志望動機は、「自分がなぜその企業に入りたいのか」や「どのようにその企業に貢献できるのか」をアピールするために重要です。しかし実際、どのように志望動機を書けばいいのかわからない人も多いのではないでしょうか?
この記事では、結論から志望動機を書くべき理由とコツを紹介します!また、この記事では志望動機の例文もいくつか紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
こんな人に読んでほしい
- 志望動機の書き方がわからない人
- 志望動機の例文を探している人
- 効率よく志望動機を書きたい人
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志望動機を結論から書くべき理由
志望動機を結論から書くことには、たくさんのメリットがあります!志望動機を結論から書くべき理由を3つ紹介するので、これから志望動機を書こうと思っている人はぜひ参考にしてください!
① 採用担当者にわかりやすく伝えるため
志望動機を結論から書くべき理由の1つ目は、採用担当者にわかりやすく志望理由を伝えることができるという点です。
採用担当者は1日に多くて何百枚も志望動機を見ないといけません。そのため、要点が掴みにくい志望動機はサラッと読み流される可能性があります。
だからこそ結論から書いて、採用担当者に一目でこの志望動機が何を伝えたいのか理解してもらうことが重要です。
② 字数制限内に収めやすくなる
志望動機を結論から書くといい理由の2つ目は、志望動機を書く時に字数制限内に収めやすくなるという点です
一般的に志望動機は字数制限が課されていることが多いです。そのため、どの順番で書くか考えずに、思いついたことから志望動機を書くと、字数制限を超えてしまうことがあります。指定された字数内に収めるためにも、志望動機を書くときは結論から順序立てて書くようにしましょう!
③ 論理的な志望動機になる
志望動機を結論から書くといい理由の3つ目は、志望動機が論理的になるという点です。
結論から書き始めれば、論理的な構成で志望動機を書くことができるので、採用担当者に論理性のアピールをすることができますし、非常にわかりやすい内容になります。また結論から志望動機を書く時は「結論→根拠→結果」の流れで書くようにしましょう!
結論に対する根拠は、過去のエピソードをもとに企業の特徴と結びつけて書くと非常に説得力のある根拠になります。また、最後の結論の部分は過去のエピソードをもとに、その企業に入ったらどのようになりたいか、どんなことをしたいのかアピールしましょう!
結論から志望動機を書いた時とそうでない時の違い
では、実際に結論から書いた志望動機と結論から書いていない志望動機では、どのような違いがあるのでしょうか?今回はコンサル業界の志望動機を想定して、違いを比較していこうと思います!
① 結論から書いた場合
貴社の「革新的なソリューションで持続可能な未来を創造する」というビジョンに共感し、その実現に貢献したいと思ったため志望させていただきました。
これまでの長期インターンシップやアルバイトで培った問題解決能力とチームワークの経験を活かし、貴社のコンサルティングチームに貢献したいと考えています。
特に、Webライティングの長期インターンシップで得たデータ分析とマーケティング戦略のスキルを駆使し、クライアントの課題解決に貢献したいです。
貴社の研修制度と社員育成方針は、私のキャリア成長に最適な環境を提供してくれるものだと思います。
将来的にはプロジェクトリーダーとしてクライアントの成功を支援し、貴社のビジョン実現に向けた中心的な役割を果たすことを目標にしています。学生時代培ったスキルと経験を貴社で活かして、持続可能な未来を創造したいと考えています。
② 結論から書いてない場合
私はこれまでに多くの長期インターンシップやアルバイトの経験を積んできました。
特に、SEOの長期インターンシップでは、データ分析を活用したマーケティング戦略の立案に携わり、実践的なスキルを磨くことができました。
これらの経験を通じて、問題解決能力とチームワークの重要性を学びました。
貴社の「革新的なソリューションで持続可能な未来を創造する」というビジョンに深く共感しており、研修制度や社員育成の方針に非常に魅力を感じています。
私の目標は、将来的にプロジェクトリーダーとして、クライアントの成功をサポートすることです。そのために、貴社のコンサルティングチームに加わり、クライアントの課題解決に貢献したいと強く考えています。
見ての通り、結論から書いた志望動機は、読み手にとって理解しやすく、学生の意図や志望熱意をすぐに把握できるため、非常に内容が伝わりやすい志望動機になっています。一方、結論から書いてない志望動機に関しては、長々と過去のエピソードの話が冒頭にされています。
そのため、1日に何十枚から何百枚も志望動機を見なければいけない採用担当者にとっては全体の概要を掴むのに時間がかかり、要点を把握しにくいです。結論から書いてない志望動機自体に明らかな欠点があるというわけではありませんが、結論から書いた方が良いと言えるでしょう。
面接官が志望動機を見るときに意識しているポイント
面接官はいろいろな観点から志望動機を見ています。企業側は長い間、企業に貢献してくれる学生を採用したいという方針があるので、その学生が企業と相性がいい学生かどうか判断しないといけないからです。
結論から志望動機を書くことでわかりやすくするのに加え、採用担当者が何を意識しながら志望動機を見ているか把握し、より評価の高い志望動機を書きましょう!
① 志望度の高さ
面接官が志望動機を見るときに意識しているポイントの1つ目は、学生の志望度の高さです。
企業が採用する基準の一つにできるだけ長い間企業に貢献してくれる学生を採用したいという考えがあります。だからこそ志望動機では「その企業のことをしっかり理解していること」と「自分の就活軸がその企業と相性が合うこと」を過去のエピソードから論理的に紐付けてアピールできるようにしましょう!
② 学生がその企業のビジョンや社風と相性がいいか
面接官が志望動機を見るときに意識しているポイントの2つ目は、”学生がその企業のビジョンや社風と相性がいいかです。
どれほど優秀な学生であっても、その企業の文化にマッチしなかったり学生の就活軸が企業と合わないと仮に入社しても早期退社する可能性があるため、採用担当者から良い評価をもらうことは難しいでしょう。
そうならないためにも、しっかりと志望動機を書く前に企業研究をしたり説明会に参加して企業と相性がいいことをアピールできる志望動機を書けるようにしましょう!
③ 学生が入社した時どのように企業に貢献してくれるのかどうか
面接官が志望動機を見るときに意識しているポイントの3つ目は、”学生が入社した時どのように企業に貢献してくれるのかどうかです。前提として、企業は即戦力で活躍してくれる学生よりも、長期的に企業に貢献してくれそうな学生を求めてます。
そのようなポテンシャルをアピールするためにも、志望動機を書く時は過去の経験から得た学びを活かして、入社した後どのように企業に貢献できるかを具体的に書くようにしましょう!
結論から志望動機を書く時に意識するポイント
最後に、結論から志望動機を書く時に意識すべきポイントを紹介します!
論理的で一貫性があり、かつ具体的でわかりやすい志望動機を書くことができれば、採用担当者に刺さる志望動機を書くことができます!ここまで紹介した内容を踏まえて、+αでさらに中身の濃い志望動機を作りましょう!重要なことは、過去のエピソードと志望動機に一貫性を持たせることです。
過去と未来に一貫性を持たせると良い理由は2つあるので、今から詳しく解説します!
① 説得力が増す
過去のエピソードと志望動機に一貫性を持たせ良い理由の1つ目は、説得力が増すからです。
その企業に入社した後にやりたいことなどの将来ビジョンを語る時、過去の経験で学んだことや大きな課題を乗り越えた経験を具体的に将来どう活かすのか説明できると、採用担当者に志望理由を論理的に伝えることができます。
② 入社後の目的を明確にできる
2つ目は入社後の目的を明確にできるからです。
志望動機を書くときは入社した後、どんなことをしたいか伝える必要があります。その目的を話すとき、過去の経験から紐付ければ、採用担当者に、明確な目的があって志望してることをアピールできるでしょう。
ここまで志望動機を書く上でのポイントを紹介してきました。しかし、実際に一人で一つ一つポイントを意識しながら志望動機を作るのは大変だと思います…そんな時は、プロのキャリアアドバイザーに添削してもらいながら志望動機を作るのがおすすめです!
一人で闇雲に何時間も使って志望動機を考えるより、プロと一緒に短時間で考えたほうが絶対に効率がいいからです!しかし、プロのキャリアアドバイザーって身近にいないし、探すのもめんどくさいですよね…
そんな時はココシロインターンのキャリアアドバイザーを活用しましょう!
ココシロインターンのキャリアアドバイザーは年間3,000人もの学生のキャリア支援を行う人事目線を持ったアドバイザーなので、志望動機だけでなく、面接対策や人事受けするガクチカの作成のサポートをすることができます!
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【例文付き】採用担当者に刺さる!結論から書いた志望動機例文2選!
ではここからは、結論から書いた志望動機の例文を2つ紹介します!
実際に弊社の人事に、採用担当者から見てわかりやすい内容になっているかどうか確認してもらった志望動機になっているので、ぜひ参考にしてみてください!
志望動機例文①(食品業界)
貴社を選んだのは、100年以上にわたる伝統とアミノサイエンスを核とした革新的な取り組みに強く惹かれたからです。
「食べることは生きること」の理念に共感し、私のマーケティング知識とスキルを活かして、さらなる価値創造に貢献したいと考えています。
食品業界におけるマーケティング職への関心は、大学時代に地域農産物のプロモーションプロジェクトを成功させた経験から生まれました。
市場調査とニーズ分析を通じて消費者の心を掴む戦略を立案し、商品の魅力を伝えることのできる力を身につけたことが、この業界を志望する最大の理由です。
私の就職活動の軸は、「消費者の幸せを追求する企業で成長したい」というものです。
貴社のASV(Ajinomoto Group Creating Shared Value)経営は、まさに私の探していた理念と合致しており、この点が強い志望動機になっています。
入社後は、私のアイデアとマーケティングスキルを活かして、新商品のプロモーションやブランド戦略に携わりたいと考えています。
消費者のニーズを的確に捉えることで、商品の魅力を最大限に伝え、売上向上に直結する成果を出すことが私の目標です。 将来的には、国内外問わず多くの消費者に愛されるグローバルブランドの立ち上げに関わり、健康と幸せを提供する企業の一員として貢献したいと思っています。
過去の経験では、限られたリソースの中で最大限の成果を出すために、チームメンバーとのコミュニケーションを重視し、戦略的にプロジェクトを遂行しました。
この経験は、貴社での仕事にも活かせると確信しています。
志望動機例文②(コンサル業界)
私は学生時代、サークルでマーケティングの分野で実際に事例を使って、積極的に課題解決をする活動を行い、企業とともにクリエイティブな戦略立案に携わってきた経験を活かし、貴社の多様な産業とテーマに対応するコンサルティングサービスに貢献したいと考えています。
貴社の「変化の最前線に立ち、次なる時代の扉を開く」というビジョンに共感し、そこでなくてはならない存在となることが私の目標です。
私の就活の軸は、データに基づく戦略立案とその実行力を高めることであり、貴社の成長環境とトレーニングプログラムは、その軸に完全にマッチしています。
入社後は、私の市場調査とデータ分析のスキルを活かし、クライアントのビジネスにおける実質的な成果を生み出すことに注力したいです。
将来的には、貴社での経験を基に、企業が直面する複雑な問題に対する戦略的なソリューションを提供するリーダーとしての役割を担い、産業の変革を牽引する存在になりたいと思っています。
これまでのサークル活動やプロジェクトでの経験は、貴社で求められるクリエイティブな思考と実行力に関連するので、貴社の先進的なコンサルティングサービスにおける価値創造にに貢献できると思っております。
結論から書いた志望動機を2つ紹介しましたが、どうだったでしょうか?
志望動機を書きたいけど、「自分で書くのは難しい」「締切が近くて自分で考える時間がない」と考える人も多いかと思います。そんな人は生成AIを活用しましょう!実は今回紹介した3つの例文は全て生成AIを活用して作成しました!
生成AIサービスの中でオススメなのが「SmartES」です。
SmartESとは、10万件の選考に通過したESのみを学習している「就活に特化した」生成AIサービスです。ガクチカだけでなく、ES・志望動機の生成や添削をAIが行ってくれるので、効率的にES作成が行えます。
志望動機を書く時は、自分が受けたい企業のHPのURLを貼ることができるので、その企業に合わせた志望動機を自動で生成してくれます!また、SmartESは、ガクチカなら150字〜500字、志望動機・ESなら100字〜800字の中から希望する字数で作成することができます!
志望動機を書くときはぜひSmartESを使ってみてください!
ES生成AIとは就活や長期インターンのサポートに特化した生成AIのことです。
ES生成AIであるSmartESに質問とそれに対する簡単な回答を打ち込むと、自動でES、ガクチカ、志望動機を生成してくれます!
SmartESの強みは以下の4つです!
- 数々の選考を勝ち抜いてきた10万本以上の良質なESをもとに生成しているため、就活に最適化されたESを出力できる!
- 入力するべきことがフォーマット化されていて簡単なので、複雑な指示は必要ない!
- 企業のURLを入力するだけで、その企業に合った志望動機を出力することが可能!
- 自分一人ではやりづらい添削もAIがやってくれる!
「ESやガクチカでどんな文章を作ればいいかわからない……」「作れたけどちゃんと良いものになってるか不安……」という人はES生成AIを使ってみてはいかがでしょうか?
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まとめ
この記事を要約すると以下の通りになります。
- 志望動機は結論から書くと、論理的でわかりやすい志望動機になる!
- 採用側は志望動機の中で、「志望度の高さ」「企業と相性がいいか」「企業にどう貢献してくれるのか」をみている
- 過去のエピソードと志望動機に一貫性を持たせると説得力が増し、入社後の目的が明確になる
- 志望動機を書くときはSmartESを使って書くと良い
この記事では、この記事では結論からどのように書けば、採用担当者にいい評価もらえる志望動機を作ることができるか解説しました!志望動機では、企業に対してなぜ志望しているのか具体的に説明したり、どれほどの熱量でその企業を志望しているのか伝えることが重要です。
今回紹介したポイントを踏まえて、魅力的な志望動機を作って内定を勝ち取れるように頑張りましょう!
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
- 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
- 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
- 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!
しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
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