「自己分析ってどうやってやるの？」
「自己分析の本を使ってみようかと思っているけど、どれを選べばいいかわからない…」
この記事を読んでいる方の中にはこのような悩みを抱えている人も多いと思いのでないでしょうか。
そんな方に向けてこの記事では、自己分析に本を使うメリットや、あなたに最適な自己分析本の選び方を内定者の目線で徹底解説します。
自己分析におすすめのツールも紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
こんな人に読んでほしい
- 自己分析のやり方がわからず、何から手をつければいいか迷っている人
- 自己分析に本を使いたいけど、どの本を選べばいいか分からない人
- 効率的に自己分析を進めたい人
自己分析に本を使うべき理由
ネット記事や診断ツールなど、手軽にできる自己分析法はたくさんあるため、「自己分析に本はいらないのでは？」と思っている方もいるかもしれません。
ですが、初めて自己分析を行う方は、本を活用するのがおすすめです。
理由は以下の2つです。
① 手順に沿って進めることで、抜け漏れなく分析できるため
ネット上の情報を頼りに独学で自己分析を進めようとすると、自己理解に必要な要素を十分に網羅できなかったり、客観性に欠けた分析になってしまうことがあります。
その結果、「やったつもり」でも、実は深く自己分析できていない…という場合も少なくありません。
その点、自己分析本では、分析の目的設定から具体的な進め方、結果の活用法などが体系的にまとめられており、思考を論理的かつ段階的に深めるための道筋がしっかり用意されています。
手順に沿って進めるだけでも、自己分析の質と完成度を大きく高められるという点で、本を活用する価値は非常に高いといえるでしょう。
② 書き込むことで、思考を言語化する訓練になるため
就活では、「志望動機」や「自分の強み」などを、わかりやすく言葉で伝える力が求められます。
自己分析本の多くはワークシート形式になっており、実際に書き込みながら考えを整理できるのが特徴です。
読むだけで満足せず、この「手を動かして書く」ことを意識することで、エントリーシートや面接でも説得力のある自己表現ができるようになるはずです。
自己分析の本の3つのタイプ
自己分析本は、大きく分けて「診断型」「ワークシート型」「読み物型」の3つのタイプがあります。
それぞれの特徴について詳しく解説していきます。
① ワークシート型
ワークシート型の自己分析本は、自分で本やシートに書き込みながら進めることで、過去の経験や価値観、強みなどを段階的に整理できるのが特徴です。
メリット
- ワークシートに沿って進めるだけで、網羅的に自己分析ができる。
- 書くことで言語化の練習にもなり、面接対策にも役立つ。
- 一冊終えるころには、自分だけの自己分析本ができる。
こんな人におすすめ
- 定番の自己分析本を探している人
- 自分の考えをまとめるのが苦手な人
- ESや面接に向けて「話せるネタ」を整理したい人
② 診断型
診断型の自己分析本は、質問に答えていくだけで、自分の性格や強み、価値観などを数値やタイプで可視化できるのが特徴です。
メリット
- 自己分析を気軽に、楽しく進められる。
- 客観的な視点で自分を知ることができる。
こんな人におすすめ
- 「自己分析は難しそう、めんどくさい」と感じている人
- 自分の性格や強みを客観的に把握したい人
- 診断テストや心理テストが好きな人
③ 読み物型
読み物型の自己分析本は、著者の体験談や理論、自己分析の重要性などを解説する「読み物中心」のタイプ。ストーリーや事例を通じて、自分の人生と照らし合わせながら考えるきっかけをくれるのが特徴です。
メリット
- 自己分析の考え方や本質を学べる
- 就活だけでなくその後のキャリアに対する視野が広がる
- 成功者の体験談を知れる
こんな人におすすめ
- 自分のキャリアについて考えるきっかけを得たい人
- 自己分析の意味ややり方をしっかり理解したい人
- 他人の考えや経験から学びたい人
【タイプ別】自己分析におすすめの本10選
ここからは、自己分析におすすめの本を合計10冊ご紹介します。
【ワークシート型】おすすめの自己分析の本3選
まずは、自分で書き込みながら進められる「ワークシート型」の自己分析本を3冊ご紹介します。
『絶対内定2027 自己分析とキャリアデザインの描き方』
長年多くの就活生に支持されてきた、自己分析本の超定番です。
「働く意味とは？」「自分はどう生きたいのか？」といった根本的な問いからスタートし、価値観や強み、キャリアの方向性を深く掘り下げるプロセスが丁寧に書かれています。
ワークシートを通じて自分の価値観や強みを明確にできるので、じっくり自己分析に取り組みたい人におすすめです。
| 価格 | 1,760円 |
| 著者 | 杉村太郎／熊谷智宏 |
| 出版社 | ダイヤモンド社 |
| 出版日 | 2024年6月 |
『就活必修！ 1週間でできる自己分析』
短期間で効率的に自己分析を終えたい人におすすめの一冊です。
1週間で要点を押さえて自己分析ができる構成になってになっており、短期間でES・面接に使える材料を揃えたい人にぴったりのスピード重視型の一冊です。
| 価格 | 1,320円 |
| 著者 | 坂本直文 |
| 出版社 | 高橋書店 |
| 出版日 | 2022年3月 |
マイナビ2027 オフィシャル就活BOOK 内定獲得のメソッド 自己分析 適職へ導く書き込み式ワークシート (マイナビオフィシャル就活BOOK)
この本は、大手就職情報サイト「マイナビ」が手がける、就活生のための自己分析本です。
就職活動に特化した内容で、企業が求める人物像を意識した自己分析ができるよう設計されています。
実践的なワークシートが豊富に用意されており、自己PRや志望動機の作成にすぐ役立つのが特徴です。
| 価格 | 1,430円 |
| 著者 | マイナビ編集部 |
| 出版社 | マイナビ出版 |
| 出版日 | 2024年5月 |
【診断型】おすすめの自己分析の本2選
続いて、質問に答えるだけで自分分析できる「診断型」のおすすめ本を2冊ご紹介します。
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう ストレングス・ファインダー2.0』
読むことで自分の強み（才能）を客観的に発見できる、世界的ベストセラーの自己分析本です。
付属の専用コードからウェブ上で診断を受けることで、34の資質の中から自分の上位5つの強みが明らかになります。診断結果は本の内容と連動しており、それぞれの強みの活かし方が具体的に解説されているのも特徴です。
「自分の強みがよくわからない」「自己PRに使えるネタを探したい」という人に、ぜひ手に取ってほしい一冊です。
| 価格 | 2,090円 |
| 著者 | トム・ラス |
| 出版社 | 日本経済新聞出版 |
| 出版日 | 2017年4月 |
9つの性格エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係
人間の性格を9つのタイプに分類する「エニアグラム」を使った自己分析本です。
自分がどのタイプに当てはまるのかを知ることで、思考のクセや行動パターン、無意識のこだわりなどが明確になり、自己理解が深まります。さらに、他者のタイプにも目を向けることで、人間関係の改善やコミュニケーションの質の向上にもつながります。
就活においては、自分の強みや弱みを客観的に把握したい人、面接で自分の特徴を言語化したい人に特におすすめです。
| 価格 | 1,760円 |
| 著者 | 鈴木秀子 |
| 出版社 | PHP研究所 |
| 出版日 | 2021年6月 |
また、最近話題のMBTI別の適職を知りたい方は以下の記事も参考にしてみてくださいね。
【読み物型】 おすすめの自己分析本5選
最後に、読み進める中で自己分析のヒントが得られる、「読み物型」のおすすめ本を5冊ご紹介します。
『就職活動が面白いほどうまくいく 確実内定 二訂版』
「就活がうまくいく気がしない…」「自信が持てない…」と不安を感じている人に向けて、内定獲得のための考え方と行動法がまとめられています。
自己分析から面接対策まで幅広く網羅されており、“確実に内定を取る”ための就活術がステップごとに整理されているので、就活に自信をつけたい人におすすめの1冊です！
| 価格 | 1,760円 |
| 著者 | トイアンナ |
| 出版社 | KADOKAWA |
| 出版日 | 2024年6月 |
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』
「やりたいことが見つからない…」と悩んでいる人にぴったりの一冊です。
著者・八木仁平さんが提案するのは、やりたいことを見つけるための3つの視点――価値観・才能・情熱に沿って、自分の思考を整理するアプローチです。
それぞれの視点には30の質問と100以上の具体的な回答例が用意されていて、「何をどう考えればいいか」が明確にわかる構成。
さらに、図やフレームワークを使った解説も豊富なので、抽象的なテーマも視覚的に理解しやすくなっています。
就活の自己分析に使えるのはもちろん、将来のキャリアや人生の選択にもつながる“自分の軸”をつくりたい人におすすめです。
| 価格 | 1,540円 |
| 著者 | 八木仁平 |
| 出版社 | KADOKAWA |
| 出版日 | 2024年5月 |
『メモの魔力 The Magic of Memos』
SHOWROOM代表・前田裕二さんが、自身の経験をもとに編み出したメモ術と、その応用としての1000問を超える自己分析用の質問リストが収録されています。
特徴的なのは、自己分析の進め方。「印象に残っているエピソード → その理由や背景 → そこから得た学び」という3ステップで、自分の過去を深く振り返る構成になっており、自然と“自分らしさ”に気づけるようになっています。
さらに、タイトル通りメモの力を最大限に活かす方法も具体的に紹介されており、就活や人生設計に活かせるヒントが満載。
「自分の言葉で語れる自己PRを作りたい」「人と違う視点を持ちたい」という人にぴったりの一冊です。
| 価格 | 1,540円 |
| 著者 | 前田裕二 |
| 出版社 | 幻冬舎 |
| 出版日 | 2018年12月 |
『ハーバードの自分を知る技術』
「自分にとっての“成功”って何だろう？」――そんな問いからスタートし、自分の価値観を言語化するためのヒントが詰まった1冊。
各章では、自分なりの人生観や目標を見つめ直すための問いが丁寧に用意されていて、読んでいるうちに自然と思考が深まっていきます。
就活中はつい他人の目を気にしてしまいがちですが、本書を通して「他人軸ではなく、自分軸で進む大切さ」に気づかされるはず。将来の進路選びだけでなく、その先の生き方にもつながる気づきが得られる一冊です。
| 価格 | 1,650円 |
| 著者 | ロバート・スティーヴン・ カプラン |
| 出版社 | CCCメディアハウス |
| 出版日 | 2014年7月10日 |
『自分らしく生きるための自己分析』
実在の人物をモデルにしたストーリーを通して、自己分析の考え方とやり方を“追体験”できるユニークな一冊。
著者は、自己分析を「就活だけでなく人生全体において重要なこと」と捉えており、本書ではその考えをベースに、小説形式で描かれる登場人物の生き方に触れながら、自分自身の内面も掘り下げていける構成になっています。
ストーリーに加え、各章には実践的なワークシートや問いかけが用意されており、読者自身も自然と「自分だったらどう感じるか」「自分の過去には何があったか」と考えるように設計されています。
| 価格 | 1,430円 |
| 著者 | マイナビ編集部 |
| 出版社 | マイナビ出版 |
| 出版日 | 2024年5月 |
効率的に自己分析したい人におすすめのツール
ここまで自己分析のおすすめの本を紹介してきましたが、そもそも本を読む時間がなかったり、本を読むのが苦手な人も多いと思います。
そんな人には、要点だけをサクッと整理できる「自己分析シート」がおすすめです。
手順に沿って進めるだけでガクチカ、強み弱み、将来のビジョン、企業選定の軸を深ぼることができ、空いた時間で取り組みやすく、就活の軸づくりにも役立ちます。
今なら無料で手に入れられるので、ぜひチェックしてみてくださいね！
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就活で成功する人は自己分析だけでなく「他己分析」もしている！
「自己分析は自分のことだから、一人でやらなきゃ」と思い込んで、誰にも相談せずに進めてしまう人も多いかもしれません。
でも実は、自己分析こそ、第三者の視点が重要です。
「自分ではこう考えていたけど、周りからは意外とこう見られていた」――そんな気づきが、自己理解を一気に深めてくれることもあります。
「自分の強みや印象を客観的に知りたい」「誰かに見てもらってアドバイスがほしい」という方は、
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まとめ
最後まで読んできただき、ありがとうございます。
この記事をまとめと以下のようになります。
- 自己分析本は「ワークシート型」「診断型」「読み物型」の3タイプ。自分に合ったものを選ぼう！
- 本を読む時間がない方は、自己分析シートで効率的に自己分析を完成させよう！
- 自己分析と合わせて他己分析も行い、ココシロ就活面談で就活のプロからフィードバックをもらおう！
本記事では、自己分析に本を使うべき理由から、おすすめの書籍、さらには自己分析に役立つツールまで詳しくご紹介してきました。
大切なのは、自分に合った方法を見つけて、実際に行動に移すことです。
自己分析は就職活動のためだけでなく、これからの人生を豊かにするための一生モノの土台になります。
ぜひこの記事を参考に、気になる本を実際に手に取ってみてくださいね。
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