「長期インターン生に求める、『計画性と実行力』」 — 株式会社UPDRAFT

株式会社UPDRAFT

株式会社UPDRAFTは、通信商材を主軸とした営業代行会社です。
”日本一の学生主体営業組織に”を掲げ、
学生でも社会人より営業できる営業組織を作り上げていくことが弊社の掲げる目標です。

長期インターン生の採用をはじめたきっかけを教えてください。

私の実体験から学生時代に長期インターンで成果を出した人は、社会人になっても活躍している人の割合が多いと感じました。その経験から学生時代に新卒同期と差別化できるものを作る環境が必要だと思い、長期インターンの場をUPDRAFTが提供しようと思いました。

長期インターン生の採用で気をつけていることはなんですか?

長期インターンが学生の成長のためになるようにしたいので、 長期インターンに対して、「ガクチカをつけたい」や「新卒入社後にNo.1を取りたい」などといった明確な動機がない人や熱量が低い人は採用しないようにしています。理由は社会で求められる人は自分でコミットしたことをやりきれる人だと考えているためです。長期インターンでコミットできない人は社会に出たときも同様にコミットできないと思います。したがって、長期インターンをなんのためにやりたいのかが明確な人を採用するようにしています


長期インターンをやるのであればやりきることを重要視しています。 しかし、学生によっては長期インターンをやる必要のない環境にいる人もいます。 最近の例として、 体育会系でラグビー部に入りながら不動産業界の営業のインターンで活躍したいという子がいました。 長期インターン生といえど社会人と同じような業務をするため、片手間でできるものではありません。 不動産業界の営業で活躍したいのであれば学生の未来と現状を考えると、長期インターンを今からやるよりも、長らく続けているラグビーに専念して成果を出した方が、体育会系の人材として企業から重宝され、努力できる力を評価されると伝えました。長期インターンをするよりも体育会系頑張った方がいいですよと話すときもあるほど、学生を第一に考え、学生の未来から逆算して今やるべき活動の提案を採用面談で実施しています。

長期インターン生に特に営業を任せている理由を教えてください。

営業は汎用性が高い職種だと考えているからです。営業ができるとお客さんの一番近い立場に立って、ニーズなどを抽出して言語化することができるようになります。このスキルは企画職に就いたときにソリューションを考えたり、新しい商品開発のアイデアに活かすことができます。また、サービスのマーケティングを行う時にも、どのようなPRだとコンバージョン率が上がるのかなど、お客さんの視点に立って考えることができます。それら以外も含めて他の職種と営業は関連している部分が多いと思っていてその経験は間違いなく長期インターン生の将来に繋がると考えています。

長期インターン生の研修制度について教えてください。

私たちの会社では、インターネット業界特有の知識が求められ、 特に、競合の価格情報を即座にキャッチアップすることが必須となっております。そのため、新入社員やインターン生には、これらの情報を効果的にインプットとアウトプットを繰り返す研修を1ヶ月間提供しています。
毎週月曜日に前週の振り返りミーティングを実施しています。このミーティングでは、達成した数字や現場での課題を共有し、改善策を議論します。 ペルソナに基づいて、プレゼンテーションを導入し、社長からのアドバイスを受けるセッションなども設けられています。また、月に1回の営業会議では、営業研修や生産性を上げるための制度の導入など、常に業務の質を上げるための情報共有が行われます

長期インターン生をどのように評価していますか?

営業の世界は厳しいと言われます。 伝統的には、売上高や獲得顧客数など、数字によって評価されるのが一般的です。 営業の数字、 例えば500万や2000万などの実績は確かに大切です。 しかし、目標を 「500万」と宣言してそれを達成した者と、「2億」と宣言して2000万しか達成しなかったできなかった者、 どちらが信頼に値するでしょうか?評価は後者の方が高いでしょうが、信頼できるのは前者で、前者の方が次の仕事をもらえるチャンスは増えると考えています。したがって、私たちは前者の「発言を達成する力」を重視しています。 計画性と実行力の両立が、真に価値のあるスキルであるという考えのもと、この評価制度を用いています。UPDRAFTでは、伝統的な営業の評価基準を変え、新しい指標を導入することで、真に価値ある営業力を育てています

長期インターン生の採用について、どのように考えていますか?

近年の長期インターン生の採用は、変化する学生の性質や新しい採用ルートの確立など、多様な戦略が求められているので、企業は、これらの変化に柔軟に対応することで、質の高い採用を実現していく必要があると考えています。
その状況に対してUPDRAFTの取った戦略として、直近面談した学生は長期インターン先を選ぶ際に現在の長期インターン生の数を気にする傾向があったため、採用要件を低く設定し、採用数を増やすことで、母集団形成を実施しました。その後、採用数が増えてきたタイミングで、採用基準を高めていくという戦略を取りました。

ココシロインターンを導入してよかった点はありますか?

導入して良かったのは送客までの圧倒的なスピード感です。契約から求人掲載して、想定では3人ぐらい学生を送客して面談できればいいなと思っていたところ、10人ほどの規模で送ってくださっています。また、親身なアフターフォローが良かったと思います。毎週、現状の採用状況を聞いてくださったり、こちらのニーズに対して柔軟に対応してくださるところも良かったと思ってます。そこがココシロインターンの強みだと思います。