就活の最終面接までもう少しのみなさん!最終面接がどんなものか気になりますよね?
「ESが通った!」「あと少しで最終面接だ!」という方もいれば、「最終面接でつまずいてしまった…」という方もいると思ういます。最終面接は、内定への最後の関門。ここで合格するためには、事前にしっかりと準備をして自信を持って臨むことが重要です。
この記事では、最終面接の流れ、準備方法、よくある質問や逆質問のポイントを解説し、内定獲得までの成功の秘訣をお届けします。最終面接で差をつけるために、ぜひ参考にしてください。
こんな人に読んでほしい
- 最終面接を控えており、どんな準備をすべきか悩んでいる方
- 最終面接でうまくいかなかった経験があり、次回は絶対に成功させたい方
- 最終面接の流れや対策を具体的に知りたい方
就活の最終面接とは

まず、最終面接がこれまでの選考とどう違うのか、その意味や特徴をしっかり押さえておくことが大切です。
結論から言うと、最終面接は、入社意思の最終確認と、あなたが企業カルチャーに本当に合うかを見極めるための超重要な選考段階です!
「最終面接は顔合わせ程度で、ほとんど内定は決まっている」なんていうのは、大きな誤解であることも多いので油断は禁物ですよ。
一次・二次面接との違いは?
一次面接と二次面接の違いは以下の通りです。
- 面接官の違い
- 質問内容の違い
- 評価ポイントの違い
まず、多くの場合、社長や役員、人事部長など、企業の経営に関わるポジションの人が面接を担当します。
そして、スキルや経験の確認よりも「入社意欲」「キャリアプラン」「企業文化への適合性」といったあなたの人間性や価値観、将来性に関する質問が増える傾向にあります。
また、「本当にこの会社で働きたいのか」「自社の理念に共感し、共に成長していけるか」といった、より本質的な部分が評価されます。
就活の最終面接で企業は何を見ているの?

一次・二次などこれまでの面接をクリアし、最終面接では何を見られているのか気になりますよね。
就活の最終面接で企業が知りたいことは3つあります。
- 入社後に活躍できるか
- 本当に入社してくれるか
- 長く働いてくれるか
企業は最終面接でこの3つを重点的に見ているのです。
どういった質問を通して、企業はこれら3つを見ているのか質問例も合わせて解説します。
詳しい質問例・回答例は次の見出しで解説しているので、そちらも合わせてご覧ください。
入社後に活躍できるか
企業が最終面接で重視していることの一つは、「入社後に活躍できるかどうか」です。ここで問われているのは、その人の持つスキルや過去の経験そのものだけではなく、将来的にどれだけ成長し、成果を出せる人材かどうかといったポテンシャルの部分です。
これは、「経験やスキルを確かめる質問」を通じて確認されることが多いです。
例えば、「これまでの学生生活で一番努力したことは?」「その経験を仕事にどう活かせると思うか?」など、過去の事柄から、あなたがこの企業で将来的に活躍するイメージを持てるかどうかを見極めています。
本当に入社してくれるか
企業にとっては、内定を出した学生が実際に入社してくれるかどうかが非常に重要です。特に最終面接では、学生の志望度が本当に高いのかを慎重に見極めようとします。
これは「入社意欲を確かめる質問」や「他社の選考状況などの現在の就活状況を確かめる質問」を通じて確められます。
例えば、「弊社の志望理由を改めて教えてください」「他社の選考状況はどうなっていますか?」などの質問に対し、その企業独自の魅力や事業に触れながら答えると、入社意欲の高さが伝わります。
長く働いてくれるか
企業は、採用した学生が長期的に働いてくれるかどうかを重視しています。これは最も重要視されているのにも関わらず、学生が上手くアピールできないポイントです。つまり、最終面接で他の学生と差をつけるチャンスです。
せっかく採用し、育成しても早期離職されてしまっては、企業にとって大きな損失となるためです。そのため、学生のキャリアビジョンや価値観、企業とのマッチ度を確認しようとします。
これは、主に「キャリアビジョンを知るための質問」や「企業の理解度を確かめる質問」を通じて見られています。
例えば、「5年後、10年後にどんな社会人になっていたいですか?」「弊社で実現したいことは何ですか?」といった質問を通して、学生のキャリアビジョンが企業の方向性と合っているかが評価されます。
ただ、「御社の事業が魅力的である。」「自分のやりたいことができる。」といった答え方ではいけません。自分のキャリアビジョンを踏まえ、「今の自分と自分の理想像とのギャップを埋めれるために努力できる環境が御社である。」などと、長期的なキャリアビジョンを通して答えるようにしましょう。
【質問・回答例】就活の最終面接で聞かれることって?

就活の最終面接について、一番気になるのは「何を聞かれるのか」ですよね。
就活の最終面接では、「あなたを採用することが学生と会社の双方にとって良いかどうか」を確かめられます。
質問は主に5つに分けることができます。「入社意欲を確かめる質問」「経験やスキルを確かめる質問」「企業の理解度を確かめる質問」「キャリアビジョンを知るための質問」「他社の選考状況などの現在の就活状況を確かめる質問」の5つです。
入社意欲を確かめる質問
面接官は、学生がどれだけ入社したいと考えているかを確認するために、志望動機を深掘りします。
入社意欲を確かめる質問に答える際のポイントは、一次面接や二次面接と一貫性のある回答をすることです。そして、「なぜこの業界なのか」「なぜこの会社なのか」を明確に答えましょう。企業の理念や事業内容と自身の経験や価値観を結びつけて語ると説得力が増します。
就活の最終面接での入社意欲を確かめる質問・回答の例は以下の通りです。
・なぜこの業界を選んだのですか?
「私は大学でマーケティングを専攻し、消費者の心理や市場分析を通じて、商品やサービスの価値を最大限に引き出す広告の力に魅力を感じました。広告はただ商品を売る手段ではなく、社会に新しい価値観やトレンドを生み出す力があると考えています。大学のゼミでは、SNSを活用した広告戦略の研究を行い、消費者行動を変化させる広告の可能性を実感しました。広告業界では、自分の提案が消費者に直接影響を与え、企業やブランドの成長につながるやりがいを感じられると確信しています。そのため、この業界を志望しました。」
・弊社を志望する理由はなぜですか?
「御社を志望した理由は、業界トップクラスの実績と、時代に合わせた柔軟な広告戦略を展開している点に魅力を感じたからです。特に、御社が手掛けたZ世代キャンペーンでは、SNSと動画広告を効果的に組み合わせたことで、若年層の心を掴み、短期間で大きな成果を上げていることに感銘を受けました。大学時代に行ったプロジェクトでは、SNS広告を用いたキャンペーンを企画し、アクセス数を200%に向上させた経験があります。この経験を活かし、御社のようにトレンドをリードする広告づくりに貢献したいと考えています。また、説明会で社員の方々が『挑戦を歓迎する社風』について語られていたことに共感し、私自身もその環境でさらに成長したいと思いました。」
・同業他社ではなく、弊社を志望した理由を教えてください。
「御社を選んだ理由は、業界の中でもデジタルマーケティング分野における圧倒的な強みを持ち、特にSNSを活用した広告戦略で多くの成功事例を出しているからです。例えば、御社が展開した「みんながインフルエンサー!」というキャンペーンでは、視聴者参加型の施策を通じてエンゲージメントを飛躍的に向上させた点に大変感銘を受けました。同業他社も検討しましたが、御社のようにデータ分析を活用しながら、クリエイティブと戦略を両立させた取り組みができる企業は他にないと感じています。また、OB訪問を通じてお会いした佐藤様から、社員の方々が一体となって仕事に取り組む姿勢や、失敗を恐れず挑戦を重視する風土についてお話を伺い、私もその環境で挑戦し続けたいと思いました。」
経験やスキルを確かめる質問
最終面接でも、学生の過去の経験やスキルをどう企業で活かせるかを問われます。
経験やスキルを確かめる質問に答える際のポイントは成果を数字で表すことや、経験の目的を具体的に伝えることです。結果だけでなく、そこに至るまでのプロセスや、困難をどう乗り越えたか、何を学んだかを具体的に説明しましょう。
就活の最終面接での経験やスキルを確かめる質問・回答の例は以下の通りです。
学生時代に最も力をいれたことは何ですか?
「学生時代に最も力を入れたのは、マーケティングの長期インターンです。私はスタートアップ企業でインターンをし、SNSを活用した商品プロモーションに取り組みました。当時、会社のフォロワー数やエンゲージメント率が伸び悩んでいたため、データ分析を行いターゲット層を再定義しました。その上で、ターゲット層に響くコンテンツを企画・制作し、投稿頻度や時間帯の最適化も行いました。その結果、フォロワー数を3カ月で150%、月間のエンゲージメント率を120%向上させることができました。この経験から、消費者目線に立った戦略の重要性や、課題を分析し改善策を実行する力を身につけました。」
自分の強みや弱みは何ですか?
「私の強みは、データを基にした分析力と行動力です。インターンでは、施策の結果を分析して改善点を見つけ、迅速に行動に移すことを繰り返し、成果につなげてきました。一方で、弱みは、計画を綿密に立てすぎてしまい、時に柔軟な対応が遅れることです。この点については、インターンを通じて意識的に改善に努め、状況に応じて優先順位をつけることで対応力を高めています。今後も、柔軟性をさらに向上させながら、強みを伸ばしていきたいと考えています。」
自分の強みや長所をどのように活かしていきたいと考えていますか?
「私の強みである分析力と行動力を活かし、御社でのマーケティング戦略の立案や実行に貢献したいと考えています。具体的には、これまでインターンで培ったデータ分析力を活用し、消費者のニーズを的確に把握し、それに基づいた広告やプロモーションを企画・実行することで、御社の商品やサービスの魅力を最大限に引き出していきたいです。また、行動力を発揮し、チーム内で積極的に提案を行い、成果を生み出すために努力し続けます。御社のようにトレンドを牽引する企業で、私自身も挑戦しながら成長し、貢献していきたいです。」
企業の理解度を確かめる質問
最終面接では、企業に対する理解度を測る質問が多くなります。
企業の理念やビジョンに合わせた答えを準備しておきましょう。
就活の最終面接での企業の理解度を確かめる質問・回答の例は以下の通りです。
弊社のビジョンに対してはどのように考えていますか?
「御社の掲げる『広告を通じて社会に新しい価値を提供する』というビジョンに大変共感しております。単なる商品やサービスの認知拡大にとどまらず、社会課題の解決や新しい文化の創出につながる広告を目指す姿勢に感銘を受けました。特に、御社が昨年展開した『未来を描くグリーンキャンペーン』では、環境問題をテーマにした広告が社会的な反響を呼び、広告が持つ影響力を改めて実感しました。このような広告づくりに携わることで、私自身も社会にポジティブな変化をもたらす一員になりたいと考えています。」
弊社の事業内容をどのように理解されていますか?
「御社の事業内容は、トラディショナルなテレビ広告や紙媒体のプロモーションに加え、デジタル広告やSNSマーケティングにも注力している点が特徴だと理解しています。特に、御社が手掛けた『スマイルコネクトプロジェクト』では、SNSのストーリーズ機能を活用したターゲティング広告を展開し、短期間でエンゲージメント率を大幅に向上させたと伺いました。また、国内外の企業をクライアントとし、グローバルキャンペーン『ワールドリンク2024』を通じて多国籍な市場に対応する柔軟性を持つ企業だと感じています。これらの事業を通じ、御社が広告業界で先駆的な役割を担っていると考えています。」
弊社の持つ強みと弱みは何であると思いますか?
「御社の強みは、デジタルマーケティングの分野における先進性と、クリエイティブな発想を形にする実行力にあると考えています。特に、御社が手掛けた『リジェネレイトプロジェクト』では、AIを活用した広告配信の最適化とターゲットのニーズに寄り添ったストーリー構成によって、消費者の心を掴むことに成功されました。一方で、弱みとして挙げられるのは、急速に事業を拡大している中で、従業員の負担が増加している可能性がある点です。社員インタビューでは、『スピード感が求められる反面、リソースが不足する場面がある』というお話を伺いました。ただ、その課題をチームワークで補い、柔軟に対応されている点にも強さを感じます。私自身も、そのような環境で御社の強みを伸ばし、弱みを補完できる存在になりたいと考えています。」
キャリアビジョンを知るための質問
企業は学生がどのようなキャリアを描いているのかを知りたがっています。
具体的なキャリアビジョンを持ち、企業の提供する環境がどのように自分の成長に役立つかを説明しましょう。入社後、どのように成長し、企業に貢献していきたいかを具体的に示しましょう。長期的な視点も大切です。
就活の最終面接でのキャリアビジョンを知るための質問・回答の例は以下の通りです。
将来、どのようなキャリアを築きたいと考えていますか?
「将来は、クライアントと消費者双方にとって価値のある広告キャンペーンを企画・実行できるマーケティングのプロフェッショナルを目指します。特に、デジタルマーケティングやデータ分析を活用して、消費者のニーズに深く寄り添った施策を提案し、成果を上げるようなキャリアを築きたいと考えています。御社では、若手から幅広いプロジェクトに携われると伺っており、私の目指すキャリアを形成するために理想的な環境だと考えています。」
自身の10年後はどのようであると思いますか?
「10年後には、御社の中核を担う存在として、戦略の立案から実行まで責任を持って推進できるポジションについていたいと考えています。たとえば、大規模なグローバルキャンペーンのプロジェクトマネージャーとして、チームを率いながらクライアントの期待以上の成果を生み出す仕事をしていたいです。そのために、まずは基礎となる業界知識や実務経験を積み重ね、さらに最新のトレンドや技術を学び続ける姿勢を大切にしていきたいと思います。」
将来、必ずかなえたいと考えていることはありますか?
「将来、必ずかなえたいと考えているのは、『社会にポジティブな影響を与える広告キャンペーンを自らの手で作り上げること』です。具体的には、消費者の心に長く残り、社会的な課題解決にも貢献できるような広告を生み出したいと考えています。たとえば、環境問題や多様性をテーマにしたキャンペーンを手掛け、その成功を通じて広告業界の可能性をさらに広げることを目標としています。御社のプロジェクトに携わりながら、その夢を実現したいと考えています。」
現在の就活状況を確かめる質問
企業は本当に弊社が第一志望であるのかを確かめるために、現在の就活状況を聞くことがあります。また、スケジュールを調整したいという事務的な理由もあります。
このような他社の選考状況などの現在の就活状況を確かめる質問に答える際のポイントは、正直に答えることです。かつ、志望度の高さを伝えられるように工夫しましょう。もし第一志望であれば、その熱意をしっかりと伝えるチャンスです。
就活の最終面接での他社の選考状況などの現在の就活状況を確かめる質問・回答の例は以下の通りです。
他に受けている企業はありますか?
「はい、他にも数社の広告代理店を受けています。ただ、御社は特に業界での実績や独自のクリエイティブ力に魅力を感じており、第一志望と考えています。選考を進める中で、御社の社員の方々のお話を伺い、企業の持つ雰囲気やビジョンにさらに共感を覚えました。ぜひ御社で働きたいという思いが強まっています。」
他社の選考状況について教えてください。
「現在、2社が一次面接まで進んでおり、御社以外ではまだ最終選考には進んでおりません。御社の選考過程を通じて感じた独自性や魅力から、御社で働くことを目標に選考に臨んでおります。他社選考も進めていますが、御社が私にとって最も理想的な環境であると感じています。」
他社の最終選考はいつ頃ですか?
「他社の最終選考は来週末に予定されています。ただ、御社を第一志望として選考を進めており、御社で働くことを目標に本日も全力で取り組んでおります。もし内定をいただけるようであれば、全力でお応えしたいと考えています。」
就活の最終面接の逆質問では何を聞けばいい?

「最後に何か質問はありますか?」という逆質問の時間は、多くの就活生が悩むポイントではないでしょうか。
でも実はこれ、あなたの入社意欲と企業理解度を示す絶好のチャンスなんです!
企業は逆質問を通じて、学生の主体性や情報収集能力、そして「どれだけうちの会社に興味を持ってくれているか」を見ています。
「特にありません」と答えてしまうのは、非常にもったいないので絶対に避けましょう!積極的に質問することで、あなたの熱意を伝えることができます。
好印象を与える逆質問のポイント
- 企業研究に基づいた質問をする:事前に調べた情報だけでは分からなかったことや、さらに深く知りたいことを質問しましょう。「御社の〇〇という取り組みについて、今後の展望をお聞かせいただけますでしょうか」など。
- 入社後の活躍をイメージさせる質問をする:「入社前に学んでおくべきことや、身につけておくべきスキルはありますでしょうか」「一日も早く貢献するために、若手社員のうちにどのような経験を積むことが重要だとお考えですか」など、前向きな姿勢を示せます。
- 面接官の役職に合わせた質問をする:社長や役員であれば、経営戦略や業界の将来性について、現場の責任者であれば、具体的な業務内容やチームの雰囲気についてなど、相手に合わせた質問ができると良いでしょう。
避けるべきNGな逆質問
- 調べればすぐに分かること:企業のHPや採用パンフレットに載っているような基本的な情報を質問するのは、「企業研究が不十分だな」と思われてしまう可能性があります。
- 給与や福利厚生、休日に関する質問ばかりする:もちろん大切なことですが、最終面接の場でこれらを中心に質問するのは、待遇面しか見ていないという印象を与えかねません。
- ネガティブな質問や批判的な質問:企業の弱点を指摘したり、否定的なニュアンスの質問は避けましょう。
- 面接官が答えにくい個人的な質問:プライベートな質問は控えましょう。
逆質問は、2~3個程度準備しておくと安心です。
あなたの熱意と知性をアピールできるような、質の高い質問を心がけましょう!この準備が就活の最終面接での評価を大きく左右します。
英語面接での逆質問について気になる方はこちらもご覧ください。
最終面接で落ちる原因と対策
「最終面接まで来たのに落ちてしまった…」なんてことは、絶対に避けたいですよね。
ここでは、最終面接で残念ながらお見送りになってしまう主な原因と、その対策について解説します。
最終面接で落ちる主な原因は、入社意欲が低いと判断されたり、企業とのミスマッチを感じさせたり、あるいは単純な準備不足が挙げられます。
これらを事前にしっかりと理解し、対策を講じることが内定獲得への近道です!
企業は、時間と費用をかけて採用活動を行っており、自社で長く活躍してくれる人材を心から求めています。
あなたの言動から、「この学生さんはうちの会社には合わないかもしれないな」「入社意欲があまり感じられないな」と判断されてしまうと、残念ながらお見送りという結果に繋がってしまうことがあるのです。
よくある「落ちる原因」と具体的な対策
- 原因1:入社意欲や熱意が感じられない
対策:「この会社で働きたい!」という強い気持ちを、自分の言葉で具体的に伝えましょう。企業の良い点を挙げるだけでなく、そこで自分がどう貢献したいかまで語れると良いです。 - 原因2:企業理念や事業内容への理解が浅い
対策:企業のHPやIR情報、社長メッセージなどを隅々まで読み込み、企業の目指す方向性や価値観を深く理解しましょう。その上で、自分の考えとどう共鳴するかを伝えられるとベストです。 - 原因3:回答に一貫性がない、または抽象的すぎる
対策:自己分析を徹底し、自分の強みや価値観、キャリアプランを明確にしておきましょう。具体的なエピソードを交えて話すことで、話の信憑性が増し、面接官にあなたの魅力が伝わりやすくなります。 - 原因4:コミュニケーション能力が低いと思われる
対策:面接官の質問の意図を正確に理解し、的確に答えましょう。一方的に話しすぎたり、逆に黙り込んだりせず、自然な会話のキャッチボールを意識することが大切です。 - 原因5:自信がなさそうに見える、ネガティブな発言が多い
対策:背筋を伸ばし、ハキハキと話すだけで印象は大きく変わります。過度な謙遜やネガティブな言葉は避け、前向きな姿勢で臨みましょう。 - 原因6:逆質問をしない、または的外れな質問をする
対策:前述の通り、逆質問は絶好のアピールチャンスです。質の高い逆質問を複数準備しておきましょう。 - 原因7:基本的なマナー違反(遅刻、身だしなみの乱れなど)
対策:社会人としての基本的なマナーは絶対に守りましょう。時間に余裕を持って行動し、清潔感のある身だしなみを心がけるのは最低限の礼儀です。
最終面接の準備リスト
さあ、いよいよ最終面接本番に向けて、具体的な準備に取り掛かりましょう!
「何をどこまで準備すればいいの?」と不安なあなたも、このリストをチェックすれば大丈夫!
最終面接の準備は、企業研究の総仕上げ、自己分析の再確認、そして模擬面接での実践練習が三本柱です!
これらを徹底的に行うことで、自信を持って本番に臨むことができますよ。就活のクライマックスである最終面接、最高のパフォーマンスを発揮しましょう!
企業研究の総仕上げ:ここまでやれば完璧!
- 企業の公式ウェブサイト、IR情報(株主・投資家向け情報)、社長のメッセージ、中期経営計画などをもう一度じっくり読み込みましょう。
- 最新のニュースリリースや業界全体の動向もチェックして、企業の現状と将来性について自分なりの考えを持っておくと良いです。
- もしOB/OG訪問をしていたら、そこで得たリアルな情報を整理し、自分の言葉で語れるようにしておきましょう。
自己分析の最終確認:自分を深く理解する!
- 「なぜこの企業でなければならないのか」という問いに対して、あなた自身の言葉で明確な答えを用意しましょう。これが最終面接では非常に重要です!
- これまでの経験(ガクチカ、アルバイト、インターンなど)と、企業の求める人物像や事業内容を具体的に結びつけて、「自分はこう貢献できる!」とアピールできるように整理します。
- 【PR】「自己分析って、どこまでやればいいの…?」「自分の強みがまだ曖昧かも…」そんな不安を抱えていませんか?客観的な視点を取り入れて、自己分析の精度をさらに高めたいなら、「自己分析シート」の活用がおすすめです!このシートを使えば、あなたの強みや価値観、キャリアプランを分かりやすく整理でき、最終面接での深掘り質問にも自信を持って答えられるようになりますよ!ぜひ、もう一度じっくり自分自身と向き合ってみてくださいね。
想定問答集の作成と模擬面接:実践練習で自信をつける!
- よく聞かれる質問(自己PR、志望動機、キャリアプランなど)や、特に深掘りされそうなポイント(なぜこの会社か、あなたの弱みなど)について、具体的な回答を準備しておきましょう。
- 家族や友人、大学のキャリアセンターの方などに協力してもらい、模擬面接を行うのが効果的です。実際に声に出して練習することで、話すスピードや間の取り方、表情などもチェックできます。
- オンラインでの最終面接の場合は、パソコンのカメラ映りやマイクの音量、背景、インターネット接続環境もしっかり確認しておきましょう。
持ち物の最終チェック:忘れ物はない?
- 筆記用具、メモ帳(企業のパンフレットや資料も入れておくと安心)
- スケジュール帳(次回の選考日程などを書き込めるように)
- 腕時計(スマートフォンでの時間確認は避けましょう)
- ハンカチ、ティッシュ
- 企業から指示された書類(エントリーシートのコピー、成績証明書など)
- 交通費(ICカードの残高確認も!)
- 予備のストッキング(女性の場合)やマスクなど
最終面接当日の流れとマナー!第一印象が大切!
最終面接当日は、誰でも緊張するものですよね。
でも、事前に流れとマナーをしっかり押さえておけば、落ち着いて臨めます。第一印象も評価に大きく影響することを忘れずに!
実は、面接は会場に入る前から始まっていると言っても過言ではありません。
受付でのあなたの態度や身だしなみ、言葉遣いなど、細かな点も意外と見られているんですよ。社会人としての基本的なマナーを守って、自信を持って臨みましょう!
受付から入室までの流れ
- 時間に余裕を持って到着しましょう。目安は10~15分前です。早く着きすぎても、企業側に迷惑をかけることがあるので注意しましょう。
- 受付では、明るくハキハキと「本日〇時から最終面接の約束をいただいております、〇〇大学の〇〇です」と伝えましょう。コートは受付前に脱いでおくのがマナーです。
- 控室に案内されたら、静かに待ちましょう。スマートフォンの電源はオフにするか、マナーモードに設定し、操作は控えましょう。姿勢を正して待つと、気持ちも引き締まります。
- 名前を呼ばれたら、「はい!」と元気よく返事をして立ち上がり、面接室へ向かいます。入室時は、ドアを3回ノックし、「どうぞ」と言われたら「失礼いたします」と言って入室します。
面接中のマナー
- 椅子に座る際は、「どうぞ」と促されてから「失礼いたします」と言って着席します。背筋を伸ばし、正しい姿勢で座りましょう。男性は軽く握ったこぶしを膝の上に、女性は両手を膝の上で重ねます。
- 面接官の目を見て、ハキハキと話しましょう。相手にしっかりと伝わる声の大きさとスピードを意識することが大切です。
- 熱意を込めて、あなた自身の言葉で話すことが何よりも重要です。
退室時のマナー
- 面接が終了したら、「本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました」と、お礼の言葉を述べます。
- 立ち上がって椅子の横で一礼し、ドアの前まで進みます。ドアの前で再度、面接官の方を向いて「失礼いたします」と一礼してから退室します。
服装・身だしなみ
清潔感のあるリクルートスーツが基本です。シャツやブラウスにシワがないか、靴は磨かれているかなど、細部まで気を配りましょう。髪型は顔がしっかり見えるように整え、爪も短く清潔にしておきます。派手なアクセサリーや香水は避けましょう。この最終面接での身だしなみも、就活における評価の一つです。
オンライン最終面接の注意点
- 通信環境の確認:事前に接続テストを行い、安定したインターネット環境を確保しましょう。
- 背景の確認:カメラに映る背景は、壁や無地のカーテンなど、スッキリとした場所を選びましょう。バーチャル背景を使用する場合は、ビジネスシーンにふさわしいものを選びます。
- カメラ映りと服装:カメラの角度や照明を調整し、顔が明るく映るようにしましょう。服装は、上半身だけでなく、万が一立ち上がることがあっても良いように全身整えておくのが無難です。
- 視線と声のトーン:カメラのレンズを相手の目と見立てて話すと、視線が合いやすくなります。対面よりも少しゆっくり、ハキハキと話すことを意識しましょう。
最終面接後のお礼メールは送るべき?書き方も解説!
「最終面接が終わった後、お礼メールって送った方がいいのかな?」と悩む人もいるかもしれませんね。
結論から言うと、最終面接後のお礼メールは、必須ではありませんが、送ることで感謝の気持ちとあなたの入社意欲を改めて伝えることができます!
面接官に「丁寧な学生さんだな」「うちの会社への想いが強いんだな」という良い印象を与え、あなたの入社意欲を再度アピールする機会になります。
ただし、メールの内容や送り方によっては逆効果になってしまう可能性もゼロではないので、送る場合はポイントを押さえることが大切です。もし送るなら、面接当日中か、遅くとも翌日の午前中までに送るのがマナーとされています。
お礼メールのメリット・デメリット
- メリット:
・面接の機会をいただいたことへの感謝を伝えられる。
・入社意欲を改めてアピールできる。
・丁寧で誠実な印象を与えられる可能性がある。 - デメリット:
・内容が稚拙だったり、誤字脱字が多かったりすると、かえってマイナスな印象を与えることも。
・あまりに長文だったり、催促するような内容だと、相手に負担をかけてしまう。
お礼メールの基本的な書き方と例文
お礼メールを送る際は、簡潔に、誤字脱字がないように細心の注意を払いましょう。面接で特に印象に残ったことや、面接を通じて感じた入社への想いを少し加えると、よりあなたの気持ちが伝わるメールになりますよ。
【件名】
〇月〇日 最終面接のお礼(〇〇大学 氏名)
【宛名】
株式会社〇〇
人事部 部長 〇〇様(面接官の役職と氏名が分かれば記載)
【本文例】
本日(昨日)は、最終面接の貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
〇〇大学の〇〇です。
面接では、〇〇様(面接官の名前)から直接、貴社の〇〇というビジョンについてお話を伺うことができ、貴社で働きたいという想いが一層強くなりました。
(特に印象に残った話や、共感した点を具体的に書くと良いでしょう。)
今回の最終面接を通して、貴社の一員として〇〇の分野で貢献したいという気持ちでおります。
取り急ぎ、面接のお礼を申し上げたく、メールいたしました。
末筆ながら、貴社のますますのご発展と、〇〇様(面接官の名前)のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
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〇〇 〇〇(氏名)
〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科
電話番号:XXX-XXXX-XXXX
メールアドレス:XXXX@XXXX.com
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最終面接の結果はいつ来る?
最終面接が終わると、一番気になるのはやっぱり「結果はいつ連絡が来るの?」ということですよね。
あのドキドキしながら待つ時間は、就活生にとって一番長く感じる時間かもしれません。
最終面接の結果連絡は、一般的に数日~2週間程度で来ることが多いですが、これは本当に企業によってマチマチです。
面接の最後に「結果は〇日以内にご連絡します」といった目安を伝えてくれることもありますので、聞き逃さないようにしましょう。
企業側も、他の候補者の方との比較検討や、社内での最終的な承認プロセスなど、結果を出すまでにどうしても一定の時間がかかってしまうのです。
あまりに連絡が遅い場合は、不安になってしまいますが、まずは企業から伝えられた期間を目安に待ってみましょう。
結果連絡の一般的な期間と方法
- 期間:平均的には1週間前後が多いようですが、即日~3日で連絡が来る場合もあれば、2週間以上かかる場合もあります。
- 方法:電話またはメールが一般的です。電話の場合は、非通知でかかってくることもあるので、就活期間中は知らない番号からの電話にも出るように心がけましょう。
結果連絡が遅い場合の対処法は?
面接時に伝えられた期間を過ぎても連絡がない場合や、特に期間が伝えられなかった場合で、1週間~10日程度経っても音沙汰がないようであれば、一度企業に問い合わせてみるのも一つの手です。
ただし、問い合わせる際は、丁寧な言葉遣いを心がけ、決して催促するような印象を与えないように注意しましょう。
メールで問い合わせる場合の例文を載せておきますね。
件名:〇月〇日の最終面接の結果について(〇〇大学 氏名)
本文:株式会社〇〇 人事部 〇〇様(担当者名が分かれば)
いつもお世話になっております。〇〇大学の〇〇です。
先日は、〇月〇日に最終面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。
面接の結果につきまして、いつ頃ご連絡をいただけるか、目安をお伺いしてもよろしいでしょうか。
お忙しいところ大変恐縮ですが、ご教示いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
(署名)
合格・不合格のサインってあるの?
「面接官がすごく笑顔だったから合格かも!」「面接時間が短かったからダメだったのかな…」など、最終面接中の雰囲気や面接官の言葉尻から、結果を推測したくなる気持ちはよく分かります。
しかし、面接中のちょっとしたことで一喜一憂するのは禁物です。合格フラグや不合格サインといったものは、あくまで噂の範囲内であることが多く、実際の結果とは異なることも多々あります
FAQ
ここまで、就活の最終面接について解説してきましたが、まだまだ気になることも多いですよね。
ここからはよくある質問にお答えさせていただきます。
就活の最終面接の合格率はどのくらい?
「就活の最終面接の合格率はどのくらいなんだろう。」と気になる方も多いのではないでしょうか!
「最終面接は顔合わせ。」「最終面接はほぼ合格だ。」という声もあれば、「最終面接までいったのに不合格になった。」という声もあり、合格率が気になりますよね。
就活の最終面接の合格率は一般的に50%と言われています。
つまり、半々であるというのが現実です。
最終面接まで来たからといって油断せず、しっかりと対策をして内定をいただきましょう!
もし最終面接を辞退するときはどうすればいい?
最終面接まで来たが、ほかの企業に内定を先にもらい最終面接を辞退したいということもあるかもしれません。
もし最終面接を辞退するときはどのように対応すればよいのでしょうか。
最終面接を辞退するときはなるべく早く電話で伝えるようにしましょう。
この際には、辞退する旨・辞退することになった経緯・これまでの選考に対する感謝を述べるようにしましょう。
体験談

最終面接に進む前、正直「どんな新しい質問がくるのだろう?」と緊張していましたが、実際には1次・2次面接で話した内容をさらに深掘りされる形がほとんどでした。
たとえば、1次面接で話した「学生時代に力を入れたこと」のエピソードについて、「その時の課題に対してどう解決策を見つけたのか」や「結果が出るまでのプロセスで何を学んだのか」など、細かい部分を具体的に聞かれました。面接官の方々が、私の言葉の背景までしっかり理解しようとしてくれていると感じ、緊張感がありながらも丁寧に答えることができました。
ココシロインターンでの事前対策で、「過去の質問を深掘りされる可能性が高い」というアドバイスを受けていたため、自分のエピソードをいくつかの角度から振り返り、整理しておくことができました。その準備が功を奏し、スムーズに応答できたのだと思います。最終面接を通じて、より本音で自分をアピールできたと感じています。

私は、就活の初期段階からココシロインターンのキャリアアドバイザーに相談していました。エントリーシートの添削から面接練習まで、徹底的にサポートしてもらえたおかげで、最終面接も安心して臨むことができました。
特に印象に残っているのは、キャリアアドバイザーとの面接練習です。本番を想定した模擬面接では、私が話す内容の弱点や改善点を具体的に指摘していただき、短期間で大きく自信をつけることができました。また、「なぜ弊社を志望するのか?」という質問に対して、自分のエピソードを交えた説得力のある回答を磨き上げることができました。
最終面接では、役員の方々に「しっかりと準備してきたのが伝わりますね」とお褒めの言葉をいただき、その場で内定をいただくことができました。自分の努力はもちろんですが、ココシロインターンのサポートがあったからこそ、ここまで自信を持って臨めたのだと思います。
まとめ
この記事を要約すると以下の通りになります。
- 就活の最終面接ではこれまでの面接と一貫性のある回答をすべき
- 就活の最終面接では本当に入社したいのか志望動機が深ぼられる
- 就活で印象を残すには逆質問で魅せるべし
この記事では、「就活の最終面接では何が聞かれるの?」と疑問に思っている学生さんや「就活の最終面接でどのように差別化すればよいか分からない。」という学生さんに向けて、就活の最終面接の流れや質問を徹底解説しました。
この記事があなたの助けになれば幸いです。
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