「INFJの特徴や変わっているところってなんだろう」「恋愛や就活のあるあるが知りたい」
MBTIでINFJという診断を受けた方には、そのような興味を持っている方も多いかもしれません。
この記事では、そんなINFJの「あるある」を、恋愛から仕事、日常まで、さまざまな角度から徹底的に解説します。ぜひ最後まで読んでみてください。
こんな人に読んでほしい
- 自分の性格タイプがINFJかもしれないと感じている人
- INFJ特有の「あるある」に共感して安心したい人
- INFJの強みや弱み、適職などを知って自己理解を深めたい人
INFJ(提唱者)とは

まずは、INFJがどんな性格なのか、基本的なところから見ていきましょう。
INFJ(提唱者)を一言で表すと?
INFJは、一言でいうと「静かな理想主義者」です。
「提唱者」とも呼ばれ、心の中に熱い理想と強い正義感を秘めています。普段は物静かですが、自分の信じることのためなら、情熱と行動力を発揮するタイプです。
内向(I)・直観(N)・感情(F)・計画(J)の4つの特性を持ち、物事の本質を見抜く深い洞察力と、他人への強い共感力が特徴です。ただ、その繊細さゆえに、周りの環境や人間関係に影響を受けやすい一面も持っています。
INFJ(提唱者)の強み
INFJの最大の強みは、なんといってもその深い共感力と洞察力です。相手が言葉にしなくても、その感情や悩みを敏感に察知し、心から寄り添うことができます。そのため、人から相談を持ちかけられることも多いでしょう。
また、豊かな創造性と理想を追求する力も大きな武器です。独自の視点で世界を見ており、どうすればもっと良くなるかを常に考えています。そのような独創性は周りの人に魅力的に映ることも多いです。
INFJ(提唱者)の弱み
一方で、INFJには弱みもあります。それは、理想を高く掲げすぎるあまり、現実とのギャップに苦しんでしまうことです。完璧を求めるあまり、自分を追い詰めてしまったり、燃え尽きてしまったりすることも少なくありません。
また、他人の感情に共感しすぎるため、相手のネガティブな感情まで自分のことのように受け止めてしまい、精神的に疲れ果ててしまう傾向があります。人との間に境界線を引くのが苦手で、気づけば自己犠牲的になっていることも。一人の時間を作って、心を休ませることがとても大切です。
INFJ(提唱者)の割合
「自分みたいな人、周りにいない気がする…」と思ったことはありませんか?INFJは世界的には1〜2%と少数派ですが、日本では約6.79%と、思っているより多くの人がこのタイプに当てはまります。
少ないとはいえ、同じ感性を持つ仲間に出会えるチャンスも十分あります。まわりと違って感じるのは、あなたが特別な視点を持っているからこそ。自信を持って大丈夫です。
INFJ-AとINFJ-Tの違い
同じINFJでも、「-A」と「-T」の2種類に分かれることをご存知でしたか?これは性格の安定性を示すもので、ストレスへの反応などが異なります。
INFJ-Aは「自己主張型」で、比較的ストレスに強く、自信に満ちています。楽観的で、自分の意見をはっきりと持っていますが、時に自信過剰に見えることもあります。一方、INFJ-Tは「慎重型」で、感受性が豊かで完璧主義な傾向があります。周りの評価を気にしやすく、批判に傷つきやすいデリケートな心を持っています。
INFJ-AとINFJ-Tの違いについてより詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてみてください!
INFJ(提唱者)の就活あるある

理想を大切にするINFJは、就活を自己分析の重要な機会と捉えます。しかし、その繊細さから悩んでしまうことも多いようです。
「自分に合わない」と感じたら、すぐ気持ちが離れる
INFJは、その場の空気や人の感情を直感的に読み取るのが得意です。説明会で感じた「ここの社風、自分には合わないな」という直感は、驚くほど当たることが多いです。
面接でつい深読みしてしまう
面接官の質問の裏にある意図まで考えすぎて、頭が真っ白になってしまうことも。本質的な回答をしようと努力する真面目さの表れでもあります。
志望動機で「本当にこれが自分のやりたいことか?」と迷いがち
自分の仕事に「やりがい」や「社会への貢献」を求めるINFJ。そのため、心の底から納得できる志望動機でないと、筆が進まなくなってしまいます。
でも、「自分が本当にしたい仕事」を見つけるのって難しいですよね。まだ仕事もしたことがないのに、最低でもあと2〜3年は続けなければいけない仕事を学生時代の経験から見つけなければいけないのは大変です。
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INFJ(提唱者)の恋愛あるある

INFJの恋愛は、一途でとても深いものです。しかし、その理想の高さから悩むことも多いようです。
つい深く聞いてしまう
相手の表面的な言葉だけでなく、その裏にある本当の気持ちまで理解したいと思っています。その探求心が、深い信頼関係を築くきっかけになることもあります。
頭の中で「理想の恋人像」を作りすぎる
豊かな想像力で、無意識のうちに完璧な恋人像を描いてしまいがちです。現実の相手と比べてしまい、勝手にがっかりしてしまうことも少なくありません。
深い会話ばかりを好み、世間話に退屈しがち
INFJにとって、心の繋がりを感じられるような深い会話は何よりの喜びです。逆に、世間話や表面的な会話が続くと、少し退屈に感じてしまうかもしれません。
INFJ(提唱者)の男性あるある

物静かでミステリアスな雰囲気を持つINFJの男性。その内側には、どんな「あるある」が隠れているのでしょうか。
好きでもいきなり距離を詰めない
相手のことを深く知ってから関係を進めたい、と考える慎重派です。時間をかけて信頼関係を築くことを何よりも大切にします。
感情をあまり表に出さない
心の中では色々なことを感じていますが、それを表に出すのが少し苦手です。ポーカーフェイスに見えて、誤解されてしまうこともあります。
信頼できるまで無口で慎重
自分の内面を理解してもらうことに喜びを感じる一方、傷つくことを恐れてもいます。「この人なら大丈夫」と心から思える相手にしか、本当の自分を見せません。
INFJ(提唱者)の女性あるある

優しくて聞き上手なINFJの女性。その穏やかな笑顔の裏には、どんな「あるある」があるのでしょうか。
一人の時間がないと息苦しくなる
大好きな人と一緒にいる時間も大切ですが、それと同じくらい一人の時間が必要不可欠です。一人で静かに過ごすことで、心を充電しています。
会話では聞き役
持ち前の共感力で、相手がリラックスして話せる雰囲気を作るのが得意です。聞き役に徹することで、相手の深い部分を引き出すことができます。
完璧を求めすぎる
理想の関係を追い求めるあまり、自分にも相手にも高いハードルを課してしまいがちです。「こうあるべき」という考えに縛られて、恋愛そのものに疲れてしまうことがあります。
INFJ(提唱者)の日常あるある

INFJの日常は、静かながらも実は常に色々なことを考え、悩んでいます。思わず共感してしまうような、日常のあるあるを見ていきましょう。
つい深読みして考え込む
人の言葉の裏や、出来事の背後にある意味を考えすぎてしまう癖があります。考えなくてもいいことまで考えて、一人で悩んでしまうことも多いです。
にぎやかな場所が苦手
たくさんの情報や刺激が一気に入ってくるにぎやかな場所では、エネルギーを消耗してしまいます。図書館やカフェの隅、自室など、静かで落ち着ける場所が最高の癒やしです。
初対面だけ控えめ
初対面では人見知りをしてしまいがちですが、一度「この人は信頼できる」と感じると、堰を切ったようにおしゃべりになります。そのギャップに驚かれることも多いです。
INFJ(提唱者)の学校あるある

集団生活の場である学校は、INFJにとって楽しみでもあり、少し疲れを感じる場所でもあります。
「本音で話せる友人」がほしい
広く浅い友人付き合いよりも、心から信頼できる少数の親友を求めます。うわべだけの会話が続くグループにいると、孤独を感じてしまうこともあります。
気づけばカウンセラー役
その聞き上手さと共感力から、自然と友人の相談役になっていることが多いです。人の役に立てることに喜びを感じる一方、疲れも溜めやすいので注意が必要です。
一人で黙々と作業する方が集中できる
グループワークでは、周りの意見や感情に気を使いすぎて、自分の作業に集中できないことがあります。自分のペースで黙々と取り組める個人作業の方が、高いパフォーマンスを発揮できます。
INFJ(提唱者)の仕事あるある

INFJにとって仕事は、単なる収入源ではなく、自身の価値観や理想を追求するための重要な手段です。
意味を見出せない仕事は続かない
自分の仕事が「誰かのためになっている」「社会を良くしている」という実感を求めます。意味を見出せない単調な作業や、理念に共感できない仕事は、モチベーションを維持するのが難しいです。
静かでマイペースに働ける職場が好き
競争が激しかったり、人間関係がギスギスしていたりする職場は、INFJの心を消耗させます。自分のペースで深く思考できる、穏やかで協力的な環境でこそ輝けます。
自分の価値観に合わない仕事だと燃え尽きやすい
利益だけを追求したり、不誠実なことをしたりする仕事は、INFJの良心が許しません。価値観とのズレを感じながら働き続けると、深刻な燃え尽き症候群に陥る危険があります。
だからこそ、INFJは就活の時に特に慎重にならなければいけません。
いくら給料のよい企業や有名企業に入社できても、モチベーションがなくなって、結局早期転職ということになってしまえば、むしろキャリアの道を閉ざしてしまうことになりかねません。
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INFJ(提唱者)の人間関係あるある

人間関係はINFJにとって喜びの源ですが、同時に悩みの種にもなりやすいテーマです。
人の悩みに共感しすぎる
共感力が高いため、他者の感情を自分のことのように感じてしまいがちです。人の悩みを聞いた後、自分がぐったり疲れてしまうのは、INFJの特徴の一つと言えるかもしれません。
自分を後回しにしてしまう
「助けたい」という気持ちが強すぎて、自分の許容量を超えてまで相手に尽くしてしまいます。自分を後回しにしていないか、時々チェックすることが大切です。
信頼できる相手には全てを見せる
普段は物静かで控えめですが、心を開いた相手には情熱的な一面やおちゃめな一面を見せます。その「心を許した人限定」のギャップが、INFJの大きな魅力です。
INFJ(提唱者)の先輩はこの仕事を選んだ!
ここでは、大学卒業後、Web業界で働くINFJの女性、Tさんの体験談を紹介します。

就活では、本当に苦労しました。多くの企業説明会に参加しましたが、利益追求の姿勢や体育会系の雰囲気に馴染めず、『ここで働く意味が見出せない』と感じてばかり。自己PRも苦手で、面接では自分の考えをうまく伝えられませんでした。
そんな時、出会ったのが『UXデザイナー』という仕事です。ユーザーの行動や心理を深く理解し、彼らが本当に使いやすい、心地よいと感じるサービスを設計する仕事だと知りました。人の役に立ちたい、物事をより良くしたいという自分の価値観と、深く洞察する得意なことが、そのまま活かせる仕事だと直感したんです。
現在は、IT企業でUXデザイナーとして働いています。ユーザーへの聞き取り調査では、自分の強みでもある傾聴力で相手の本音を引き出し、データ分析では、直感力を活かして課題の根本原因を見つけ出します。静かな環境で集中して作業する時間も多く、自分のペースで働けるのも嬉しいです。なにより、自分の仕事が誰かの日常を少しでも良くしていると感じられることが、大きなやりがいです。
INFJが日常で注意すべきこと

その素晴らしい個性ゆえに、少し生きづらさを感じやすいINFJ。ここでは、心が楽になるためのヒントをいくつかご紹介します。
相手の言葉を深読みしすぎて疲れる
「あの発言には、何か裏があるのでは…」と考えすぎてしまう時は、「言葉をそのまま受け取ってみる」練習をしてみましょう。
全てのことに深い意味があるわけではない、と割り切ることで、心が少し軽くなるはずです。考えすぎている自分に気づいたら、意識的に思考をストップさせることも大切です。
完璧を求めすぎて立ち止まる
高い理想を持つのは素晴らしいことですが、それが行動のブレーキになってはもったいないです。「100点じゃなくても、60点でいいから始めてみよう」と自分に許可を出してあげましょう。小さな一歩を踏み出すことが、結果的に大きな理想に近づく道になります。
感情を吸収しすぎて心が消耗する
INFJにとって、意識的に一人の時間を作り、心を休ませることは必須です。趣味に没頭したり、自然に触れたり、何もしない時間を作ったりして、他人から受け取った感情をリセットしましょう。「自分は自分、他人は他人」と心の中で境界線を引くことも、自分を守るために重要なスキルです。
INFJ(提唱者)に関するQ&A

ここでは、INFJに関してよくある質問にお答えします!もっとINFJのことを深く知っていきましょう。
INFJの人に言ってはいけないことってある?
INFJは繊細で、言葉を深く受け止めるため、避けた方が良い言葉があります。例えば、「そんなに深く考えすぎだよ」「もっと合理的に考えて」といった言葉は、INFJの個性そのものを否定されているように感じさせてしまいます。
また、彼らの理想や夢を「現実的じゃないね」と笑うのもNGです。彼らの感受性や価値観を尊重し、共感的な姿勢で接することが大切です。
INFJの人は心を開かないってほんと?
心を開いていないように見えるかもしれませんが、それは自分の内面を理解してもらえないことを恐れているからです。
INFJは、うわべだけの関係を好まず、本当に信頼できる相手を慎重に探しています。一度「この人だ」と思える相手に出会えれば、誰よりも深く、誠実に心を開いてくれますよ。
INFJが人たらしってほんと?
INFJが「人たらし」と言われるのは、本人にそのつもりがなくても、結果的に人を惹きつけてしまうからです。その理由は、相手の気持ちを深く理解し、誠実に対応するから。
見返りを求めず、ただ相手のために行動するその姿が、周りの人には非常に魅力的に映るのです。
INFJはどのくらいモテる?
ミステリアスな雰囲気と、心を開いた相手に見せる深い愛情から、INFJは非常にモテると言われています。聞き上手で、相手に真摯に寄り添う姿勢は、多くの人を惹きつけます。
ただし、INFJ自身は恋愛に慎重で、理想の相手をじっくり探すため、交際経験が豊富というわけではないかもしれません。
INFJの芸能人には誰がいる?
INFJの芸能人には、その独特の世界観や深い表現力で人々を魅了する方々がいます。
海外ではレディ・ガガさんやマザー・テレサ、国内では俳優の岡田准一さんや文豪の夏目漱石などがINFJタイプだと言われています。
INFJと相性がいい人は?
INFJと相性が良いのは、ENFP(広報運動家)やENTP(討論者)など、同じく直感的(N)で、外向的(E)なタイプです。
INFJの豊かな内面世界に興味を持ち、その理想を応援してくれます。INFJのアイデアを外の世界へ引き出し、実現する手助けをしてくれる、最高のパートナーになれるでしょう。
INFJと他のMBTIの相性についてより知りたい方は、次のコラムを読んでみてください!
INFJと相性の悪い人は?
一方、相性が難しいとされるのは、ESTP(起業家)やISTP(巨匠)など、感覚的(S)で現実主義的なタイプです。
INFJの理想論が「非現実的だ」と感じられたり、ESTPの「今が楽しければOK」というスタイルにINFJがついていけなかったりします。物事の捉え方や価値観が正反対なため、お互いを理解するのが難しいかもしれません。
まとめ
- 感情に敏感で、人の気持ちに寄り添える共感力が強み
- 理想が高く、就活や人間関係で「疲れやすい」傾向も
- 自分に合った環境や働き方を知ることが、安心感につながる
INFJの気質は、就活や人間関係で悩みやすい反面、深く物事を考え、人に寄り添えるという大きな強みでもあります。
周りと比べて焦る必要はありません。自分の感じ方やペースを大切にしながら、自分に合った環境や働き方を少しずつ見つけていけば大丈夫です。
迷いながらでも前に進もうとしているその姿勢こそが、きっとあなたの力になります。
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