長期インターンに履歴書は必要?書き方を徹底解説!

長期インターンを始めようとして、企業に応募しようとする際に、履歴書が必要なのか疑問に持つ人は多いのではないでしょうか。いざ、履歴書の提出を求められても、今まで履歴書を書いたことがない人にとっては履歴書を書くことは難しいと感じてしまうでしょう。また、アルバイトへ応募する時にしか履歴書を書いたことがない人も、実際、何が違うのか、どんなことを書けばいいのか戸惑ってしまうでしょう。

今回はそんな学生さんに向けて、長期インターンに応募する際に履歴書が必要なのかどうか、また、長期インターンのための履歴書の書き方を解説していきます。実際に、履歴書のテンプレートもあるので是非参考にしてください!

こんな人に読んでほしい

  • 長期インターンに応募する際に、履歴書が必要なのか知りたい人
  • 履歴書の入手方法が知りたい人
  • 長期インターンのための履歴書の書き方を知りたい人
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長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。

  • 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
  • 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
  • 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!

しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!

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長期インターンに履歴書はいらない?

長期インターンに応募した際、必ずしも履歴書が必要であるわけではありません。ただ、応募先の企業によっては提出が求められる場合があります。

履歴書の提出の有無は、企業の方針や応募者の応募背景によって異なります。そのため、応募した際には企業の応募案内メールまたはメッセージ、公式ウェブサイトや募集要項を確認して注意深くチェックすることが重要です。

長期インターンの履歴書の入手方法は?

応募先の企業からフォーマットが指定されている場合

応募先の企業が独自のフォーマットを求める場合もあるため、応募先の要求に合わせて調整することが必要です。フォーマットが指定されている場合はそれに従いましょう。

応募先の企業から特にフォーマットの指定がない場合

履歴書のフォーマットについて特に指定がない場合は、サイズや記入要素を自分で選んで大丈夫です。一般的に、サイズはA4で、国の標準水準にのっとった「JIS(日本工業規格)」の履歴書が利用されます。

履歴書をパソコンで入力する場合は、履歴書のテンプレートをダウンロードします。

以下は、厚生労働省推奨の標準的な履歴書のテンプレートです。ぜひこちらからダウンロードしてみて下さい。

履歴書を手書きで書く場合は、大学の生協や文房具店、コンビニなどで購入します。

ここで注意すべきなのが、手書きで書く場合はボールペンや万年筆を使用しましょう。シャーペンや鉛筆、消せるボールペンなどは使わないようにして下さい。

長期インターンの履歴書の書き方は?

ではさっそく、履歴書を書いてみましょう。履歴書の内容は、基本的に以下の8つとなっています。

履歴書の項目を可視化するため

①日付

②基本情報

③写真

④学歴

⑤職歴

⑥免許・資格

⑦自己PR・志望動機

⑧本人希望記入欄

①日付

日付の欄には、応募先へ履歴書を提出する日付を書きましょう。

面接時に直接渡す場合は面接日を、郵送する場合は投函日を、PDFで送る場合は送信日を書くようにして下さい。

ここで、西暦か和暦かに関しては特に決まりはないのでどちらでも構いません(和暦:令和6年、西暦:2024年)。ただし、履歴書全体で統一するようにして下さい。

②基本情報

氏名

名前は苗字と名前の間に1文字分のスペースを空けて書きます。氏名の振り仮名は、「振り仮名」の文字が「ひらがな」ならひらがなで、「カタカナ」ならカタカナで書きます。

生年月日

年齢は履歴書を出す時点での年齢を書きましょう。

住所

住所は、都道府県からアパート・マンション名、部屋番号まで正しく省略せずに書きましょう。振り仮名は、漢字やアルファベットの部分のみで大丈夫です。

電話番号

電話番号は、応募先との面接日や選考結果の連絡に使うものとなるため、日中に連絡がつきやすいものにしましょう。

連絡先

この欄には、現住所以外の場所に連絡してほしい場合や、別の人に連絡してほしい場合にその連絡先を書きます。

連絡先が現住所と同じ場合には「同上」と記載します。

フォーマットによって、「メールアドレス」の欄がない場合であれば、この欄にメールアドレスを書いてもらって構いません。

メールアドレス

メールアドレスは、応募先とのやり取りに使うものです。

アンダーバー(_)やハイフン(-)などは見やすく書きましょう。

ここで気を付けなければならないのが、応募先とのやり取りに使うものなので、ハートや顔文字、特殊記号などを使っているものは使用を控えましょう。

また、キャリアメールのアドレスは、迷惑メールとして扱われてしまったり、受信したメールに添付ファイルがある場合に容量の関係で開けなかったりする可能性もあるので注意が必要です。

③写真

提出する日から3カ月以内に撮影したものを使用しましょう。基本的に縦4㎝×横3㎝のものが利用されます。

撮影の際には、前髪が目にかからないようにし、口を閉じて口角を上げます。

ここで、万が一剝がれてしまった場合を考慮して、写真裏に大学名、氏名を記入しておきましょう。

現在、多くの企業は履歴書をWebで提出するように指定しています。写真の撮り方やデータ化の方法を詳しく知りたい方は是非こちらの記事を参考にして下さい。

④学歴

履歴書の学歴の書き方を、実際の履歴書の画像を用いて説明しています。

学歴の書き始めは、1行目の中央に「学歴」と書きます。そしてその次の行から書き始めます。

小学校・中学校は任意ですが、高校以降は義務教育ではなくなるため必ず書くようにしましょう。一般的には、中学校卒業から書きます。

ここで、学校名は正式名称で「高校」ではなく「高等学校」と書くようにして下さい。現在通っている大学は「卒業見込み」と書きます。これは、就活では企業は次年度の4月からフルタイムで働いている人材を求めているため、年度中に確実に大学を卒業できる学生かどうかを知りたいと思っています。そのため、就活の場では「在学中」ではなく「卒業見込み」と書くのが適切です。

ただ「卒業見込み」は、卒業に必要な単位数を取得できる見通しが立った状態で使える言葉であり、1,2年生の場合は、まだ判断がつかないので4年生大学に通う1,2年生は「在学中」と書くようにしましょう。

⑤職歴

履歴書の職歴の項目の書き方を、実際の履歴書の画像を使って説明しています

職歴の書き始めは、学歴の最終行から1行空けて、その中央に「職歴」と書きます。

そしてその次の行から職歴・数か月以上勤務した長期インターンの経験を書きます。特に、志望する職種に関連するインターンの経験は、積極的に書いてアピールするといいでしょう。

インターンの経験を書く場合には、職歴と区別するため「社名 長期インターン入社」と書くようにして下さい。ただ、勤務日数が短いものはスキルを身に付けたとは言い難いので、書かなくて良いです。

また、「アルバイトは職歴に含まれないのか」と疑問に思う人も多いと思います。これは、フルタイムではないアルバイトは職歴に含まないとするのが一般的です。

もし職歴が無ければ「なし」と書きます。

最終的に、最終行の次の行の右下に「以上」と書きます。

⑥免許・資格

免許・資格は正式名称で書くようにします(例:普通自動車第一種運転免許証)。

TOEICなどで、スコアが低い場合は逆にマイナスの印象を与えてしまうため書くのは控えるべきです。

また、取得資格の多い場合は応募先の企業と関連度の高い資格を優先して書くようにすると良いでしょう。

⑦自己PR・志望動機

自己PR・志望動機を書く際は、

  • 応募先の企業の募集要項やHPを見て、企業が求める人物像を明確にする
  • 自己分析などで、自分の特徴ややりたいことを明確にす

この2つを踏まえて、会社が求める人物像に自分がマッチしていることをアピールすることがポイントです。

自己PRは、仕事で活かせる自分の強みや特徴、過去の経験や学習したスキルなどを具体的に示します。驚異的な能力や成果でなくても「自分が課題をどう捉え、どう対処し、それによってどのように成長することができたか」が大切です。

志望動機は、その会社を選んだ理由、インターンシップを通じて学びたいことや身に付けたいことを書きます。

これらを踏まえて、以下でポイントを詳しく解説していきます。

ⅰ)過去の経験と将来のビジョンの関連性を示す

過去の経験や取り組みを振り返り、それが将来のビジョンや目標にどのように繋がっているかを示します。つまり、過去の経験が自身の興味や知識を深め、将来的にその領域で活躍したいという志望理由を述べることが重要です。

ⅱ)応募先の企業との関連性を強調する

 応募先の企業の特徴や価値観、ビジョンについて十分に調査し、自身の志望理由と企業の方針や活動内容を結びつけます。

応募先の企業のHPの中で特に、企業理念や代表の話、業績や採用情報の欄に着目すると上記の手掛かりを得やすいでしょう。具体的なプロジェクトや取り組みに興味を持っていることを示し、自身のスキルや経験がその活動にどのように貢献できるかを述べます。

ⅲ)将来の成長と貢献に焦点を当てる

応募先の企業で得たスキルが、自身の将来のキャリアや目標達成にどのように役立つかを具体的に示します。

以上のポイントを踏まえて、履歴書の自己PR・志望動機欄に記入する例文を用意しました。

【自己PR・志望動機の例文】

私が貴社のインターンへの参加を志望する理由は、二つあります。

まず一つ目は、常に顧客目線の商品開発を続ける貴社でなら、私の企画力を活かすことができると考えたからです。私は学生時代、文房具のメーカーで企画職の長期インターンをしており、その際私の考えた「子供でも安心して使えるハサミ」が実際に商品化された経験を通して、企画の仕事に魅力を感じていました。

貴社では、他社の商品を模倣せず、顧客満足度を最大化するような商品開発がなされており、私の企画力を伸ばせる環境であると確信しています。

二つ目は、貴社が世界に進出するグローバル企業であり、私の語学力が活きると考えたからです。私は二度留学をし、TOEFL900点も取得しております。世界に事業を拡大している貴社であれば、学生時代の経験を活かせるのではないかと思いました。

インターン当日は、企画のワークショップを通して、自分の適性を再確認したいと思っています。

志望動機の例文をもっと知りたいという人はこちらの記事も参考にしてみてください。

⑧本人希望記入欄

規定の記入項目以外に伝えておくべきこと(勤務地や希望職種など)があれば記入します。

例えば、「週に3日から4日の勤務を希望しております」や「〇曜日は大学の関係で出勤できません」など働き方に関する明確な要望や制約を事前に伝えることで認識相違を避けることができます。

特筆して記入すべきことがなければ「貴社規定に従います」と書きます。

ここで注意なのが、書類に書く場合は「御社」ではなく「貴社」を使用します。

「特になし」はビジネスマナー的に良くありません。

長期インターンの履歴書のテンプレート

FAQ

長期インターンの履歴書は、手書きかパソコン入力のどちらがいい?

長期インターンの履歴書の書き方は、指定がない限りどちらで書いても大丈夫です。ただ、記述方式が指定されている場合もあるので注意しましょう。

長期インターンの履歴書を書いている際に間違えてしまった場合、修正テープ、修正液、二重線で訂正してもいい?

長期インターンの履歴書を書いている際に間違えてしまった場合は、修正テープや修正液、二重線の使用は控え、新しい履歴書に書き直すようにしましょう。面倒くさいと感じてしまうかもしれませんが、少し手間がかかっても丁寧に準備することが重要です。

長期インターンの履歴書をメールで送る方法は?

履歴書をメールで送るには、履歴書をPDF形式で保存して、指定のメールアドレス宛にメールを作成します。本文には、簡単な挨拶や応募の目的を記載し、「添付ファイルに履歴書を添付します」という旨を明示します。

履歴書は個人情報にあたるため、万が一セキュリティに不安がある方は、添付した履歴書ファイルにパスワードを設定して送りましょう。

送る際には以下の例文を参考にしてください。

【長期インターンの履歴書をメールで送る際のテンプレ】

【件名】

長期インターンシップ応募の件/履歴書添付/氏名

【本文】

株式会社〇〇

採用担当者様

お世話になっております。

〇〇大学〇年の〇〇〇〇です。

長期インターン応募時に必要な履歴書を用意いたしました。

本メールに添付しておりますので、ご査収いただきますようにお願い申し上げます。

(下記はセキュリティが気になる場合)

なお、添付ファイルにはパスワードを設定しております。

パスワードはこの後のメールにてお送りいたしますので、あわせてご確認お願いいたします。

何卒よろしくお願いいたします。

============================

〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇年

〇〇〇〇(氏名)

mail:〇〇〇〇@〇〇.jp

TEL(携帯):000-0000-0000

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参考:安全なパスワード管理、パスワード生成とはセキュリティ対策Lab

まとめ

この記事のまとめ
  • 長期インターンに応募した際、必ずしも履歴書が必要であるわけではないが、応募先の企業によっては提出が求められる場合もある。
  • 履歴書の入手方法は、指定がない場合は履歴書ダウンロードのテンプレートを参考に自分で選んで良い。
  • 履歴書の内容解説や履歴書テンプレートを参考に書いてみよう!
  • 長期インターンの履歴書の書き方(手書き/パソコン入力)は、指定がない限りどちらで書いても良い。

この記事では、長期インターンシップに応募する際に履歴書が必要なのかどうか、また、長期インターンのための履歴書の書き方を解説しました。

長期インターンシップは、限られた学生生活の中で、自己成長を遂げる絶好のチャンスです。新しいスキルを身に付けることで、キャリアの可能性を広げることができます。

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長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。

  • 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
  • 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
  • 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!

しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!

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