MBTIの性格診断において「ISTP(巨匠)」という結果が出たあなた。
ISTP(巨匠)タイプは、物静かで独立心が強く、創造力と論理的思考力が高いという特徴があります。では、そんなISTP(巨匠)の皆さんに向いてる仕事は、どのようなものがあるのでしょうか。
この記事では、ISTP(巨匠)の長所・短所をもとに、向いてる仕事や向いてない仕事を徹底解説します。ISTP(巨匠)の方が向いてる仕事を探すのにおすすめの方法もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
こんな人に読んでほしい
- ISTP(巨匠)に向いてる仕事・向いてない仕事の特徴が知りたい人
- ISTP(巨匠)に向いてる仕事・向いてない仕事の具体例が知りたい人
- ISTP(巨匠)に向いてる仕事の探し方を知りたい人
ISTP(巨匠)の基本的な性格は?
ISTP(巨匠)はMBTI診断において、内向的(Introverted)、感覚的(Sensing)、思考的(Thinking)、知覚的(Perceiving)な特徴を持つタイプです。具体的な性格をまとめると、次のようになります。
- 現実的な論理思考者
- 知的好奇心が旺盛
- マイペースで独立心が強め
- 感情表現が控えめで冷たく見られがち
ISTP(巨匠)は、冷静沈着で論理的な思考が得意なタイプ。現実的かつ客観的な視点で物事を捉え、感情に左右されず効率的な解決策を見つけることが得意です。
また、独立心が強く、自分のペースを大切にする一方、好奇心旺盛で新しい技術や知識への探求心も豊富です。感情表現は苦手なため、誤解されることもありますが、信頼した相手には深い愛情を注ぎ、誠実な関係を築こうとします。
続いて、ISTP(巨匠)の具体的な強みや長所、弱みや短所について見ていきましょう。
ISTP(巨匠)の強み・長所
まずは、ISTP(巨匠)の強みや長所をご紹介します。
① 適応力と柔軟性が高い
ISTP(巨匠)は、適応力と柔軟性に長けています。
予測困難な状況にも柔軟に対応し、その場に応じた最適な行動を選択することが得意です。計画がうまく進まない場合でも、その場で最善の解決策を見つける柔軟性を持ち、状況に応じた迅速な判断が得意です。
② 問題解決能力が高い
ISTP(巨匠)は、問題解決能力に長けています。
ISTPは、複雑な問題を冷静に分析し、効率的な解決策を見つける能力に優れています。特に、現実的な視点から状況を捉え、実践的なアプローチで課題に取り組む姿勢が特徴です。
③ 手先が器用で実践的である
ISTP(巨匠)は、手先を使う細かい作業に長けています。
物事を実際に試したり、動かしたりすることで理解を深める傾向があり、特に、機械や工具を扱う作業でその能力を発揮します。
ISTP(巨匠)の弱み・短所
続いて、ISTP(巨匠)の弱みや短所をご紹介します。
① 冷たいと思われがち
ISTPは論理的で冷静沈着な性格のため、周囲から「冷たい」や「距離を感じる」と思われがちです。また、他者の感情を察することが苦手で、誤解を招くことも。
そんなISTP(巨匠)の方には、問題解決能力や分析力が求められる仕事や、独立して作業に集中できる環境が向いています。
② 長期的な計画が苦手
ISTPは、今起きている状況には柔軟に対応できる一方、長期的な目標を立て、それを継続することが苦手な傾向があります。また、細かいスケジュール管理や長期間の取り組みが必要な場合、モチベーションを維持するのが難しくなることもあります。
そんなISTP(巨匠)の方には、プロジェクトベースで進められる仕事がおすすめです。
③ ルールや制約が苦手
ISTPは固定されたルールや枠組みに縛られるのが苦手で、自分のペースややり方で物事を実行したいと考える傾向があります。このため、厳格な管理や細かい規則が多い環境ではストレスを感じやすい場合があります。
このような特性を理解した自分のペースで柔軟にに働ける仕事選びが重要になってきます。
「ISTP-A」と「ISTP-T」の違いは?
ISTP には、自己主張型(Assertive)を表す「ISTP-A」と、慎重型(Turbulent)を表す「ISTP-T」の2つのサブタイプがあり、このサブタイプの違いにより行動特性や反応の仕方に違いが見られます。
「ISTP-A」は、自分の能力や判断に自信を持って行動するタイプ。
感情の起伏が安定しており、予測不能な状況や変化にも柔軟に対応することができます。他者の意見に影響されることも少なく、自分の考えを基準にして物事を進める傾向があります。また、直接的に自分の意見を伝えたり、新しい挑戦を楽しむ余裕を持っているのが特徴です。
仕事においても、周囲と切磋琢磨しながら成果を求められる環境や、リーダーシップを発揮できる職種に向いています。
「ISTP-T」は、感情の変化に敏感で、不安や心配を感じやすいタイプ。
他者の意見や反応を気にする場面が多く、慎重に行動を選ぶ特徴があります。変化や新しい環境に対しては、やや不安を抱えやすい一方で、その慎重さがリスクを回避する力にもつながります。
仕事においても、安定した環境の中で、周囲と協力しながら業務を進めるような職種に向いています。
そもそも向いてる仕事とは?
ISTP(巨匠)に向いてる仕事をご紹介する前に、そもそも、どんな仕事がその人にとって向いてる仕事といえるのか解説したいと思います。
仕事の向き・不向きの感じ方は人によって様々で、自分のスキルアップにつながることを向いてるとするのか、長く続けられることを向いてるとするのかは、その人の価値観や性格次第です。
そこで今回は、一般的にその人にとって「向いてる仕事」といえる仕事の特徴をご紹介します。
やりがいを感じる
やりがいを感じる仕事は、向いてる仕事といえるでしょう。やりがいのある仕事につけると、モチベーションが高まり、成長感や達成感を得やすくなります。また、仕事に対する満足度が向上し、精神的な充実感や幸福感を感じやすくなります。
やりがいを感じるパターンとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 自身の成長を感じられる
- 自身の能力を発揮できる
- 社会に影響を与えられる
- 人に役立ち、感謝される
- 目標達成など成果を挙げることができる
ワークライフバランスがとれる
ワークライフバランスがとれる仕事を向いてる仕事と感じる人も多いでしょう。プライベートの充実が幸福感に直結する場合があります。
そういった人は、ワークライフバランスがとれる仕事につけると、ストレスが減り、心身の健康が保たれやすくなります。それによって仕事の効率も向上し、全体的な生活満足度が向上します。
ワークライフバランスが実現できる仕事の特徴は、次の通りです。
- 残業が少ない
- リモートワークができる
- 休暇が多い
- 有給がとりやすい
ISTP(巨匠)に向いてる仕事の特徴
では、ISTP(巨匠)が強みを存分に発揮できる仕事の特徴を見ていきましょう。
分析力と問題解決能力が活かせる仕事
ISTP(巨匠)に向いてる仕事の特徴1つ目は、分析力と問題解決能力が活かせる仕事です。
冷静かつ論理的に状況を分析し、的確な解決策を導き出す能力に優れているため、システムエンジニアやデータサイエンティスト、コンサルタントなどの職業でその才能を最大限に発揮できるでしょう。
実践的で手を動かす作業が求められる仕事
ISTP(巨匠)に向いてる仕事の特徴2つ目は、実践的で手を動かす作業が求められる仕事です。
そのため、専門的なスキルを必要とする職種や、現場での作業を含む仕事に向いています。建築家や外科医、機械工などの実践的なスキルが生かせる環境で力を発揮できるでしょう。
自由な働き方ができる仕事
ISTP(巨匠)に向いてる仕事の特徴3つ目は、自由な働き方ができる仕事です。
ISTPは、固定されたルールに縛られるよりも、自分のペースやスタイルで働ける環境を好むため、フリーランスやプロジェクトベースの仕事、あるいは自由な発想を求められるクリエイティブな分野が向いているでしょう。
ISTP(巨匠)に向いてる仕事8選
それでは、ISTP(巨匠)に向いてる仕事を8つご紹介していきます。
- システムエンジニア
- 機械設計
- 建築家
- 外科医
- パイロット
- 警察官
- 起業家
- フリーランス
1.システムエンジニア
ISTP(巨匠)に向いてる仕事1つ目は、システムエンジニアです。
システムエンジニアは、企業のITシステムの設計、開発、運用を行う職種です。この仕事では、複雑なプログラム構造やシステム全体の仕組みを理解する必要があります。ISTPは優れた分析力や構造を分解して理解する能力を持つため、こうした技術的な問題にも柔軟に対処できるでしょう。
また、システム開発ではトラブルが発生することも少なくありませんが、ISTPの冷静な判断力と柔軟な対応力を活かすことで、迅速に問題を解決でできるでしょう。
2.機械設計
ISTP(巨匠)に向いてる仕事2つ目は、機械設計です。
機械設計とは、市場にある様々なニーズを把握し、求められた機械の開発・設計を行う仕事です。ISTP(巨匠)は実践的で手を動かす作業が得意なため、このような分野でも活躍していくことが期待できます。
さらに、ISTPは複雑な物事を他人にわかりやすく説明する能力を持っているため、自分が作り上げた設計図を周囲に伝え、プロジェクトを成功に導く役割も果たせます。
3.建築家
ISTP(巨匠)に向いてる仕事3つ目は、建築家です。
建築家は、建物のデザインや設計、そしてその実現のための計画を担当する職種です。安全性や機能性、美観を考慮しながら設計を進めるため、ISTPの高い発想力と論理的思考力が重要な役割を果たすでしょう。
4.外科医
ISTP(巨匠)に向いてる仕事4つ目は、外科医です。
外科医の仕事では、瞬時に状況を判断し、正確な手術を進める冷静さと集中力が求められます。ISTPは、緊張感のある場面でも冷静に対応できる特性を持ち、さらに手先が器用であるため、外科医として非常に高い適性を持っています。また、問題解決を実践的に行う能力も、患者にとって最善の結果を生むサポートとなります。
5.パイロット
ISTP(巨匠)に向いてる仕事5つ目は、パイロットです。
パイロットは、緊急時の対応や機械の操作に関する専門知識、さらに冷静な判断力が求められます。ISTPは、機械や技術への興味が強く、予期せぬ事態にも柔軟に対応できるため、パイロットとしての適性が非常に高いです。技術を駆使することで安全を守る役割を担うことにやりがいを感じられるでしょう。
6.警察官
ISTP(巨匠)に向いてる仕事6つ目は、警察官です。
警察官は、現場では予測不可能な状況に直面することが多く、冷静さと柔軟な対応力が求められます。ISTPは、どんな場面でも冷静に状況を判断し論理的に物事を勧められる特徴があるため、特に捜査や事件の分析などでその強みを発揮できるでしょう。
7.起業家
ISTP(巨匠)に向いてる仕事7つ目は、起業家です。
起業家の自由度が高く、自分のペースで物事を進められる環境はISTPに向いていると言えます。冷静かつ柔軟に物事を判断し、問題解決能力に奔走する能力が高いISTPは、新しいビジネスの構築においてもその力を発揮できます。リスクを冷静に分析しながら挑戦できるため、ビジネスの成功に大きな役割を果たすでしょう。
8.フリーランス
ISTP(巨匠)に向いてる仕事8つ目は、フリーランスです。
フリーランスは、自分のスキルを活かして時間や場所に縛られず働ける仕事です。プロジェクト単位で仕事を進めるため、自分のやり方やペースで働くことができます。このような働き方は、ルールや制約に縛られるが苦手なISTPの特性に非常に適しており、自分の能力を最大限に発揮できる環境を構築できる可能性が高いでしょう。
ISTP(巨匠)には向いてない仕事の特徴
では反対に、ISTP(巨匠)には向いていないと考えられる仕事には、どのような特徴があるのでしょうか。
単調で繰り返しが多い仕事
ISTP(巨匠)には向いてない仕事の特徴1つ目は、単調で繰り返しが多い仕事です。
ISTPは、変化の少ない環境や単調な作業を苦手とする傾向があります。同じことを繰り返すルーチンワークでは、飽きやすく、持ち前の柔軟性や知的好奇心、問題解決能力などを十分に発揮できないことがあります。そのため、このような単純作業が中心の仕事では、モチベーションを維持するのが難しいでしょう。
厳格なルールや管理下で働く仕事
ISTP(巨匠)には向いてない仕事の特徴2つ目は、厳格なルールや管理下で働く仕事です。
ISTPは、自分のペースや自由な方法で物事を進めるのを好むため、細かいルールや厳格な管理のもとで働く仕事ではストレスを感じやすいです。自由度の低い環境では、柔軟性や発想力も制限されるため、ISTPのあまり強みを発揮できない可能性が高いです。
感情面で人のサポートが主となる仕事
ISTP(巨匠)には向いてない仕事の特徴3つ目は、感情面での対人サポートが主となる仕事です。
ISTPは、クールな印象を与えることが多く、他者の感情を察することもあまり得意ではない傾向があります。そのため、人の心理的なサポートや対人関係を重視する職場では、苦手意識を持ちやすく、思うように力を発揮できない可能性が高いでしょう。
ISTP(巨匠)には向いてない仕事4選
ISTP(巨匠)が避けた方が良い職業は、以下の通りです。
- 事務職
- 秘書
- 福祉・介護職
- 教師
事務職
ISTP(巨匠)には向いてない仕事1つ目は、事務職です。
事務職は、書類作成やデータ入力、電話対応といった、ルーティーンワークが中心の仕事です。ISTPは単調な作業に飽きやすく、創造性や問題解決能力を活かせる場面も少ないため、事務職は適性が低いといえます。
秘書
ISTP(巨匠)には向いてない仕事2つ目は、秘書です。
秘書業務は、上司のスケジュール管理や調整業務、細やかな気配りが求められる仕事です。ISTPは他人の指示に従う役割や、感情面でのサポートを求められる仕事にはストレスを感じやすく、秘書の業務ではISTPの強みが発揮できる機会が少ないといえます。
福祉・介護職
ISTP(巨匠)には向いてない仕事3つ目は、福祉・介護職です。
福祉や介護の仕事は、相手の感情や気持ちに寄り添い、細やかな配慮を求められる職種です。ISTPは、人の感情を察する能力には長けていないことが多いため、感情面でのサポートが主となる仕事にはあまり向いているとは言えないでしょう。
教師
ISTP(巨匠)には向いてない仕事4つ目は、教師です。
教師、特に幼児教育では、子ども一人ひとりに合わせた感情面のケアやコミュニケーションが重要です。ISTPは、冷静で論理的な性格のため、生徒一人ひとりの感情に寄り添うことが求められる教育現場では、力を発揮できない可能性があります。
ISTP(巨匠)に向いてる仕事を見つける方法
ISTP(巨匠)に向いている仕事は、実践的なスキルや課題解決能力が活かせるもの、また決まったルーティンが少ないものであることが分かりました。しかし、ご紹介した職業の中に自分の興味のある職業がなかったり、向いてない仕事の中に自分のやりたい仕事があった方もいるのではないでしょうか。
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MBTIで適職を考えるのはあり?
ここまで、ISTP(巨匠)に向いてる仕事・向いてない仕事などについて解説してきました。MBTIは、自分の性格を知ることができるため、向いてる仕事を考える際にも一つの指針になるといえます。
しかし、注意して欲しいのが、MBTIを過信しすぎるのは自分の可能性を狭める危険があるということです。MBTIはあくまでもざっくりとした性格の傾向に過ぎません。人には、16タイプには分けられないそれぞれの個性や考え方、強み・弱みがありますよね。
そのため、自分に向いてる仕事を探す際には、自己分析をして「自分だけの特性」を理解する必要があります。しかし「自己分析ってどうやるの?」「めんどくさい…」と感じる方も多いですよね。そんな方には、こちらの自己分析シートがおすすめです。質問に答えていくだけで、簡単に自己分析をすることができる非常に便利なツールです。フォームに回答するだけで無料で受け取れるため、ぜひ利用してみてください。
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まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事をまとめると以下のようになります。
- ISTP(巨匠)に向いてる仕事の特徴
- 分析力と問題解決能力が生かせる仕事
- 実践的で手を動かす作業が求められる仕事
- 自由な働き方ができる仕事
- ISTP(巨匠)には向いてない仕事の特徴
- 単調で繰り返しが多い仕事
- 厳格なルールや管理下で働く仕事
- 感情面での人のサポートが主となる仕事
- ISTP(巨匠)に向いてる仕事を探すなら、プロの就活アドバイザーに相談するのがおすすめ
ISTP(巨匠)は、その冷静な状況判断力や問題解決能力を活かせる仕事が向いていると言えるでしょう。逆に、厳格なルールに縛られる環境や、単調で繰り返しの多い仕事などでは、ストレスを溜め込んでしまう可能性があります。
しかし、MBTIを信じすぎると、自分の可能性を狭めてしまう危険があります。そのため、向いてる仕事を探す際は、プロの就活アドバイザーに自分を客観的みてもらうのが一番です。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。
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