「コンサルファームに就職したい」「コンサルのインターンで経験を積みたい」と考えている学生さんは多いのではないでしょうか。
しかし、ひとことでコンサルといっても、様々な種類があってよく分からないですよね。また「どうすればコンサルのインターンに参加できるの?」と心配している方もいるかと思います。
今回は、インターンを開催しているコンサルファームや、その内容、コンサルに必要なスキルをご紹介します。
こんな人に読んでほしい!
- コンサルに興味がある
- コンサルのインターンに参加したい
- コンサルがどんな仕事なのか知りたい
- コンサルに必要なスキルを知りたい
この記事には広告を含む場合があります。
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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そもそもコンサルってなに?
「コンサル」という言葉を聞いたことはあっても、コンサルが実際にどんな仕事をしているのかは分からない、という方も多いのではないでしょうか。
コンサルとは、コンサルタントの略で、「ある分野について、役員や経営者などに対して事業の問題点や解決案を提示し、成長をサポートする人」を指します。コンサルの人たちは簡単に言うと、「相談に乗って問題点を洗い出し、解決策を示すこと」を商売にしています。
ひと口にコンサルタントといっても、得意とする分野は様々です。コンサルファームは、戦略系、総合系、IT系、シンクタンク系などの専門領域に分けられます。ここでは、それら4つの領域のコンサルティングファームの特徴について解説します。
①戦略コンサルファーム
戦略コンサルファームは、主に中期経営計画の策定や、新規事業立案、全社組織再編、M&Aなど会社全体の経営に関わる領域でコンサルティングサービスを提供しています。
グローバルに展開する大企業や政府系機関の課題を扱うことが多く、コンサルティング料金が高額な分、報酬も高額であるという特徴があります。
また、採用の間口も狭く、内定獲得の難易度は群を抜いて高いことで知られています。
②総合コンサルファーム
総合コンサルファームは、様々な業界のクライアントに対して、経営戦略やIT領域、人事・組織開発、財務、マーケティングなど包括的なコンサルティングサービスを提供しています。
また、総合コンサルファームの特徴として、会社の規模が大きいことがあげられます。総合コンサルファームは、常に市場のニーズに合わせながら幅広くサービスを展開しており、近年のコンサルティング業界の中でも最も勢いがあります。
③ITコンサルファーム
ITコンサルティングファームは、ITに関する高度な専門性を武器に、企業の経営課題を上流フェーズからシステム導入支援まで実施します。
近年、IT戦略の策定から実行支援まで行えるITコンサルティングファームの需要が高まってきており、急速に成長しているファームが多く存在します。そのため、採用も積極的に行っている企業が多いです。
④シンクタンク
シンクタンクは、もともとは経済分析や政策立案・提言を行う組織として設立されました。現在は、企業の戦略策定からその実行支援まで、幅広くコンサルティングサービスを提供しており、総合コンサルファームとも競合関係にあります。
シンクタンクの特徴として、大手金融機関や企業グループを親会社に持つことが多く、その結びつきを活かしてコンサルティングの案件を獲得していることが挙げられます。
以上の4つ以外にも、財務、組織人事、企業・事業再生、医療・ヘルスケアといった分野に特化したコンサルファームが数多く存在し、それぞれの企業が得意分野を持っていることが分かります。
技術・テクノロジーコンサルタントの仕事について知りたい方はこちらをご覧ください。
コンサルファームにはどんなものがある?
では、コンサルファームには具体的にどのような企業があるのでしょうか。
先ほど挙げた4つの分野をベースに、代表的なコンサルファームをご紹介します。皆さんも一度は聞いたことのある企業がいくつかあるのではないでしょうか。
①大手戦略コンサルファーム
- マッキンゼー・アンド・カンパニー
- ボストン コンサルティング グループ
- ベイン・アンド・カンパニー
- A.T.カーニー
②大手総合コンサルファーム
- デロイトトーマツコンサルティング
- PwCコンサルティング
- アクセンチュア
- ベイカレント・コンサルティング
③大手ITコンサルファーム
- ガートナージャパン
- アバナード
- フューチャーアーキテクト
- シンプレクス
④大手シンクタンクファーム
- 野村総合研究所
- 三菱総合研究所
- 三菱UFJ リサーチ&コンサルティング
- 富士通総研
インターンを募集している大手コンサルファームはある?
大手のコンサルファームに就職したいと考えている方なら、インターンに参加したいですよね。では、インターンを募集している大手コンサルファームはあるのでしょうか。
結論、インターンを募集しているコンサルファームは数多く存在します。ここからは、大手コンサルファームのインターンを3つご紹介します。
マッキンゼー・アンド・カンパニー
まず1つ目に、マッキンゼー・アンド・カンパニーのインターンをご紹介します。
マッキンゼーは、世界60ヵ国以上に130以上を超えるオフィスを持つグローバルなコンサルファームです。日本支社は、東京と大阪の2拠点から、日本企業や外国企業のクライアントに対して、積極的な支援を行っています。
マッキンゼーのインターンでは、課題解決型のワークショップやグループ発表などが行われ、優秀な参加者たちと意見を交換することができます。
- 時期:夏
- 期間:3日
- インターンシップ選考:ES、webテスト、一次面接、二次面接、最終面接
野村総合研究所
次にご紹介するのは、野村総合研究所のインターンです。
野村総合研究所は日本最大手のシンクタンクで、事業戦略の立案や業務改革の解決策提案などの経営コンサルティングを得意とします。
野村総合研究所のインターンでは、実際の業務内容に携わるという非常に貴重な体験をすることができます。
- 時期:夏~秋
- 期間:5日~9日
- インターンシップ選考:ES、面接・適性検査
PwCコンサルティング
最後にご紹介するのは、PwCコンサルティングのインターンです。
PwCコンサルティングは、戦略・IT・会計・業務改善など広範囲なサービスを展開しています。この企業の事業の特徴としては、事業再生や経営改革に力を入れていることが挙げられます。
PwCコンサルティングのインターンでは、座学に加え、仮想クライアントの情報収集・分析、プレゼンテーションを行い、実際の業務をイメージすることができます。
- 時期:秋
- 期間:1日
- インターンシップ選考:ES、webテスト、グループディスカッション、面接
こうした大手企業のインターンには、全国から非常に優秀な学生が集まるため、大いに刺激を受けることができます。また、内定に直結する場合も多いので、コンサル志望の方でしたら、是非参加することをおすすめします。
しかし、その分インターンシップ選考の倍率は非常に高くなっているため、必ずしも参加できるとは限りません。さらに、課題の難易度が高く、周りの参加者についていけない可能性もあります。
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!
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コンサルに必要なスキルは?
それでは、コンサルにはどのようなスキルが求められるのでしょうか。
コンサルは、社外の人間として関わるポジションでありながら、上手くコミュニケーションを取って施策を成功させなければならないため、以下のような様々な能力が必要となります。
コミュニケーション能力
コンサルは、社内外の様々な人間と関わりながら業務を進めるため、コミュニケーション能力が求められます。
相手に伝えるだけでなく、相手にも伝えてもらう、という双方向のコミュニケーションを取ることが、実務のスムーズな進行や信頼関係の構築に繋がります。
マネジメント能力
コンサルの仕事には、マネジメント能力も求められます。
コンサルタントとして実務に関わる際は、自社のメンバーやクライアント企業のメンバーを指揮しながら業務に当たるケースもよく見られます。メンバーの適材適所を見抜き、的確な指示を出すスキルは、コンサルの仕事に欠かせません。
論理的思考力
コンサルタントの実務では、課題の原因を探ったり、解決策を導き出したりすることが多く、論理的思考力が重宝されます。
コンサル的な論理的思考力を鍛える方法として、実際にモデルケースとして企業の経営課題と向き合ってみることをおすすめします。これはインターンの際に実施されることも多いので、練習になるでしょう。
洞察力
相手が何を考えているのか、どんな気持ちなのかを察する洞察力もコンサルタントには重要なスキルです。
洞察力を磨くには、他人と関わるなかで生じた違和感や直感を見逃さないようにするのが大切です。洞察に自信が持てれば、相手の言葉の裏側にある真意にも注意を向けやすくなり、円滑なコミュニケーションにも繋がります。
プレゼンテーション能力
コンサルがプロジェクトを進める際、企業で意思決定権を持つ重要な人物に提案を受け入れてもらうためには、プレゼンテーション能力が欠かせません。
自分の意図を正しく伝えるために、普段から他人に説明する時は、相手の視点に立ちながら説明する癖を付けておくのが良いでしょう。
コンサル志望におすすめの長期インターン3選
コンサルは、様々なスキルが求められる非常に専門的な職業です。そのため、コンサル志望の方はインターンに参加するのが良いでしょう。
しかし先ほども述べたように、大手コンサルファームのインターンは倍率が高く、簡単には参加出来ません。また、課題難易度も高く、初めてのインターンではついていけない可能性もあります。
そこで、コンサル志望の学生には、長期インターンを強くおすすめします。長期インターンで経験を積むことで、コンサルに必要なスキルを磨くことができます。
ここからはコンサル志望におすすめの長期インターンを3つご紹介します。
株式会社b&q
1つ目におすすめする企業は、株式会社b&qです。
この企業は、2023年9月に立ち上げたばかりのスタートアップ企業で、採用コンサルティング事業やHR領域特化型の転職支援事業を行っています。
この企業の長期インターンでは、インターン生はRPO事業部においてIT、人材、M&Aなどの幅広い業態のクライアントに戦略人事としてコンサルティングを行います。事業責任者直下でクライアントの採用成功に貢献し、ゆくゆくはプロジェクトを受けて自身で回すところまで任されます。学生も事業を動かせるようなインターン生の裁量権が大きいところが特徴です。
・場所:恵比寿駅 徒歩10分
・時給:1,113円~
株式会社Re.AM
2つ目におすすめする企業は株式会社Re.AMです。
この企業は人材紹介会社でキャリアアドバイス業務を行っています。「適性」へ導くコンサルタントとして、学生のうちからクライアントの人生のキャリア設計に携わることが出来ます。
この企業の長期インターンでは、インターン生は転職をしたい求職者に転職支援を行うキャリアアドバイザー業務を行います。人材会社のインターンは営業電話をかけるだけなどの仕事も多いですが、エージェントとして人材企業の実務を学ぶことが出来ます。未経験の学生も積極的に募集しているので、ぜひ応募してみてください。
・場所:新宿駅 徒歩12分
・時給:1,150円~
株式会社アップグレード
最後におすすめする企業は株式会社アップグレードです。
この企業はITの力で社会課題を解決するビジネスを展開しています。主に中小企業の支援を行っています。外資コンサル出身の経営層の直下で働くことが出来るので、外資コンサルで働きたい学生さんは有益な情報を得られるかもしれません。
この企業の長期インターンでは、インターン生はセールス部署において商談から契約までを一貫して行います。インターン生の裁量権が大きく、将来的には営業以外のスキルも身に付けることが出来ます。個々の適性を大切にしており、丁寧な研修・育成制度があるので初めてのインターンでも働きやすいと思います。
・場所:五反田駅 徒歩5分
・時給:1,300円~2,000円
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事をまとめると以下のようになります。
- 大手コンサルファームのインターンは非常にレベルが高く、簡単には参加できない
- コンサルには様々なスキルが必要
- コンサル志望は長期インターンで経験を積んでおくのがおすすめ
コンサルには多様なスキルが求められます。しかし、初めてのインターンが大手企業だと不安ですよね。
そんな方はぜひ、コンサルの長期インターンに参加してみてください。長期インターンで経験を積むことで、コンサルの仕事を実際に体験できるだけでなく、自分の強みや足りない部分を発見できるでしょう。
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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