就活ってなにするの?具体的な手順とスケジュールで不安解消!

突然ですが学生の皆さんは「就活ってなにするの?」と聞かれて、いつ・なにをするかを具体的に説明できるでしょうか。

「なにから始めたら良いのか全く分からない!」「自己分析、業界研究、企業研究…。だいたいの手順はわかるけど、そこで何をするのか、どのタイミングで行うべきなのかは分からない」等、具体的に説明できない学生は多いのではないでしょうか。

就活は長期間の活動であり、学生時代においてとても大きなイベントになります。就活前からしっかり就活に関する情報を蓄えて、就活に全力で挑めるようにしましょう!

今回はこれから就活を始めようと考えている学生の皆さんに、就活ではいつ、なにをするのかを具体的にご紹介します!ぜひ参考にしてください!

こんな人に読んでほしい

  • 就活をこれから始める人
  • 就活でなにをしたらいいか分からない人
  • 就活で必要な物、ことを知りたい人
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長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。

  • 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
  • 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
  • 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!

しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!

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就活を始める前には何をするの?

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就活を始める前には、就活の全体的な流れを把握しましょう。就活は約1年と長期的な活動であり、学生時代においてとても大きなイベントになります。ここをしっかり押さえることができれば就活を楽に進められるでしょう!

また、就活の全体的な流れを把握することで、スケジュール管理がしやすくなり、「エントリーするのを忘れていた!」「予定日までに予定が終わらず、就活が不完全燃焼で終わってしまった」という最悪の事態を回避することができます

就活を始める際には、全体的な流れをしっかり把握しておきましょう。以下に一般的な就活生の就活スケジュールをまとめました。参考にしてください。

就活では具体的になにするの?

タスクに追われ焦っている女性の画像

① 自己分析

就活の事前準備でよく耳にするのは自己分析ではないでしょうか。

自己分析とは、自分の特徴や性格、強みや弱み、価値観などを把握することで、自分への理解を深める作業のことです。自己分析をすることで、客観的に自分を分析できるだけでなく、自分の進みたい方向性を決める際にも役立てることができます。

「自分自身を知ること」と「自分の仕事選びの軸」は、ESや面接などの就活のあらゆる場面でよく聞かれる項目になります。

自己分析シートは、手順に沿って進めていくだけで自己分析をすることができます。また、自己分析シートを基に、ガクチカを決定出来たりします。もし、自分で自己分析が上手くできないと感じる人は自己分析シートを使ってみるのも良いでしょう。

自己分析シートを利用するにはこちらをクリック

実は、自己分析に関しては、具体的にいつまでに終わらせればいいということはありません。一番最初に取り掛かるのでも企業研究の最中でも、どのタイミングでも大丈夫です。

むしろ、自己分析は就活を通して深めていくものです。

一度やったら終わりではなく、企業研究や面接を重ねるごとに「自分自身のこと」や「自分の仕事選びの軸」への理解が深まるので、その都度新しく得た観点や考えを整理するようにしましょう。

② 業界研究

世の中には様々な産業がありますが、「金融業界」や「広告業界」のように、特定の「業界」に分かれます。この業界について情報を収集し、理解を深めることが業界研究になります。

業界研究の目的は、自分が志望する業界について理解を深めることです。多くの人は、興味のある業界について漠然としたイメージを持っていますが、業界研究を通じてそのイメージをより正確で具体的なものにすることができます。

業界研究は就活のスタートと同時、卒業・修了前年次の春頃に始めると良いでしょう。インターンや面接が本格化する前には終わらせておくことが理想です。

業界は大きく8つに分かれています。

  • メーカー
  • 商社
  • 流通・小売
  • 金融
  • サービス・インフラ
  • ソフトウェア・通信
  • 広告・出版・マスコミ
  • 官公庁・公社・団体

業界研究をする際には、最初は4~6個の業界を幅広く見て、だんだん2~3個の業界に絞るとよいでしょう。最初から業界を狭く絞ってしまうと後々他の業界に転身したいときに不利になります。

以下の記事では業界研究について、より詳しく紹介しています。参考にしてください。

また、業界研究は後に行う企業研究をすすめる際に役立ちますので、しっかり取り組みましょう。

③ 企業研究

業界分析の次は企業研究をしましょう。企業研究とは、企業についての情報を調べ、企業の特徴を明らかにすることです。企業研究の目的は、本当に働きたい企業を探すことであり、業界研究とは、探す目的と範囲が違います。同じ業界内でも、仕事内容や扱う商品、企業方針などは異なります。

企業研究は卒業・修了前年次の6月から始まるインターンシップ等のキャリア形成プログラムの応募と合わせて行うと良いでしょう。

一般的に、卒業・修了前年次の3月になると、経団連に加盟している企業などでは合同企業説明会や会社説明会、面接などが始まり、「アポ」で予定が埋まり始めます。企業研究は、これらのアポで忙しくなる前に、インターンシップ等の教育プログラムへの参加や、OB・OG訪問を重ね、一通り終えておきましょう。

企業研究は、「誰に、どんなものを、どのように提供している企業なのか」自分なりに理解できるまで取り組みましょう。それが分かると、「他でもない、この企業を志望する理由」の切り口が増え、企業が求める人物像や企業理念の理解が深まります。

以下の記事では企業研究についてより詳しく解説しています。是非参考にしてみてください。

④ 職種研究

職種研究は、業界研究、企業研究と並んで重要とされる研究の一つです。職種研究とは、各職種の業務内容や求められる資質を調査・分析する作業であり、就活において重要な作業になります。

職種研究の目的は、自分の強みや経験が活かせるか、自分自身に合う仕事かどうか知ることです。業務内容に関しては、企業(同業他社含む)のHPをチェックすると良いでしょう。職種研究は、ジョブ型選考対策や自己PR、志望動機のブラッシュアップにも繋がります。

職種研究では、主に以下のことについて調べておきましょう。

  • 1日のスケジュール
  • 求められるスキル、経験、知識
  • キャリアパス
  • 職種の将来性や市場動向
  • 職種と自分の相性

就活においては業界や事業内容のみならず「どんな業務に関わりたいか」「どんな仕事が自分に合っているか」「どんな人として社会に貢献したいか」を考える必要があります。

職種研究をすることで、より自分にフィットした仕事を見つけることができます。

職種研究は、自己分析がベースとなりますので、自己分析を入念に行ってから職種研究を行うと良いでしょう。

⑤ 就活サイトへ登録する

就活サイトは企業へのエントリーをする際に必要になります。

というのも、近年の就活では、就活サイトからエントリーし、説明会や選考へ参加する場合がほとんどです。就活サイトは、多くの企業が登録しており、就活を楽に進めるには便利なツールになります。

就活が本格化する前には登録しておくと良いでしょう。

代表的な就活サイトには「リクナビ」や「マイナビ」があります。企業によっては、特定の就活サイトにしか求人情報を掲載していない場合もあるため、複数のサイトに登録しておくと安心です。

また、「ココシロインターン」でも、就活のサポートを提供しています。詳細は以下のリンクをご参照ください。

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⑥ 就活アイテムをそろえる

就活では必要になる物も多いです。直前にすべて揃えることは大変なので、事前に準備できるものは準備しておきましょう。

以下にまとめました。

必要になるもの
  • スーツ
  • スーツ小物(シャツ、ネクタイ、ベルト、靴、靴下、ストッキング)
  • カバン
  • 筆記用具
  • 印鑑
  • 携帯電話
  • 腕時計
  • ハンカチ
  • ティッシュペーパー
  • 証明写真
用意しておくと便利
  • スケジュール管理ツール
  • ノート
  • メモ帳
  • 折り畳み傘
  • 地図アプリ/乗換案内アプリ
  • 身だしなみを整えるもの(手鏡、くし、整髪料、化粧直し道具)
  • モバイルバッテリー

就活を効率よくすすめるにはなにをするといい?

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多くの学生が大学3年の夏から、早い方だと大学3年の初めから就活に取り掛かると思います。ここでは、就活を効率よくすすめるために取り組んでおきたい対策等をご紹介します。

① インターンに参加

25卒の就活からインターンシップが採用評価の対象になりました。就活を優位に進めるうえでインターンは必須になったといっても過言ではないでしょう。しかし、インターンにも短期インターンと長期インターンが存在します。

短期インターンとは、半日から1週間程度で開催され、グループワークを通して学生が業務内容について学ぶ場としての役割を持っています。短期インターンは多くの企業が実施しており、就活の選考も兼ねて行う場合もあります。

一方、長期インターンでは、1ヶ月〜卒業まで学生に働いて貰う代わりに給料が出ます。また、実施企業は、稀に大企業でも実施しているところもありますが、ベンチャー企業であることがほとんどです。

以下の記事では長期インターンと短期インターンの違いなどをより詳しく解説しています。参考にしてみてください。

新しいインターンシップのルールでは、インターンシップでの経験が再評価の対象に認められるには、短期では5日以上、長期では2週間以上の継続が必要になります。自分の目的に合わせてインターンに参加するようにしましょう。

ココシロインターンでは、学生の長期インターンへの援助を完全無料で行っています。就活生や、これから就活を始めようとしている学生の中には「これから長期インターンに参加しようと考えてる」「長期インターンに参加したいけど、1人だと心配」「自分に合う企業が分からない」という方がいらっしゃることでしょう。

ココシロインターンでは、学生1人1人に専用のキャリアアドバイザーが付き、学生の長期インターンへの採用までを全てサポートします。学生が自分では見つけられなかった学生に合う長期インターンなどもご紹介できますので、お気軽にご相談ください。

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② OB・OG訪問

興味のある企業のOB・OG訪問もお勧めです。自分の先輩にあたる方が相手になるので、企業説明会に参加するよりも身近な存在としてより詳しく企業について質問できるでしょう。

また、OB・OG訪問を行うと、入社意欲があると思ってもらえるというメリットもあります。知り合いにOB・OGがいない場合、大学のキャリアセンターで紹介してもらえる場合もあるので、相談してみてください。

③ 履歴書・エントリーシートの作成

履歴書、エントリーシートの対策もしっかり行いましょう。

以下の記事では、履歴書の書き方についてより詳しく解説しています。是非参考にしてください。

エントリーシートは『SmartES』がおすすめです。SmartESは、就活特化型の生成AIで、志望動機やガクチカ(学生時代に力を入れたこと)の作成や添削をサポートしてくれます。会員登録で無料で活用することができます。

このSmartESは、10万件におよぶ「選考を突破した良質なES」を学習しており、短時間で高精度かつ説得力のあるESを作成できるのが特長です。エントリーシートの作成に苦戦する学生にとって、非常に頼りになるツールですので、ぜひ活用してみてください。

履歴書・エントリーシート対策は書類選考を突破する上でとても大切なものになってきます。添削などは、友人や家族、学校のキャリアセンター、就職エージェントなどにお願いすると良いでしょう。

④ 筆記試験対策

就活の場では、かなりの確率でSPIや玉手箱などの適性検査を実施します。適性検査に落ちると次の選考に参加できなくなってしまうので、対策をする必要があります

対策は主に、SPIや玉手箱の問題集を解くのがおすすめです。試験ごとに問題の傾向があるため、あらかじめ予習しておけば本番でも焦ることなく解けるようになるでしょう。

出題される適性検査は企業ごとに種類が異なります。出題内容が大きく変わるので、事前に確認するようにしましょう。

⑤ 面接対策

就活をする以上、面接は切り離せないものになります。また面接の形式も個人から団体まで様々です。どんな場面でも「緊張して上手く話せなかった」ということが無いよう、しっかり対策をするようにしましょう。

面接は対策が肝心です。対策をすることで人前で緊張しなくなったり、どのように回答するのが正解かなどの、論理的な思考を養えたりします。

また、面接ではマナーも評価の対象になります。受け答えだけではなく、立ち振る舞いもしっかり対策しましょう。

就活で大事なことは?

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① 就活の前提を知ろう

就活では前提を知ることがとても大切です。多くの物事の中で、「自分が悩んでいたことを他の人も悩んでいた」という事例はよくあります。

例えば、10社エントリーして1社からも内定を貰えなかった場合、すごく自信を無くし、就活に対するやる気がなくなってしまうと思います。しかし、就活生は平均20社落ちるという前提を知っておけば「まだ10社」と精神的に余裕ができ、就活に前向きになれるでしょう。

先ほども述べましたが、就活は長期戦であり、人生の中でも大きなイベントになるでしょう。就活をすることで感じるストレスやプレッシャーは大きなものになります。

ストレスやプレッシャーに押しつぶされないように、就活における前提をしっかり認識し、思いつめたりせず、適度にリラックスする機会を設けるようにしましょう

② 常にアンテナを張ろう

就活では情報収集力がカギとなります。例えば、企業説明会やインターン、エントリーの時期など、企業によって開催するのかしないのか、いつ募集を始めるのかバラバラです。

また、面接でもどのようなことを問われるのか、形式はどのような感じなのか。常にアンテナを張り、最新の情報を入手するようにしましょう。

③ 柔軟に対応しよう

就活は少しずつ変わっています。25卒の時にも就活の早期化、インターンシップが採用評価の対象に、就活の多様化と変わっています。

特に就活の多様化では、オフライン説明会、オフライン面接だけでなく、オンライン説明会、オンライン面接、ビデオプレゼンテーションの提出などITを活用した就活の機会が増えています。就活の変化に柔軟に対応することで就活をスムーズに進めましょう。

まとめ

ここまでの内容をまとめると、
  • 就活は長期戦。全体のスケジュールを確認し、計画的に行動しよう!
  • 自己分析や業界研究、企業研究をしっかり行おう!
  • インターンやOB・OG訪問を上手く活用しよう!
  • 適性検査、面接対策も怠らない!
  • 就活は情報戦でもある!情報収集をしっかり行い、柔軟に対応しよう!

です。

就活は自己分析から企業研究、インターン参加、書類作成、面接対策など、多岐にわたる準備が必要です。それぞれのステップが将来を左右する重要な要素となるため、スケジュールを立てて計画的にすすめることが成功への鍵となります。万全の準備を通じて、より自分に合った企業と出会いましょう!

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