高校受験、大学受験と学生は若いときから大きな人生の岐路、分岐点に立たされます。そしてその1つのゴールであり、あるいは社会人としてのスタートでもあるのが就活です。
そんな就活ですが、ただがむしゃらに企業にエントリーすればいいものではありません。受験勉強に基礎を学び、演習をして、過去問を解く、といった流れがあるように、就活にもスムーズな流れ、やり方というものが存在します。
この記事ではそんな就活のやり方を時系列に沿って解説するとともに、就活の準備、注意点などもお伝えします。
このような人に読んでほしい
- これから就活を始めていく方
- 就活の何から始めればいいか全くわからない方
- 自分の就活のやり方があっているか不安な方
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就活のスタンダードな進め方
就活のスタンダードなスケジュールは上の画像のようになっています。
このスケジュールに沿って、就活をゼロから始める際にやるべきことをご紹介します。
自己分析
就活を始める上でまずはじめにやるべきことが自己分析です。自己分析とは自分が将来何をしたいのか、どういう性格なのか、どういうことに向いているのかを言語化することです。
この自己分析は就活の軸を定める、いわば全ての土台になります。志望企業を決めるのには自分のビジョンが明確になっていないといけませんし、ES提出、面接でも企業に自分がどういう人間であるかを説明しアピールをしないといけません。
就活のどのフェーズも自己分析をした前提で話が進んでいってしまうので、ここをいかに丁寧にやるかがこれから先に響いてきます。
自己分析についてはこちらの記事も参考にしてください!
業界研究
自己分析が一通りできたら志望業界を選定していきます。自分はこれから何をしたいのか、どういう職種が合っているのかをある程度知ったうえで、行きたい業界を見つけていきます。
新卒採用では、業界を以下の8つに分けているケースが一般的です。
- メーカー
- 商社
- 小売
- 金融
- サービス
- 通信
- マスコミ
- 官公庁
業界研究では、どういった業界があるのか調べることで、それらの持つ仕組みや特徴を理解しましょう。多すぎず、少なすぎず、2,3個の業界まで絞ることをおすすめします。
業界選びについてはこのコラムでさらに詳しく紹介しています!
企業研究
目指す業界がある程度決まったら次は実際にエントリーする企業を選定していきます。興味のある企業が見つかったら、企業の公式サイト、就活情報サイト、企業説明会などでその企業について調べていきましょう。
企業研究でも、最初に行った自己分析を踏まえて、自分の就活の軸に沿って調べることをおすすめします。例えば東京で働きたい場合は勤務地を、ワークライフバランスが気になる方は労働時間を、という風に、自分が入社して働くことを想像して企業について情報収集しましょう。
企業研究についてはこちらのコラムも参考にしてください!
長期インターン
ここまでで志望する業界、企業が具体化したら、実際に企業にエントリーする前に長期インターンをしておくことをおすすめします。
長期インターンは大学1,2年生からでも始めることができ、再現性の高いガクチカ(学生時代力を入れたこと)になると同時に、その業界に自分があっているのか、業務を続けていけるのかを測る判断材料にもなります。
ココシロインターンでは、長期インターンを考えている学生様に対して、当社のキャリアアドバイザーが無料で企業紹介や面接対策をサポートするというサービスを行っています。
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長期インターンや就活に関して、スケジュールに対するお悩みやご不安を抱えているという方は、ぜひ一度キャリアアドバイザーとの面談を申し込んでみてください!
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就活サイト・エージェントへの登録
さて、ここまで就活に入る前の事前準備を行っていましたが、いよいよ実際のエントリーに入っていきたいと思います。
企業の選考に参加するには、就活サイトへの登録が必要になります。就活サイトには多種多様な企業の情報が集約されています。選考の応募はもちろん、企業説明会の案内、インターンの応募、内定した人の口コミなど、知らないと損といえる情報ばかり掲載されています!
また、就活エージェントへの登録も就活では重要になってきます。就活エージェントは、自己分析、ES作成、面接対策などの就活の重要なパートをサポートしてくれる、いわば就活のプロと言えます。
「自分の力だけで就活を乗り切れるか不安だ」という方には就活エージェントはおすすめです!
就活サイト、エージェントについてはこちらのコラムも参考にしてください。
企業説明会への参加
企業説明会も企業について知る上では欠かせません。企業説明会には様々な企業がブースに分かれて説明会を行う合同説明会や、個々の企業が単体で行う普通の企業説明会など、様々な形があります。
どちらにも共通して言えることは、企業の知らなかった側面を見つけられたり、企業の業務内容を深堀りできたりと、よりその企業について知ることができる点です。また周りの学生と交流することで、ライバルのレベルを知ることができたり、情報共有できるチャンスにもなります。
更に重要なこととして、「企業説明会に行かなかったから選考に進めなかった! 」ということもあるので要注意です!企業説明会に行かなかったから選考に進めなかった!なんてことがないように気を付けてください!
OB・OG訪問
OB・OG訪問は就活において必須というわけではないですが、特に行きたい企業については積極的に行うことをおすすめします。
OB・OG訪問では実際にその企業に入社した社員の方から、その企業についてのナマの声を聞くことができます。
公式サイトや企業説明会に載っている情報は企業自体が公開しているものなので、どうしても自社に都合のいいことが多くなっています。実際に働いている方からお話しを聞くことで、一歩踏み込んだ内容、社会人の本音を知ることができるでしょう。
短期インターン
短期インターンでは1日から数週間にかけて、企業の業務内容を学んだり、実際に業務を体験することができます。多くは大学3年生の6月頃のサマーインターンを皮切りに、オータム、ウィンター、スプリングと続いていきます。
企業によっては短期インターンで優秀な学生だと評価されると、その後の選考で優遇される場合もあります!目指す企業が短期インターンを開催している場合はぜひ申し込んでおきましょう!
企業へのエントリー
エントリーは就活サイトの他、各企業のHPなどから行うことができます。
一般的なエントリー数はおおよそ20社から30社と言われています。 少なすぎると内定の持ち駒がなくなり、場合によっては就活浪人してしまう事態にもなりかねないので気を付けましょう。
ある程度様々な業界、職種にエントリーしておくと、やっぱりあの業界に行きたくなった!と心変わりしても焦らず就活を続けられます!
履歴書・ES作成
エントリーができたらエントリーした企業に向けて履歴書・ES(エントリーシート)を作成しましょう。履歴書とESは企業が採用選考に使う書類です。
どちらも、事前にどのような内容を書くかはある程度決めておいたほうがいいでしょう。一般的に求められる内容としては、履歴書では学生の学歴、志望動機、スキルなど、ESでは自己PR、長所短所、ガクチカ等が挙げられます。
どちらも就活の第一関門となる重要な書類です。自分の魅力、価値が伝わるように熟考を重ねましょう!
こちらのコラムもぜひ参考にしてください!
適性検査対策
採用選考を通過するためには適性検査の対策ももちろんしておかなければいけません。企業の多くはSPI、玉手箱などの適性検査をエントリーした学生に課して学生の能力、学力を測っています。
これらの試験は対策しておかないと優秀な学生の方でも解けない問題が多くあります。自分は優等生だから、高学歴だから大丈夫だと高を括ることなく、問題演習などを通してしっかりと対策しておきましょう!
面接対策
採用選考の最後の関門として待ち構えているのが面接です。面接にも個人面接、集団面接、WEB面接など様々な形がありますが、全てに共通して言えるのは前準備が肝要だということです。
本番の面接では緊張して固まってしまったり、話したいことを度忘れしてしまうことも珍しくありません。あらかじめ質問を想定して回答を考えておいたり、模擬面接をする、自分の話している様子を録画して確認するなどの対策が効果的でしょう。
就活を始める前の準備
ここまでスタンダードな就活の流れ、選考対策について紹介してきました。選考対策とは別に、就活を始める前に準備しておいたほうがいいもの、こともいくつかあるので、こちらで紹介させていただきます。
就活用アイテムを買う
就活生には揃えておきたい基本装備のようなアイテムがいくつか存在します。ここにその一例を挙げますので、これから就活を始める方は参考にしてください。
- スーツ
- 革靴
- 靴下
- ネクタイ
- ストッキング
- 鞄
- 腕時計
- 履歴書
- 印鑑
- 証明写真
スーツ、革靴などは就活解禁の時期になると就活生応援キャンペーンなどで安くなる場合もありますが、すぐに売り切れてしまうので特に早めに準備しておきましょう!
身だしなみを整える
就活の選考、特に企業の人と顔を合わせる面接では第一印象が重要になってきます。そのためには上記のスーツなどを着るだけではなく、身だしなみを整えて清潔感を出す必要があります。
主にチェックするべきことは以下の通りです。
- 髪型を清潔に整える
- 髪の色を暗くする(なるべく黒が望ましい)
- スーツのしわを伸ばす
- 髭を剃る(男性)
- メイクはナチュラルにする(女性)
- 爪を切る
- 歯を磨く
- 口臭・体臭に気を付ける
ビジネスマナーを身に着ける
就活では見た目だけでなく、中身もフォーマルな人物であることが求められます。
具体的には挨拶、自己紹介、メールや書類の文面、電話での受け答えについて、全てビジネスライクな敬語を使えることが望ましいです。
また、一般常識として、時間を守る、出欠連絡をする、SNSなどで不適切な発言をしない、などのことも忘れないでください。
就活用メールアドレスを作る
就活専用にメールアドレスを作っておくと便利です。企業説明会の案内など就活関係の連絡はメールで来る場合が多く、ESの送付や面接の日程調整など、採用担当者とやり取りする場面もあるからです。
就活専用のメールアドレスを作っておけば、普段使っているメールと混ざらず、大事な連絡を見落としにくくなります。また、就活に関する連絡だけを確認できるので、効率的にメールチェックできるでしょう。
就活で特に気を付けたいこと
面接日やES提出の期限は逐次把握しよう
まず、面接日やES提出の期限はしっかりと把握するようにしましょう。
「面接日を忘れていた!」というのはありがちのミスですが、その瞬間に内定は絶望的なものとなってしまいます。せっかく対策してもその一つのミスで水の泡です。
また、同じ日同じ時間に面接を2つ以上ブッキングしないように注意してください。
面接の予定をいれる際は、できるだけ2つ以上の面接が同日に被らないようにしましょう。もし被ってしまった場合は、企業に丁重に連絡をして日時を変更してもらいましょう。
また、「ESの提出期限を忘れていた」というのもよくあるミスです。就活の真っただ中の時期になると、様々な企業のESの締め切りがあり、書き漏れが出る危険性が上がります。大学のレポートとも同じですが、焦りによる余分なミスを防ぐためにも前もって執筆しておきたいものですね。
多くの企業にエントリーしてもいいが、選択と集中をしよう
企業エントリーは多くてもあまり問題ありません。むしろ少なくて後悔する場合のほうが多いので、エントリーはまんべんなくしたほうが得策とも言えます。
しかしながら、エントリーした全ての企業をフルパワーで対策して挑むと、ほとんどの人がガス欠で力尽きてしまうでしょう。エントリーではある程度企業に優先順位をつけて、「ここの企業は絶対内定したいから丁寧にやる」「ここは少し手を抜こう」という風に、うまく選択と集中をしてあげましょう。
多くの業界に手を出してみるというのは良いですが、特に狙う業界はどこにするのか、その業界の中でもこの企業は丁寧に対策しようといった具合で、優先順位を決めてあげてください。
まとめ
このコラムでは以下のような内容をお伝えしました。
- 就活のスタンダードな進め方
- 就活を始める前に準備すべきもの・こと
- 就活で特に気を付けたいこと
このコラムで、就活の流れが分かった!就活を安心して始められそう!という方がいらっしゃれば幸いです。
流れは分かったけど、自分一人で進める自信がない…という方も大丈夫です!
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このコラムが皆さんのためになれば幸いです。
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