就活生なら誰しも経験するであろう面接ですが、結果の連絡が来ないことを経験したことがある方はいらっしゃいますか?
特に、具体的な期日や連絡手段を伝えられなかった場合、いつまで待てばよいのかの判断に困りますよね。
そこで、今回は面接で「後日連絡する」と言われたのに連絡がなかなか来ない時の対処法について解説します。
記事の最後には、このような事態を避ける方法も紹介しているので、面接を受けた就活生も、これから面接が控えている就活生も必見です!
こんな人に読んでほしい
- 面接で「結果は後日連絡する」と言われたのに連絡が来ない就活生
- 面接で連絡すると言われたのに来ないときの対処法が知りたい就活生
- 面接後になかなか連絡が来ず、結果の問い合わせをしたい就活生
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面接で企業から連絡すると言われたのに来ないことってあるの?
基本的には、多くの企業が、面接の結果を応募者に連絡します。
ただ、企業から連絡が来ない場合もあります。このように、企業が応募者へ何も通知をせずに不合格にすることを「サイレントお祈り」と呼びます。これは、応募者にとっては不安やストレスの原因となり、就職活動を進める上での悩みのひとつとなっています。
面接で企業から連絡すると言われたのに来ない割合は?
HR総研の2018年度新卒採用での調査(2017年3月調査)の調査によると、面接後の合否連絡を「全員に連絡する」と回答した企業は全体の88%である一方で、12%は「合格者のみに連絡する」と回答しています。
つまりは、10社受けた場合1社は面接で不合格となった場合に連絡が来ないということになります。この割合からも、サイレントお祈りは決して珍しいケースではないことがわかります。
サイレントお祈りについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
連絡すると言われなのに来ない!その理由とは?
企業から連絡が来ない理由として考えられるのは、以下の通りです。
- 不採用となっている
- 応募者が多く、選考に時間がかかっている
- 企業側の判断に時間がかかっている
- 連絡を忘れられている
- 補欠としてキープされている
面接で連絡すると言われたら通常どのくらいで連絡が来る?
企業によって、合否の連絡が来るまでの期間は様々です。特に、企業の規模や選考フェーズによって連絡が来るまでの期間が異なる傾向があります。詳細を以下でまとめます。
企業の規模による違い
面接から合否の連絡が来るまでの期間は、中小企業やベンチャー企業か、大手企業や人気企業かで異なります。
中小企業やベンチャー企業は、良い人材を早めに確保すべく、採用においてスピード感を重視する場合が多いです。早ければ面接中に合否を伝えられることもあります。しかしながら、企業によっては2週間以上結果が来ない場合もあるため、一概に連絡が早いとは言い切れません。
一方で、大手企業では、応募者が多く、採用フローが複雑なため、結果が出るまでに1~2週間かかることもあります。
選考フェーズによる違い
また、合否の連絡が来るまでの期間は、選考のフェーズにもよります。
選考序盤は比較的短期間で連絡が来ることが多いです。一次面接後では、1~2週間で結果が通知されることが一般的です。
ただ、最終面接や役員面接などに近づくにつれて、企業側も慎重に検討を行うため、結果が出るまでの期間が長くなることが多いです。この場合、2週間以上かかることもあります。
あらかじめ期限を伝えられている場合
上記で、企業の規模や選考フェーズによって合否の連絡が来るまでの期間が異なる傾向があることを説明しましたが、面接時に「1週間以内にご連絡します」など、具体的な連絡時期を言われる場合もあります。
この場合、企業側が予定通り連絡をしてくれることが多いですが、2週間以上経過しても連絡がない場合は、確認の問い合わせを行ってもよいでしょう。
面接後連絡すると言われなのに来ない!まずはコレを確認!
面接で「連絡する」と言われた際に、それは連絡手段が明確ではなく、もしかしたら思い違いが生じている可能性もあります。そこで、結果の連絡手段について解説します。
まずは結果の連絡方法を確認!
企業からの結果連絡は、主に以下の3つの手段で行われます
- メール
- 電話
- 郵便
企業によっては、面接時に結果連絡の方法をあらかじめ伝えてくれる場合もありますが、そうでない場合もあるため注意が必要です。
電話
基本的に、選考に通過した場合や内定の場合など、重要な連絡に活用されます。
電話を活用して連絡することによって、企業側は応募者とタイムリーに会話ができるため、次の選考の予定や内定承諾について即座に聞くことができます。また、リアルタイムの反応を確認できるため、応募者の入社意欲を確認したり、質問を直接受け付けたりすることができます。
メール
メールは、面接の結果通知手段として広く使われています。
特に、書類選考や一次面接の結果通知には、メールが一般的です。メールは、電話と異なり、一括でかつ時間に関係なく送信できるため、企業が1番取り入れやすい手法です。さらに、補足説明や資料の送付、入社時の手続きに関する情報など、文字で残しておきたい内容はメールで送られることが多いです。
また、メール文に合否が直接記載せず、マイページ上に合否が掲載されたことを通知される場合もあるため、見逃さないように注意が必要です。
郵便
一部の企業では、結果の連絡を郵便で送ることもあります。これは、応募者が応募時に住所を提供しているため、確実に届く手段として郵便を選ぶ場合です。
連絡手段に関する注意点
連絡手段が伝えられていない場合
もし事前に連絡手段を指定されていない場合、上記ように、連絡の手段が複数あるので、連絡が来ないと感じても焦らず、メールの迷惑フォルダや留守番電話の履歴、郵便物など、複数の手段を確認してみることが重要です。特にメールでは、迷惑メールフォルダに振り分けられるケースもあるので、注意しましょう。
選考によって異なる連絡手段が使われる可能性
企業によっては、選考の進捗や段階によって連絡手段が変わる場合もあります。
例えば、一次面接はメールで、最終面接は電話で通知するなど、企業独自のルールがあることもあるため、「前回はメールできたから今回もメールだろう」というような思い込みはしないようにしましょう。
面接で連絡すると言われたのに来ないときの対処法
面接で「後日連絡をする」と言われたのにもかかわらず結果が来ないと不安になりますよね。特に志望度が高い企業からの連絡が途絶えた場合、就活生にとっては時間的・精神的な負担となります。連絡が来ないと次の応募の計画が立てにくくなり、他のチャンスを逃してしまう恐れもあります。
そのため、企業からなかなか連絡が来ない場合は、以下のような対応策を取ることをオススメします。
2週間以上経過したら問い合わせる
面接から1〜2週間が経過しても連絡がない場合、自分から企業へ確認のメールを送るのも良いでしょう。
連絡する際は、丁寧で礼儀正しい表現を使い、進捗状況について伺う形にしましょう。こうすることで、企業に悪い印象を与えることなく、自分の状況確認をすることができます。
問い合わせメールを送る際のポイント
- 面接日や応募職種を明記する。
- 丁寧な言葉遣いで、連絡の遅れがある理由を詮索するのではなく、進捗を伺うニュアンスにする。
- 焦らず、ゆとりをもった気持ちで確認する。
メールで問い合わせる際の例文
件名:面接選考の進捗について
○○株式会社人事部
採用担当 ○○様
お世話になっております。
○○大学○○学部の山田花子と申します。
先日はお忙しい中、面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。
○○月○○日(月)に貴社ビジネス職の面接を受けさせていただきましたが、選考の進捗状況についてお伺いしたく、ご連絡差し上げました。
面接時にご連絡の時期を確認するべきところ、私の不手際により改めてご確認をお願いする形となり、申し訳ございません。
お忙しいところ恐れ入りますが、進捗状況についてご教示いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
―――――――――――――――
山田 花(ヤマダ ハナコ)
○○大学 ○○学部 ○○学科 ○年
携帯電話:☓☓☓-☓☓☓☓-☓☓☓☓
メール:☓☓☓@☓☓☓☓☓☓
――――――――――――――
また、メールでの問い合わせが返信されない場合や、電話番号の情報を与えられている場合には、電話での確認も一つの手です。電話の場合は、企業の営業時間を避けず、忙しい時間帯は避けて連絡しましょう。
電話で問い合わせる際の例文
お世話になっております。○月○日に、御社のビジネス職に応募し面接をしていただきました○○大学の○○と申します。
面接の進捗についてお伺いしたく、お電話いたしました。採用担当の○○様はいらっしゃいますでしょうか?
はい。○○です。
お世話になっております。○月○日に、御社のビジネス職に応募し面接をしていただきました○○大学の○○と申します。
先日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
本日は面接の進捗についてお伺いしたくご連絡させていただきました。今お時間をいただいてもよろしいでしょうか?
はい、大丈夫です。
ありがとうございます。○月○日に面接を受けさせていただきまして、その後の選考の進捗についてお伺いできればと思い、ご連絡いたしました。ご多忙のところ恐れ入りますが、結果のご連絡がいつ頃になるか、ご教示いただけますと幸いです。
連絡が来ない可能性も考慮しておく
残念ながらサイレントお祈りが存在することは避けられない事実です。そのため、連絡が来ないことを前提にした行動計画を立てておくことも大切です。
複数の企業に応募する
サイレントお祈りに備え、常に他の企業にも積極的に応募を続けておくと安心です。
企業の選び方は以下の記事を参考にして下さい。
期限を決める
2週間経っても連絡がなければ、次のステップに進むなど、心の切り替えのタイミングを決めておくと、気持ちの負担が軽減されます。
サイレントお祈りか見分ける方法5選
サイレントお祈りかどうかを見分ける方法は難しい場合もありますが、いくつかのポイントをチェックすることで見極めやすくなることがあります。以下に、その見分け方をまとめました。
面接時に言われた連絡予定日を確認する
面接時に「結果は10日以内にお知らせします」といった連絡予定日が具体的に示されていた場合、その日を過ぎても連絡がないと、サイレントお祈りの可能性が高いと考えられます。ただし、企業側の事情で連絡が遅れている場合もあるため、目安として2~3日程度は余裕を持って考え、必要であれば問い合わせてみるとよいでしょう。
面接時の反応や面接後のフィードバックの有無を確認する
面接時に質問が少なく、簡単な応対のみで終わった場合や、面接官のリアクションが薄かった場合は、残念ながら不合格の可能性が高いです。もちろん、反応はそもそもの面接官の人柄にもよるので一概に言えるわけではありません。
また、面接で「後日ご連絡します」以外の具体的な説明がない場合、企業側の採用選考においてあなたは優先度が低い可能性があるかもしれません。
企業の口コミサイトや就職情報サイトで傾向を確認する
企業の採用傾向について、就職情報サイトや口コミサイトを調べると、サイレントお祈りが多い企業かどうかの傾向がわかることがあります。他の就活生の体験談を参考にし、同様の状況が頻発している場合は、サイレントお祈りの可能性が高いと考えてよいでしょう。
ただ、これらの情報源は誰でも情報の発信が可能なため、情報の信頼性は必ず担保しましょう。
確認メールや電話での問い合わせへの応答を確認する
結果を問い合わせるメールや電話を送ったにもかかわらず、企業からの返信が全くない場合も、サイレントお祈りの可能性が高いです。企業が選考中の場合、通常は「もう少々お待ちください」などの返答がありますが、返事がない場合は不採用と考えたほうが良いかもしれません。
合否の連絡が来ないことを避けるには?
「面接で合否の連絡をすると言われたのに来ない」ことは企業への信頼を失うほか、就活のモチベーションの低下に繋がりかねません。 できるなら、そんなことは避けたいですよね。
合否の連絡が来ない、といった事態を避けたい就活生にオススメなのが、就活エージェントを使うことです。 就活エージェントは、企業と就活生の仲介を担ってくれるため、企業から連絡が来ないといったことは基本的にありません。
その中で、「就活エージェントはたくさんありすぎて、どれを使っていいか分からない…」といった悩みを抱える就活生も多いと思います。
そのような方にオススメなのが、ココシロインターンのキャリアアドバイザーです。
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まとめ
- 面接で「後日連絡する」と言われたのに連絡が来ないこともある
- 結果の連絡手段は複数あるため、連絡が来ないと思っても、複数の手段を確認してみる
- 面接から1〜2週間が経過しても連絡がない場合、自分から企業へ問い合わせても良い
- そもそも連絡が来ないことを避けるために、就活エージェントを活用することがオススメ
今回は、今回は面接で「後日連絡する」と言われたのに連絡がなかなか来ない時の対処法について解説しました。なかなか連絡が来ない場合は、「連絡をしない、就活生に気を遣わない企業だった」と割り切って、新たな企業へチャレンジすることも重要です。
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