就活シーズン真っ盛り。そんな中、就活生に立ちはだかる最初の壁が、SPIです。Xを見ていても、「SPIボロボロだった。。。」「SPI全落ちで、全然面接に行けない」といった就活生の悲痛な叫びが目立つようになってきました。
きっとこの記事を読んでいる人の中にも、SPIが全然できなくて、次の選考にいけるか不安という方は多いのではないでしょうか。
では、SPIがボロボロだと絶対に落ちてしまうのか、次回選考への影響はあるのか、SPIがボロボロの人が次にとるべき戦略は何なのか。最近就活を終えたばかりの筆者がまとめてみました。
こんな人に読んでほしい
- SPIが思うように解けず、次の選考にいけるか不安
- SPIで大手企業に合格できる実力がなく、どう克服すればいいか分からない
基本的にSPIは結果が確認することのできないですが、SPIマスターではそのSPIと同様の結果を確認することができます!
「SPIの模試を受けたい」「SPIの結果を確認したい」と感じた方は、「SPIマスター」を申し込むことをおすすめします!
SPIマスターでは、
- 適性検査の結果から自分の実力がわかる
- 性格検査の結果から企業に沿った回答ができるようになる
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など、結果を確認できるからこそ、あなたの就活を効率的に進めることができます。
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【ネットの声も】SPIがボロボロでも受かることってあるの?
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では、SPIがボロボロだと絶対に次の選考へはいけないのか。結論としては、NOです。
実際僕も就活を始めたての頃、SPIの非言語が3割程度しかとれませんでしたが、そんな中でも大手何社かの足切りは突破し、次回選考に進むことができていました。
実際、SPIがボロボロでも通過できた人はかなりいるようです。下にXや知恵袋から生の声をピックアップしてみました。
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SPIの出来悪いと思ったら、あっさり合格していた
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ノー勉で適当に受けたやつを使い回してたけど、ゴールドマン受かってた。他の日系は落ちたけど。
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え、SPI受かったんだけど。あんなボロボロなのになぜ
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大丈夫だSPIボロボロでも面接よかったら受かるから安心しろ!
このようにSPIが全くできなかったと感じていても、次の選考に行けないとは限らないのです。ただ、もちろん外資系コンサルや商社など、ボーダーが非常に高く、就活生のレベルも高い企業だと、SPIの出来次第で落ちてしまう可能性が高いでしょう。事実、僕も最初全くSPIができなかった時は、そういった企業の選考に通過することはできていませんでした。
SPIがボロボロでも受かった理由4選。なぜこんなことが起こるのか
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では、なぜ上記のようなことが起こるのでしょうか。考えられる理由は5つあります。それぞれ見ていきましょう。
1.SPIを重視していない企業だったから
その企業がSPIを重視しておらず、ボーダーを低く設定している場合は、ボロボロだと思っても選考に通過している場合があります。
僕が実際に選考を受けてきた感覚としては、ITベンチャーや一部の外資系企業がこれに当てはまります。こうした企業に共通する要素は「実行力」を求めている点です。
SPIは基本的に情報処理スピードや論理性など「頭の良さ」を測るテストですが、変革や成長を求める会社において、頭が良いだけでは意味がなく、「そのアイデアを実際に実行に移せる人材であるか」ということが最も重要な評価指標になってきます。だからこそ、実行力を求める企業ではSPIをそこまで重要視しない傾向があると言えるでしょう。
事実、デジタルマーケティングでトップシェアを誇るサイバーエージェントでは、能力検査を実施していません。
そこまで業界や職種にこだわりがないようであれば、SPIのボーダーが低い企業やそもそも適性検査を実施していない企業を積極的に受けてみるのも1つの戦略でしょう。下の記事では企業ごとのSPIボーダーをご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
2.学歴ごとにSPIのボーダーが異なっていたから
学歴ごとにSPIのボーダーが異なっている場合、高学歴の学生であれば、試験の結果がボロボロでも選考に通過できることがあります。
企業の中には、学歴ごとに採用枠を決めているところがあります。高学歴の学生を多く採用したいと考えている企業では、SPIのボーダーが低くなっており、試験ができていなくても通過できるケースがあるのです。
ただ、人気の企業であればあるほど、高学歴であることが前提となってくるため、こういった優遇はなく、むしろ高いボーダーが設定されていることが多いです。
3.総合的な点数が高かったから
自分ではボロボロだったと感じていても、総合的な点数が高く結果的にボーダーを超えていたというのも理由の1つです。
SPIは非言語、言語、英語、性格検査、構造的把握力という5分野で構成されており、企業はこれらのバランスを見て、その学生を通過させるかを判断しています。そのため、例えば非言語でボロボロだったと感じても、言語分野の得点が他の学生より高かったり、性格検査で企業とマッチすると判断された場合には、足切りを免れる可能性があるのです。
しかしだからと言って、苦手分野の勉強を怠っていては、人気企業の高いボーダーを突破することはできません。特に、SPIの非言語は1問1分で解かなければいけないため、挫折する人の多い分野です。下の記事で効率的に対策を進める方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
4.企業が採用人数を増やしたから
企業が採用人数を増やしたというのも、考えられる理由の1つです。
特にスタートアップやメガベンチャーでは、事業拡大に伴い、新卒の採用枠を大幅に拡大することがあります。その場合、採用枠に比例して、SPIを通過させる学生の数を多くしようとするため、ボーダーを以前よりも低く設定します。
こういった場合、「SPIが全然できなかった」「ボーダーに届かない」と思っていても、あっさり通過してしまったということが起きるのです。
SPIがボロボロでも受かったら、次回選考で不利になる?
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ただ、ここで心配なのは、SPIがボロボロだと次回選考に悪影響がでるのではないかということです。運良くSPIを通過できたとしても、内定がもらえなければ意味がありません。一体どうなのでしょうか。
SPIがボロボロでも次回選考への影響はないことが多い
結論、SPIの結果は次回選考への影響がないことが多いです。理由は、多くの企業がSPIを実施する目的が就活生の足切りにあるからです。
人気企業の場合、エントリー数が1万を超えるところはざらにあります。この場合、すべての学生と面接することは、面接官の労力や時間を考えても効率的ではありません。だからこそ、企業はSPIをはじめとする適性検査で、学生の数を絞ってから面接を行うのです。
このように目的が「数を絞る」ことにある場合、一度SPIを通過してしまえば、あまりその結果が重要視されることはなく、むしろガクチカや人柄などに重きを置かれることが多いのです。
ただ、外資系コンサルなどは例外です。コンサル会社では、その学生の学習能力や情報処理スピードなどが採用の要になってくるため、SPIの結果が重要視される傾向にあります。
【今から実践】SPIがボロボロでも足切りされないためにしておくべきこと
SPIがボロボロで、「面接まで辿り着けないかもしれない」と不安でしかたない。そんな人が足切りされないためにしておきたいのが、「ESを徹底的に詰める」です。
理由は簡単。SPIとESを総合的に評価する企業が多いから。SPIの出来が悪かったとしても、ESで熱意のある志望動機や論理的で再現性の高いガクチカを書くことができていれば、総合評価で足切りを免れる可能性があります。
実際僕もある人気IT企業を受けた時に、SPI非言語がボロボロで3割ほどしか解けなかったのですが、密度の高いガクチカをかけていたので、足切りを突破することができました。
説得力のあるガクチカを作るためにおすすめなのが、「長期インターン」です。長期インターンでは、ビジネスの現場で学生ながら成果をあげる経験を積むことができるので、人事の方もESを読んであなたが会社で成果をあげる姿をイメージしやすくなります。
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【必読】SPIがボロボロでも、大手を諦められない人が次に取るべき戦略
今までSPIがボロボロでも受かった事例やその理由を紹介してきました。しかし、誰もが知る超人気企業の場合、SPIで最低7割〜8割取ることができなければ、そこで落ちてしまうことがほとんどです。
せっかくガクチカを固めても、SPIで落ちてしまえば面接にも行けない。残念ですが、これが現実です。では、人気企業を諦められない人は何をするべきなのか?
それは学習計画を立てて、毎日継続的に勉強すること。これにつきます。裏技などありません。実際僕も大手のSPIを突破するために、学習計画を立て、3ヶ月間毎日弱点の補強に努めたことで、大手コンサルやメーカーのボーダーを突破することができました。
しかし、中には就活を始めるのが遅くて、適性検査まであと1、2週間しかないという方もいるでしょう。そんな方が効率的に学習をするために、おすすめしたいのが「SPIマスター」です。
SPIマスターは本番と全く同じ形式のSPIを無料で受験できるだけでなく、普通は返ってこない模試結果をみることができます。そのため、迅速に苦手分野を発見し、その分野を集中的に鍛えることができるので、効率的に勉強を進めることができます。
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まとめ
この記事を要約すると次のようになります。
- SPIがボロボロでも受かることはある
- SPIがボロボロでも受かった理由は、「ESや面接を重視する企業だったから」「学歴ごとにSPIのボーダーが異なっていたから」「総合的な点数が高かったから」「企業が採用人数を増やしたから」「他の受験者のレベルが低かったから」の5つ
- SPIがボロボロでも次回選考で不利になることはほとんどない。ただ、コンサルなどは例外
- SPIを理由に大手を諦めたくない人はSPIマスターを利用して、効率的に勉強しよう
基本的にSPIは結果が確認することのできないですが、SPIマスターではそのSPIと同様の結果を確認することができます!
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SPIに関するFAQ
Q.SPIのおすすめの問題集がわからない
SPIのおすすめ問題集がわからないという方は、ぜひ次の記事を参考にしてみてください。この記事では「1から丁寧に始めたい人向け」や「選考まで時間がない人向け」など様々な状況に合わせた対策本を紹介しているので、あなたにぴったりな一冊が見つかるはずです。
Q.SPIで落とされるのは何割?
SPIのテストセンターでの落選率は、企業によって大きく異なります。ただ、一般的に大手の合格ラインは7割以上といわれているため、そのボーダーを目指して対策していきましょう。
Q.SPIって転職でも使われるってほんと?
結論、本当です。多くの企業が転職選考のプロセスの一部として、SPIを導入しています。将来転職を考えている方は、どちらにせよ対策することになるため、今きちんと勉強しておく方が得策だといえます。
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