インターン選考のエントリーシートなどで聞かれるインターンの参加理由(志望動機)。「インターンに行ったことがないのにどんなことができるのかわからない」「どのような参加理由が企業には刺さるの?」といった様々な不安要素があると思います。そこで今回は、インターンの参加理由を完璧にマスターし、インターン選考を通過するポイントについて話していきたいと思います!
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そもそもインターンの参加理由とは?
インターンの参加理由とは、インターン選考中にエントリーシートや面接の際に聞かれる「なぜインターンに参加しようと思った理由」のことです。インターンの志望動機とも言われています。
インターンに参加するためには、インターンの選考を通過する必要があることがほとんどです。そのため、インターンの参加理由をマスターしておくことは必須なものになっています。
なぜインターンの参加理由を聞かれるのか?
企業は「自社のインターンでより多くのものを得て欲しい」「インターンを経て自社にそのまま就職してくれる学生を探している」「自社の即戦力になれる人材を探している」など、さまざまな理由でインターンを開催しています。
そのため、学生のインターンの参加理由と自社のインターンプログラムの目的がマッチしているのかどうかを判断するために使用するからです。また、多くの応募者の中から、自社のインターンに参加する学生を選ぶため、学生の本気度なども見ています。
企業は学生がどのくらい本気でこのインターンに参加したいと思っているのか知るために質問します。多くの応募がある中インターンに参加する学生を選ぶため、やる気のある学生を選出した方が自社にとっても学生にとってもwin-winであると考えているからです。
また、インターンに参加した時に主体的に行動し、インターンを盛り上げてくれるだろうと期待できるのが熱意が感じられる学生だということもあります。
企業は学生のやりたいこととインターンでできることがしっかりマッチしているのかどうかを判断するために質問します。インターンになぜ参加するのかだけに留まらず、インターンを通して、この学生はどのような目的を達成したいのかを知りたがっています。学生の目的を達成するためにやることが自社のインターンでできるのかミスマッチが起きないようにしています。
いくらやる気があったとしてもミスマッチが起きてしまうと、自分がやりたいことが行えず辞める原因になってしまうからです。
インターンの参加理由を書く前にするべきこと4選
インターンの参加理由を書く前にするべきことは、「このインターンでできることを調査する」「このインターンで何を得たいのか明確にする」「インターンを通して何を学びたいか言語化する」「このインターンでできることと自分がやりたいことがマッチしているか確認する」の4つを行う必要があります。
1. このインターンでできることを調査する
自分が応募するインターンはどのような内容なのか、どのようなことができるのかを調べておく必要があります。
具体的に調べる方法としては、公式サイトに載っている情報をしっかり確認したり、去年参加した先輩に話を聞いてみたり、ネットのクチコミなどを確認するなどといった方法があります。
まず、応募する企業で何ができるのか把握しておかないと的外れな参加理由になってしまうため、注意深く行いましょう。
ある企業のUXデザイナーの1DayインターンではUXデザイナーの仕事内容である「対象ユーザのインタビューからインサイトを洗い出し、ニーズを考えプロダクト内容を決め、最後にプロダクトのデザインを考える」といった一連の流れを他の学生とグループワークしながら模擬的に行いました。また、実際に働いている社員さんからフィードバックを受けることもできました。
2. このインターンで何を得たいのか明確にする
応募するインターンで何ができるのか把握したら、自分に足りないことを明確にし、このインターンで何を得たいのかを言語化する必要があります。
例えば、インターンを通して「スキルを身につけたい」と考えている就活生は、「今の自分に何が足りなくて、どんなスキルを身につけたいのか」という参加後の具体的なイメージを記載できると伝わりやすくなります。
3. インターンを通して何を学びたいか言語化する
インターンに参加するだけでなく、インターンで得たことをその後どう活かすかを明確にする必要があります。企業はインターンだけで満足して欲しくないと思っていることが大半で、ここでの経験をさらに生かして欲しいと考えています。そのため、将来まで考えてインターンを希望している学生に参加して欲しいと思うのでこれは必須の内容になります。
4. このインターンでできることと自分がやりたいことがマッチしているか確認する
最後に一番最初のインターン内容で自分がやりたいことや達成したいことができるのかどうか確認する必要があります。自分がやりたいことと内容がマッチしていないと選考に落とされてしまう可能性が上がってしまうため、書き始める前に確認しましょう。
インターンの参加理由を書くポイント5選
インターンの参加理由を書く際、以下の5つのポイントを気をつけてかくとインターン選考に通りやすい文章を作成することができます。
- 結論から書こう
- なぜ参加しようと思ったのか具体的に書こう
- インターンで何がしたいのかしっかり書こう
- なぜその企業のインターンでなくてはいけないのか記入しよう
- 抽象的な表現は避けよう
結論から書こう
まずエントリーシートで大切なことは、結論から記入することです。また、面接の際にも結論から話すことを意識しましょう。最初に自分はインターンにどうして参加したいのか書く必要があります。企業の人事は大量の文章を読んでいるので結論が最初にない文章は読むのに時間がかかってしまいますし、理解がしにくくなります。人事の方がわかりやすく理解しやすい文章を心がけましょう。
なぜ参加しようと思ったのか具体的に書こう
インターンに参加しようと思った根拠はできるだけ具体的に記載しましょう。自分自身の体験した具体的なエピソードを交えると、説得力が増して、より伝わりやすい内容になります。
インターンで何がしたいのかしっかり書こう
インターンで何がしたいのかはしっかり記載するべきです。自分は何がしたくてインターンに参加するのか、どんなことを成し遂げたいのか目標を記載しましょう。インターンの内容などがわかる場合は例に出して記載すると説得力が増します。
なぜその企業のインターンでなくてはいけないのか記入しよう
企業側が知りたいことを志望動機に記載するために、インターンの応募先でしか出来ないことを明確にしましょう。企業は、「なぜ数ある企業から自社を選んで応募したのか」を知りたいと思います。「その会社でしか出来ないこと」を具体的に伝えることで企業側に刺さる志望動機につなげましょう。
抽象的な表現は避けよう
自分の強みを活かして〜、様々なことを学びたいと考えており〜、貴社のインターンにとても魅力を感じて、などの抽象的な表現は避けましょう。抽象的な表現は、読み手に印象を残しにくく、他者との差別化が測りにくいです。
人間性をアピールするためにも、どんな強みなのか?どれくらいなのか?などより具体的に表現しましょう。また、貴社のインターンでしかいけない理由も、具体的ワードを使うことによって、差別化できます。具体的に表現できる部分がないかを考え、読み返してみてください。
NG:自分の強みを活かして
→ 部長の経験から得た周りをまとめる力を活かして
NG:様々なことを学びたいと考えており
→ 顧客との関係をどのように深めているのかを学びたいと考えており
NG:貴社のインターンにとても魅力を感じて
→ 会社を知れるだけでなく、現場での働き方を学べるという貴社のインターンで
また、インターンの参加理由は志望動機のポイントも合わせて考えることができるので以下の記事も合わせて読んでみてください!
業界・職種別インターンの参加理由の例文6選
私は情報技術分野に強い興味を抱き、貴社のエンジニアの長期インターンシップに参加したいと考えております。私は大学2年次に参加したハッカソンの経験から目的を持ってプロダクトを作成する難しさを知りました。また、自分が使用したことない言語を用いて開発する楽しさも学びました。
この経験から貴社の先進的なテクノロジーと多様なプロジェクトに魅力を感じ、貴社が提供する技術力に触れることで、新たな分野にも挑戦したいと考えております。データ分析やマーケティングツールの開発に携わることで、企業や顧客のニーズに応える価値あるサービスを提供したいと考えています。
将来的には、IT業界のリーダーとして技術の進化に貢献し、社会の課題解決に挑戦したいと思っています。貴社のエンジニアの長期インターンシップは、その実践的な経験と幅広いプロジェクトに参加する機会を提供してくれると信じているため参加したいと思っています。
私は貴社のインターンシップを通じて、営業スキルやコミュニケーション能力を向上させ、企業の成長に貢献したいと考えています。
将来的には、営業のプロフェッショナルとしてクライアントとの信頼関係を築きながら、企業の成長をサポートすることが私の目標です。そのため、貴社のインターンシップを通じて、データを元にした効果的なプレゼンテーションやクライアントのニーズを把握する能力、双方にWin-Winな関係をもたらす営業手法を学びたいと考えております。
貴社のインターンシップを通じて、ユーザーセンタードなデザイン思考と優れたUXデザインスキルを習得し、魅力的なプロダクトを創造したいと考えています。
私は自分が表現したいことを伝えつつ、ユーザーのニーズに応えられるデザインに重要性を感じています。貴社のプロジェクトに参加することで、実践的な経験を積みながら、インサイトの探索やプロトタイピング、ユーザーテストなどのUXデザインスキルを高めたいと思っています。貴社のクリエイティブな環境で、優れたデザイナーと協力しながら、デザインプロセスに参加したいと思っています。異なる視点からアイデアを共有し、チームとしての力を発揮しながら、素晴らしいプロダクトを生み出したいと考えています。
将来的には、UXの専門家として、様々なプロダクトに携わり、ユーザーに寄り添ったデザインを提供することが私の目標です。貴社のインターンシップを通じて、デザインスキルの向上とデザインにおける新たな視点を得ることを目指しています。
私はこのインターンシップを通じて、営業スキルの向上と共に、ヘルスケア業界の発展に貢献したいと考えています。
私はコミュニケーション能力に自信を持ち、人々との信頼関係を築くことが得意です。ヘルスケア業界の顧客との対話を通じて、彼らのニーズと課題を理解し、最適なソリューションを提供したいと思っています。ヘルスケア業界は常に進化し続けており、技術の発展や法規制の変化にも対応する必要があります。私は柔軟な発想力と問題解決能力を持ち合わせており、変化の激しい環境での営業活動にも自信を持って取り組みます。その中で、お客様との信頼を築きながら、長期的なパートナーシップを構築することが私の目標です。
将来的には、ヘルスケア業界におけるプロフェッショナルとして、より多くの人々に健康と幸福をもたらすサービスを提供したいと考えています。このインターンシップを通じて、ヘルスケア業界のビジネスモデルや市場動向を理解し、自らの成長と組織の成果に貢献したいと心から願っています。
私は貴社のマーケティングのインターンに参加したいと考えています。私は旅行の魅力と顧客のニーズに興味を持ち、デジタルマーケティングやSNSを活用したプロモーションについて学んでいます。このインターンシップを通じて、業界の知識とマーケティングスキルを高め、より多くの人々に素晴らしい旅の経験を提供したいと思っています。
私は貴社のエンジニアインターンに参加したいと考えています。コンサルティング業界は多様な業界やクライアントに対して最適なソリューションを提供する重要な役割を果たしています。私はプログラミングスキルを持ち、論理的な思考力で問題解決に取り組むことや、コミュニケーション能力を活かしてチームと協力し、クライアントとの信頼関係を築くことが強みです。このインターンシップを通じて、コンサルティング業界の実務経験を積み、業界のプロフェッショナルとしての視点を養いたいと考えています。クライアントの課題に対して新たな視点でアプローチし、持続可能な成果を上げることを目指します。将来的には、コンサルティング業界でのキャリアを築きながら、社会に貢献する仕事を続けることが私の目標です。
体験談
私は、インターンに参加するために選考で参加理由を書く場面が多くありました。初めは何を書いていいのか分からず、薄っぺらい誰でも書けるような文章を記載していました。何回も選考に落ちてしまったので、自分が本当にしたいことはどんなことなのか、そのためにどのようなインターンに行きたいのか、そのインターンで何を得たいのか、その企業のインターンである理由はなんなのかについて友達と話し合いながら深めていきました。一人で考えていた時よりも自分の考えがスラスラと出てきたり、自分とは違った意見を聞いたりしてとても有意義な時間になったと思います。その話をしてから、インターンに参加する理由を自分の言葉で書くことができるようになり、選考が進むことが多くなりました。
上記の3つのポイントを抑えれば誰でもインターン選考に受かる参加理由を考えることができると思います。
まとめ
インターンの参加理由は初めて書く人にとっては時間がかかる作業になります。ES(エントリーシート)など期限が設けられている場合が多いため、余裕を持って行いましょう。
- 自分が本当にしたいことはどのようなことなのか
- そのためにどのようなインターンに行きたいのか
- そのインターンで何を得たいのか
- その企業のインターンである理由はどういうものなのか
この4つのポイントを考えてから書き始めると、書きやすいと思います。まずはこのポイントについて考えをまとめてみましょう。
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