「SPIってよく聞くけど、実際どんな種類があるの?」「自分が受けるSPIはどのタイプなの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
SPI(Synthetic Personality Inventory)は、多くの企業の採用選考で活用される適性検査ですが、一口にSPIといってもいくつかの種類が存在します。試験方式や出題内容が異なるため、事前に自分が受験する形式を理解し、適切な対策をすることが重要です。
そこで今回は、SPIの主な種類やそれぞれの特徴、適した対策方法について詳しく解説していきます。適性検査をスムーズに突破できるよう、ぜひ最後まで読んで対策に役立ててください!
こんな人に読んで欲しい!
- SPIの種類を知りたい方
- SPIの各種類の対策方法を知りたい方
- SPIについて詳しく知りたい方
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SPIとは?

そもそも、SPIとは一体どんなテストなのでしょうか。
SPIとは、Synthetic(総合的な)Personality(個性・性格)Inventory(評価)の略称で、企業が採用選考時に応募者に対して行う適性検査です。このテストは、各企業が問題を作っているのではなく、リクルート社が開発した「SPI」という検査システムを企業が活用しています。
SPIは年間約15,500社が利用しており、受験者数は217万人に上ります。
SPIは就活生が最も受験する可能性が高いテストなので、しっかりと対策をして挑むことが大切です。
SPIの種類
SPIにはさまざまな種類がありますが、大きくSPI-H、SPI-U、SPI-Gの3つに分けられます。
SPI-H
- 用途: 新卒採用・中途採用向け
- 対象: 企業が応募者の適性を評価するための検査
- 内容: 知的能力検査(言語・非言語)+性格検査
- 特徴: 一般的なSPI試験として知られ、新卒・中途の採用試験でよく使用
SPI-G
- 用途: 従業員の能力開発・配置転換向け
- 対象: 企業内の既存社員の適性やスキルアップを目的とした検査
- 内容: 知的能力検査(言語・非言語)+性格検査
- 特徴: 人材育成や研修、適切な部署配属の参考として利用
SPI-U
- 用途: 幅広い用途(採用・配置・育成など)
- 対象: 一般的な適性検査として多様な場面で利用
- 内容: 知的能力検査(言語・非言語)+性格検査
- 特徴: 採用だけでなく、社内評価や配属先選定の参考としても使用
SPIの受験方式
SPIには以下の4種類の受験方法があります。
- テストセンター方式
- Webテスティング方式
- インハウスCBT方式
- ペーパーテスト方式
テストセンター方式
テストセンター方式ですが、4種類の受験方法の中で一番採用されることが多い方式です。テストセンター方式は、専用の会場(テストセンター)に行って受験する方式です。
企業ごとに実施日が決まっており、事前予約が必要となっています。
試験時間は、能力検査35分+性格検査30分の計65分となっています。企業によってはオプションで英語をつけることも可能なので、注意が必要です。さらに、こちらの方式では非言語分野で電卓を使うことができません。
最後に、テストセンター方式の一番の特徴は、結果を他の企業の選考にも使いまわせる点です。送信できるのは「前回の試験結果のみ」ですが、高得点を出せた場合には複数の企業の選考に使い回すのがおすすめです。
Webテスティング方式
続いてWebテスティング方式です。この方式は、インターネット上でパソコンから受験をする方式です。 自宅で受験できるため、手軽でスケジュール調整がしやすいという特徴があります。
試験時間は、能力検査35分+性格検査30分の計65分となっています。こちらの方式では、英語は出題されません。また非言語分野での電卓の使用が認められています。
インハウスCBT方式
インハウスCBT方式は、企業を訪問して用意されたパソコンで受検する形式です。利用している企業は少数ですが、企業側の手間が省けるため採用している場合があります。
こちらも、試験時間は能力検査35分+性格検査30分の計65分です。SPI試験と面接を同日におこなう企業もあれば、別の日に設定されることもあるので、注意しましょう。
ペーパーテスト方式
最後にペーパーテスト方式です。企業が指定する会場で、PCを使わず、専用の解答用紙へマークシート方式で解答します。
試験時間は、能力検査70分+性格検査40分の計110分と、他の方式と比べてかなり長くなっています。また、非言語分野では電卓使用不可で、筆算が基本となります。
こちらの形式でも、まれに英語が出題されることがあります。
【例題付き】SPIで出る検査の種類

SPIでは、主に性格検査と能力検査の2種類が出題されます。さらに能力検査には、言語・非言語・英語・構造把握力を計る4種類の問題があります。
それぞれ例題付きで解説していきます。
性格検査
SPIの性格検査は、その人の考え方や行動パターンを明らかにするためのテストです。
具体的には、2つの選択肢が提示され、自分に当てはまる方を選択していきます。
質問の中には嘘を確かめる仕組みが組み込まれているため、自分をよく見せようとせず、素直な気持ちで解答することが求められます。
また、次の記事ではSPIの性格検査について詳しく解説しています。合わせてご覧ください!
能力検査
SPIの能力検査は、一般胸式や論理的思考力を持っているかを計るためのテストです。
SPIの能力検査は、言語分野・非言語分野・英語・構造把握力の4種類に分類されています。それぞれ見ていきましょう。
言語分野
言語分野では、以下のような問題が出題されます。
同義語・反義語 | 与えられた単語の意味が同じ/反対のものを選ぶ |
熟語の意味 | 四字熟語や慣用句の意味を問う |
文章完成 | 空欄に適切な言葉を選んで文章を完成させる |
長文読解 | 長めの文章を読み、設問に答える |
文の並び替え | バラバラの文章を並び替えて意味の通る文章を作る |
では、例題を見てみましょう。
非言語分野
非言語分野では、以下のような数学的な問題が出題されます。
割合・比 | 割合の計算、比の問題 |
損益算 | 仕入れ価格・販売価格・利益率の計算 |
料金計算 | 電車の運賃・割引計算など |
表の読み取り | 数値データの整理・分析 |
場合の数・確率 | サイコロ・カード・組み合わせの確率計算 |
集合(ベン図) | 複数の条件を満たす集合の関係を整理 |
では、例題を見てみましょう。
次の記事では、SPIの非言語問題について詳しく解説しています。例題だけでなく、よくでる公式集も載っていますので、合わせてご覧ください。
英語
SPIをテストセンター方式かペーパーテスト方式で受験すると、英語能力検査が課される場合があります。
英語は特段難しい問題が出るわけではありませんが、語彙力や文法力を問われる問題が多く出題されます。
英語能力検査の主な出題内容は以下の通りです。
同義語・反義語 | 与えられた英単語と同じ/反対の意味の単語を選ぶ |
空欄補充(文法問題) | 文の空欄に適切な単語・フレーズを入れる |
長文読解 | 英文を読んで設問に答える |
並び替え問題 | 単語を並べ替えて正しい英文を作る |
例題を見てみましょう。
構造把握力
この分野の問題では、テストセンター方式でのみ課されます。様々な問題で、応募者の文章構造を正しく理解・把握する能力を計ります。
特殊な問題形式で出題されることが多いため、事前に問題に慣れておく必要があるでしょう。
【種類別】SPIのおすすめ対策方法
ここからは、SPIのおすすめ対策方法を性格検査と能力検査の2種類に分けて解説します。
性格検査の対策方法
SPIの性格検査は、一度実際に受けてみて、自分の結果を確認することが大切です。
SPIの性格検査は選択肢の組み合わせによって結果が変わるため、事前に模擬テストを受けることで、自分の傾向を客観的に把握できるようになります。 自分の傾向を客観的に把握することで、企業が求める人材に沿った回答をすることが出来るようになるはずです。
しかし、「SPIの性格検査の結果って”学生は”見られないんじゃないの?」と疑問に感じている方もいるでしょう。 確かに、実際の選考で、企業はSPI性格検査の結果を返してくれません。
そこでおすすめなのが、「SPIマスター」です!「SPIマスター」ではSPI性格検査が無料で受けられるだけでなく、結果も確認することができます!さらに、結果をもとにキャリアアドバイザーが「向いている仕事」や「面接で深堀りされそうなポイント」を教えてくれるので、企業選びや選考対策も捗るでしょう。
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能力検査の対策方法
能力検査で高得点を取るためにどのような対策をすればよいのでしょうか?
問題集を一冊やりこむ
SPIの対策として最も有効なのが、一冊の問題集を徹底的にやり込むことです。
大学受験等においても同様ですが、問題集1冊には多くの傾向と分析が集約されています。何冊もむやみに購入するのではなく、1冊を2,3回解き直しましょう。
1つの対策本で間違える問題がなくなったら、次の対策本に移るとさらに良いです。これを続けていくことで、どんどん解けない問題や苦手な単元をなくすことにつながります。
【SPIのおすすめ参考書5選】
- 「これが本当のSPI3だ!」(講談社)
- 「これが本当のSPI3テストセンターだ!」(講談社)
- 「史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集」(ナツメ社)
- 「本気で内定!SPI&テストセンター1200題」(新星出版社)
- 「SPI3&テストセンター出るとこだけ!完全対策」(実務教育出版)
次の記事では、SPIのおすすめ対策本について解説しています。ぜひ合わせてご覧ください!
時間配分を意識する
時間配分を意識することも大切です。
SPIはとにかく時間勝負となることが多いのが特徴です。決まった制限時間内で決められた質問を解いていく形式もあれば、解けるだけ問題を解いていくような方式もあります。また、1問1問にかけられる時間も多くはなく、どの問題も30秒〜1分以内には解かなければいけません。
そのため、時間をしっかりと決めて対策本の問題を解くようにしましょう。ほとんどの対策本には目安の時間などの記載はあるはずです。1問45秒以内に解く意識をすることで、自ずと解くスピードが上がっていくでしょう。
模擬試験を受ける
SPIの対策をするうえで、SPIの模擬試験を受けることも忘れてはいけません。問題集を解くときと違い、パソコンで問題を解けるので本番と同じような環境で練習できとてもおすすめです。
しかし、どうやって模擬試験を受ければよいのか分からない方もいるかと思います。そういった方は、「SPIマスター」を申し込むことをおすすめします。
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「SPIマスター」は完全無料のサービスなので、迷っている方は一度申し込みをしてみてはいかがでしょうか?
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【SPI以外】Webテストの種類

SPI以外にもWebテストにはいくつかの種類があることをご存じですか?SPI以外のWebテストについて解説します。
玉手箱
玉手箱とは、自宅受験型のWebテストでトップシェアを誇り、SPIに次いで有名な適性検査です。玉手箱の特徴として、1問当たりの回答時間が短く、同じ問題形式において1種類の問題のみが出続けることが挙げられます。
玉手箱では、正確性とスピードの両方を測ることができるため、その能力が仕事で必要な金融やコンサル業界で頻出されているようです。
玉手箱は、日本エス・エイチ・エル(SHL社)が提供しており、能力テストと性格テストの2種類から構成されています。
次の記事では、玉手箱について詳しく解説しています。合わせてご覧ください。
GAB・CAB
GABとは、Graduate Aptitude Batteryの略であり、玉手箱と同じ日本エス・エイチ・エル(SHL社)が提供している能力適正テストです。玉手箱が基礎能力や性格を判断するものに対し、GABは、新卒採用の場で使用される総合適性テストになります。
金融やコンサル業界の企業で頻出されているようです。
テストセンターで受験するGABとC-GAB、自宅受験できるWebGABがあります。GABがマークシート式のテストであるのに対し、C-GABはテストセンターに設置されているパソコンで受験します。
一方でCABとは、Computer Aptitude Batteryの略であり、GABが営業や研究職など幅広い職種向けの適性検査に比べ、CABはIT系職種向けの適性検査です。
バイタリティーやストレス耐性、論理的思考力を測る問題が出され、プログラマーやシステムエンジニアといったIT系の職種への適性が評価されます。そのため、IT系に興味がある方は、対策をしておいた方がよいでしょう。
ミキワメ
ミキワメ適性検査とは、株式会社リーディングマークが開発・提供している適性検査の一つで、自社独自の観点で適性を判定できるようになってます。
ミキワメ適性検査は、能力検査と性格検査の2種類で構成されています。
次の記事では、ミキワメ適性検査について詳しく解説しています。ミキワメ適性検査の例題から、性格検査の結果の見方まで解説しているので、合わせてご覧ください。
まとめ
この記事を要約すると以下の通りになります。
- SPIには4種類あり、新卒採用はSPI-Hが基本!
- SPIには4種類の受験方式がある!
- SPIの対策をするときは「SPIマスター」がおすすめ!
今回の記事では、SPIの種類について解説してきました。
SPIと一口で言っても、4種類あります。さらにその中に能力検査と性格検査があることをお分かりいただけたでしょうか。しっかり自分の受けるSPIがどの種類なのか見極め、その対策をすることがとても大切です。
ぜひ今回ご紹介した対策方法を試してみてください!
この記事があなたの参考になれば幸いです。
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