【5選】SPIの模擬試験の受け方を解説！模擬試験でSPIに慣れよう

SPIとは

SPIとは、Synthetic（総合的な）Personality（個性・性格）Inventory（評価）の略称で、企業が採用選考時に応募者に対して行う適性検査です。このテストは、各企業が問題を作っているのではなく、リクルート社が開発した「SPI」という検査システムを企業が活用しています。

SPIについては、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。

SPIの試験は大きく「能力適性検査」と「性格適性検査」に分けられます。さらに、能力適性検査には、言語分野、非言語分野、英語、構造把握力を計る問題があります。

能力検査とは

SPIの能力適性検査とは、基本的な一般常識や論理思考力を持っているかを計る検査です。

SPIの能力検査は「言語分野（国語）・非言語分野（数学）」に分類されていますが、企業によってオプションで「英語・構造的把握力」を実施することもあります。

性格検査とは

SPIの性格検査は、日常の行動や考え方などについての様々な質問を通して、その人の人柄や、仕事への適性などを把握する検査です。

具体的には、2つの選択肢が提示され、自分に当てはまる方を選択していきます。

質問の中には嘘を確かめる仕組みが組み込まれているため、自分をよく見せようとせず、素直な気持ちで解答することが求められます。

SPIの性格検査についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

SPIは模擬試験を受けるべき？

結論、SPIの模擬試験は受けておいた方がいいでしょう。

SPIは特定の形式や問題の出題傾向があります。模擬試験を受けることで、問題のタイプや解答時間に慣れておくことができます。初めてSPIを受ける場合、試験の雰囲気や時間配分に戸惑うこともありますが、模擬試験を繰り返すことで、本番での不安を減らし、自信を持って試験に臨めるようになるでしょう。

SPIの模擬試験には、WEB上で受けられるものや無料で受けられるものなど様々な種類があるので、自分のニーズに合わせて選ぶことができますよ。

SPIの模擬試験おすすめ6選

それでは、SPIの模擬試験を受けることができるおすすめのツールをご紹介します。

SPIマスター

SPIの模擬試験を受けるなら、SPIマスターがおすすめです。SPIマスターの特徴は、以下の通りです。

• 無料
• 結果を確認することができる
• 人事目線のフィードバックがもらえる

SPIマスターでは、SPI模擬試験を無料で受けられるだけでなく、基本的に確認することのできない、SPIの結果も受け取ることができます。

また、人事目線のフィードバックをもらうことができ、就活に関する相談も無料ですることができますよ。

SPIオンライン

次にご紹介するのは、SPIオンラインです。こちらのサービスの特徴は以下の通りです。

• 無料
• 登録不要
• 1問あたりの制限時間がない
• 選択回答形式

SPIオンラインでは、無料・登録不要でSPIの問題を解くことができます。実際のSPI試験とは異なり、選択問題形式で制限時間もありません。そのため、SPIの模擬試験というよりは、より多くの問題に触れてSPIに慣れるためのツールとして使うのがおすすめです。

SMART SPI-G

次にご紹介するSPIの模擬試験は、株式会社ノストラムが運営するSMART SPI-Gです。

• 3,500円
• 本番と同じようなテストセンターを体験
• WEBテスティングや玉手箱も体験可能
• 何度でも受験可能
• 転職向け

SMART SPI-Gは、転職希望者向けではありますが、SPIの出題範囲は新卒とほとんど変わらないため、新卒の人も同じように利用することができます。

価格は3,500円ですが、本番と同じような形式でSPIを受けられる上に、問題の解説動画や解答テクニックを見ることもできます。

大人塾

続いてご紹介するSPIの模擬試験は、大人塾です。

• 全11問（制時間10分）で実施
• 4択なのでスマホでもできる

大人塾のSPI模擬試験は、4択の選択問題式で、全11問の解答が完了するとすぐに正答率が出てきます。スマホでもサクッとSPI対策できるのが、大人塾のメリットです。問題回答者の平均正答率も出てくるため、自分の正答率と照らし合わせて、復習してみましょう。

SPI対策模試

最後にご紹介するSPI模擬試験は、SPI対策模試です。SPI対策模試の特徴は以下の通りです。

• 5分で受験できる
• 志望業界を選択することで、合格判定を受けることが可能

SPI対策模試では、「言語・非言語・英語」の3種類を、各5分ずつで受けることができます。また、志望業界を選択することで、合格判定を受けることが可能なのが、SPI対策模試の特徴です。

ただし、試験の結果を確認するには、会員登録が必要なので注意しましょう。

【3選】SPIの模擬試験を受ける前に準備すべきこと

それでは、SPIの模擬試験を受験する前に準備しておくべきことを解説していきます。

SPIの問題集を解く

SPIの対策として最も有効なのが、一冊の問題集を徹底的にやり込むことです。

大学受験等においても同様ですが、問題集1冊には多くの傾向と分析が集約されています。何冊もむやみに購入するのではなく、1冊を2,3回解き直しましょう。

苦手分野や時間配分を把握する

ペーパーテストを除く3つの受検方式（テストセンター、WEBテスティング、インハウスCBT）では、問題1問1問に対して制限時間が設定されています。制限時間を超えてしまうと自動的に次の問題に移ってしまうので注意が必要です。

SPIの模擬試験を受けておくことで、自分の苦手分野や時間のかかる問題を把握することができます。実際の問題に慣れることで効率よく解答していくことができるため、SPIの模擬試験は一度受けておくのがよいでしょう。

試験会場の環境を整える

模擬試験を受けるときは、試験会場と同じような環境を意識しましょう。

SPIの模擬試験を自宅で受ける場合には、騒音や室内の温度なども調節し、緊張しない環境づくりを心掛けてください。可能な限り本番と同じ環境を意識することで、模擬試験を最大限活かすことができますよ。

SPIに関するFAQ

Q.なぜ企業は就活生にSPIを解かせるの？

A.就活生の特性や強み、性格を把握するため

企業は、就活生のSPIの結果から、強みや性格といったその人の人となりをみています。その情報をもとに、企業の社風や理念と学生の価値観がマッチしているか、確認しようとしているのです。そうすることで、入社後のミスマッチを防ぐこともできます。

A.採用後の配置先の参考にするため

企業は、就活生のSPIの結果をもとに、入社後の配置先を決めることがあります。就活生の能力面だけでなく性格面は、部署を決める上でも非常に重要な要素になります。

Q.SPIの受検方式は？

A.SPIの受検方式は主に4つ

SPIの受検方式としては、主に4つ挙げられます。

• テストセンター方式
• Webテスティング方式
• インハウスCBT方式
• ペーパーテスト方式

SPIの受検方式としては、一番受ける人が多いテストセンター方式の他、Webテスティング方式や、インハウスCBT方式などがあります。受検方式によって内容や時間が異なるため、企業の募集要項と照らし合わせて確認しておきましょう。

SPIの受検方式は、こちらの記事で詳しく解説しています。

Q.制限時間内に解けないときはどうなる？

A.制限時間内に解けなくても焦らない！

SPIには、「問題ごとの制限時間」と「全体の制限時間」がそれぞれ設けられています。「問題ごとの制限時間」がくると、自動的に次の問題に進みます。

数問解凍できない問題があっても、結果にはさほど影響しません。時間内に解けない問題があっても、気持ちを切り替えて次の問題に集中しましょう。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。この記事の内容をまとめると次のようになります。

SPIの模擬試験には、様々な種類があることがお分かりいただけたでしょうか。価格や問題形式、付随サービスなども考慮して、自分にあったサービスでSPI模擬試験を受けましょう！

無料で本番同様のSPI模擬試験が受けたいなら、SPIマスターがおすすめです。