「目的意識がありレベルの高い長期インターン生に幅広い業務が任せられる」 — 株式会社アットオフィス

株式会社アットオフィス

株式会社 アットオフィスは中小企業やベンチャー企業のオフィス需要に着目し、
約10万件以上の物件の中から最適な物件をご紹介しています。
近年は、オフィスのみならず、店舗の移転の仲介も積極的に取り扱っております。
クリニック開業に特化した「アットクリニック」を中心に、
認可・企業主導型保育等の保育園開設、高齢者デイサービス、放課後デイサービス等、
「社会福祉不動産」も取り扱っており、他社にはないアプローチを行っております。

長期インターン採用を始めたきっかけや目的を教えてください。

始めたきっかけは、経営者との交流会で早くからインターン採用を行い、学生さんと接点を持つベンチャー企業が増えている印象を受け、我々も会社の新しい取り組みの一つとしてやってみようと動き始めたことです。

目的としては、学生に事業部を立ち上げてもらい、その経験を社会人で仕事をしていく中で活かしていってもらいたいということです。インターンの歴が長い子が新しい子に教える仕組み作りもそうですし、今は社長の指示を受けて動いているみたいなパターンが多いですが、今後は自分たちで0から1を作って、学生だけで回していくみたいなのが将来的にできたらいいかなと思っています。

長期インターン生に対して何を期待していますか?

 まずは失敗を恐れず、やってみてほしいと思います。それがアットオフィスの社風にも通ずる部分があるのですが、会社の代表の考えとして、「まず挑戦する」とあるので、長期インターン生や社員関係なくまず実行してみて、仮に失敗しても別の人がサポートする体制にすることを考えています。長期インターンを終えて社会人になったときに、その経験を生かしてもらいたいので、チャレンジする大切さは社会人になっても忘れないでもらいたいというところもあります。
また、会社を立ち上げるみたいなところに興味を持って、これからの日本を引っ張っていってもらえたらなという思いもあります。

具体的にどういう業務を任せていますか?

現在、長期インターン生には大きく2つの業務を任せています。

1つ目はウェブサイトの運用です。ベンチャー.jpというベンチャー企業向けのメディアサイトを運営しています。このサイトでは、ベンチャー企業の社長さんが抱える課題やお悩みを共有し、成功例を共有することで悩んでいる社長さんを支援することを目的としています。社長さんへのインタビューや、カメラマンの手配などを行うのがインターン生の一番メインの仕事内容です。そのため、インターン生が実際に会社に伺って、社長さんの生の声を聞いて、質問をしたり会話をしたりして、社長はどういう思いで起業してるんだろうと感じてもらうというところがメインのお仕事内容になっています。

2つ目は自社サイトのSEO対策です。弊社にはアットオフィスという物件サイトがあってここに物件の情報を掲載してるのですが、SEO対策的としてサイトをGoogle検索で上位にするためにその物件の写真をたくさん登録したり、物件によってはお勧めポイントなどを書いてもらったりなるべく様々なお客様に私たちのサービスが目に触れるようにしてもらうことが2つ目のメインのお仕事になります。

今後、長期インターン生にどのような業務を任せていきますか?

現在、自分たちでインタビューする起業家さんを見つけてきて、ライターさんとかカメラマンさんを動かして記事のアップ、拡散までを任せています。

アットオフィスとしても頻繁に子会社を作ったり、新しい事業にチャレンジするような動きがあるので、ゆくゆくは新しい会社が設立されたときに依頼したい業務が出てきたらインターン生にその都度任せていきたいと考えています。ベンチャーだからこそインターン生に業務の可能性が広いと考えています。

長期インターン生の採用において課題はありますか?

課題となっている部分は2つあります。
まず1つ目は集客についてです。アットオフィスはまだまだベンチャー企業であり、特にBtoB向けの事業を展開しているため、学生から見ると弊社の認知度は高くありません。認知度が低いことによって、なかなか学生が集まってきてくれません。

2つ目は会社としての育成やサポートが不足していることです。入社後には研修や教育を最低限に行い、基本的には長期インターン生に仕事を任せています。社長も常に学生に付きっきりではないため、学生自身で考えて仕事を進める場面が多いです。私自身も採用担当者として関わっていますが、人手不足の中で長期インターン生の教育や育成に十分な時間を割くことができていないのが現状です。

ココシロインターンで掲載しようと思った理由はなんですか?

社長がココシロインターンの紹介を受け、その紹介された情報を元に導入を決定されたようです。特に、初めて長期インターンの採用を導入するということで、他の企業での実体験を聞き、紹介を受けることによって安定感や信頼性を感じられたのではないでしょうか。

また、サービスを取り入れる際には、金額やサービス内容などが重要な要素となります。その中で、インターン採用が成功した時に報酬が発生する成果報酬型は、やりやすさやチャレンジしやすさがあると思いました。この点が社長にとって魅力的に映り、迅速な決断を促したようです。社長からは、「ぜひやろう」という形になり、運用の面でも私の担当として話が進んでいます。

ココシロのサービスを使われていて、他の媒体と比べてどこが違いますか?

学生のターゲティングに関する違いを感じました。

レベルが高い子が多いなという印象を受けています。また、ココシロインターンからのご推薦の子はターゲットに当てはまっているかなというところがあります。不合格になった子でも、地頭が優秀だなと思う子が多かったですね。

具体的にどんな学生がいますか?

実際、インターンのためにバイト辞めますということを面談中に伝えてくれた学生がいました。

その子は色んなことにチャレンジできることや環境の良さを求めていて、アットオフィスでのインターンに挑戦するために辞めるそうです。インターンをするためにここまでする子にとても胸を打たれました。

キャリアアドバイザーとの学生面談に効果を実感していますか?

別の媒体からの応募経由の子だと、学生時代にとりあえず何かしなきゃいけないと思って、なんとなくインターンに応募する人がいたりしますが、ココシロインターンからのご紹介の子だと、入社目的がはっきりしていて、考えがすごく固まっているなという印象があります。そのような部分は、キャリアアドバイザーとの面談の効果だと感じており、別の採用媒体とは違って強みだと思います。