っているからです。
人事:弊社としてはとても残念ですが、それはおめでとうございます。
自分:優しいお言葉を、ありがとうございます。会社説明会や1次面接などでは丁寧に対応いただき、ありがとうございました。
人事:これからも頑張ってくださいね。
自分:はい。ご連絡が直前となってしまい、誠に申し訳ございませんでした。それでは、失礼いたします。
人事:失礼いたします。
面接辞退の連絡を電話でする場合は、話す内容だけでなく話し方も大切です。聞き取りやすい声で、真摯に対応するようにしましょう。
就活の電話に関する細かいマナーは以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
就活の面接を辞退する時の注意点3選
最後に就活の面接を辞退する時の注意点を3つ解説していきましょう。
① 辞退後は選考を受けられないことを留意しておく
就活の面接を辞退する時の注意点1つ目は、辞退後は選考を受けられないことを留意しておくことです。これは当たり前ですが、必ず覚えておくべき注意点です。辞退した後に、やっぱり入社したいと後悔しても、もう選考を受けることは不可能です。
そのため、面接を辞退するかどうかしっかりと吟味した上で面接辞退の連絡をするようにしましょう!
② 面接辞退の連絡はなるべく早くする
就活の面接を辞退する時の注意点2つ目は、面接辞退の連絡はなるべく早くすることです。面接を辞退することが決まった時点で、連絡しましょう。面接までに企業は人の確保や時間の確保、対面の場合は場所の確保など様々な準備を行います。
そのため、直前に辞退の連絡をするよりも前もって言われた方が、手間が省けスムーズに業務することができます。
選考先の企業に迷惑をかけないためにも、面接辞退の連絡はなるべく早くするようにしましょう!
③ 無断で面接辞退は絶対しない
就活の面接を辞退する時の注意点3つ目は、無断で面接辞退は絶対しないことです。直前になって辞退が決まった時や相手先の企業に対して後ろめたい気持ちがあると、面接辞退の連絡をすることが億劫になってしまうかもしれません。
しかし、無断で面接辞退をすることは企業に対して多大な迷惑をかけることにつながります。そのため、面接を辞退する場合は必ず事前に連絡をするようにしましょう。
また前述した通り、面接の直前にメールで辞退の連絡をしたとしても担当者が確認できない場合があります。その時も無断辞退だと捉えられかねません。
面接辞退はきちんと相手に伝わるまで終わりません。面接辞退の連絡はきちんとするようにしましょう!
就活の面接辞退に関するまとめ
- 就活の面接は辞退することができる
- 基本的に面接を辞退する際はメールで十分
- 直前の辞退の連絡や最終面接の辞退の場合は電話でしよう
- 就活の面接を辞退する際の注意点は以下の通り
- 辞退後はその企業の選考を受けられないことを留意しておく
- 面接辞退の連絡はなるべく早くする
- 無断での面接辞退は絶対しない
就活の面接を辞退する時には、気をつけるべきマナーや注意点が多くあるとわかったと思います。この記事をもとに、お互いにとって気持ちのいい面接辞退をするよう心がけましょう!
内定取り消しに関しては以下の記事を参考にしてください。
内定取り消しされた!無効になる場合や撤回を求める方法を解説 │ 弁護士保険STATION
この記事があなたのためになれば幸いです。
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!
学生の面談申し込みはこちら
就活で最強のガクチカになる長期インターンを職種別で探してみましょう!
人気記事