Webテスト20種類の見分け方を紹介!それぞれのWebテストの対策法は?

就活の選考の一環でWebテストを受けるという方は多いと思います。

Webテストは適性検査の中でも多く用いられている受検方式です。

ただ、Webテストは約20種類あり、それぞれ問題形式が異なります。そのため、見分け方を知っておくと効率的に対策できるのです。

本記事では、Webテストの見分け方からそれぞれの対策法まで徹底解説していきます。

こんな人に読んでほしい

  • Webテストの見分け方を知りたい人
  • Webテストごとの特徴を知りたい人
  • Webテストの勉強で何から始めていいのかわからない人

Webテストは約20種類ある!

Webテストは約20種類ある!

Webテストには約20種類あります。

Webテストの中でも種類が多く、それぞれで問題形式や制限時間が変わってきます。そのためそれぞれの特徴を理解し対策することが大切です。

Webテストの見分け方4選

Webテストの見分け方4選

Webテストの見分け方を4つ紹介していきます。

企業から送られてくるURLを見る

1つ目は企業から送られてくるURLを見ることです。

SPIhttp://arorua.net/
玉手箱/GAB/CABhttp://web○.e-exams.jp/http://tsvs○.e-exams2.jp/http://nsvs○.e-exams4.jp/ ※○=1~3の数字
TG-WEBhttp://assessment.c-personal.com/http://assessment.e-gitest.com/http://www.c-personal.com/
CUBIChttp://web-cubic.jp/http://assessment.cservice.jp/
GPShttp://www.gps-cbt.com/
TALwww.tal-sa.jp/talsqi/
不適性検査スカウターhttp://tracs.jp
BRIDGEhttp://generator.cbt.jphttp://www.cbt-s.jp
3Een-japan.com
TAPhttp://www.empweb21.com
eF-1Ghttp://ef-1g.com
SCOAapps.ibt-cloud.com
ミキワメhttp://survey.career-base.jp
AIPaip.armg.jp
CBTSgate.web-cbt

(引用:【例題付き】就活におけるWebテストって?Webテストの見極め方&対策方法を徹底解説!)

自宅でWebテストを受検する際は、企業からWebテストのURLが送られてきます。

上の一覧表を見れば、送られてきたWebテストがどの種類なのかわかります。

URLが送られてきてから、試験の締め切りまでは1週間程度なので長くはないですが、その間に効率的に対策することができます。

業界ごとの傾向を知る

2つ目は業界ごとの傾向を知ることです。

業界ごとにどのWebテストを利用しているかの傾向があります。

主要8業界(金融、コンサル、総合商社、メーカー、広告・マスコミ、インターネット・通信、インフラ、不動産)の主な企業の傾向を表にまとめていきます。

金融保険会社ではSPI、証券会社では玉手箱が多い
コンサル日系コンサルではSPI、外資コンサルでは玉手箱やTG-WEBが多い
総合商社GABを利用している企業が多い
メーカーSPIや玉手箱を利用している企業が多い
広告・マスコミ業界での傾向はなく企業ごとにバラバラ志望する企業の傾向を確認することが重要
インターネット・通信SPIを利用している企業が多い
インフラSPIを利用している企業が多い
不動産大手不動産ではSPIを利用している企業が多い

事前に口コミをチェックする

3つ目は事前に口コミをチェックすることです。

就活生が口コミを書き合う口コミサイトでは、他の受験者の体験談やテストの情報が共有されている場合があります。

ただ、口コミサイトは匿名で書けるため、信憑性に欠ける部分があります。

複数の人が書き込んでいるなど、自分で信憑性のあるコメントを見極めましょう。

OG・OB訪問をする

4つ目はOG・OB訪問をすることです。

OG・OB訪問をした時にどのWebテストを受検したか確認することがおすすめです。

ただ、年によってWebテストの種類が変わっている可能性があるので、できるだけ自分と年次が近い先輩方に聞くと種類が同じ可能性が高まります。

事前にWebテストを見分けることのメリット

事前にWebテストを見分けることのメリット

事前にWebテストを見分けることでどんな良いことがあるのでしょう。

それぞれ形式が違うため対策がしやすい

1つ目はそれぞれ形式が違うため対策がしやすいということです。

それぞれの種類によって問題形式が違うため、Webテストの種類を見分けることができれば効率的に対策することができます。

本番の焦りが軽減される

2つ目は本番の焦りが軽減されるということです。

自分が今から受けるテストがどんなテストなのかを事前に予測しているだけでも、本番の焦りが軽減されます。

受検するWebテストの対策を事前にできることで自信にもつながるでしょう。

20種類のWebテストの特徴と対策法

20種類のWebテストの特徴と対策法

ここからは20種類のWebテストの特徴と対策法をそれぞれ解説していきます。

①SPI

1つ目はSPIです。

SPIは最も多く利用されている適性検査です。

SPIのWebテストでは、能力検査と性格検査があり、能力検査は言語・非言語の科目があります。能力検査35分+性格検査30分の計65分で解いていきます。

また、SPIのWebテストでは電卓の使用が認められているという特徴があります。

ただ、SPIにはWebテスト以外の受検方式もあります。他の方式についても知りたいという方はこちらの記事もご覧ください。

SPIの能力検査の難易度はそこまで高くないので問題をたくさん解いて形式に慣れることが大切です。

おすすめのSPIの対策本を知りたいという方はこちらの記事をご覧ください。

また、SPIの対策法としてSPI体験模試を受けることもおすすめです。

SPI体験模試は5問を5分で解くという簡易的な模試のため時間がない方でも気軽に実力試しができます。

時間も計測されるので問題に慣れるためにもぜひ活用してみてください。

SPI体験模試はこちら

②玉手箱

2つ目は玉手箱です。

玉手箱はSPIに次いで有名な適性検査です。

計数、言語、英語、性格テストの4つの分野で構成されています。玉手箱のWebテストでも電卓の使用が認められています。

問題数に対して解答時間が短いため、スピードよく解くことが求められます。

普段から時間を計りながら問題を解くことが大切です。

玉手箱は毎年同じような問題が出題されるのでたくさんの問題を解いて傾向になれましょう。

玉手箱の具体的な対策について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

③GAB

3つ目はGABです。

計数問題、言語問題、英語理解、性格検査の4つに分かれています。

GABはバイタリティやチームワークなどの職務能力を測るテストだという特徴があります。

企業は入社後の活躍の可能性を見極めるためにGABを実施しています。そのためGABは他のWebテストに比べて難易度が高いです。

1冊の問題集を繰り返し解いて、問題の傾向に慣れることが大切です。

GABの特徴や対策法をもっと詳しく知りたいという方はこちらの記事もご覧ください。

④CAB

4つ目はCABです。

暗算(四則逆算)、法則性、命令表、暗号、性格検査の5科目で構成されています。

主にIT系の職種で求められる論理的思考力や情報処理能力などの、仕事への適性を測るためのテストです。

問題数に対して制限時間も短いため比較的難易度が高いWebテストです。

満点を狙うのではなく時間配分を意識しながら解ける問題を落とさないようにしましょう。

CABの勉強法をもっと知りたいという方はこちらの記事もご覧ください。

⑤TG-WEB

5つ目はTG-WEBです。

言語、計数、性格テストの3つの分野で構成されています。従来型と新型の2パターンあります。

従来型の方が主流で難易度が高く、新型は従来型と比較すると難易度は低めですが問題数は多いです。

難易度は高めですが、解法を知っていれば解ける問題が多いので問題集を繰り返しといて解き方に慣れていきましょう。

⑥CUBIC

6つ目はCUBICです。

言語、数理、図形、論理、英語からなる基礎能力検査と適性検査の2つから構成されています。

問題数が100問あり、他のWebテストと比較して多いですが、難易度は易しめです。

科目の範囲が広いので幅広く対策することが大切です。参考書を繰り返し解いて問題に慣れておきましょう。

CUBICについてもっと詳しく知りたいという方はこちらの記事もご覧ください。

⑦SCOA

7つ目はSCOAです。

能力テストと人柄を測るテストで構成されています。理科や社会が含まれているのが特徴です。

知識や常識を測るテストで、公務員試験で利用される割合が高いです。

科目数が多いので苦手分野をなくすことを意識しましょう。

⑧TAL

8つ目はTALです。

能力検査がなく性格検査のみのテストです。ストレス耐性やコミュニケーション能力を測ることができます。

受検方式はWebテストのみです。

他のWebテストとは違って高得点を狙うものではないので自分の直感に従って解答しましょう。

⑨BRIDGE

9つ目はBRIDGEです。

計数のみの能力テストと性格テストで構成されています。

マイナーなWebテストなので過去問があまりありません。

計数Aが玉手箱に、計数BがTG-WEBに似ているのでそれぞれの対策をしておくのがおすすめです。

⑩eF-1G

10個目はeF-1Gです。

言語・非言語の能力検査と性格検査から構成されています。受検方式はWebテストのみです。

独特な問題が多く初見では難しいので、参考書を使って問題に慣れておきましょう。

⑪TAP

11個目はTAPです。

総合タイプ、性格タイプ、短縮タイプの分野から構成されています。

認知力や論理的思考力、コミュニケーション能力など幅広い要素が問われ、数学の問題も多いです。

難易度は高めなので、過去問の解説をよく読んで対策しましょう。

⑫GPS

12個目はGPSです。

思考力問題、基礎能力問題、パーソナリティの3つの分野から構成されています。

特徴的なのは音声のみや音声と動画で出題される問題があることです。

マイナーなWebテストのため参考書が出回っていませんが、本来の実力を試すような問題なので日頃から本を読むなど思考力を養っておくことが対策になります。

⑬ミキワメ

13個目はミキワメです。

能力検査と性格検査の2つの構成です。ただ、性格検査の方が比重が多いです。

参考症はあまり出回っていませんが、他のWebテストの参考書を解くことが対策になります。

⑭不適性検査スカウター

14個目は不適性検査スカウターです。

言語、非言語、論理問題から構成されています。

適性検査の割合が高く、ストレス耐性や離職率の高い人材を見極める検査になっています。

参考書はあまり出回っていませんが、SPIの問題と似ているのでSPIの対策をしておくことがおすすめです。

⑮アドバンテッジインサイト

15個目はアドバンテッジインサイトです。

EQ能力テスト、ストレス耐性テスト、知的能力テストの3つから構成されています。

メンタルヘルスの見極めに特化したWebテストです。

参考書はあまりありませんが、難易度はそこまで高くないので、SPIや玉手箱の対策をしておきましょう。

⑯GROW360

16個目はGROW360です。

AIによる適性検査が行われます。企業と学生のマッチ度を測ることができるWebテストです。アプリをインストールし、スマートフォンで受検します。

対策法は特になく、自分の直感で解答していきましょう。

⑰Q-DOG

17個目はQ-DOGです。

作業検査法、質問紙法の2つの軸からストレスや適性に対して評価を行います。

作業検査法は、隣り合う数字を足し算してその答えの一の位を記入する作業です。

質問紙法は一般的な性格検査と同じような形です。

参考書はあまり出回っていませんが、SPIの対策をしておけば解けるようになります。

⑱デザイン思考テスト

18個目はデザイン思考テストです。

創造セッションと評価セッションの2つから構成されています。

アイデア力が求められるので普段から発想力を養うことが大切です。

⑲3E-IP

19個目は3E-IPです。

言語、非言語の問題が出題される知的能力テスト、性格特性・創造的思考性・コミュニケーション能力・エネルギー量・ストレス耐性を測る性格・価値観テストの2つで構成されています。

参考書はあまりありませんが、知的能力テストはSPIに似ているので SPIの対策をしておくことがおすすめです。

⑳GMAT

20個目はGMATです。

ビジネススクールへの入学希望者向けに開発した試験で、難易度が高いです。英語で出題されるので英語の勉強も進めましょう。

独特な問題が多いので、参考書でしっかり対策をしましょう。

Webテストの見分け方に関するよくある質問

Webテストの見分け方に関するよくある質問

最後にWebテストの見分け方に関するよくある質問に回答していきます。

全て対策すべき?

すべてのWebテストを個別に対策する必要はありません。

SPIや玉手箱などの主要なWebテストは出題内容に共通点が多く、基礎対策をしっかり行えば他のテストにも応用できます。

志望企業で使われる可能性が高いテストを見分け、必要なものを重点的に対策することが、効率よく通過率を上げるポイントです。

まだ対策を始めていない方はSPIの対策から進めていきましょう。SPIの対策として「SPI体験模試」を受けてみることをお勧めします。

SPI体験模試は、簡易的にSPIを受検できるというもので実力試しにぴったりです。

対策の始めとして自分がどのくらい解けるのかをチェックしてみましょう。

SPI体験模試はこちら

どのWebテストの形式でも通用する対策はある?

1冊の問題集を繰り返し解くという対策法はどの形式でも通用します。

どのWebテストでも共通して問われるのは、基礎的な計算力・読解力・スピード感です。形式を特定できなくても、

1冊の問題集を繰り返し解くことで問題に慣れることができ、基礎固めに繋がります。

おすすめの対策本を知りたいという方はこちらの記事もご覧ください。

Webテストの種類は毎年同じなの?

一部の企業は毎年同じテストを使いますが、年度や職種によって変更されることもあります。

最新情報を確認するために、直近の口コミや選考体験談をチェックするのがおすすめです。

Webテストの種類を事前に知るのは違反にならないの?

Webテストの種類を事前に調べること自体は違反になりません。

ただ、実際に出題された問題の撮影は禁止されているので注意しましょう。

まとめ

この記事を要約すると以下のようになります。

まとめ
  • Webテストは約20種類ある
  • Webテストの見分け方は「URLをチェックすること」「業界ごとの傾向を知ること」「口コミをチェックすること」「OG・OB訪問をすること」が挙げられる
  • Webテストの対策はSPIの対策から始めることがお勧め

この記事ではWebテストの見分け方について解説してきました。

事前にWebテストを見分けることができると本番での焦りが軽減されます。

この記事を参考に自分の受検するWebテストを見分けて万全の対策をしていきましょう。

この記事が最後まで読んでくださったあなたのお役に立てれば幸いです。

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