「長期インターンってどんなことするの?」「実際、就活に役立つの?」
この記事を読んでいる人の中には、こんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そんな方に向けてこの記事では、現在長期インターンをしている筆者の視点から、職種ごとの仕事内容やアルバイトとの違い、長期インターンをするメリット・デメリットなどを徹底解説します!長期インターンをやろうか迷ってる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
こんな人に読んでほしい
- 長期インターンの内容を知りたい
- 長期インターンとアルバイトの違いを知りたい
- 長期インターンのメリット・デメリットを知りたい
- 自分に合う長期インターンを知りたい
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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長期インターンの内容とは?
長期インターンとは名前の通り、長期間にわたって企業で実務経験を積む就業体験のことです。数日で終わる短期インターンとは異なり、数か月から1年以上にわたって継続的に行われるケースがほとんどです。
インターン生として実際に働く中で、座学で学んだ知識を実務の現場でどう活かすかを体感でき、大学の授業だけでは得られないリアルな仕事経験や実践的なスキルを身につけることができます。
また、長期インターンを通じて自分の力を試し、成長する経験を積むことで、就職活動でも大きな強みになります。
長期インターンとアルバイトの違い
長期インターンに興味を持ったときに気になるのが「アルバイトと何が違うの?」という疑問ではないでしょうか。
どちらも企業で働く経験ができる点では似ていますが、具体的に以下のような違いがあります。
長期インターン | アルバイト | |
---|---|---|
給料体系 | 時給 or 成果報酬(アルバイト同等かやや高め) | 時給制 |
業務内容 | 実務レベルの業務 | 定型業務が中心 |
目的 | スキル習得・キャリア形成・業界理解 | 労働時間を対価に給料を得ること |
求められる能力 | 主体性・課題解決力・コミュニケーション力 | 正確性・スピード・基本的な対人対応力 |
アルバイトと長期インターンの最も大きな違いは業務内容にあります。
アルバイトでは、あらかじめ決められた仕事を、指示通りにこなすのが基本です。一方、長期インターンでは、社員と同じような実務を経験し、自分から考えて動く主体性が求められます。
また給与面に関しても、ほとんどが時給制のアルバイトに対し、長期インターンでは、業務のレベルや成果によって報酬がアップするケースも多く、成長とやりがいを実感しやすいのが特徴です。
長期インターンの期間
長期インターンの実施期間に明確な定義はなく、3ヶ月・半年・1年以上など、学生の参加目的や企業の募集目的によって参加期間が異なります。
ただ、実際に成果を出すには半年程度は継続することが望ましいでしょう。
長期インターンの給料
気になる長期インターンの給料事情ですが、一般的に以下の4つの給料形態に分かれます。
- 時給:業務を行った時間に対して給料を支払う。
- 成果報酬:業務によって得られた成果に対して給料を支払う。
- 日給:フルタイムを前提として、業務を行った日数に対して給料を支払う。
- 固定給:一定の時間業務をすることを前提に一月の固定の給料を支払う。
職種ごとのリアルな給料事情や高級の長期インターンに関しては、こちらの記事で詳しく紹介しているのでぜひチェックしてみてくださいね。
【職種別】長期インターンの仕事内容

続いて、長期インターンの主な仕事内容を職種別に紹介します。
⑴ 営業(セールス)
長期インターンの代表的な職種1つ目は、営業です。
営業職は、長期インターンでも特に募集が多く、学生が実践的なビジネススキルを身につけやすいポジションです。
具体的な業務内容
- 新規顧客への電話・メールでのアプローチ(テレアポ)
- 顧客ニーズのヒアリングと提案内容の考案
- 商談の同行や資料作成
実際に“売上”に関わる経験ができ、責任感のある仕事を任されやすいのが特徴です。
得られるスキル
- ビジネスコミュニケーション力
- ヒアリング力・提案力
- PDCAを回す力(アポ数・成約率の改善など)
- 折れないメンタルと粘り強さ
営業職は人と話すだけでなく、「相手の課題を読み取り、解決策を提示する力」が自然と鍛えられます。
向いている人の特徴
- 人と話すことが好き or 苦手を克服したい人
- 挑戦的な環境で自分を試したい人
- 数字や成果にこだわって努力できる人
- 将来、営業・コンサル・企画職などを目指している人

最初はテレアポで緊張して声が震えるほどでしたが、先輩からのフィードバックを受けながら回数をこなすうちに、相手の反応を見ながら話すコツが掴めてきました。
3か月後には、実際に自分がアポを取ったお客様が契約につながり、「自分の仕事が会社の成果になった」ことを実感できたのが、一番のやりがいでした。
⑵ 編集者(ライター)
長期インターンの代表的な職種2つ目は、編集者(ライター)です。
具体的な業務内容
- Web記事のライティング
- テーマに関するリサーチ
- インタビューや取材対応などの広報
- 公開後の記事の分析や改善提案
得られるスキル
- 伝わる文章力
- 論理的な構成力
- リサーチ力・要約力
- SEOやWebライティングの知識
ライター職は、単に書く力だけでなく、「情報を整理し、読者目線で届ける力」が自然と身につきます。
どんな人に向いている?
- 文章を書くことが好きな人
- 言葉で人に何かを伝えるのが得意な人
- Webメディアや出版に興味がある人
- 自分の考えを言語化することが得意な人

最初は「人に読まれる文章なんて書けるのかな」と不安でしたが、構成の組み方や言い回しについて先輩から丁寧にフィードバックをもらいながら、1本1本仕上げていくうちに自然と文章に自信がついてきました。初めて自分の記事が公開され、SNSで「わかりやすかった!」というコメントを見たときは、心からやりがいを感じました。
⑶ マーケティング
長期インターンの代表的な職種3つ目は、マーケティングです。
具体的な業務内容
- SNS運用(投稿作成・スケジュール管理・数値分析)
- SEO記事の企画・ライティング・リライト対応
- アクセス解析ツールを使ったデータ分析
- イベントやキャンペーンの企画・実行サポート
得られるスキル
- 仮説立案力・分析力
- Webマーケティングの実践的な知識(SEO・SNS・広告など)
- 数値を読み解く力
- ユーザー視点で考える力
マーケティング職では、『なぜ伸びた?』『どう改善する?』を考え続ける思考力が鍛えられます。
どんな人に向いている?
- マーケティングに興味がある人
- WebやSNSなどの運用にに興味がある人
- データなどを見て論理的に物事を考えるのが得意な人
- 改善や工夫を繰り返すのが苦にならない人

私はマーケティングチームでInstagramのアカウント運用を担当し、投稿の反応率を週ごとに分析する業務に取り組みました。投稿文のトーンや画像の雰囲気を少し変えただけで保存数が一気に伸びたときは、「工次第でユーザーの反応ってこんなに変わるんだ」と驚きました。自分の仮説が数字で証明された瞬間に、とてもやりがいを感じます。
⑷ コンサルタント
長期インターンの代表的な職種4つ目は、コンサルタントです。
具体的な業務内容
- クライアントの課題に関するリサーチ・情報収集
- 課題整理・仮説立案・分析のサポート
- 提案資料・プレゼン資料の作成補助
- ミーティングの議事録作成や打ち合わせ同席
得られるスキル
- 論理的思考力と課題解決力
- 情報整理・分析力
- プレゼン資料の構成力
- コミュニケーション力(対クライアント)
コンサルタント職は、調査・分析・提案のプロセスを体験し、コンサル的思考が自然と身につきます。
向いている人
- 答えのないテーマに取り組むのが好きな人
- 考えることにやりがいを感じる人
- 論理的に物事を組み立てるのが得意な人
- コンサルタント職に興味がある人

クライアントの課題に対して、どんな情報を集め、どう整理するかを考えるのが最初は難しかったです。でも、先輩と一緒に仮説を立てて深掘りするプロセスを繰り返すうちに、少しずつ自分の視点を持てるようになりました。ロジカルに考える力と「考え抜く習慣」が身についたのが一番の収穫です。
⑸ 事務職
長期インターンの代表的な職種5つ目は、事務職です。
具体的な業務内容
- データ入力や表・書類の作成・整理
- 会議準備・議事録作成などのサポート業務
- 社内文書や報告書の作成・フォーマット対応
- メール対応やスケジュール調整などの庶務作業
得られるスキル
- 正確かつ効率的に作業を進める力
- ビジネスマナー・報連相の基本スキル
- 社内での信頼関係の築き方
- ExcelやWordなどのPC操作スキル
向いている人
- コツコツと正確な作業が得意な人
- 人をサポートする仕事に興味がある人
- 丁寧な対応ができる人
- 社会人マナーを身につけたい人

最初は「地味な作業が多そう…」という印象があって、正直あまり期待していなかったのですが、実際に働いてみると、社内の業務がスムーズに進むために自分の仕事がどれだけ大事かを実感しました。データ入力や資料整理などの基本的な業務も、正確さや効率を求められる場面が多く、ちょっとした工夫で周囲から「助かった!」と言ってもらえるのがうれしかったです。気づけば、チームの信頼を得て仕事の幅が広がっていて、「自分が支えている感覚」がモチベーションにつながっていました。
⑹ エンジニア
長期インターンの代表的な職種6つ目は、エンジニアです。
具体的な業務内容
- Webアプリやサービスの機能開発・改修
- バグ修正やテストコードの実行
- Gitを使ったコード管理とチーム開発への参加
- 開発ドキュメントの作成・整理
得られるスキル
- プログラミングスキル(HTML/CSS/JS/Reactなど)
- Gitやタスク管理ツールの使い方
- 設計を意識したコーディング力
- チーム開発の基礎知識とコミュニケーション力
エンジニア職はコードを書く技術だけでなく、相手の要望をくみ取って形にする力も身につきます。
どんな人に向いている?
- プログラミングに興味がある人
- 細かい作業をコツコツ進めるのが得意な人
- 将来エンジニア職に就きたい人
- 技術を使って“形にする”ことに興味がある人

最初は開発環境の構築ですら戸惑うことが多く、分からないことだらけでしたが、先輩が丁寧にサポートしてくれたおかげで少しずつ自信がついてきました。バグ修正を重ねるうちにコードの癖やパターンが分かるようになり、自分の実装した部分が実際に画面上で動いたときは嬉しかったです。
⑺ デザイナー
長期インターンの代表的な職種6つ目は、デザイナーです。
具体的な業務内容
- WebサイトやLP、バナーなどのデザイン制作
- FigmaやPhotoshopを使ったUIパーツ作成
- デザイン修正や既存デザインの改善提案
- ユーザー視点を踏まえたUX設計・情報整理
得られるスキル
- UI/UXデザインの実務感覚
- FigmaやPhotoshopなどのツール操作
- 情報整理力と視覚表現力
- 意図を言語化して伝えるプレゼン力
技術面だけでなく、デザインの意図を言語化する力も身に付けることができます。
向いている人の特徴
- デザインや表現にこだわるのが好きな人
- ユーザー視点で物事を考えるのが得意な人
- 細部に気を配れる人
- クリエイティブな仕事に興味がある人

私はLPのデザインリニューアルを担当したのですが、最初は色や余白、フォントなどに自信が持てませんでした。先輩のレビューを通じて「なぜこの配置にしたのか?」を自分の言葉で説明できるよう意識するようになり、完成後に「前より見やすい!」と社内で言ってもらえたときは、本当に報われた気がしました。
長期インターンのメリット3選

続いて、長期インターンのメリットを紹介します。
① ビジネス基礎力が身につく
長期インターンでは、ただ業務を手伝うだけでなく、常に社員と同様に責任を持って業務を進める経験ができます。その中で、報告・連絡・相談のタイミングや内容の伝え方、社内外のメール文面の作成、会議の進行や議事録作成、スケジュール管理の工夫など、社会人に欠かせない基本的なビジネススキルを身につけることができます。
これらのスキルは就職後に必ず求められる基礎力なので、社会人生活のスタートダッシュに大きく役立つでしょう。
② 社会人との人脈が広がる
インターンでは、社員との日常的なコミュニケーションはもちろん、他部署の人や外部の取引先とも関わることも多々あります。
こうした環境の中で信頼関係を築くことができれば、就職活動の相談に乗ってもらえたり、業界の裏話を聞けたりと、学生生活では得られない実践的な情報や視点に触れることができます。また、インターン先での経験が評価され、内定に直結するケースもあります。
③ 将来のキャリアの方向性を明確化できる
学生がイメージする業務内容と、実際の現場で行われている仕事にはギャップがあることも少なくありません。長期インターンでは、そうした理想と現実の違いを実体験を通して確認できるため、自分に合った職種や、関心を持てる業界を現場目線で見極めることができます。
例えば、「人と関わる仕事がしたい」と思って営業職を希望していたものの、実際には数字へのプレッシャーや粘り強い交渉力が求められる場面が多く、自分には企画やマーケティングの方が向いていると感じることもあります。
このように、長期インターンで得られる実務経験により自分のキャリアを明確にすることができます。
長期インターンのデメリット3選

続いて、長期インターンのデメリットを紹介します。
① 学業との両立が難しい
長期インターンは一般的に、週2〜3日以上の勤務が求められることが多く、授業や課題、テスト期間とスケジュールが重なると、学業との両立に苦労する場面があります。
特に、対面業務や納期のあるタスクを任されている場合、急な変更がきかないこともあるため、事前に時間の使い方を計画し、無理のないスケジュール管理が必要です。
② ストレスがかかることがある
実務に近い業務を担当するからこそ、責任やプレッシャーを感じる場面もあります。初めての環境で慣れないツールを使ったり、成果が出ない状況に悩んだりと、学生生活とは違った種類のストレスを感じることもあります。
ただ、このような経験が成長のきっかけになるケースも多いです。そのような成長できる環境が整っている企業を選ぶことが重要です。
③ 自分に適した長期インターンを見つけるのが難しい
インターンの求人は職種や企業文化もさまざまで、自分の目的や性格に合った環境を見つけるには、ある程度の情報収集が必要です。募集内容だけでは業務の実態がわかりづらい場合もあり、「思っていたのと違った」と感じることもあります。
応募前に企業の雰囲気やインターン生の声をリサーチするなど、見極める力も重要です。
長期インターンを確実に就活に活かす方法
ここまで紹介してきたように、長期インターンには多くのメリットがありますが、それ自体がゴールではありません。大切なのは、「何のためにインターンをするのか」という目的意識を持つことです。目的や目標が曖昧なまま参加すると、やりきったつもりでも、経験を就活でうまく活かせないことがあります。
たとえば、「営業力を鍛えたい」「マーケティングの現場で企画を考えたい」といった具体的な目標を持って取り組むことで、社員に相談したり、自ら新しい業務に挑戦する姿勢が生まれます。こうした行動は評価にもつながり、より実践的な経験が積めるようになります。
さらに、目的を持って取り組んだ経験は、就活での面接やエントリーシートでも
「なぜこのインターンに参加したのか」「何を得て、どう成長したのか」というストーリーとして説得力を持たせることができます。
長期インターンを単なるアルバイト以上の経験で終わらせるのではなく、将来にどうつなげるかを常に意識しながら行動することが、就活への最大の活かし方といえるでしょう。
長期インターンのおすすめの探し方

長期インターンの仕事内容や参加するメリットが明確になってきたと思います。とはいっても、自分一人で長期インターンを探すのはやはり大変です。
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まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事をまとめると以下のようになります。
- 長期インターンには様々な職種があり、アルバイトとは違い主体的に業務を行う経験を積むことができる。
- 長期インターンを探すなら、ココシロインターンがおすすめ!
この記事では、長期インターンの詳しい業務内容やメリット・デメリットについて紹介してきました。
ぜひ就活に向けた準備、頑張ってくださいね!
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
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しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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