就活って何社受ければいいの?自分に合ったエントリー数は?決める際のポイントを徹底解説!

就活が本格化してくると、「何社受ければいいんだろう?」「みんなは何社受けるんだろう?」と疑問に思っている就活生が多いのではないでしょうか。

エントリー数が多すぎると対策する時間が足りず、少なすぎると内定をもらえないまま就活が終わってしまう可能性があるため、自分に合ったエントリー数を見極める必要があります。

就活を進めていく時は、自分の精神状態や体調、優先順位と合わせて、上手くバランスをとることが大切です。

この記事では就活で何社受けるべきか、エントリー数を決めるときのポイントなどについて解説していきます!

こんな人に読んでほしい

  • 就活で何社受けるべきか悩んでいる人
  • 就活で何社受けるかまだ決まっていない人
  • これから就活が本格化する人
  • 一般的な就活生が何社受けるのか知りたい人
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就活ってみんな何社受けるの?

企業のエントリーが始まると、多くの就活生が気になるのは「就活生は平均何社受けるんだろう?」ということではないでしょうか。

就活中は周りが何社受けているのか気になって、焦ってしまうこともあると思います。そんなときは、就活生の平均のエントリー数や面接数を参考にすると良いでしょう。

ここからは就活生の平均エントリー数と面接実施数を、文系と理系の学生に分けて解説していきます!

文系の平均

全国求人情報協会の「2023年卒学生の就職活動の実態に関する調査」によると、文系の学生の平均プレエントリー数は22.3社、書類選考を通過した後、面接を受けた企業数は12.5社となっています。

就活で「多すぎず少なすぎないように受けたい。」と考えている文系の学生は、この数を参考にすると良いでしょう。

理系の平均

同じく全国求人情報協会の「2023年卒学生の就職活動の実態に関する調査」によると、理系の学生の平均プレエントリー数は11.1社、書類選考を通過した後、面接を受けた企業数は6.9社となっています。

文系の学生に比べると少ないですね。何社受けるか迷っている理系の学生は平均数を目安にして考えると良いでしょう。

内定は何社もらえるの?

就活のゴールは志望企業の内定をもらうことですよね。多くの就活生が10〜20社エントリーをしていますが、その中で何社内定をもらうことができるのでしょうか。

就活で内定をもらえる企業数は、文系理系ともに平均約2社です。

「思ったよりも少ない…」「意外ともらえるんだ!」など考えることはさまざまであると思いますが、2社というのはあくまで平均数であり、最終的に何社内定を獲得するかはあなた次第です。

自分に合った就活の進め方を見極め、志望企業の内定を勝ち取りましょう!

多くの企業を受けるメリット・デメリット

平均数以上に多くの企業の選考を受けることにはメリットとデメリットの両方が考えられます。

何社受けるか迷っている方は、それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分が優先したいこと、避けたいことは何かを考えることが大切です。

ここからは多くの企業を受けるメリット・デメリットについて解説していきます!

多くの企業を受けるメリット

多くの企業を受けるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

闇雲に多くの企業を受けるだけではなく、メリットをしっかりと理解しておくことで、より効果的に就活を進めることができます。

ここからは、多くの企業を受けるメリットを3つ紹介していきます!

選考に慣れることができる

多くの企業を受けるメリットの1つ目は、選考に慣れることができることです。

選考で行われるエントリーシートの提出や面接などは、回数を重ねるごとに上達していきます。

本命の企業に絞らず、練習として実際に選考を受けることができるのは、多くの企業を受けるメリットになります。

「面接本番になると緊張して上手く話せない…」という方は、多くの企業を受けて練習すると良いでしょう

内定数が増える可能性が上がる

多くの企業を受けるメリットの2つ目は、内定数が増える可能性が上がることです。

学生の平均内定数は約2社ですが、多くの企業を受けることで平均以上の内定数を獲得することができるかもしれません。

第一志望の企業を受ける前に1つでも内定が決まっていると安心ですよね。内定数が増えると、自信にも繋がります。

しかし、とにかく多くの企業を受ければ内定数が増えるという訳ではないため注意が必要です。自分の実力を十分に発揮できる範囲で、受ける企業数を決めるようにしましょう。

さまざまな業界を受けることができる

多くの企業を受けるメリットの3つ目は、さまざまな業界を受けることができることです。

受ける企業数を絞らずに、多く受けることでさまざまな業界を視野に入れることができます。興味のある業界が複数ある方は、平均数以上の企業を受けた方が良いかもしれません。

また、さまざまな業界の企業を受けることで、受かりやすい業界と落ちやすい業界が見えてくる場合があります。自己分析では気づけなかった自分の適性を知ることができるかもしれません。

多くの企業を受けるデメリット

では、平均数以上に多くの企業を受けるデメリットは何でしょうか。

周りの就活生よりも多くの企業を受けようと考えている方は、デメリットがあることを理解し、より効果的に就活を進めることができるように心がけましょう。

ここからは多くの企業を受けるデメリットを3つ紹介していきます!

スケジュール管理が難しい

多くの企業を受けるデメリットの1つ目は、スケジュール管理が難しくなってしまうことです。

就活が本格的に始まると、多くの企業が選考を開始し、中には受けたい企業の選考実施日が重複してしまうことがあるかもしれません。

それだけではなく、スケジュールには対策時間や体を休める時間も含まなくてはなりません。スケジュールに余裕がなくなってしまうと、万全の状態で選考に臨むことができず、実力を発揮できなくなってしまう可能性もあります。

多くの企業を受ける場合は、スケジュール管理を徹底しましょう。

それぞれの企業にかける対策時間が限られる

多くの企業を受けるデメリットの2つ目は、それぞれの企業にかける対策時間が限られてしまうことです。

受ける企業数が増えれば増えるほど、どうしても対策に使える時間は少なくなってしまいます。

面接やエントリーシートは、業界や企業によって対策方法が変わるため、一つ一つの企業全てに対策をする時間が必要になります。

多く受ける場合は、それぞれの企業の対策にかかる時間を考慮したうえで、効果的なスケジュールを組むようにしましょう。

迷いが生じる

多くの企業を受けるデメリットの3つ目は、迷いが生じてしまうことです。

多くの企業を受けるにあたって、さまざまな企業の特徴や働き方を知ることになります。また、予想以上に内定を獲得することもあるかもしれません。

選択肢が増えるのは良いことですが、それにより就活の軸がぶれたり、自分が本当に目指しているものを見失ってしまう可能性があります。

多くの企業を受ける場合は、就活における優先順位をしっかり決めておきましょう。

受ける企業数を絞るメリット・デメリット

受ける企業数を絞ることにも、メリットとデメリットの両方が考えられます。

「この企業しか行きたくないからこれしか受けたくないな…」「20社も受けたくないな…」という方もいらっしゃると思います。

企業数を絞る場合は、そのメリット・デメリットをしっかりと理解したうえで決めるようにしましょう。

ここからは受ける企業を絞るメリット・デメリットを解説していきます!

受ける企業数を絞るメリット

受ける企業数を絞ることで得られるメリットはいくつかあります。

しっかりとメリットを理解しておくことで、少ないエントリー数でも、より満足のいく結果を得ることができるでしょう。

ここからは受ける企業数を絞るメリットを2つ紹介していきます!

じっくり対策できる

受ける企業数を絞るメリットの1つ目は、じっくり対策できることです。

企業数を絞っている方は、それぞれの企業に対する志望度も高い方が多いのではないでしょうか。志望度の高い企業は特に時間をかけて対策したいですよね。

受ける企業数が少ないと、スケジュールに余裕があるため、企業研究や面接練習、エントリーシートなどに多くの時間を費やすことができます。そのため、選考で実力を十分に発揮することができるでしょう。

精神的・肉体的な余裕を持つことができる

受ける企業数を絞るメリットの2つ目は、精神的・肉体的な余裕を持つことができることです。

就活中は周りと比べて焦ったり落ち込んだりすることがあると思います。特に企業の選考は不安や緊張でストレスが溜まりやすくなるでしょう。

受ける企業数を絞ることで、このようなストレスを解消する時間が生まれ、精神的にも肉体的にも余裕を持って一つ一つの選考に臨むことができます。

ストレスを感じやすい方や、周りと比べて落ち込みやすい方は企業数を絞ることで、さらに効果的に就活を進めることができるかもしれません。

受ける企業数を絞るデメリット

では、受ける企業数を絞るデメリットは何でしょうか。

平均よりも企業数を絞りたいと考えている方は、デメリットを理解したうえで決めるようにしましょう。

ここからは受ける企業数を絞るデメリットを2つ紹介します!

内定がもらえないリスクが上がる

受ける企業数を絞るデメリットの1つ目は、内定がもらえないリスクが上がることです。

もちろん少ないエントリー数で満足のいく内定を獲得している方もいらっしゃると思いますが、受ける企業数が少ないということは、それだけ内定が獲得できないリスクが上がってしまうということです。

特に難易度の高い大手企業に絞ってしまうと、倍率がとても高いため、一つも内定を獲得できないまま就活を終えることになってしまう可能性があります。

企業数を絞る場合は、リスクがあることを理解したうえで、受ける企業の難易度などにも注意しましょう。

実践練習の機会が少ない

受ける企業数を絞るデメリットの2つ目は、実践練習の機会が少ないことです。

受ける企業数を絞ることで対策時間は増えるものの、実践経験のないまま選考を受けると、周りに比べて不利になってしまう可能性があります。

特に面接は緊張するため、慣れている方が実力を発揮しやすくなるでしょう。

人前で話すのが苦手な方は、多くの企業を受け、選考に慣れた方が良いかもしれません。

【就活経験者に聞いてみた!】何社受けた?大変だったこと・よかったことは?

では、実際に就活を経験した方は何社受け、どのように感じたのでしょうか。

今回は就活生の中でも比較的多くの企業を受けた方と、企業数を絞った方に聞いてみました!それぞれの方が感じた具体的なメリットやデメリットにも注目してみてください!

23卒 Aさん

筆者
筆者

何社受けましたか?

Aさん
Aさん

私は55社エントリーして、25社以上面接を受けました。

筆者
筆者

平均に比べるとかなり多いですね。多くの企業を受けて、大変だったことはありますか?

Aさん
Aさん

そうですね。周りの友人に比べると多い方だったかもしれません。

私はそれぞれの企業の情報を管理することが大変でした。50社以上エントリーしたので、企業からのメールやマイページの確認をこまめにしないと大切な情報を逃してしまうので、毎日確認するようにしていました。

また、就活の対策は一気にできるものではないことを痛感しました。エントリーシートや面接の対策は一つ一つの企業にしっかりと時間をかけなくてはなりません。特に企業研究に時間がかかってしまい、自己分析や就活の軸などについて考える時間が少なくなってしまったように思います。

筆者
筆者

では、多くの企業を受けて良かったことはありますか?

Aさん
Aさん

選考の回数を重ねていくうちに、どんな話が企業への好感度が高いのかが分かるようになりました。例えば、私の場合は、エンジニア職を志望していたのですが、意外と営業の長期インターンでのエピソードが好感度が高いことに気づきました。

また、いろんな業界の企業研究をしたことで、知識の幅が広がり、面接やグループディスカッションで、その知識を活かすことができました。

24卒 Fさん

筆者
筆者

何社受けましたか?

Fさん
Fさん

Fさん:私は8社エントリーして、5社ほど面接を受けました。

筆者
筆者

筆者:比較的少ないエントリー数ですね。企業数を絞ったことで、大変だったことはありますか?

Fさん
Fさん

Fさん:少ない方だったと思います。5社しかチャンスがなかったので、1回の選考にとても大きなプレッシャーを感じました。選考に落ちてしまった時は、多くの企業を受けている方に比べると、精神的なダメージが大きかったと思います。

筆者
筆者

筆者:では、企業数を絞って良かったことはありますか?

Fさん
Fさん

Fさん:プレッシャーを感じることはデメリットでもありますが、一つ一つの選考で「失敗できない」という緊張感があったため、丁寧に対策に取り組むことができました。

また、私は将来やりたいことや就活の軸が決まっていたので、少ない企業数の方が、より目標が明確になると感じました。

それぞれ自分に合った就活の進め方をしていたことが分かりますね。就活で何社受けるか迷っている方はぜひ参考にしてみてください!

就活で何社受けるか決める際のポイント

就活で何社受けるか決める際は何を意識すれば良いのでしょうか。

就活が本格化し、企業の選考が始まると、「自分に合ったバランスの良いエントリー数ってどうやって決めればいいの?」と悩んでしまう方もいらっしゃると思います。

そんな方に向けて、ここからは就活で何社受けるか決める際に意識するべきポイントをいくつか紹介していきます!

ポイントを意識しながら、選考を受ける企業数を決めるようにしましょう。

自分の軸をしっかりと決めておく

就活で何社受けるか決める際のポイントの1つ目は、自分の軸をしっかりと決めておくことです。

志望業界やあなたの理想のキャリアは具体的に決まっていますか?あなたが就活において一番大切にしたいことは何か、どんな企業で何をしたいのか、就活におけるあなたの軸を決めておきましょう。

就活の軸が曖昧なまま何社受けるか決めてしまうと、選考が多くなってきた際にモチベーションを保つことが難しくなったり、入社後のギャップに繋がってしまうことがあります。

軸がしっかりと決まっていれば、自ずと自分に合った受ける企業数も決まってくるのではないでしょうか。

体調やスケジュールの管理を徹底する

就活で何社受けるか決める際のポイントの2つ目は、体調やスケジュールの管理を徹底することです。

どれほど時間をかけて対策をしても、体調不良やスケジュールの重複などで選考を受けることができなくなってしまうと、とても勿体無いです。

人はそれぞれ体力や精神的な余裕、回復に必要な時間は異なります。周りと比べて焦ってしまうこともあると思いますが、自分が最大限の力を発揮できるバランスを考え、受ける企業数を決めることが就活の成功に繋がります。

志望度の高い企業の前はあまり予定を入れすぎないようにするなど、自分が何にどれほどの時間をかけるべきなのか、しっかりと把握しておきましょう。

多くの企業を知る

就活で何社受けるか決める際のポイントの3つ目は、多くの企業を知ることです。

闇雲に企業の選考を受けたり、業界について知らないまま候補から外すことは避けましょう。選考が始まりスケジュールに余裕がなくなる前に、興味のある企業について調べておきましょう。例えば気になる業界の合同企業説明会に参加するなど、多くの企業について一度に知ることができる機会を利用すると効率的です。

有名な企業のみに絞ったり、なんとなく抱いているイメージで受ける企業を決めてしまうと、入社後のギャップに苦しむ可能性があります。

気になる企業や業界について調べることを怠らずに、しっかりと企業について理解した上で志望度を考えることで、内定をもらうために必要なエントリー数も自然と決まってくるでしょう。

悩んだ時は1人で考えない

就活で何社受けるか決める際のポイントの4つ目は、悩んだときは1人で考えないことです。

「自分に合ったスケジュールの組み方が分からない。」「受ける企業数はこれでいいのかな…」と悩んでしまった時は誰かに相談してみると良いでしょう。

自分では気づけなかったスケジュールの欠点や受けるべき企業数が発見できるかもしれません。

「就活に詳しい人に相談したい。」「自分で組んだスケジュールに自信がない。」という方には、「ココシロインターン」のキャリアアドバイザーに相談することをおすすめします。

「ココシロインターン」のキャリアアドバイザーは、就活情報に精通しており、学生一人一人と丁寧に面談を実施しています。一度面談を受けてみてはいかがでしょうか。

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まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事を要約すると以下の通りになります。

この記事のまとめ
  • 就活で何社受けるべきかは人によって異なる
  • 受ける企業数が多くても少なくても、それぞれにメリット・デメリットがある
  • 就活で何社受けるか悩んだ時は自分の軸や体調、スケジュールのバランスを考えると良い
  • 就活の説明会には積極的に参加し、悩んだときは誰かに相談する

就活では周りと比べて落ち込んでしまうこともあると思います。しかし、人それぞれ自分に合った就活の進め方があることを忘れないようにしてください。

選考で実力を最大限発揮できるように、適切なエントリー数を考えましょう!

この記事があなたの参考になると幸いです。

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長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。

  • 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
  • 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
  • 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!

しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!

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