「ENFPにどんな強みや長所があるのかわからない」「どんな仕事に向いているのか」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
ENFPの人は明るく社交的で独自の創造力を持つ性格です。
さらに、ENFPは日本人に多いMBTIとしても知られています。
本記事ではそんなENFPについて、基本的性格・強みから就活で活かす方法まで詳しく解説していきます。ぜひ最後までご覧ください!
こんな人に読んでほしい
- ENFPの強みが知りたい
- ENFPがどんな仕事に向いているのか気になる
- ENFPの特徴を就活で活かす方法を知りたい
ENFPとは?

ENFPとは何を表したアルファベットなのでしょうか。
まずはENFPを構成する4つの指標の意味を見ていきます。
- E(外向型) 他者や外界に関心が強い。人と関わることでエネルギーを得ることができ、人との交流を好む。
- N(直感型) 物事を考える際に直感を重視する。新しいアイデアを生み出すのが得意。
- F(感情型) 自分の価値観や他人への配慮を優先し、人間関係や調和を大切にする。
- P(知覚型) 状況に応じて臨機応変に対応できる。予期せぬことが起こっても柔軟に対応する力がある。
ENFPは外向型・直感型・感情型・知覚型の意味を持つアルファベットを組み合わせた性格タイプなのです。
ENFP-AとENFP-Tの違いは?
ではENFP-AとENFP-Tの違いはなんなのでしょう。
MBTIの診断結果では、4つのアルファベットの後にAとTの文字がつきます。
Aは「Assertive」、Tは「Turbulent」の頭文字で、自分の気持ちやストレスへの反応の違いを表しています。
- A(Assertive) 自己肯定感が高く、ストレスやプレッシャー強い
- T(Turbulent) 慎重派で、ストレスやプレッシャーに敏感
どちらもENFPの特徴を持っていますが、上記のような違いがあります。
詳しい違いについては、こちらの記事も参考にしてみてください!
日本人におけるENFPの割合
ENFPは日本人の中で約13.8%を占めています。
さらに、その中でもENFP-Aの割合は約5.3%、ENFP-Tの割合は約8.5%となっています。
ENFPは日本人において二番目に多いMBTIとなっています。
各MBTIの詳しい割合については、こちらの記事も参考にしてみてください!
ENFPの基本的性格と特徴

そんな日本人に多いENFPはどんな特徴を持っているのでしょうか。
ENFPの基本的性格を解説していきます。
心が広い
1つ目の特徴は心が広いということです。
ENFPの人は、相手の価値観や生き方の違いを受け入れる心の広さを持っています。
自分と異なる意見や価値観に出会っても排除するのではなく、前向きに受け止められるのが特徴です。
さらに他人の失敗にも寛容で、周りを励ますことができます。
チームや友人関係の中でムードメーカー的な役割を果たすことが多いでしょう。
楽観的
2つ目の特徴は楽観的だということです。
ENFPの人は、楽観的で前向きなエネルギーを持ち、周囲に良い影響を与えます。
困難な状況でも「なんとかなる」と信じ、行動に移すことができます。
その明るさは周囲の士気も高め、モチベーション維持にもつながります。
共感力が高い
3つ目の特徴は共感力が高いということです。
ENFPの人は、他人の立場や気持ちをを自分のことのように感じられる共感力を持っています。
友人や同僚が困っているときには真剣に話を聞き、相手の視点に立って考えることができます。
この共感力は、チームワークや対人関係において欠かせない強みであり、人間関係をより円滑なものにします。
好奇心旺盛
4つ目の特徴は好奇心旺盛であることです。
ENFPの人は、新しいことに対して強い関心を持ち、未知の世界に飛び込むことを楽しむタイプです。
旅行や新しい趣味、スキル習得などさまざまなことに挑戦します。
この探究心が新しい出会いや経験を生み出し、自分の視野を広げることにつながっていくのです。
ENFPの強み・長所

続いて、ENFPの強み・長所を解説していきます。
コミュニケーションが得意
1つ目はコミュニケーションが得意だという点です。
相手の話を引き出すのが上手く、自然と会話を盛り上げられるため、初対面でも距離を縮めることができます。
また、相手の感情に寄り添うことができるため、信頼関係を築くスピードも早いのが特徴です。
発想力がある
2つ目は発想力がある点です。
問題解決の場面でも独自のアイデアを提案でき、チームやプロジェクトに貢献することができます。
創造的な分野や企画、イベント運営などで特に力を発揮します。
対応力がある
3つ目は対応力があるという点です。
予想外の出来事や急な変化にも柔軟に対応できます。
新しい環境や人との関わりにおいて、順応するスピードが速いのが特徴です。
このような対応力は、職場や学校などさまざまな環境で発揮され、ENFPの大きな強みとなっています。
ENFPの弱み・短所

では逆にENFPにはどんな弱み・短所があるのでしょうか。
飽きっぽい
1つ目は飽きっぽいという点です。
好奇心旺盛な一方で、単調な作業や長期的な継続は苦手です。
興味が薄れると集中力が下がってしまうのです。
物事をやり遂げるためには目的意識や期限を明確にする工夫が必要です。
計画性に欠ける
2つ目は計画性に欠けるという点です。
発想力や行動力に優れる反面、細かい計画を立てることが苦手な傾向があります。
勢いで動くことも多く、途中で方向性がぶれる場合があります。
成功のためには、実行前にステップや優先順位を整理することが大切です。
周りの目を気にする
3つ目は周りの目を気にしすぎてしまう点です。
人との関係を大切にするあまり、他人からどう見られているかを意識しすぎることがあります。
その結果、自分の本音ややりたいことを抑えてしまうこともあります。
必要以上に周りの評価を気にせず、自分の価値観を軸に判断することが大切です。
ENFPの性格に合った仕事

ENFPの人はどんな仕事が向いているのでしょうか。
ENFPは社交性があるため人と多く関わる仕事に向いています。さらに、創造性があるため、クリエイティブな仕事にもぴったりでしょう。
コミュニケーション能力を活かせる仕事
ENFPの人が持っているコミュニケーション能力や社交性は、人と多く関わる仕事で活かせるでしょう。
人脈を築いたり、人の相談に乗ることが得意なので商品やサービスを売り込んだり販売する仕事に向いています。
例
- 営業
- コンサルタント
- 販売
- 教師
創造性を活かせる仕事
ENFPの創造性や発想力はクリエイティブな仕事で活かせるでしょう。
新しい視点や独自のアイデアを生み出すことが得意なので、以下のような仕事に向いています。
例
- デザイナー
- webデザイナー
- SNS運用
- 企画職
- 編集者
ENFPに向いている仕事を押さえて、自分の将来を考える際にも活かしていきましょう。
ENFPの適職についてもっと詳しく知りたいという方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね!
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ENFPの性格に合っていない仕事

逆にENFPの人が向いていない仕事は何があるでしょう。
人との関わりが少ない個人作業が多い仕事や、単調な作業が多い仕事は飽きっぽいENFPの人には向いていません。
例
- ITエンジニア
- 事務職
- 研究職
ENFPの性格を就活で活かす方法

ENFPの性格は就活でも活かすことができます!
- 面接:人柄の良さや前向きなエネルギーが伝わりやすい
- グループディスカッション:場を盛り上げつつ他人の意見を引き出す役割を担える
- 自己PR:コミュニケーション能力や企画力をエピソードを交えて語ることで説得力が増す
面接での活かし方
ENFPの人は、自然体で前向きな雰囲気を伝えることが得意です。
面接では、緊張しても表情が明るく、相手に安心感や親しみを与えやすいでしょう。
そして、重要なのは、話が広がりすぎないように具体的な成果や学びを盛り込んで簡潔に伝えることです。
ただ、実際に面接の練習をしてみないと不安という方におすすめしたいツールが「就活面談」です。
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グループディスカッションでの活かし方
ENFPの人は、人の意見を引き出しながら場を活性化させることができます。
ENFPの人がグループディスカッションにおいて特に向いている役職は、ファシリテーター・司会です。
周囲に気遣いながらメンバーが発言しやすい環境を作ることができ、効率的に議論を進められるからです。
また、対応力があるため議論の進行状況に応じて適切なアクションを取ることができます。
逆に向いていない役職としては、タイムキーパーや書記が挙げられます。
時間管理や情報の整理などの単調な仕事は、集中力が続かないため、ENFPの人には向いていません。
グループディスカッションで役職につかなかった場合でも、ENFPの人は聞き役に徹することなく積極的に独自のアイデアを出すことができます。
自己PRでの活かし方
自己PRでは、コミュニケーション能力、企画力、行動力などの強みをアピールすると良いです。
実際に自己PRの例文をENFPの強み別に紹介していきます!
コミュニケーション能力
1つ目はコミュニケーション能力をアピールする自己PRの例文です。
私の強みは、人と信頼関係を築くコミュニケーション能力です。
大学のゼミ活動では、リーダーとして異なる意見を持つメンバーの間に立ち、それぞれの意見を丁寧に聞き取って調整しました。
その結果、全員が納得できる形で研究テーマをまとめることができ、5段階評価のうち4.6という高い評価を得られました。
貴社でも、相手の立場を理解しながら円滑に意見交換を進めることで、チーム全体の力を最大限に引き出し、成果につなげていきたいと考えています。
企画力
2つ目は企画力をアピールする自己PRの例文です。
私の強みは、周囲を巻き込みながら新しい企画を実現する力です。
学園祭では実行委員長として新しいイベントを提案し、企画から運営まで主導しました。
参加者アンケートでは満足度90%を超え、例年より多くの学生が来場する結果につながりました。
貴社に入社後も、柔軟な発想を活かして新しいアイデアを形にしていきたいと考えています。
行動力
3つ目は行動力をアピールする自己PRの例文です。
私の強みは、考えたことをすぐに行動に移し、成果を出す行動力です。
大学のサークルで参加者が減少していた際、私は自らSNSでの広報活動を企画し、写真や動画を活用して発信を行いました。
その結果、1か月で新入部員が10人以上増加し、サークル全体の活気が戻りました。
貴社でも、自ら課題を見つけて行動し、チームに新しい活力を与える存在として貢献していきたいです。
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まとめ
この記事を要約すると以下のようになります。
- ENFPは日本人の中で2番目に多いMBTI
- ENFPは社交的で共感力が高い
- ENFPの適職は「人と多く関わる仕事」「クリエイティブな仕事」
- ENFPの強みは就活においても活かすことができる
この記事ではENFPの性格について詳しく解説してきました。
ENFPの持つ、コミュニケーション能力や共感力、創造力などの強みを活かすことができれば、新しい道が開いていくはずです!
この記事が最後まで読んでくださったあなたのお役に立てれば幸いです。
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