「人を支えたい」「相手の気持ちを大切にしたい」という思いが強いISFJ(擁護者)のあなた。
チームや周囲のために尽くす一方で、自分のやりたいことを後回しにしてしまうことも多いのではないでしょうか。
この記事では、ISFJならではの「あるある」エピソードや、就活・仕事・恋愛でその優しさや責任感をどう活かすことができるのか詳しく解説していきます!
こんな人に読んでほしい
- ISFJの様々なあるあるが知りたい人
- ISFJの人は就活や仕事、恋愛でどのようになるのか知りたい人
- ISFJの強みの活かし方が知りたい人
ISFJとは
まずはじめに、「ISFJ」がどんな性格タイプなのか、簡単におさらいしておきましょう。
ISFJはMBTIで「擁護者」と呼ばれており、献身的で思いやりのある性格タイプです。
他者を心から支援し、周囲との調和を何よりも大切にする姿勢を持つため、擁護者と呼ばれています。
ISFJは、その思いやりの強さからよく周りの人に「優しい人」と認識されていることが非常に多いです。
ISFJの4つの特徴
ISFJの性格は、以下の4つの心理的傾向の組み合わせで特徴づけられます。
この4つのアルファベットが、ISFJの「擁護者」としての個性を形作っているんです。
- I(Introversion)
内向型:内面からエネルギーを得る - S(Sensing)
感覚型:現実的で具体的な情報を重視する - F(Feeling)
感情型:他者の気持ちや価値観を尊重する - J(Judging)
判断型:計画的で、秩序を好む
ISFJ「A」と「T」の違い
ISFJはさらに、ISFJ-Aの人とISFJ-Tの人に分類されます。
ISFJ-Aの人は、ISFJの中でも自己主張が強い傾向があり、自分の意見や価値観を積極的に話すことができます。また、他人と接することが得意で、交友関係が広いことが多いです。
一方で、ISFJ-Tの人は内向的な傾向があります。また、ISFJ-Tの人は他人の感情を読み取ることに長けており、他人を気遣い、思いやることが得意です。
ISFJ-Aの人とISFJ-Tの人の違いについては、下記記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてくださいね!
ISFJあるある~性格編~
ここからは、ISFJさんなら思わず「わかる…!」と頷いてしまうような「性格あるある」をご紹介します。
ISFJの性格のあるあるには、以下のようなものがあります。
- 頼まれると断れない
- 変化が苦手で安定を好む
- 完璧主義で責任感が強い
- 他人の感情に敏感で共感しがち
- 自己主張が苦手で控えめ
- 未来より過去を重視する
ここでは、ISFJの人の性格の「あるある」をそれぞれ解説していきます。
頼まれると断れない
ISFJはとても献身的で、人の役に立つことに喜びを感じるため、周囲から頼りにされることが多いです。
しかし、その優しさから頼まれごとを断ることができず、自分のキャパシティを超えて引き受けてしまう傾向があります。
例えば、同僚から仕事を手伝ってほしいと頼まれると、快く引き受けてチームに貢献するものの、自分の業務が後回しになり、後で自分の仕事が終わらなくなってしまうこともあるでしょう。
変化が苦手で安定を好む
ISFJは、計画性があり安定した環境で着実に物事を進めることを得意とします。
ルールや手順が明確な状況では、ISFJは高いパフォーマンスを発揮することができます。
その一方で、急な変更や予期せぬ出来事といった不確実な状況にはストレスを感じやすい傾向もあります。
行き当たりばったりの旅行や、仕事での突然の仕様変更などには戸惑ってしまうISFJさんも多いのではないでしょうか。
完璧主義で責任感が強い
ISFJは非常に責任感が強く、任された仕事は完璧にこなそうとするため、周囲から大きな信頼を得ます。
細部にまでこだわって丁寧に取り組むことができるので、完成度の高いものを生み出すことができます。ただし、その完璧主義が自分自身を追い詰めてしまうこともあります。
質の高いものを作り出せる一方で、完璧を求めるあまり過度なプレッシャーを感じたり、些細なミスが許せず自分を責めてしまうこともあるのではないでしょうか。
他人の感情に敏感で共感しがち
ISFJは、他人の感情の動きを読み取り、深く共感できる温かさを持っています。
相手の立場に立って物事を考えられるため、聞き上手として多くの人から慕われるでしょう。しかし、相手に共感しすぎるあまり、相手のネガティブな感情に自分まで影響を受けてしまうこともあります。
友人の悲しみに寄り添って相手を癒す一方で、自分自身も一緒に落ち込んでしまって、精神的な負担を抱えてしまうことがあるので、注意が必要です。
自己主張が苦手で控えめ
ISFJは、周囲との調和を大切にする協調性を持っています。
その穏やかで謙虚な姿勢は、他人に対して安心感と安定をもたらします。しかし、人と対立をしないようにするあまり、自分の意見を主張するのは避ける傾向があります。
会議などで自分の考えが多数派と異なると感じた場合、「和を乱したくない」という思いから発言を控え、後で「言えばよかった…」と後悔した経験もあるのではないでしょうか。
未来より過去を重視する
ISFJは記憶力に優れ、過去の経験から学んだことを現在や未来に活かすのが得意です。
詳細な情報を正確に記憶し、実用的な判断を下せるため、堅実で信頼できる人物と評価されます。ただし、過去のネガティブな経験に囚われやすい一面もあります。
過去の成功事例を参考に業務を効率化できる一方で、過去の失敗を忘れられず、新しいことへの挑戦に慎重になりすぎてしまうこともあります。
ISFJあるある〜就活編〜
ここからは、ISFJの就活生あるあるについて解説します。ISFJの就活生には、以下のような特徴があります。
- 情報収集は徹底的
- インターンで縁の下の力持ち
- 自己PRが苦手
- 聞き役に回ることが多い
- 説明会で質問できない
ここでは、ISFJの就活生のそれぞれのあるあるを解説していきます。
情報収集は徹底的
ISFJは、興味を持った企業の情報収集を徹底的に行う傾向があります。
計画性があり、物事をコツコツと準備するタイプなので、企業研究やOB・OG訪問も抜かりなく行います。
その丁寧な準備と誠実な姿勢が、選考で高く評価されることも多いんですよ。
インターンで縁の下の力持ち
ISFJは、インターンシップでも自然と「縁の下の力持ち」的な役割を担います。
これは、ISFJは目立つことよりも、地道な作業を丁寧にこなすことが得意だからです。
資料作成や情報整理などでチームを支え、周囲から感謝されることが多い一方で、目立たない役割で貢献することが多いため、評価されづらいことも多いです。
自己PRが苦手
ISFJさんは、自己PRが苦手で、面接で自分の強みを十分に伝えられないことがあります。
自己主張への抵抗感や、自分の貢献を「たいしたことない」と控えめに捉えてしまう傾向があるためです。
「大学のゼミでは縁の下の力持ちとして貢献してきたけど、面接で『あなたの強みは?』と聞かれるとうまくアピールできない…」なんて悩んでしまうISFJさんも多いはずです。
しかし、就活においてほぼ必ずESや面接で自己PRを聞かれます。
そのため、自己PRでしっかりと自分の強みをアピールすることはとても大切です。
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聞き役に回ることが多い
グループディスカッションなどで、つい聞き役に回ってしまうのもISFJのあるあるです。
他者の意見を尊重し、全体の調和を優先するため、発言のタイミングを逃してしまうことがあります。
「貢献したい!」という気持ちは人一倍あっても、活発な議論に圧倒され、自分の意見を十分に伝えられないこともあるのです。
面接やグループディスカッションでつい聞き役になってしまい、苦手を意識を抱えてしまっていませんか?
こうした悩みを抱えている人は多く、プロの就活アドバイザーに相談することが効果的です。
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面接の苦手意識を払しょくして、内定をもらいたいと考えている人は面談を受けてみてくださいね。
説明会で質問できない
ISFJは、説明会で疑問点があっても、質問をためらってしまう傾向があります。
「的外れな質問だったらどうしよう」「他の人の時間を奪ってしまうかも」と、周囲への配慮が先に立ってしまうからです。
後で「あぁ、聞いておけばよかった」と後悔しがちなのも、優しいISFJならではの特徴かもしれません。
就活でISFJの強みを活かすには

就活では、「自己PRが苦手」などの悩みを抱えることがありがちなISFJですが心配ありません!ISFJの共感力や思いやりなどは就活で活かすことができます。
共感力をアピール
ISFJの「共感力」は、相手の立場に立って考え、細やかな配慮ができる素晴らしい強みです。
これはチームワークや顧客対応において非常に価値のある能力です。
面接では、アルバイトでの顧客対応など、人の気持ちを考えて行動した具体的なエピソードを語ることで、あなたの魅力を伝えられると良いでしょう。
チーム貢献を強調
チームのために献身的に働く意欲も、ISFJが就活で積極的にアピールしていくことが効果的です。
協調性やサポート力は多くの企業で高く評価されます。
グループディスカッションで調整役を担ったり、ESや面接でチームに貢献したエピソードを伝えたりして、あなたのチームプレイヤーとしての一面をアピールしましょう。
安定志向を示す
ISFJの安定志向やルール・計画性を重んじる姿勢は、企業に「この人なら安心して仕事を任せられる」という信頼感を与えます。
責任感があり、任されたことを最後までやり遂げる人材は、どんな企業でも求められています。
面接やESでは、ISFJの計画性や責任感をアピールすることで、志望している企業に信頼感を与えられると良いでしょう。
ISFJあるある〜仕事編〜
ここでは仕事でのISFJあるあるを解説します。この記事を読んでいるISFJの人はぜひ自分が職場にいるところを想像しながら読んでみてくださいね。
ISFJの人は仕事で以下のような特徴があります。
- 放っておくと業務を支えている
- 会議では書記で活躍
- マニュアル作成が得意
- まずは周囲をサポート
- チームワークを重視
- 感情に寄り添う
ここでは、ISFJの人の仕事での特徴についてそれぞれ解説していきます。
業務の進行に貢献する
ISFJは目立つタイプではありませんが、気づけば組織やチームの業務を陰で支える存在になっています。
責任感が強く、地道な作業も黙々とこなし、全体の円滑な進行に貢献するため、周囲から「あの人がいるから助かる」と深く評価されていることが多いです。
しかし、その裏方としての貢献が気づかれず、他人から評価されないこともあるかもしれません。
会議では書記で活躍
ISFJの人は会議で自然とメモや議事録作成を任されることが多いです。
これは、ISFJはその記憶力の良さと細やかさで、議論の要点や決定事項を正確に記録できるからです。
積極的な発言は少なくても、大切なことを漏れなく記録することで会議の生産性向上に大きく貢献しているんですよ。
マニュアル作成が得意
ルールや手順を重視し、複雑なことでも整理することが得意なISFJは、マニュアル作成でその才能をいかんなく発揮します。
複雑な業務内容も、誰にでも分かるように丁寧にまとめることができるため、業務の効率化などに大きく貢献できます。
「この業務はあの人に任せれば安心」と、絶大な信頼を寄せられることも少なくありません。
まずは周囲をサポート
ISFJは、自分の仕事より先に、困っている同僚やチーム全体の状況に気を配る傾向があります。
これは、ISFJは、他者の役に立つことに喜びを感じ、チーム全体の成功を第一に考えているからです。
その献身的な姿勢はチームの結束力を高めますが、自分の業務とのバランスを取ることも大切にしてくださいね。
チームワークを重視
ISFJにとってチームワークは非常に重要で、チーム全体での目標達成に大きなやりがいを感じます。
ISFJは、調和を大切にし、対立を嫌うため、積極的にチームの潤滑油としての役割を担い、メンバー間の調和を保ちながらチームの成功へと導いていくことができます。
感情に寄り添う
ISFJは、同僚や部下の悩みや落ち込みを敏感に察知し、優しく寄り添うことができます。
高い共感力を持って、相手の立場に立って話を聞き、精神的な支えになることができるため、その親身な姿勢が職場の人間関係を良好に保ち、働きやすい高い環境づくりに貢献しています。
仕事でISFJの強みを活かすには

ISFJのサポート役への適性や、共感力、責任感などは、仕事に活かしていくことができます。
ここでは、ISFJの強みを仕事でどう活かしていけるのか解説していきます。
サポート役に徹する
ISFJは、他者を支援し、組織運営に貢献するサポート役として最高の能力を発揮できます。
資料作成やスケジュール管理といった、細やかさと正確性が求められる業務では、高いパフォーマンスるを発揮することができます。
「縁の下の力持ち」として周囲が安心して業務に取り組める環境を整え、会社の生産性を向上させることで、大きな信頼を得られるでしょう。
安定感で信頼を得る
ISFJの責任感の強さや計画性は、職場での「安定感」という大きな信頼に繋がります。
ルールを遵守し、納期や約束を守るその真面目な姿勢は、社会人に欠かせないものであり、上司や同僚から高く評価されます。
日々の業務を着実にこなすことで、どんどん大きな仕事を任されるようになっていくでしょう。
気配りで差をつける
ISFJの優れた観察眼と細やかな気配りは、仕事の様々な場面でライバルと差をつける大きな強みとなります。
ISFJは他の人なら気づかないような小さな変化やニーズを逃さずに気が付くことができます。
会議の準備で一人ひとりに合わせた配慮をしたり、お客様の隠れた要望を汲み取った提案をしたりすることで、人間関係を円滑にし、仕事の質を格段に高めることができるでしょう。
ISFJあるある〜恋愛編〜
さて、ここからはISFJの恋愛あるあるです。
ISFJの人の優しさや献身性は、恋愛でもよく表れています。ISFJの人は、恋愛において次のような特徴があります。
- 聞き上手すぎる
- サプライズを計画する
- 感情表現は控えめ
- 相手を気遣いすぎる
ここでは、ISFJの人の恋愛のあるあるについてそれぞれ解説していきます。
聞き上手すぎる
ISFJは、恋愛相手の話を共感しながらじっくり聞くのが非常に得意です。
相手が安心して心の内を話せる雰囲気を作り出すことができます。
これは深い信頼関係を築く上で大切ですが、自分の話をするタイミングを逃したり、聞くばかりで疲れたりしないようにすることも大切です。
サプライズを計画する
大切な人の喜ぶ顔を見るのが大好きなISFJは、記念日などにサプライズを計画する傾向があります。
ISFJは、愛情深く、相手の好みや欲しがっていたものを事前にしっかりリサーチし、念入りに準備するため、サプライズは成功することが多いです。
サプライズをするときは、派手な演出よりも、心のこもった手作りのプレゼントや二人きりの特別な時間を大切にするのがISFJらしい愛情表現といえるでしょう。
感情表現は控えめ
ISFJは、深い愛情を抱いていても、言葉や態度で積極的に表現するのが苦手な場合があります。
シャイな一面や、「相手にどう思われるかな…」と気にしすぎるあまり、ストレートな愛情表現をためらってしまうからです。
そのせいで相手から「本当に好きなのかな?」と不安に思われることもあるので、意識して気持ちを伝えることが大切になります。
相手を気遣いすぎる
ISFJは恋愛において、自分のことより相手を優先し、常に相手の気持ちや都合を考えて行動します。
相手が疲れていないか、困っていないかと常に気を配り、献身的にサポートしようとします。
その優しさは大きな魅力ですが、時に自分自身のニーズを抑え込み、ストレスを溜めてしまわないようにバランスを取ることが重要です。
恋愛でISFJの強みを活かすには

ISFJは優しさ、誠実さ、共感力といった豊かで安定した恋愛関係を築くためにとても大切な能力を持っています。
ここでは、そうしたISFJの強みを恋愛で活かすための3つの方法を解説します。
言葉で安心感を与える
気持ちを行動で示すのは得意なISFJですが、意識して言葉で気持ちを伝えることで、相手に絶大な安心感を与えられます。
「いつもありがとう」「一緒にいられて嬉しい」といった感謝や愛情を、素直な言葉で伝えるようにしましょう。
行動だけでなく言葉でも伝えることで、恋人との関係をさらに深めることができるでしょう。
共感を具体的に示す
ISFJの優れた共感能力は、具体的な行動や言葉で示すことで、より強い支えとなります。
相手が落ち込んでいる時にただ寄り添うだけでなく、「何か温かいものでも飲もうか?」と提案したり、相手の好きなものを用意して元気づけたりするなど、共感したことを行動で示してあげることが効果的です。
共感してから、具体的なアクションを起こすことで、相手の心を温かく包み込むことができます。
相手のペースに合わせる
ISFJは、安定した関係を好み、相手との調和を大切にするため、相手のペースを尊重し、ゆっくりと信頼関係を育むのが得意です。
お互いが心地よいと感じる距離感やコミュニケーションの頻度を見つけ、焦らず時間をかけて関係を築いていきましょう。
こうした丁寧な関わり方が、恋人と長続きするために大切です。
まとめ
- ISFJは献身的で思いやりがある
- ISFJは他人を思いやるあまり、頼まれたら断れないところがある
- ISFJは就活で自己PRが苦手な傾向がある
- ISFJは縁の下の力持ちとして高いパフォーマンスを発揮できる
本記事では、ISFJ(擁護者型)の「あるある」から、就活・仕事・恋愛でその強みを活かす方法までを解説しました。
その献身的で誠実な性質は、就活でも仕事でも大いに活かすことができます。
また、「あるある」な悩みも、自己理解を深め、強みを意識的に活かすことで、自信に変えていくことができるでしょう。
この記事が参考になれば幸いです。
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