株式会社グルスタ
株式会社グルスタは、飲食業界専門の求人支援企業で、正社員採用に特化した求人メディア「グルスタ」を運営しています。企業の採用コストを抑えながら高品質な人材マッチングを実現しています。採用活動の支援として、迅速な対応や業界に特化したサービスを展開しています。
今回は、ココシロインターンを通じて長期インターン生を受け入れている株式会社グルスタで代表を務める山元さんにお話を伺いました。
株式会社グルスタでは、学生インターン生には電話でのアポイント取得や営業同行、現場営業などを任せています。インターン生は、裁量を持ちながら実務に関わり、特に営業の現場では、顧客との交渉や契約まで担当することもあります。
今回のインタビューでは、ココシロインターンを導入した理由や、実際にインターン生が会社に対してどのように貢献しているか、またその成果についても詳しくお聞きしていきます!
1. 長期インターン生の募集について
ー長期インターン生の募集を始めたきっかけは何だったのですか?
山元さん:私自身が大学生の時に長期インターンを経験したことが大きなきっかけです。私が長期インターン生だったころその職場で学んだビジネスの基礎や実務経験が、新入社員としてのスタートを非常にスムーズにしてくれたんです。
自分自身の長期インターンの経験を振り返った時に、「学生時代にこのような実践的な経験を積める環境が、次世代の若者にとってどれだけ重要か」を強く感じました。
そのため、学生たちが社会に出る前にビジネススキルや現場感を体験できる場を提供し、彼らの成長を支援する事業をやりたいと思い、長期インターン生の募集を始めることにしました。
ー株式会社グルスタさんが長期インターン生を採用する目的は何ですか?
山元さん:インターン生を採用する主な目的は2つあります。1つ目は、学生に実践的な経験を通じて成長の機会を提供することです。そのために、成果を出してくれる子については社員と同じ裁量権を持たせて仕事を任せています。
2つ目は、会社を大きくしていくための心強い戦力の確保です。インターン生が現場で活躍することで、社員と同等またはそれ以上の戦力となってくれることを期待しています。
2. 長期インターン生について
ここからは、株式会社グルスタさんに所属されている実際の長期インターン生の様子についてお伺いしていきます!
ー株式会社グルスタさんでは主にどういった業務を長期インターン生に任せているのですか?
山元さん:長期インターン生には3つの主要な業務があります。
まず1つ目は、BtoBのインサイドセールスです。学生たちは企業とのやり取りを通じて、実際の営業の現場を体験しています。
2つ目は、営業同行です。アポイントを取得した後、インターン生が営業の現場に同行し、時には商談まで行うこともあります。
3つ目は、大阪での現場営業です。こちらでは、インターン生がショッピングモールなどで携帯電話やウォーターサーバーの販売を行い、現場での顧客対応から契約締結までを一貫して任せています。
ー長期インターン生が入社したことで株式会社グルスタさんで何か変化はありましたか?
山元さん:学生さんの存在が必要不可欠となりました。特に大阪の事業の1つは、ほぼ長期インターン生たちが中心となって回している部分もあり、彼らがいなければ売上が立たないというくらいです。それだけ長期インターン生が会社に貢献してくれています。またフレッシュな学生さんの声を取り入れることで、私たちもトレンドを掴みやすくなります。
ー正社員と比べて離職などが生じやすい中で学生のモチベーションの維持で何か努められていることはありますか?
山元さん:入社してから実務になれるまでの研修を非常に重視しています。以前は研修があまり体系化されていなかったんですが、今ではしっかりと段階を踏んだ研修を行っています。
例えば、まずは簡単な業務を覚えてもらい、その後少しずつ責任のある仕事に移行していくようなものです。こうすることで、学生が自分の成長を感じられるようにして、モチベーションの維持に繋げています。また、対面に限らずチャットや電話でのコミュニケーションも大事にしており、距離が離れていてもできるだけ密にやり取りをするよう心がけています。
ー株式会社グルスタさんでは、過去に長期インターン生から正社員への採用実績はありますか?
山元さん:これまでに1名のインターン生を正社員として採用しました。
インターンの段階で、すでに社員と同等以上の成果を出していたため、正式な社員として迎えることにしました。彼の仕事に対する意欲は、長期インターン生として勤務しているころから他の学生と比較しても突出しており、正社員としてさらに活躍できる要素を十分に備えていると評価して、迎え入れました。
ーズバリ、どのような学生に入社してほしいですか?
山元さん:「ガツガツしている」学生です。最初からフルコミットする学生はもちろん歓迎ですが、インターンを通して「変わっていく」姿を見せてくれる学生も魅力的だと感じます。
例えば、最初はあまり自己主張せず、任されたタスクを淡々とこなしていた学生が、時間が経つにつれて自ら新しい提案を出し、営業現場でも積極的に顧客対応をするようになりました。こういった成長の過程を見守ることができるのも、インターンシップの大きな意義だと思っています。
なので、入社時点でのスキルや経験にこだわらず、長期インターンを通じて自分を高め、最終的にガツガツと仕事に取り組んでくれるような学生に来てもらいたいとおもっています。
ー今までで印象に残った長期インターン生さんはどんな方でしたか?
山元さん:大学2年生の頃から長期インターン生として参加してくれた学生です。特に印象に残っていることは競争相手を他の長期インターン生ではなく、社員と彼自身を比較して仕事に取り組んでいた点です。
また、通常、長期インターン生には商談を任せることはありませんが、彼から挑戦したいと申し出があって、彼の熱意と過去の成果を評価し挑戦させました。
彼が商談に積極的に挑戦する姿勢を見せたことで、他のインターン生も「自分ももっとチャレンジしたい」という意欲が湧き、その結果、チーム全体が活性化し、彼の存在がチームにとって非常に大きな影響を与えました。
3. ココシロインターン導入による変化
最後にココシロインターンを導入してくださった経緯とその現状についてお伺いしていきます!
ーまず、ココシロインターンに求人を掲載しようと思ったのはなぜですか?
山元さん:長期インターンに興味を持っている学生がなかなか集まらなくなっていたことがきっかけです。採用したいターゲットにアプローチできていないことを感じ、もっと長期インターンに特化したプラットフォームからの採用をしたいと思っていました。
そのため、長期インターン専門のサイトであるココシロインターンに掲載することで、より多くの長期インターンに対して興味関心や意欲のある学生にリーチできると考えました。
ーココシロインターンから応募する学生の特徴はありますか?
山元さん:何かしらの目標を達成したいという強い意志を持っている学生が多いです。また、行動力があり、自分でチャンスを掴もうとする積極的な姿勢が目立ちます。
そのため、面接をしていても「この子なら実際に仕事で活躍できるだろう」と感じ、非常に頼もしいです。実際に入社してからもすぐにチームに馴染み、成果を上げるケースが多いですね。
ーココシロインターンを導入したことによって、どのような変化がありましたか?
山元さん:学生の応募数や質に大きな変化がありました。そのため学生の採用プロセスが効率化され、短期間で有望な人材を採用できるようになりました。
実際にココシロインターンの求人から採用した長期インターン生は現場で即戦力として活躍しています。例えば、営業の現場では、初めての商談で自ら成果を出し、その後も続けて顧客と関わりながら契約を取るまでに成長しています。
結果的に、長期インターン生が持つフレッシュな視点やエネルギーが、会社全体の活気や業績にもプラスの影響を与え、事業のスピード感も増したように思います。
ー山元さん、本日はお時間いただき貴重なお話をありがとうございました!
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