就活で10社しか受けないのは少ない?妥当?10社しか受けない場合に必要なことを徹底解説!

就活で受ける企業数に決まりはありません。「10社しか受けない人」「10社以上受ける人」「または10社以下に絞る人」ほんとに様々です。

学生さんにとって就活は初めてのことで、恐らく多くの学生さんは、具体的に何社受ける予定か決まっていないと思います。また、就活は何社くらい受けるべきなのか分からない学生さんも多いのではないでしょうか?

それこそキリの良い数字として10社くらい受けようとしている学生さんもいると思います。そこで今回は、就活で10社しか受けないのは少ないのか、妥当なのかについて解説します。後半には、10社しか受けない方に行ってほしい就活の対策を紹介しているので、是非ご覧ください!

この記事でわかること

  • 就活で10社しか受けない予定の人
  • 就活で何社受けるべきか知りたい人
  • 就活を効率的に進めたい人ここに内容
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就活で10社しか受けないのは少ない?多い?

多いのか、少ないのか悩んでいる様子の写真です

ここで「受ける」を、エントリーすることか、実際にESや面接などの選考に応募することかで結論は変わります。以下でそれぞれについて解説します。

10社しかエントリーしない

まず、就活におけるエントリーとは、企業説明会や選考スケジュール、ES提出など、選考に必要な情報を得るための手段を指します。エントリーは、その企業に興味があるという意思表示にもなります。ここで注意が必要なのは、エントリーしただけでは選考への応募とはなりません。

では、実際に25卒の就活生はどのくらいの企業へエントリーしていたのでしょうか?

25卒学生の4月1日時点の就職活動調査では、1人あたりのエントリー社数の平均は22.6社でした。そのため、10社しかエントリーしないのは、平均と比べるとかなり少ないと言えます。

また、理系学生と文系学生の間でも差があります。

理系学生の1人あたりのエントリー社数の平均は男子が17.7社、女子が15.8社でした。

文系学生の1人あたりのエントリー社数の平均は男子が27.9社、女子が24.9社でした。

この結果から、理系学生に比べて文系学生の方がエントリー数が多い傾向があることが分かります。これは、理系の皆さんは、大学で勉強をしている専門知識を活かせる特定の業界や職種に絞って応募する傾向が強いからです。一方で、文系学生は、応募できる職種や業界が幅広く、選択肢も多いため、理系学生に比べてエントリー数も多くなります。

10社しか選考に応募しない

次に、25卒の就活生はどのくらいの企業の選考に進んでいたのでしょうか?

25卒学生の7月1日時点の就職活動調査では、1人あたりのES提出社数25卒の就活生の平均は13.8社でした。そのため、10社しか選考に応募しないというのは平均よりは少ないものの、妥当であると言えるでしょう。

多くの就活生が陥りがちなミス3選

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ここまで、就活で10社しか受けないのは少ないのか、またして妥当であるのかを解説しました。しかし、「10社しか出さないことが平均と比べて少ないからもっと多く受けないといけない」というわけではありません。

ここからは、多くの就活生が陥りがちなミスについて解説します。

数にこだわってしまう

1つ目は、受ける企業の数にこだわってしまうことです。

「たくさんの企業を受けた方が内定を得やすい」と考える就活生の方もいると思います。しかし、それが必ずしも効果的であるとは限りません。数を増やすことに集中しすぎると、一社一社に対する準備が不十分になり、結果として志望動機が薄いと判断されてしまうこともあります。

また、誰もが知っていて毎年、就活生から人気の高い大手企業のみ10社受けている人と、選考の難易度が低く、選考倍率が低めの企業を10社受けている人とでは、同じ10社でも意味が変わってきます。

数字は定性的な指標となりわかりやすいですが、数に捉われることは良くありません。重要なのは、企業数ではなく、各企業に対する理解と熱意を持って受けることです。

周りと比較して焦ってしまう

2つ目は、周りと比較して焦ってしまうことです。

周りの友人が多くの企業を受ける姿を見て、「まだ10社しか受けてないからもっと出さなきゃ!」と焦ってしまうことはよくあります。しかし、就職活動は個々の状況や目標が異なるため、他人と比較することに意味はありません。

自分のペースで、自分に合った企業を見極めて選考を進めることが大切です。焦りが原因で準備不足やミスマッチが生じることもあるので、自分自身をしっかり見つめ直す時間を持つことが必要です。

自分のキャパを超える選考数

3つ目は、自分のキャパを超える企業の選考を受けてしまうことです。

自分のキャパを超える多くの企業の選考に進んでしまうと、企業ごとの理解が浅くなりがちです。その結果、エントリーシートや面接で、どの企業からも志望度が低いと判断されてしまう可能性があります。自分の限界を理解し、無理のない範囲で質の高い選考準備を行うことが、結果的に良い内定を得るための鍵となります。

就活で10社しか受けないメリット

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ここまで、就職活動で企業数にこだわることのリスクについて説明しましたが、実は企業数を絞ることには多くのメリットもあります。次に、10社しか受けないことが就職活動を効率的に進めるうえでのメリットについて解説します。

一社一社の企業研究や対策に時間をかけられる

就活で10社しか受けないメリットの1つ目は、一社一社の企業研究や対策に時間をかけられることです。

企業数を絞ることで、各企業の業務内容はもちろん、社風や求める人物像などを深く理解することができます。これにより、エントリーシートや面接で具体的な志望動機を伝えることができます。

また、企業研究にじっくり取り組むことで、自分自身の適性やキャリアビジョンと企業が一致しているかどうかを確認し、実際に入社した後にやりたいことと違った、といった事態を防ぐことができます。

ここで、「企業研究って実際、どうやるの?」と疑問に思っている学生さんも多いと思います。そんな方は、以下の記事を参照してください。

スケジュール管理がしやすい

就活で10社しか受けないメリットの2つ目は、ES提出締め切りや面接などのスケジュール管理がしやすいことです。

応募する企業数が多いと、各選考のスケジュールが重なり、準備に追われることが増えます。しかし、10社に絞ることで、選考の進捗を見極めつつ、しっかりと準備を進めることができます。これにより、各選考に対して万全の状態で臨むことができ、余裕を持ったスケジュール管理が可能になります。結果として、心身の負担を軽減し、モチベーションを維持したまま就職活動を続けることができるでしょう。

就活で10社しか受けないデメリット

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就活で10社しか受けないことには、デメリットも伴います。そこで、ここからは企業数を絞るデメリットについて解説します。

10社全て不合格となる可能性がある

就活で10社しか受けないデメリットの1つ目は、10社全て不合格となる可能性があることです。

受ける企業が少ないとその分リスクが高まります。万が一、10社全ての企業が不合格であった場合、その時点では募集が終わっている企業も多く、選択肢が限られてしまうことがあります。就職活動の終盤では気持ちの切り替えが難しく、精神的な負担となってしまうでしょう。

自分に合った企業を見逃してしまう可能性がある

就活で10社しか受けないデメリットの2つ目は、自分に合った企業を見逃してしまう可能性があることです。

企業選びに制限をかけると、業界や企業の幅が狭まり、実は自分にぴったりの企業や魅力的なキャリアを提供してくれる企業を見過ごしてしまうリスクが高まります。

また、当初は興味がなかった業界や企業でも、選考を進める中で魅力を感じることがあるため、多くの企業を知る機会が減ってしまうでしょう。

選考の経験数が少なくなってしまう

就活で10社しか受けないデメリットの3つ目は、選考の経験の数が少なくなってしまうことです。

選考を通じて得られる経験は、自己分析や面接力を磨くために非常に重要です。企業ごとに異なる質問や選考過程を経験することで、就活においての自分自身の成長につながります。

10社に絞ることでその経験が限られ、面接の練習が不足したり、自己分析が不十分なまま進んでしまう可能性があります。その結果、本命企業の選考で十分に力を発揮できないリスクが生じます。

就活で10社しか受けない場合の対策は?

では、上記のデメリットを解決するために何ができるのでしょうか?

ここからは、就活で10社しか受けない場合の対策について解説します。

第三者の声を聞く

就活で10社しか受けない場合の対策1つ目は、就活エージェントや大学のキャリアセンター、先輩などに、自分が受けようとしている企業やオススメの企業を聞いてみることです。

第三者の声を聞くことで、絞った企業が自分に本当に合っているかを確かめることができます。就活で10社に絞る場合、選択肢が限られるため、その企業が自分のスキルや志向にマッチしているかどうかが重要です。

特に就活エージェントやキャリアセンターは、過去の学生の就職先や企業との繋がりを持っているため、信頼できる情報源として活用できます。

1社1社の対策を怠らない

就活で10社しか受けない場合の対策2つ目は、一社一社の対策をしっかりすることです。

企業数を絞ることで、各社の研究や選考対策に時間をかけられるというメリットがありますが、それを最大限に活かすためには、綿密な準備が必要です。企業のホームページやニュースなどから企業や業界の最新情報を収集することも大切ですが、実際に面接練習をして「話す」ことも必要です。

これらを両方サポートしてくれるのは?

就活で10社しか受けない場合の対策について解説しましたが、これらの両方をサポートをしてくれるサービスがあることをご存じですか?

それは、ココシロインターンのキャリアアドバイザーを活用することです。

ココシロインターンでは、プロのキャリアアドバイザーが無料で面接対策をサポートするというサービスを行っています。

ココシロインターンのキャリアアドバイザーは、年間3,000人もの学生のキャリア支援を行っており、面接対策だけでなく志望動機の作成や人事受けするガクチカの作成のサポートもしてくれます。

就活の選考対策に不安を感じている就活生の人は、ぜひココシロインターンのキャリアアドバイザーを活用してください!

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まとめ

この記事のまとめ
  • 10社しかエントリーしないのは、平均と比べるとかなり少ない
  • 10社しか選考に応募しないのは、妥当である
  • しかし、就活で企業の数にこだわる必要はない
  • 就活で10社しか受けない場合は、周りにオススメの企業を聞いて、一社一社の対策を怠らないようにする

今回は、就活で10社しか受けないのは少ないのか、妥当なのかについて解説しました。しかし、就活において、選考を受ける企業の数に囚われてしまうことは、あまりよくありません。重要なのは、企業の数よりも、各企業への深い理解と強い熱意を持って取り組むことが大切です。そのためにも、事前に対策をしっかりとしましょう。

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