【体験談あり】早期選考に落ちた…その後どうする?原因も解説

「早期選考に落ちた…これからどうすればいいの?」そんなふうに不安になっている方もいるのではないでしょうか。就活が本格化する前の「早期選考」は、チャンスでもありますが、同時に、落ちたときのショックもとても大きいものとなっています。

特に第一志望や人気企業だった場合、「自分は就活に向いていないのでは」と自信をなくしてしまってはいませんか?でも、早期選考に落ちたからといって、就活が終わったわけではありません。

むしろ、本選考が始まる前に自分の課題に気づけるチャンスとも言えます。この記事では、実際に早期選考で落ちたとしても、そこからどう立て直したのかを紹介しています。これから就活を進めていく中で、少しでもヒントになれば嬉しいです。

こんな人に読んでほしい

  • 早期選考に落ちてしまい自信をなくしている人
  • 本選考では絶対に受かりたい人
  • 早期選考に落ちてしまった理由を知りたい人
  • 早期選考で落ちてしまっても切り替えて最後まで就活をやり切りたい人

就活相談申し込みはこちらをクリック

早期選考に落ちた原因

早期選考に落ちてしまった原因はいくつか考えられますが、今回はその中でも特に4つに注目してみましょう。

企業の採用枠が少ない

早期選考では特に大手企業や人気企業の場合、数千人単位の応募に対して通過者は数%程度しかいないケースも多くあります。というのも、早期選考は、「限られた学生だけが通過できるハイレベルな選考」であるからです。

25卒の学生は、早期選考で平均4.5社に応募し、そのうち約1.8社から内定を獲得しています。つまり、内定をもらえる確率は約40%、逆に言えば6割近くの選考には落ちているということになります。

つまり、落ちた原因は「実力不足」ではなく、「枠が極端に少なかったから」という可能性が非常に高いと言えるでしょう。

(参考:https://shushokumirai.recruit.co.jp/wp-content/uploads/2024/06/naitei_25s-20240606.pdf

ESが弱い

早期選考では「なんとなく書いた」「自己PRやガクチカが薄かった」ESでは簡単に落とされてしまいます。早期選考では、本選考よりも募集人数に比べて採用人数が少なく、ESの段階で厳しく絞られてしまいます。

特に、倍率の高い企業では、採用担当者が1通あたり数十秒〜1分程度でESを判断することもあります。そのため、内容が薄く印象に残らないESは、どんなに丁寧に書いていても埋もれてしまいがちです。

例えばクチカのエピソード性が薄くてただ事実を述べているだけであったり、自己PRが抽象的で、スキルや成果が伝わらなかったり、企業との接点や志望理由が弱かったことが考えられます。

「課題 → 工夫 → 結果 → 学び」のストーリー構成が非常に重要であるので、この構成を意識してただの事実配列で終わらないようにしましょう。

しかし、ES作成の際に「何を書けばいいか分からない」「伝えたいことはあるのに、うまく言葉にできない」「限られた文字数で整理して書くのが難しい」そんな悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。

いきなりガクチカを書こうとしても、うまく言語化して分かりやすい文章にまとめるのは、簡単ではありません。そんな時に役立つのが、SmartESというツールです。

SmartESは、AIがESの文章を自動で作成してくれるサービスです。必要な項目を入力するだけで、10万件以上の通過ESを学習したAIがあなたの経験を言語化してくれます。

特に、言葉にするのが苦手な人にとっては、SmartESを使いながら内容を整理・深掘りしていくことで、効率よくES対策を進めることができるでしょう。

しかも無料で使えるので、まずは気軽に試してみるのがおすすめです。

ESやガクチカで困っているならES生成AIであるSmartESがおすすめです!

ES生成AIとは就活や長期インターンのサポートに特化した生成AIのことです。

ES生成AIであるSmartESに質問とそれに対する簡単な回答を打ち込むと、自動でES、ガクチカ、志望動機を生成してくれます!

SmartESの強みは以下の4つです!

  • 数々の選考を勝ち抜いてきた10万本以上の良質なESをもとに生成しているため、就活に最適化されたESを出力できる!
  • 入力するべきことがフォーマット化されていて簡単なので、複雑な指示は必要ない!
  • 企業のURLを入力するだけで、その企業に合った志望動機を出力することが可能!
  • 自分一人ではやりづらい添削もAIがやってくれる!

「ESやガクチカでどんな文章を作ればいいかわからない……」「作れたけどちゃんと良いものになってるか不安……」という人はES生成AIを使ってみてはいかがでしょうか?

SmartESを利用するにはこちらをクリック

相性が良くない

早期選考は「企業が長期的に一緒に働ける仲間かどうか」をじっくり見極める場でもあります。そのため、スキル不足ではなく「価値観のすれ違い」が原因で落ちているケースも考えられます。

多くの学生は、「ガクチカやスキルで差がつく」と思いがちですが、実は企業側は「この人はうちの社風に合いそうか?」「一緒に働きたいと思える価値観を持っているか?」という視点を重視して選考しています。

いくら優秀な成績やインターン経験があっても、協調性より個人主義が強すぎる、スピード重視の文化に慎重すぎる対応、チャレンジ志向の会社に対して安定志向すぎる回答といった「価値観のズレ」が見えた場合、落選の対象になることもあります。

面接で熱量が伝わりきっていない

早期選考の面接で「熱量」が伝わりきっていなかったことも考えられます。早期選考では、本選考と比べて「志望度の高さ」や「熱意の伝わり方」が、より重視される傾向があります。

企業側は「この時期に応募してくる=うちに強く興味を持っている人」だと前提して見ているのです。早期選考であれば周りの学生もかなり高い志望度だと考えられます。

本選考とは異なる意欲や本気度を見せていく必要があります。そのため、「他の企業も見てます感」「とりあえず受けてる感」が少しでもにじむと、志望度が低いと判断されてしまう可能性があります。

なぜ早期選考で応募したのかの理由を明確にしたり、他社との比較や自分の将来像との繋がりなどを面接の際に主張して説得力のある志望動機を伝えることが非常に重要です。

早期に落ちるのはよくあること?

早期選考に落ちるのは本当によくあることです。早期選考は優秀な人材を早い段階で確保する目的もあります。

そのため早期選考に応募する学生は就活への意識が高く準備も整っている傾向にあるため、優秀な学生との競争が激しくなってしまいます。

それに加えて、企業側が早期選考の基準を厳しく設定しているケースも少なくありません。

というのも、企業にとっても、早い段階で内定を出す=入社を前提に採用を決めることになるため、リスクを伴います。だからこそ、「確実に活躍できそうな人材」を見極めようと、選考のハードルが自然と高くなるのです。

また、学歴フィルターを設けている企業も存在します。特に応募者数が多い人気企業などでは、すべての学生を丁寧に見るのが難しいため、初期段階である程度ふるいにかける必要があるのです。

公にしていない場合でも、ESの時点で学歴をもとに絞り込まれていることは十分あり得ます。

こういった企業側の選考基準の厳しさも、早期選考で落ちる要因のひとつだといえるでしょう。

早期選考に落ちても本選考で受かるの?

早期選考で落ちても本選考で受かることはできます!

本選考の方が枠が多く早期選考の際に出す内定数はほんの一部のみです。本命の内定数は本選考で出されるため、企業も柔軟に学生を見てくるでしょう。

早期選考と本選考の違いは?

就活には「本選考」「早期選考」という2つのステージがあります。目的・選ばれ方・対策のポイントから違いがあります。

早期選考は大学3年の夏〜冬頃にかけて行われます。企業としては、できるだけ早く優秀な学生を囲い込むためにこの時期から動き出します。そのため、通過人数は限られており、先ほどもあったように、倍率は非常に高くなります。

一方で、本選考は大学4年の春頃から本格的に始まる、企業の「正式な採用活動」です。エントリー数も多く、採用枠も広いため、より多くの学生にチャンスがあります。早期に比べると倍率はやや下がる一方で、企業側も「即戦力になる人材か」という観点でじっくり見てくるため、完成度の高い自己PRや志望動機が求められます。

また、早期選考ではポテンシャルや企業との相性を重視されることが多く、熱意や価値観の伝え方が鍵になります。それに対して、本選考では、これまでの経験の再現性や論理性、企業への理解度がより問われる傾向があります。

早期選考と本選考はどっちの方が難しいの?

「通過率」だけで見ると、早期選考のほうが圧倒的に難しいと言えるでしょう。

早期選考は「まずは一部の学生を内定直結で囲いたい」という選考なので、企業としても出す内定数は非常に限られます。

本選考ほど就活生のスキルや志望理由が固まっていなかったり、企業側も「カルチャーマッチ」や「将来性」で見てくるので何が正解かわかりづらいぶん、対策もしづらくて難しいという声も多いです。

一方で、本選考で倍率が下がっても、評価のハードルは下がることはありません。特に準備不足で突っ込むと、一気に落ちまくる…という地獄モードになることもあります。

早期選考に落ちた後にどのように動くべきか?

早期選考で落ちた経験をどう捉えて、どう動き出すかで、本選考の結果は大きく変わります。繰り返しになりますが、早期選考で落ちることはよくあることです。

「早期選考で落ちた…このまま本選考も全部ダメなんじゃ?」と感じてしまうかもしれませんが、むしろ、早期選考で落ちた経験をどう捉えて、どう動き出すかが非常に大切になってきます。

本選考で再チャレンジ

早期選考で落ちてしまっても本選考での逆転はまったく珍しくありません。むしろ、企業にとって本選考は「本番」で本当に採用する学生を見極めるタイミングであると言えます。

特に本選考では、企業理解や志望動機の具体性、自己PRの再現性や論理性がより重要視されます。つまり本選考は「準備次第で十分勝てるステージ」と言えるでしょう。

対策の徹底

就活は、ただ場数を踏むだけではなく、「なぜ落ちたのか」を知って改善していくことが内定への近道です。最も大切なのは「原因分析」であると言えるでしょう。

実際、早期で落ちた人の多くが、本選で内定を得ているのは、そこでしっかり立て直しをしているからです。

1.面接

早期選考の面接の際に「熱意が伝わらなかった?」「企業理解が浅かった?」という視点で見直すのが有効的です。

しかし、面接が苦手でどうしよう…と困ってしまっている方もいるのではないでしょうか。面接の練習を1人でやるのって難しいですよね?

そんな方はココシロインターンのキャリアアドバイザーに相談するのがおすすめです!

就活のプロであるキャリアアドバイザーが模擬面接を行ってくれます。また、模擬面接

だけでなく一連の流れを通してのフィードバックまで共有してくれます。

就活に関する悩みにも答えてくれるので、是非一度相談してみてください。

学生の面談申し込みはこちら

2.ES

早期選考のESが「内容が浅かったのでは?」「企業理解が浅かった?」という視点で見直すのが効果的です。

ESで落とされてしまっては、せっかく面接の対策をしても活かすことができません。

ESで落ちないようにするにもSmartESを有効活用して対策をするようにしましょう!

SmartESを利用するにはこちらをクリック

3.ガクチカ

ガクチカは「課題 → 工夫 → 結果 → 学び」のストーリー構成を作ることが重要です。事実を並べるだけにしないようにしましょう。

採用担当者が知りたいのはその経験から何を学んだのかについてです。その学びが入社後にどう活きるかが非常に重要なポイントとなっています。

また企業側はガクチカからその学生のポテンシャルを読み取ろうとします。そのためガクチカを書いて終わりではなく、それがどう今後に繋がっていくのかをアピールする必要があります。

今後の就活計画は?

早期選考を受けるタイミングでの準備こそが本選考で勝つための鍵となります。

「早期選考で落ちてしまった…」「周りが内定をもらって焦っている…」そんな風に感じている人もいるかもしれません。でも安心してください。就活は一発勝負ではなく、長期戦です。

むしろ、本選考が本番なので、ここからの動き方次第で、いくらでも巻き返すことができます。実際に多くの企業は、3月以降に本選考をスタートさせ、6月ごろまでに本格的な内定を出し始めます。

早期選考が終わってから本選考が始まるまでの期間は意外と短いです。この本選考前の重要な期間で落ち込んでいられません。原因の分析を早急に行い、本選考に備えていきましょう。

採用早期化の傾向

近年の就活は、明確に「早期化」の傾向があります。企業が自由に採用を始められるようになったことで独自に選考を前倒しして、優秀な学生を早期に囲い込もうとする動きが加速しています。 

サマーインターンからそのまま選考に進むケースや増加したり、秋冬インターンが事実上の早期選考ルートになっているので「本選考は3月から」ではもう遅いという時代になりつつあります。

しかしこのような採用早期化の傾向に惑わされて焦るのではなく、自分のペースで納得のいくキャリアを形成していくことが大切です。

早期選考で落ちて本選考で受かった人の体験談

早期選考で落ちてしまって不安に感じている人も多いのではないでしょうか?

でも実は、「早期選考では落ちたけど、本選考では受かった」というケースも意外と多いんです。 今回は、そんな一例をご紹介します。

早期選考は採用の枠が少なく、倍率も高くなっています。私も就活を始めた頃は、「早く受ければ有利になるんじゃないか」と思い、とにかくエントリーしていました。しかし、実際に受けてみるとその難しさに驚かされました。

たとえば三菱UFJ銀行の早期選考では、具体的な枠数まではわかりませんが、実際に内定をもらった友人が懇親会に参加したとき、集まっていたのはわずか25人ほどだったそうです。一方で、三菱UFJ銀行は毎年600人前後を採用していると言われています。つまり、全体の中でもほんの一握りの枠しか早期選考には用意されていないということになります。

「早期=チャンスが多い」と思いがちですが、実際は「早期=倍率が高い」という現実もあるんだなと感じました。

また、実際に就活をしていて感じたのは、「とにかく早く終わらせたい」という理由で早期選考を受ける人が多いということです。私の周りでも、「早めに内定が出れば安心できるし、落ちても本選考は受けられるから、とりあえず受けておこう」というスタンスの人が結構いました。

その結果、志望度が高い人だけでなく、「試しに受けてみよう」という層も加わって、早期選考の倍率がますます高くなっているんだろうなと実感しました。早期選考=有利というイメージがあるかもしれませんが、実際にはそれだけ競争も激しくなっているということを、受けてみて初めて理解しました。

私はガクチカが弱かったので早期選考から本選考の間でガクチカ作りに注力しました。再現性のあるガクチカにするため長期インターンに目標を持って取り組み、その目標をどのように達成するかを考えて取り組むようにしました。やったことだけに焦点を当てるのではなく、それまでの過程が重要であるので目標から逆算して何をするべきかを常に考えるようにしました。

他にも志望動機の充実度を上げるためにOB・OG訪問を繰り返し行い、他社にはない強みを見つけ出すようにしました。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事をまとめると以下のようになります。

まとめ
  • 早期選考の通過率は40%ほどなのでで落ちてしまうのはよくあること
  • 早期選考で落ちた後の原因分析が本選考の鍵
  • 面接対策をしたいならココシロインターンのキャリアアドバイザーに相談する
  • ES対策をしたいならSmartESを使ってみよう

今回の記事では早期選考について解説しました。早期選考はチャンスではあるけれど、その分ハードルも高いのが現実です。だからこそ、落ちても気にしすぎず、本選考に向けて気持ちを切り替えることが大事になります。

早期でうまくいかなくても、就活はまだまだこれからです。焦らず、自分のペースで頑張っていきましょう!

自分に合った仕事がわからない……そんな人にこそ「適職診断」がおすすめです!

適職診断では、いくつかの質問に答えるだけで、あなたの性格・価値観・働き方のスタイルを可視化し、自分に向いている職業タイプを知ることができます。
診断結果をもとにすれば、志望企業の選び方や面接対策もグッと進めやすくなります。

「自分に合った仕事が何かわからないまま就活が進んでしまっている……」
「長期インターンやバイト選びでモヤモヤしている……」

そんな方は、まずは気軽に適職診断を受けてみてください!
たった数分で、あなたの強みや価値観を整理するヒントが見つかるはずです。

適職診断を利用するにはこちらをクリック