就活で必ず聞かれる質問であるガクチカ。
「大学生活では何も打ち込んでいないし、高校時代の話を伝えたい」と考える方も多いのではないでしょうか。
確かに高校時代に部活などで大きな成績を出したことがある人は、その出来事をアピールしたいと思いますよね。
そこで今回は、そもそもガクチカで高校時代の話を書いても大丈夫なのか、またその際に気をつけるべきポイントについて徹底解説します!
ガクチカとして高校時代のことを伝えた例文やその作り方のポイントについても合わせて解説しているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
こんな方に読んで欲しい
- ガクチカで高校時代の経験を伝えたい方
- 高校時代の経験をガクチカで使用する際の注意点を知りたい方
- 「大学時代何もしてこなかったからガクチカに書けることがない」と悩んでいる方
- 「そもそもガクチカがうまく書けない」と悩んでいる方
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ガクチカで高校時代の話をするのはあり?
前提として、就活において学生時代とは主に「大学に入学してからの期間」のことを指します。
つまり、「学生時代に力を入れて取り組んだこと」という質問に対しては、大学生になってから取り組んだことをアピールするのが無難です。
しかし、現在の自分を形成する上では、大学時代の経験よりも高校時代に経験したことのほうが影響が大きかったということもあるでしょう。
このように「高校時代の頑張りがなければ今の自分はない」と言える自信があれば、高校時代のエピソードを話してもまったく問題はありません!
また、高校時代に大きな成果を残した経験がある人はそれをガクチカにしたい!と考える方も多いのではないでしょうか。
実際、「部活で全国大会に参加した」などといった大きな成果を示すことで、採用担当者の目に留まりやすくなります。
ただし、高校時代のことをガクチカにする際には注意点もいくつか存在するため、それを踏まえて書く必要があるでしょう。
ガクチカで高校時代の話をするときの注意点
前に述べたように、本来ガクチカで聞かれているのは大学時代に頑張ったことです。
したがって、ガクチカにおいて高校時代のエピソードを話す際にはいくつか注意しなければならない点が存在します。
ここからは、ガクチカで高校時代の話をするときに気をつけて欲しい3つの注意点についてそれぞれ解説していきます。
高校時代の経験を伝える際に、企業がどう感じるのかについてしっかりと理解し、採用担当者に響くガクチカ作りの参考にしましょう!
「大学時代になにもしていない」と捉えられかねない
ガクチカで高校時代の話をすると、「大学では何もしてこなかったのではないか?」と思われてしまう可能性があります。
いくら高校の部活で良い成績を残していようとも、大学で主体的に活動していなかったと思われてしまっては選考を通過することはできません。
そのような消極的な印象を与えないためにも、ガクチカで高校時代の経験を伝える際には最終的に大学時代のエピソードにも繋げるようにしましょう。
企業が知りたい「今」のあなたが伝わりづらい
採用担当が知りたいのは、「今」のあなたの価値観が企業と合致しているか否かです。
高校時代と大学時代では、考え方や信念が大きく異なっていることが考えられます。
そのため、高校時代の話だけをされても企業としては、あなたの人柄や企業への適性を正しく判断することができません。
大学生になり、新しい世界に触れることで考え方や価値観は多少なりとも変わったことでしょう。
高校を卒業してからの数年間にあなたがどんな経験をしてどんな学びを得たのか、今何を考えているのかを企業は知りたがっているのです。
また、高校時代の話をすると、企業から「本当に今もその価値観なのか」と疑問に思われてしまう可能性があります。
あなたの価値観と企業の持つ価値観とがマッチするか否かが判断できなければ、採用をためらうのも当然です。企業が知りたいのは、今の就活生の考え方であるということを忘れてはいけません。
ある程度のインパクトが求められる
高校時代のことをガクチカにする際には、 それなりのインパクトが求められます。
例えば「高校時代に野球部に所属して練習を頑張りました。」と伝えるだけでは、インパクトが弱く、採用担当者の印象には残りません。
高校時代の部活における経験をガクチカにする際には、受賞歴、インターハイ出場歴など、採用担当者の目に留まるような具体的な成果や記録を盛り込んでおくことがポイントです。
ただし、ガクチカは、高校時代の経歴を自慢する場ではないということも忘れないようにしましょう!
ガクチカで高校時代の話を上手にするためのコツ
ここまでの話を聞くと、「ガクチカでは高校時代の話をしない方が良いのではないか」と考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、これから紹介するガクチカで高校時代の話をするためのコツをきちんと押さえれば、確実に採用担当者の心に響くガクチカを書き上げることが可能です!
ここからはその3つのコツについて、一つ一つ順を追いながら徹底解説していきます。ガクチカで高校時代の話をしたいと考えている方は必見です!
人事が評価するのは結果よりも過程!
ガクチカでは、成果や結果よりも、そこに至るまでにあなたが注いだ努力や行動が評価されます!
なぜなら、企業は仕事をするに当たって「どんなに困難な状況に際しても諦めず、粘り強く仕事に取り組むことができる人材」を求めているからです。
したがって、あなたが困難な状況をどう乗り越えたのか、その過程でどのような努力を重ねたのかについて具体的かつ詳細に伝えることが大切です。
最終的な成果も重要である一方で、主に評価対象となるのはそこに至る過程での努力や挫折の乗り越え方です。
具体的には、以下の順番で伝えましょう。
- 困難な状況や課題:どのような困難な状況や課題があったのか
- 行動と努力:その状況に対してどのような行動を取り、どれだけの努力を重ねたか
- 挫折とその乗り越え方:途中で経験した挫折や失敗、そしてそれを具体的にどのような手段を用いて乗り越えたのか
- 結果と学び:最終的な成果と、そこから得た学びや成長
これらを具体的に示すことで、あなたがどのように困難を克服し、粘り強く努力を続ける人材であることを企業に対してアピールすることができます。
その上で、将来的な活躍が期待できるという印象を与えることができた学生が、選考を通過するのです!
大学での活動とのつながりを持たせる
ガクチカとして高校時代のエピソードを伝える際には、高校時代の経験が大学生活においてどのように活きているかを伝えることが重要です。
エピソードが高校時代で完結していると、採用担当者に「大学では主体的に行動していなかったのではないか」と判断されてしまう可能性があります。
高校時代の経験が大学時代のどのような場面につながったのかをはっきりと伝えましょう。
例えば、高校時代にサッカー部としてインターハイに出場した経験をガクチカとして話す場合、「高校時代にサッカーに打ち込むことで培った粘り強さが、大学時代の〇〇という場面で生きています。」というように伝えると、高校時代と現在のつながりが明確で採用担当者の評価を得やすいガクチカとなります。
意欲や熱意をアピールする
ガクチカで高校時代の話をする場合、どうしても「今」のあなたの価値観や人柄が採用担当者に伝わりづらい傾向にあります。
企業が本来ガクチカから読み取ろうとしているのは、学生の仕事に対する情熱や企業とのマッチングです。
したがってガクチカのエピソードとして高校時代の経験を話す場合は、今のあなたの仕事に対する意欲や熱意が必ず伝わる文章にしましょう。
例として、高校時代のエピソードをガクチカとして話しながら、仕事に対する前向きな意欲を示したガクチカをご紹介します。
例)私は高校時代に吹奏楽部に所属し、目標としていた全国大会出場を達成することができました。しかし、全国大会への道のりは決して平坦ではありませんでした。毎日遅くまで練習を重ねていた過程で、とあるメンバーは個人練習に重点を置くべきだと主張し、別のメンバーは合奏練習の時間を増やすべきだと主張してメンバー間で意見の対立が発生しました。私は部長としてこの対立を解消するために、まず全員が納得する解決策を見つけるべく、各メンバーの意見を丁寧にヒアリングしました。その上で、個人練習と合奏練習のバランスを取った新しい練習計画を提案しました。具体的には個人練習の時間を確保しつつ、週に数回の集中した合奏練習を行うことで、全員が効果的にスキルを向上できるようにしました。また、定期的にミーティングを開き、練習の進捗や問題点を共有することで柔軟に計画を見直す体制を整えました。この経験から培った姿勢は、大学生になった現在もカフェのアルバイトにおいて生かされています。カフェでは忙しい時間帯においても冷静に対応し、自分から積極的に会話を提供することでスタッフ間のコミュニケーションを円滑にしました。結果としてお客様へのサービス品質の向上にもつながりました。
この例文で特に印象的なのが、高校時代の経験を現在はカフェでのアルバイトに応用し、スタッフ間のコミュニケーションを円滑にしたことでサービス品質の向上につなげたという点です。
過去の経験を現在も活かし続けていることから、学生の成長と継続的な努力がうかがえます。
また、単に結果を追い求めるのではなく、困難な状況にも積極的に取り組む姿勢が示されていることで、意欲や熱意が伝わる内容となっています。
このように、高校時代の経験を話す場合でも、現在の自分の意欲の高さや人柄を伝えることで、魅力的なガクチカを書くことができます。
ガクチカがうまく書けない時の対処法
ここまで、ガクチカで高校時代のエピソードを伝える際の注意点や企業のガクチカに対する評価基準について見てきました。
しかし、いざガクチカを書き始めてみると「なかなかスムーズに言語化できない…」と頭を悩ませる方が多いのではないでしょうか?
そんなあなたのために、ここからはガクチカの作成につまずいた際にぜひ試して欲しい2種類の対処法についてご紹介します。
①自己分析をする
「大学生活においてガクチカで話すことがない」と悩む方は、まず自己分析を行ってみましょう。
ガクチカをうまく書けない原因の多くは、自分の過去の経験やスキルを正しく把握できていないことにあります。
自己分析を行うことで、過去の経験やそこから培った強みを深く掘り下げることができ、それこそがガクチカの有力な材料となるのです!
まずは学業、部活動、ボランティア、アルバイトなどの経験をリストアップし、それぞれの経験でどのような役割を担い、どのような成果を上げたかを具体的に書き出してみましょう。
次に、各経験を通じて身につけたスキルや強み(例:リーダーシップ、コミュニケーション能力、問題解決能力など)を整理し、それを具体的なエピソードと結びつけてガクチカでアピールします!
自分自身をより深く理解するためにも、自己分析を行うことをおすすめします。
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②AIにガクチカを自動作成させる
就活のガクチカを書く際には、AIを活用することで質の高いガクチカを簡単に作成することができます。
最近では様々なAIサービスが登場していますが、実際はどのサービスを利用するのが良いのでしょうか。
結論から言うと、就活のESやガクチカを書く時にはSmartESがおすすめです!
ガクチカが上手く書けずに悩んでいるという学生の方は、ぜひこのSmartESを利用してみてください。
SmartESってどんなサービスなの?
では、SmartESとはそもそもどのようなサービスなのでしょうか。
ここからは、他のAIサービスとは一味違うSmartESだけが持つ3つの特徴について、それぞれ解説していきます。
SmartESならではの強みを知って、質の高いガクチカを効率的に作成しましょう!
圧倒的なデータベース
SmartESの特徴1つ目は、圧倒的なESデータの量と質です。
SmartESは約10万件の選考を通過したESのみを学習しており、他のAIとは違う圧倒的なデータ量を誇るAIです。
しかし、ただデータの量が多いというわけではありません。
大手企業や難関企業内定者の実際に選考を勝ち抜いたESを重点的に学んでいるため、他の学生に負けないESを簡単に作成することができるんです!
実際にガクチカに高校時代のエピソードを使用していた先輩のESを反映して生成してくれるため、「ガクチカで高校時代の話題を取り上げるのが不安」と悩む方も安心して使用することができますよ。
ESに特化
SmartESの特徴2つ目は、ESに特化しているということです。
他のAIサービスにガクチカを作成させると、不自然な日本語や文章構成になることも多くあります。
しかし、SmartESはESの書き方や文体を重点的に学んだAIサービスであり、ESに特化した言語モデルであるため、最適な書き方できれいな文章を作成することが可能なんです!
誰でも簡単に使える
SmartESの特徴3つ目は、複雑な指示が一切必要ないということです。
高校時代の経験や成績、その経験から得た自分のアピールしたい強みを箇条書きで入力するだけでOK!文章力に自信がなくても簡単に質の高い文章を書き上げることができます。
また、SmartESの利用に当たっては煩雑な登録などは一切不要!
誰でも無料ですぐに利用することが出来るので、学生にとって非常にありがたいサービスです。
ガクチカとして高校時代の話を取り上げた例文3選
ここでは、ガクチカとして高校時代のエピソードを取り上げた例文をご紹介します。
高校時代の具体的な経験別に3つの例文を示しているので、自分と照らし合わせながらぜひ参考にしてみてくださいね。
例文① 部活
高校時代、私はバスケットボール部でキャプテンを務めました。毎日、早朝から遅くまで練習を行い、チーム全員で全国大会出場を目指して努力しました。目標達成のために練習方法や戦術の工夫に力を入れ、具体的にはチームの弱点を分析した上でそれを克服するためにディフェンスの強化を図るための1対1の練習を導入するといった特別なトレーニングメニューを考案しました。また、チーム全員が練習に主体的に練習に取り組めるようにするため、意見交換の場を設けました。週に一度、練習後にミーティングを行い、各自の意見や改善点を共有して次の練習に反映させました。このような取り組みの結果、チーム全体の士気が向上したことで念願の全国大会出場を成し遂げることができました。大学でもバスケットボールサークルに所属し、高校で培った継続力とリーダーシップを発揮しています。例えば、大学のサークルでは練習メニューの作成や試合の戦略立案を担当したり、新入生勧誘活動ではサークルメンバーの役割分担を決めて全体を指揮することで20名の新入部員を迎えることに成功しました。
この例文では、高校時代にバスケットボール部として全国大会に出場したというインパクトの強い経験を取り上げています。
また、この例文で注目すべきは高校時代に培った強みを、大学生活でもサークル活動において発揮しているという点です。
継続力とリーダーシップを発揮し、新入生勧誘活動で成功を収めたことから、この学生の成長と継続的な努力がうかがえます。
このように、過去の経験を現在に活かし、自身の強みを具体的に示すことで、さらに印象的なエピソードになりますよ。
例文② 文化祭
高校時代、私は文化祭の実行委員会に所属し、文化祭の企画・運営に携わりました。全校生徒が参加する大規模な演劇イベントを成功させるべく、企画段階では生徒全員の意見を集めるためのアンケートを実施し、その結果をもとに企画内容を決定しました。次に、各クラスや部活動との連携を図るため、定期的にミーティングを行い、進捗状況を確認しつつ、問題が発生した場合は迅速に対策を講じました。また、練習場所の確保や衣装・小道具の準備など、細かな部分まで計画を立て、全員が効率的に活動できる環境を整えました。その結果、文化祭当日は大成功を収め、多くの生徒や教師から高評価を得ました。この経験を通じて、調整力や問題解決能力を身につけることができました。大学では、サークルの新歓イベントにおいて初めての参加者が楽しめるよう各メンバーに役割を割り振り、進捗管理を徹底し、イベント当日の流れをスムーズにするためのリハーサルを行ったことで、参加者数を前年の2倍に増やすことができました。
この例文では、高校時代のエピソードにおいて、アンケートの実施やミーティングの頻度などといった取り組みが詳細に述べられていることで、あなたの努力と工夫が明確に伝わります。
「成果を得るために、あなたは何をしたのか」という過程が重視されているガクチカでは、このように具体的な行動内容を書くことが重要です!
例文③ 勉強
高校時代、私は数学オリンピックに挑戦し、全国大会に出場することができました。高校2年生の頃から放課後の時間を使い、自主的に問題集を解いたり、学校の先生に指導をお願いしたりと、計画的な学習を続けました。この取り組みの中で、特に難解な問題に対しては、友人とディスカッションを重ね、複数のアプローチを試みることで解決策を見つけるという方法を取り入れました。この経験を通じて、難問に挑戦するための応用力、計画的な学習の大切さ、そして仲間と協力することでより良い結果を出すためのコミュニケーション能力を身につけました。大学では、工学部に所属し、特にプロジェクトベースの学習において、高校で培ったスキルを活かしています。例えば、複雑な課題を分析し、解決策を見つけるための応用力は、グループプロジェクトでの問題解決に大いに役立っています。あるプロジェクトでは、新しいアルゴリズムを開発するために、チームメンバーとディスカッションを重ね、各自の強みを活かしながら進めた結果、プロジェクトは学内コンペティションで優勝することができました。
このように、高校時代の経験が今の大学における学びに活きているというつなげ方も有効です。
今の学部を選択する際に、高校時代のとある経験がきっかけとなったという方も多いのではないでしょうか。
ガクチカがなかなか浮かばないと悩んだ際には、ぜひ「現在の自分を形成する過去の経験は何か?」と今一度振り返ってみてくださいね。
まとめ
ガクチカに高校時代のエピソードを使用する際のポイントについて解説してきたこの記事をまとめると以下のようになります。
- ガクチカで高校時代の話をするのはあり
- ガクチカで高校時代の話をする際は、今のあなたの価値観が伝わる工夫をしよう
- 高校時代のエピソードは大学での活動につなげる
- ガクチカの作成に悩んだらSmartESを使おう!
ガクチカで高校時代のエピソードを伝える際には、その経験が現在の自分にどう活きているかを伝えることが重要です。
具体的なエピソードを挙げ、その経験を通じて得た教訓やスキルを明確に述べることで、あなたの熱意が伝わり、企業にマッチする人材であることを強調できます!
ガクチカは自分の強みをアピールする絶好の機会!あなただけの魅力が伝わるガクチカを書き上げましょう。
ES生成AIでは質問とそれに対する簡単な回答を打ち込むだけでAIが自動でES、ガクチカ、志望動機を生成してくれます!
「ESやガクチカでどんな文章を作ればいいかわからない……」「作れたけどちゃんと良いものになってるか不安……」という人はES生成AIを使ってみてはいかがでしょうか?
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