就活生の皆さん、もし「就活をやめる」という選択肢があった場合、あなたはそれを選びますか?おそらく、多くの学生は「選ばない」と答えるでしょう。なぜなら、多くの学生にとっては、就活を続け、企業に就職する方がメリットが大きいと感じるからです。
しかし、中には「就活をやめてよかった」と感じる方もいるかもしれません。
今回は、自分がどちらの道を選ぶべきか分からない、あるいは「就活をやめたい」と思っていても勇気が出ないという方に向けて記事を書きました。ぜひ、参考にして下さい!
こんな人に読んでほしい
- 就活をやめたい就活生
- 夢がある学生
- 起業やフリーランスを考えている学生
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就活をやめてもいいの?
結論から申し上げると、就活をやめること自体には問題はありません。
就活は人生における一つの大きなイベントです。学生の中には「就活のために」と、偏差値の高い学校に進学したり、資格を取得するなど、日々努力を積み重ねている方も多いでしょう。皆さんも日々、就活に向けて努力を積み重ねていることと思います。
その中で「就活をやめる」という選択肢を取るのは、確かに勇気が必要かもしれません。しかし、覚えておいてほしいのは、卒業後に必ずしも就職しなければならないという決まりはないということです。
就職は数ある選択肢の一つに過ぎず、他にもフリーランスや起業といった様々なキャリアパスがあります。
ただし、どの選択肢にもメリットとデメリットがあるのは事実です。就職をすること、あるいは就職をやめることの両方には、それぞれの利点や課題が存在します。
以下では、就職をやめる選択肢を取った場合のメリットとデメリットについてご紹介いたします。これらをよく理解した上で、自分にとって最適な道を選びましょう。
就活をやめてよかったこと
多くの学生が「就活をやめてよかったことってあるの?」と疑問を抱いていることでしょう。この章では、就活をやめることのメリットについてご紹介いたします。
自分のやりたいことに専念できる
就活をやめようかと考えている方の中には、他にやりたいことがある方も多いのではないでしょうか?
就活をやめる大きなメリットの一つは、自分のやりたいことに専念できる時間を確保しやすくなることです。実際、就活をやめてよかったと感じる理由の一つに、時間を自由に使えるようになることが挙げられます。
就活をやめることで、自分の情熱やスキルを活かした活動に集中し、より充実した日々を送れる可能性があります。
例えば、クリエイティブな活動や起業、フリーランスとしての仕事、または学問の探求など、就活を通じた「一般的なキャリア」とは異なる道を選ぶことで、自分が本当にやりたいことにエネルギーを注ぐことができるでしょう。
「人生は一度きり」という表現はよく耳にしますが、その一度きりの人生を自分の本当にしたいことに捧げるのも一つの選択肢ではないでしょうか。
起業やフリーランスの道を選べる
就活をやめてよかったメリットの一つに、夢に近づきやすくなることが挙げられます。例えば、起業やフリーランスは、就職に比べると高いハードルかもしれませんが、次の項目を達成できる、または達成している場合は、これらの選択肢も現実的なものになります。
- スキルや専門知識の習得
- 市場やニーズのリサーチ
- ビジネスプランの作成
- 資金の確保と管理
- 人脈の構築
- 営業スキルの向上
- 時間管理や自己管理能力の強化
- マーケティングの基礎知識
- 法的準備
- メンタルの準備
就活をやめて、自分で事業を立ち上げたり、フリーランスとして独立することで、自由度の高い働き方を実現することができます。
特に、IT技術やデザイン、ライティングなどの特定のスキルを持っている場合、自分のペースで仕事を選び、収入も自分でコントロールできるため、結果として高い満足感を得ることができるでしょう。
自分の「正解」を再定義できる
就活をやめてよかったメリットの一つに、自分の「正解」を再定義できることが挙げられます。
多くの学生が「正解」や「成功」と聞いて、大手企業に就職し、年収○○万円を稼ぎ、タワーマンションに住むことが「正解」「成功」だと考えるかもしれません。しかし、それが必ずしも全ての人にとっての「成功」であるとは限りません。自分が本当にやりたいことを追求できる人生こそが、真の「正解」ではないでしょうか。
例えば、人助けが好きな方にとって、ボランティア団体に参加することは大きなメリットとなり、その人にとっての「成功」や「正解」かもしれません。このように、個々の価値観や目標によって定義される「成功」には多様な形があるのです。
もし、就職活動をやめることで、自分の「正解」を再定義し、自分の夢や本当にやりたいことに時間とエネルギーを注げるようになったなら、『就活をやめてよかった』と感じる大きなメリットが得られるでしょう。
もちろん、周りの意見を取り入れることは大切ですが、自分自身の軸を持ち、それに従って行動することも重要です。もし、就職をやめた方が夢の実現に近づくと感じるのであれば、その選択肢も十分に検討する価値があるのではないでしょうか。
新たなスキル習得や自己投資の時間ができる
就活をやめることで、自分自身の成長に集中できる貴重な時間を確保できる場合があります。例えば、新しいスキルを習得するために集中的に勉強をしたり、興味のある分野、例えばデータ分析やプログラミングなどで資格を取得することに専念することで、自分の市場価値を高めるための大きな機会を手に入れることができるでしょう。
さらに、大学院に進学する選択肢も考えられます。大学院で専門知識を深めることで、より高度なキャリアパスへの道が開かれるかもしれません。
今日の就職市場では、特定の分野における高度なスキルを持つ人材の需要が高まっており、大学院での経験がその期待に応える強力な武器となるはずです。
こうした取り組みを通じて、自分自身の成長を促進することで、自分に最適な職種や業界での仕事を見つけやすくなる可能性が高まり、結果的によかったと思えるようになります。
就活をやめることのデメリット
次に、就活をやめることによるデメリットについてご紹介いたします。人によっては、これらのデメリットがメリットを上回る大きな影響を与えることも考えられます。そのため、自分自身の状況に照らし合わせて、しっかりと確認することが重要です。
安定した収入の確保が難しくなる
就活をやめる大きなデメリットは、安定した収入を得づらくなることです。企業に就職すれば、たとえ病気になって3か月間仕事に従事できなくても、月収が支払われるという保障があります。
しかし、起業やフリーランスとして働く場合、自分が働かなければ収入を得ることができません。このため、収入の不安定さが大きなリスクとなり得るのです。
さらに、フリーランスの場合、仕事の依頼が常にあるわけではなく、収入が波のように変動することが多いため、計画的な資金管理が求められます。このような収入の不安定さは、生活の安定性や将来の計画にも影響を及ぼす可能性があるため、しっかりとした対策が必要です。
社会的信用の低下
就活をやめる大きなデメリットの二つ目に、社会的信用の低下が挙げられます。社会的信用が低下すると、住宅ローンやクレジットカードの審査などに影響を与える可能性があります。
起業やフリーランスとして働く場合、収入の不安定さ、職業の認知度の低さ、契約の不安定さといった要因が社会的信用の低下に繋がることがあります。
特に日本社会では、正社員としての就職が社会的な安定を示す重要な要素と見なされることが多いため、非正規の働き方や自営業は信頼度が低く見られることがあるかもしれません。
このような社会的信用の低下は、将来的にさまざまな金融サービスを利用する際に障害となる可能性があるため、十分に考慮しておく必要があります。
キャリアパスが不明確になる
就職活動をやめると、明確なキャリアパスが描きにくくなることがあります。正社員として働く場合、昇進やキャリアアップの機会が比較的明確に設定されていますが、起業やフリーランスの道を選んだ場合は、自分自身で次のステップを切り開いていく必要があります。そのため、将来の計画や目標を設定するのが難しく感じることがあるかもしれません。
さらに、就活をやめて選んだ道が長期的に安定したキャリアを提供できるとは限りません。フリーランスや非正規雇用は、収入の変動が大きく、経済状況や業界の動向に大きく影響されることがあります。将来的な生活の安定や老後の資金計画を考えると、この不安定さが懸念材料となることもあるでしょう。
このように、就職活動をやめることで、キャリアの見通しや収入の安定性に不安を感じることが多くなるため、慎重に判断することが重要です。
自己管理能力が求められる
就活をやめたデメリットの一つとして、自己管理能力の必要性が挙げられます。
通常、企業に就職した場合は、福利厚生やスキルアップの場が提供され、各種サポートが充実しています。しかし、起業やフリーランスの道を選ぶと、体調管理や予定管理、人脈づくり、そして積極的なスキルアップへの挑戦など、すべてを自己管理する必要があります。これには、自分自身で目標を設定し、進捗を管理する能力が求められます。
フリーランスは多くの時間を自由に使えると一般的に言われていますが、実際には、企業に就職した方が自由な時間が多いというケースも存在します。
特に、定時で働く企業では、残業や業務が少なく、プライベートな時間を持ちやすい場合があります。一方で、フリーランスは仕事の量やスケジュールを自分で調整しなければならず、結果的に労働時間が長くなることも少なくありません。
このように、自己管理能力が不足していると、起業やフリーランスの道が思った以上に困難になることがあるため、十分な準備が必要です。
就活をやめる前に…
ここまで、就活をやめることのメリットとデメリットをご紹介いたしました。就活を続けるべきだと感じた方もいれば、夢の実現に向けて就活をやめることを選んだ方もいるでしょう。
最後に、就活をやめる前に必ず行ってほしい行動をご紹介いたします。これらのステップを踏むことで、後悔が残らないようにしっかりと準備を進めてください。
現状分析をしよう
してほしい行動の一つ目は「現状分析」です。現状分析は、就活をやめてよかったと思うために非常に重要な作業です。このプロセスでは、以下の項目についてじっくりと考察してください。
- 自分の夢: 何を実現したいのか、具体的に考えましょう。
- 夢実現のために必要なこと: それを実現するためには何が必要か、スキルや経験などをリストアップします。
- 就職後の実現難易度: その夢は就職してからでは難しいのか、それとも逆に就職を通じて実現可能なのかを考えます。
- 就職以外の選択肢: 起業やフリーランスなど、他にどのような道があるかを探ります。
- 新卒/第二新卒という肩書の重要性: これらの肩書がもたらすアドバンテージを認識し、それを活かす方法を考えます。
- 経済的な基盤: 現在の貯金額や、収入が不安定になった場合の対策について具体的に検討し、資金計画を立てます。
自分の夢が何であり、その実現にはどれだけの時間や努力が必要かをしっかりと考えることが重要です。また、就職後では実現が難しい夢や、逆に就職を通じて実現できる夢についても深く掘り下げてみてください。
さらに、新卒や第二新卒での就活においては、これらの肩書が大きなアドバンテージとなることがあります。一般的に、新卒/第二新卒以外では中途採用での就活になります。中途採用の場合は経験が重視されるため、未経験で再度就活をする際には、今よりも厳しい状況に直面する可能性があります。
加えて、起業やフリーランスを目指す際には、資金の確保が極めて重要になります。今の貯金額や、もし収入が不安定になったときにどれだけ固定費を削減できるか、他に収入を得る手段があるかを検討し、具体的な資金計画を立ててください。
最低10社は応募しよう
学生の中には、「就活が上手くいかずやめたい」、「めんどくさくてやめたい」と考えている方もいるでしょう。そんな方は最低10社は応募するようにしましょう。
10社も応募せずに就活をやめてしまうのは、少し早すぎる決断かもしれません。学生の平均応募数は20社〜50社だといわれており、多い人だと100社応募するといいます。
また、就活を通じて得られる自己分析や業界分析、グループディスカッションのスキルは、社会に出てからも非常に役立ちます。特に、起業やフリーランスを目指している学生にとっては、これらの能力が必要とされる場面が多くあります。
内定を得ることができなくても、この経験は貴重な学びの場となるはずです。
信頼できる人に相談しよう
何か大きな決断をする際には、他者の意見を聞くことで新たな視点が得られることが多いです。特に、経験豊富な人々のアドバイスは、自分では気づけない可能性を示してくれることがあります。
就活をやめるという選択を考える際、信頼できる人に相談することで、例えば『休学して長期インターンに挑戦してみる?』『海外留学を通じて新たな経験を積んでみる?』『大学院でさらなる専門知識を深める?』といった、思いもよらない選択肢が浮かぶかもしれません。
実際、筆者の周りには、就職活動に不安を感じ、休学を選択して1年間長期インターンに取り組んだ学生がいます。この経験により、彼は自分の働き方を具体的にイメージできるようになり、就活もスムーズに進めることができました。特に、実務経験を積むことで自己理解が深まり、自信を持って面接に臨めるようになったのです。
もし周囲に信頼できる相談相手がいない場合は、メンターやキャリアの専門家に相談するのも良い方法です。例えば、ココシロインターンでは学生に対して完全無料で長期インターンや就職支援を行っています。専任のキャリアアドバイザーが個別にサポートするため、具体的なアドバイスを受けながら、自分の目標に向けての道筋を明確にすることが可能です。
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プランBの用意をしよう
就活をやめることを決めても、万が一の時のために「プランB」を用意しておくようにしましょう。
例えば、起業やフリーランスがうまくいかない場合や、自分に合わないと感じた場合に備え、再度就職活動を再開する可能性も考慮に入れておくことが賢明です。
特に、次の就活でのブランク期間をどう説明するかを考えておくと、就活を再開する際に不利にならないよう準備ができます。このためには、自己分析を通じてその期間に何を学び、どのように成長したのかを整理しておくことが重要です。
例えば、フリーランスとしての経験や起業の準備期間にどのようなスキルや知識を得たのか、また、どのように業界や市場について理解を深めたのかを明確にしておくと良いでしょう。
さらに、プランBの具体的な内容を検討しておくことも大切です。例えば、特定の業界や職種に戻ることを考えるのか、全く異なる分野にチャレンジするのか、自分の市場価値を高めるための資格取得やスキルアップに取り組むのかを決めておくと、いざという時にスムーズに行動できます。
最終的には、プランBを持つことで、将来への不安を軽減し、自信を持って新たな道に挑戦する助けとなります。
まとめ
- 就活はやめてもいい
- 就活をやめることのメリットデメリットをしっかり認識しよう
- 就活をやめてよかったと感じるためには現状分析は必須
一般的に、学生は卒業後、企業に就職して働くことが当たり前とされていますが、全ての人にとってそれが最善の道ではありません。むしろ、就活をやめることで自分の夢の実現に近づく場合もあります。
重要なのは、夢を実現するために最適な選択肢を見つけることです。就職するか、就活をやめて別の道を選ぶか、どちらにしても最後には「これでよかった」と思えるように、しっかりと現状分析を行いましょう。
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