【NTTドコモ就職への道】内定者に学ぶ最強の選考対策

携帯電話契約数で長年業界シェア第1位を誇るNTTドコモ。近年ではモバイル通信サービス以外にも、決済サービスや動画配信サービスなどの通信以外の事業にも力を入れています。

そんなNTTドコモに就職したいと考えている方は多いのではないでしょうか?しかし、NTTドコモは知名度が高く、内定までの道のりは容易ではありません。

そこで今回の記事では、NTTドコモに就職したいあなたのために、実際にNTTドコモに内定を貰った長期インターン生の方に伺ったNTTドコモへの最強の就活対策をご紹介します!

NTTドコモの内定を勝ち取るために知っておくべき情報が満載なので、NTTドコモへの就職を考えている方は、ぜひこの記事を最後までチェックしてみてくださいね!

こんな人に読んでほしい

  • なんとしてもNTTドコモに就職したい
  • NTTドコモについて、内定者の生の声が聞きたい
  • NTTドコモに就職するために注意しておくべきポイントを知りたい
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長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。

  • 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
  • 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
  • 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!

しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!

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NTTドコモって実際どんな企業?

携帯電話のイメージが強いNTTドコモですが、実際はどのような会社なのでしょうか。会社の事業内容や、強み弱み、社風などを、SWOT分析や内定者のインタビューを基にして明らかにしていきます。

世間から見たNTTドコモ

株式会社NTTドコモの現在地

株式会社NTTドコモの会社概要は次のようになっています。

会社名株式会社NTTドコモ
スローガン「あなたと世界を変えていく。」
設立日1992年7月1日
事業内容通信事業スマートライフ事業その他の事業(法人IoT・システム開発など)
売上6兆590億(2022年度通期)
所在地東京都千代田区永田町2-11-1 山王パークタワー
採用HPhttps://information.nttdocomo-fresh.jp/

NTTドコモの具体的な事業内容は、通信事業、スマートライフ事業、その他の事業の3つに分けられます。

通信事業では、一般消費者や法人向けに携帯電話サービスを提供しています。NTTドコモは国内最大の国内最大の移動通信事業者であり、携帯キャリアとして国内のマーケットシェアは長年1位を誇っています。NTTドコモはこの通信事業を事業の基盤としており、通信事業で培った圧倒的な顧客基盤を基にしてスマートライフ事業にも展開を広げています。

スマートライフ事業では、一般消費者の生活を支えるサービスを提供しています。「金融・決済」や「映像・エンタメ」、「電力」「メディカル」「XR」など様々な領域にわたります。d払いやdポイント、dマガジン、Lemino などがそのうちの1つです。

その他の事業としては、法人向けのIoTやシステム開発運用、ケータイ保証サービス等のあんしん系サポートを展開しています。いわゆるSIerのような仕事も多いです。

また、2022年度の売上高は前年比3.2%増の6兆590億円、営業利益は2%増の1兆939億円でした。

株式会社NTTドコモをSWOT分析してみた

次にNTTドコモをSWOT分析して、強み・弱みを見ていきましょう。SWOT分析とは、自社の内部環境と外部環境を強み(Strength)、弱み(Weekness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)に分類する企業分析の方法です。

プラス要素マイナス要素
内部環境
強み(Strength)
・携帯キャリア1位解約率0.61%という低さ
・8000万人以上の顧客基盤の多さ
弱み(Weekness)
・通信事業に収益が集中して、比較的スマートライフ事業が弱い傾向がある
外部環境
機会(Opportunity)
・DXブーム
・5G通信
・IoTの市場拡大
脅威(Threat)
・電気通信事業法の改正楽天モバイルのプラチナバンド獲得

NTTドコモをSWOT分析してみて分かることは、この企業がこれまで培ってきた通信事業の圧倒的な顧客基盤と、そのブランド力、そしてその顧客基盤に伴う顧客のビックデータの多さが強みになると考えられます。

一方で、通信事業以外のスマートライフ事業が競合他社と比べて弱い点であると考えられます。

主要3大キャリアである「NTTドコモ」「KDDI」「ソフトバンク」は、近年いずれも通信事業が頭打ちになってきており、通信以外の事業に力を入れている傾向があります。その点、NTTドコモは、通信以外の伸びが他2社と比べ少し弱いことが今後の課題だと考えられます。

内定者が語る実際のNTTドコモ

ここからは、NTTドコモから内定をもらった長期インターン生のTさんにインタビューを通してNTTドコモの実態に迫っていきましょう。今回は次の3点についてお伺いしました。

  • 社員さんの雰囲気
  • 仕事の進め方
  • 労働環境
筆者
筆者

今回はお忙しいところお時間をいただきありがとうございます!内定者であるTさんに実際のNTTドコモについてお聞きしていきたいと思います。

Tさん
Tさん

こちらこそ、よろしくお願いします!

社員さんの雰囲気

筆者
筆者

それではまず、社員さんの雰囲気についてお聞きしたいと思います。TさんはNTTドコモの社員さんにはどのような印象がありますか?

Tさん
Tさん

競合であるKDDIやソフトバンクの方と比べて、優しくて協調性の高い人が多い印象です。一方で、ただほんわかしているだけではなく、地頭が良く、主体性や行動力も兼ね備えている方が多いイメージです。

筆者
筆者

やはり、通信事業で長年シェア1位をキープできているのもあり、あまりガツガツした体育会系の雰囲気ではないんですね。他の3大キャリアも含めて、どのような方がNTTドコモに向いていると思われますか?

Tさん
Tさん

ほんわかした人達と仲良くしつつも着実に仕事を遂行していける人はNTTドコモ、体育会系でガツガツスピーディに切磋琢磨しながら進めていきたい人はソフトバンク、その中間がKDDIのイメージです。

仕事の進め方

筆者
筆者

次に、NTTドコモの仕事の進め方にはどのような特徴がありますか?

Tさん
Tさん

部署によりますが、典型的な日本の古い大企業の側面もあると思います。関係者がとても多い大規模な案件を任してもらえる分、調整業務が多く、動きが遅い部分がある印象です。やはり日本の通信インフラの安定供給を行うために失敗が許されないことが理由にあると思います。

筆者
筆者

そうなんですね。それでは、あまり自由に仕事を進めることはできないのでしょうか?

Tさん
Tさん

いえ、手を挙げられる方であれば何でもやらしてもらえるという特徴もありますね。確かに、大規模な案件では調整業務が多くなりがちですが、主体的に何かを始めたい方にとっては非常に自由に動けると思います。社内副業(別の部署でも働けること)や社内ベンチャーなどの制度もあり、自分で何かを進めたい人も輝ける会社だと思います。

筆者
筆者

すごい制度があるんですね。一般的な副業とかも可能なんですか?

Tさん
Tさん

一般的な副業も全然可能です。ITスキルを活用した副業の他にも、自分の趣味を仕事にしてる方や、歌い手さんなどもいらっしゃるとお聞きしてます。

筆者
筆者

大企業らしく調整業務のせいで動きが遅くなってしまう部分もある一方で、手を挙げれば自分で動ける自由な側面もあるんですね。

労働環境

筆者
筆者

次に、NTTドコモはどのような労働環境なのでしょうか。

Tさん
Tさん

かなりホワイトで働きやすい環境だと思っています。特に休日の多さとリモートスタンダード制度の2点は特徴的だと感じます。

筆者
筆者

社員さんも優しい人が多いし、やはり働きやすい環境なんですね。2つの特徴についてそれぞれ詳しくお聞かせ願えますか?

Tさん
Tさん

まず休日の多さについてですが、ドコモは年間20日の有給休暇が取得できる上に、夏季休暇やライフプラン休暇というのも合わせれば、実質年間25日程度の有給があります。

筆者
筆者

すごい!年間25日も有給があるのは日本企業の中でもトップレベルの休みやすさですね。

Tさん
Tさん

次にリモートスタンダード制度ですが、これは部署にもよりますが、基本の勤務場所を社員の自宅として出社を出張扱いとする制度です。いわばリモートワークを基本として日本のどこに住んでもいいということですね。

筆者
筆者

日本のどこに住んでもいいのは魅力的ですね。それこそ実家で働けたり、家賃の安い地域に住むことができるのはありがたいですね。

NTTドコモの選考フローってどんな感じ?

NTTドコモの就活における選考フローはどのようになっているのでしょうか?調べてみたところ、一般には次のようなフローである場合が多いようです。

エントリー → ES+適性検査 → 一次面接 → 二次面接 → 最終面接 → 内定

ただ、Tさんの場合、NTTドコモのインターンに参加していたため、上記のフローとは異なっています。Tさんの場合の選考フローは次のような流れです。

エントリー → ES+適性検査 → 最終面接 → 内定

筆者
筆者

TさんはESと適性検査の次にいきなり最終面接だったんですね。

Tさん
Tさん

はい。これはインターンでの成果を認めてもらったからだと思います。ただ、手前味噌な話で恐縮ですが、いきなり最終面接にいける人はかなり少ないようです。インターンの成果によって、面接回数が1〜3回になるみたいです。

NTTドコモの面接ってどんなこと聞かれた?

NTTドコモの面接では、どんなことが聞かれるのでしょうか?内定者のTさんのインタビューを通して、ドコモの面接の雰囲気や、印象に残っている質問について見ていきましょう。

NTTドコモの面接ってどんな雰囲気だった?

筆者
筆者

NTTドコモの面接の雰囲気はどんな感じでしたか?

Tさん
Tさん

どちらかというと優しい雰囲気の面接が多いと思います。面接官によっては中には厳格な雰囲気な方もいらしたらしいですが、自分の当たった面接官の方は皆さん温和な印象でした。

筆者
筆者

圧迫面接とかではないんですね。他に何か面接の特徴はありましたか?

Tさん
Tさん

質問終了後の時間が優しかったです。質問が終わった後に、フィードバックの時間を設けてくれて、良かった点と改善点を教えてくれました。さらに最後には「ここでもし落ちてしまったとしてもそれはあなたの価値が低かったわけでは決してなく、ただ弊社とのマッチングが少し良くなかっただけです。気にしないで頑張ってくださいね!」という温かい言葉を貰いました。

筆者
筆者

就職面接でピリピリしている時期にそういった言葉を企業にかけてもらえると、かなり心が安らぎますね。

NTTドコモの面接で印象に残っている質問は?

NTTドコモの面接ではどのような質問がされるのでしょうか?今回はTさんにドコモでよくある質問について聞いてみました。

筆者
筆者

NTTドコモで聞かれた印象に残っている質問はありますか?

Tさん
Tさん

正直、特筆すべきような変わった質問は記憶にないですね。ネットで「面接でよくある質問集」と調べて出てくるようなオーソドックスな質問をされました。ガクチカ・自己PR・志望動機・競合他社との違いなどですかね。

筆者
筆者

特徴的なことはなく、教科書通りの質問をされたんですね。

Tさん
Tさん

強いて言うのであれば、「あなたが”ただもの”ではない理由を教えてください。」といった質問をされましたが、言い回しが変わっているだけで、聞かれていることはただのガクチカ・自己PRといっしょですね。

NTTドコモに就職する上で一番重要だったことってなに?

筆者
筆者

NTTドコモに就職する上で一番重要だったことって何でしたか?

Tさん
Tさん

NTTドコモに就職する上で一番重要だったのは、『挑戦心』と『行動力』をアピールすることですかね。これはドコモが就活生に求めている重要な要素だと思います。

ドコモの新卒ホームページをよく見れば分かりますが、採用チームからのメッセージのところには、挑戦心と行動力について、次のように書かれています。

「困難が訪れた時こそ、未来そして自分を信じ、あきらめずに乗り越えていく『挑戦心』と 『行動力』が必要です。

『挑戦心』とは、技術革新の最前線でその変化を楽しみ、新しいコミュニケーション文化の世界を作るという、答えのない困難にチャレンジするマインド。

『行動力』とは、思い描く世界を実現するために自らアクションを起こし、最後までやり遂げる力。

ドコモには『挑戦心』と「行動力」を大切に育て、その先にある夢を実現するための、最大限のサポートを行う環境、数え切れないほどの経験値があります。」

引用:https://information.nttdocomo-fresh.jp/information/talent/

このようにドコモは『挑戦心』と『行動力』といった要素を大切にしていることが分かります。そのため僕は、この2つの要素をアピールできるガクチカ・自己PRを作りました。

筆者
筆者

『挑戦心』と『行動力』をアピールすることが重要なんですね。Tさんはどのようにそれをアピールしましたか?

Tさん
Tさん

自己PRを聞かれた時だけでなく、幼少期から現在までの全てのエピソードに一貫して「信念を持ってチャレンジし、失敗してもいいから実行し続けた人間である」ということをアピールできるようにしました。ガクチカ・自己PR・研究内容・挫折経験などの全ての回答にこの要素を絡めさせて、人間性に矛盾が無いように注意しました。

筆者
筆者

とにかく一貫してアピールすることに注意していたんですね。直接、『挑戦心』と『行動力』があるかどうかを面接で問われることはないんでしょうか?

Tさん
Tさん

最近の面接では直接聞かれることは無いようです。しかし、数年前は「あなたが挑戦心と行動力を持っていると分かるエピソードを話してください。」と直接問われたこともあったらしいです。

NTTドコモに就職する上でやっておけばよかったことってある?

筆者
筆者

最後に、NTTドコモに就職する上で、何か後悔していることはありますか?

Tさん
Tさん

長期インターンをもっと早めに始めておけば良かったことですかね。現在、就活を終えてから入社までの期間に長期インターンを行っていますが、就活前にこそ長期インターンをしておくべきだったと思います。

筆者
筆者

それはどういった理由からですか?

Tさん
Tさん

長期インターンに参加することで「インパクトのあるガクチカを作れた」、「社会人との対話力を身に付けられた」といったメリットがあったからです。

筆者
筆者

それぞれについて詳しくお聞かせいただけますか?

Tさん
Tさん

まず、「インパクトのあるガクチカを作れた」という点に関してですが、長期インターンをすることで、企業で実際に仕事を通じて成長できたというエピソードが話せます。僕の場合よくあるサークルでの経験とか研究を中心に話していたので、長期インターンのエピソードの方がより強いガクチカとして話せたかなと思います。

筆者
筆者

確かに、サークル経験や研究のエピソードよりも、長期インターンのガクチカの方がよりインパクトもあるし、ありきたりではないかもしれませんね。

Tさん
Tさん

次に「社会人との対話力を身に付けられた」という点についてですが、長期インターンに参加することで、社会人の上司と一緒に仕事をすることで社会人とのコミュニケーション能力を身に付けられたと思います。僕はドコモのインターンに参加したんですが、当時社会人と話した経験がなく、人事とうまく話すことができませんでした。もし長期インターンに参加していれば、ドコモのインターン中も人事に積極的にアピールができたり、面接でももっと流暢に話せたと思います。

筆者
筆者

それではやはりNTTドコモを志望する就活生には長期インターンをおすすめしますか?

Tさん
Tさん

そうですね!長期インターンに参加して、より有利に就活を進めて、ぜひNTTドコモの内定を勝ち取ってほしいと思います!

筆者
筆者

NTTドコモの志望者だけでなく、就活生は全員長期インターンに参加するべきかもしれませんね。本日は、貴重なお話しありがとうございました!

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まとめ

この記事では、株式会社NTTドコモに内定をもらったTさんに1時間のロングインタビューを行い、内定者目線のNTTドコモの実態や選考フロー、実際の面接の質問について教えてもらいました。

筆者が印象的だったことは、「NTTドコモは超ホワイト企業」「挑戦心と行動力をアピールすべし」「長期インターンに参加するべし」といった点です。

特に筆者も長期インターンしているので、長期インターンに参加した方がいいという意見にはよく共感できました。

長期インターンに参加することには次のようなメリットがあります。

今回の記事のまとめ
  • 就活にぴったりな強力なガクチカを作れる
  • 同じような志を持つ就活仲間ができる
  • お金を貰いながら、社会人として成長できる
  • 企業・業界研究ができる
  • ビジネスマナーが身に着く
  • 社会人との対話力が身に着く

もしこの記事を読んで長期インターンに少しでも興味が湧いた方はぜひ一度気軽に、ココシロインターンのキャリアアドバイザーとお話してみてください!

CTA画像

長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。

  • 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
  • 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
  • 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!

しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!

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