【人材会社が教える！】人材業界の志望動機を書く時のポイントとは？例文と便利なおすすめツールも紹介

皆さん、就職活動などをしているなかで人材業界に少しでも興味を持ったことはありませんか？しかし、人材業界という名前をよく知っていても、人材業界が何をしているのか、人材業界の志望動機をどう書けばいいのかわからない人も多いのではないでしょうか？

この記事では、私たち人材会社の目線から人材業界の基礎知識と志望動機を書く際のポイントを紹介したいと思います。

AIを使った質の高い志望動機の書き方についてもご紹介しているので是非ご覧ください。

こんな人に読んでほしい

人材業界を志望している人
人材業界について知りたい人
人材業界の志望動機を書こうとしている人
人材業界での志望動機の例を見たい人
効率よく志望動機を書きたい人

目次閉じる

人材業界とは？
- 人材業界の需要が上昇している
- 人材業界の市場規模
人材業界の業種
人材業界の職種
人材業界の志望動機を考える時のポイント5つ
【3つのステップ】人材業界の志望動機の構成
【例文5選】人材業界の志望動機
人材業界の志望動機を書く時のNG例
効率よく志望動機を書くならSmartES
まとめ

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人材業界とは？

人材業界とはその名の通り、「人」を扱う業界です。主に求職者と企業を結び付ける業務を行っており、リクルートやマイナビが有名です。

近年では、人材不足や労働環境問題など「人材」に関する話題も多く、人材業界は注目されている業界の一つです。

人材業界の需要が上昇している

現在の日本では少子高齢化やコロナ化後の継続的な働き方の変化により、人材業界の需要が年々高くなっています。特に人材業界が注目されている理由の1つとなっているのが、企業の人手不足です。現在の日本の人口は約1億2000万人とされていて、2008年をピークに減少し続けています。少子高齢化も進んでいるため、今後の労働人口も急速に減少していくだろうという見通しが立てられています。

DX推進や業務のAI化などは行われているものの、現在も人材不足の問題は深刻です。みなさんも飲食業界や医療業界で慢性的な人手不足が発生しているということを知っている方も多いと思います。このような中で、人材業界は求職者の希望する仕事を提案し、企業の労働力の安定と成長のためにも様々なサービスを展開しているのです。

人材業界の市場規模

需要と共に市場も大きくなっています。実際、矢野経済研究所の「人材ビジネス市場に関する調査を実施（2024年）」によると、2021年には8兆円、2023年には9兆円規模の市場になっており、今後は10兆円を超える市場になるとされています。特に、AIやデジタル技術の発展が人材業界に与える影響は非常に大きく、企業の採用や求職者とのマッチングの向上など、多方面での改革が進んでいます。今後は、外国人労働者の受け入れ、副業の拡大もさらに活発になっていくだろうとされており、人材業界はさらに発展をしていくでしょう。

人材業界の業種

人材業界の志望動機を考える前に、人材業界についてさらに理解を深めましょう！

具体的に人材業界にはどのような業種があるのでしょうか？ここでは基本となる人材紹介、人材派遣、求人広告、人材コンサルティングの4つの業種について紹介します。

人材紹介

人材紹介とは、人材を募集している企業に、求職者を紹介するサービスです。求職者は自身のスキルや条件にあった企業を、企業側は条件にあった人材を紹介してもらうことができます。

例えば、あるIT企業が「即戦力となるエンジニアを採用したい」と考えている場合、人材紹介会社は企業の要望を詳しくシアリングしたうえで、条件に合う求職者をリストアップし、マッチングできるようにします。一方、求職者に対しても、希望を聞き、キャリアアドバイザーが適切な企業を紹介して、履歴書の添削や面接対策のサポートを提供します。

企業と求職者のメリットをまとめると以下のようになります。

企業のメリット

効率的な採用活動
幅広い求職者へのアプローチ
適切な人材のマッチング

求職者のメリット

キャリアアドバイス
一般には公開されていない求人の情報
採用までのサポート

代表的な人材紹介会社

人材派遣

人材派遣とは、人材派遣会社が雇用している社員を契約期間に基づき、他企業に派遣するサービスです。派遣社員は、派遣先の企業で業務を行いますが、雇用契約は派遣会社と結んでいるため、給与の支払いや福利厚生などは派遣会社が行います。人材紹介と似ている点が多いですが、雇用先が人材派遣会社になるという点が大きな違いとなります。

人材派遣会社では、企業が必要な人材の条件を明確にして、人材派遣会社に登録している人の中から最適な人材を派遣することが求められます。

人材派遣には2つの種類があります。

一般派遣：派遣会社に登録し、派遣先の企業で一定期間業務を行う形態
紹介予定派遣：一定期間派遣として働いた後、派遣先の企業と雇用契約を結ぶことを前提とした形態

代表的な人材派遣会社

求人広告

求人広告とは、人材を求める企業の求人広告をネットや雑誌などで作成し、求職者に対して情報を提供するサービスです。企業は、求人広告を活用することで、採用ニーズに合った人材に広くアプローチできるようになり、応募を促すことができます。

求人広告会社は、企業の採用ターゲットに合わせた広告を作り、魅力的な求人情報を発信することが求められます。単に求人を出すだけでは意味がなく、企業が求めているターゲットに対して、「働きたい」と思ってもらえるような広告作りが必要です。

求人広告が掲載される媒体は以下のものがあります。

インターネット求人サイト
雑誌や新聞など
SNS広告

代表的な求人広告会社

人材コンサルティング

人材コンサルティングとは、企業の人材課題に対しての解決アプローチや新しい技術の導入を行うサービスです。採用支援だけではなく、人材育成、評価制度、組織改革など、幅広く企業の成長を支えています。

具体的には、パフォーマンスを高めるための人材育成に関しての提案であったり、評価・報酬制度への助言などがサービスとしてあります。企業が抱える人材に関する課題を総合的に判断して、最適な提案を行い、実行することで企業の成長と従業員の満足度向上を実現させています。

サービス内容をまとめると以下のようになります。

人事制度の設計・導入
人材育成プログラムの提案・実施
組織診断・改革
リーダーシップ開発

代表的な人材コンサルティング会社

人材業界の職種

人材業界には他の業界と違った職種もあります。ここでは、人材業界でメインとなるリクルーティングアドバイザー、キャリアアドバイザー、マーケティングの3つの職種について紹介します。

キャリアアドバイザー

人材業界の職種の一つ目がキャリアアドバイザーです。キャリアアドバイザーは、求職者に対しての支援をメインとしています。例えば、転職のきっかけであったり、どのような条件で働きたいのかをヒアリングし、そのうえで求職者にあった企業を適切に案内します。また、面接対策から企業との調整まで幅広いサポートを行います。

リクルーティングアドバイザー

人材業界の職種の二つ目がリクルーティングアドバイザーです。リクルーティングアドバイザーは、企業様への窓口となります。具体的には、企業様へどのような人材を採用したいのかヒアリングを行い、キャリアアドバイザーと連携しながら、企業と求職者をつなぐ架け橋となる存在です。また、求職者の紹介先を増やすための新規開拓営業も行います。

マーケティング

人材業界の職種の三つ目がマーケティングです。人材業界のマーケティング職では、人材市場の動向の調査や分析を行い、データをもとにサービスの企画・改善を進めています。また、自社メディアの運営もマーケティング職の仕事で、どれだけ求職者あるいは企業に登録してもらえるかが鍵となります。

人材業界の志望動機を考える時のポイント5つ

人材業界について理解は深まったでしょうか？次は、人材業界での志望動機を考える時に重要なポイントを5つお伝えします。

人材業界に適している人の特徴を知る！

人材業界での志望動機を考える時ポイントの1つ目は、人材業界に適している人の特徴を知ることです。

採用する企業側は、もちろん「人材業界に適した人」を採用します。そのためには、人材業界にはどのような人が求められているのかを知ることが必要不可欠です。

人材業界は顧客とコミュニケーションを多くとる仕事であり、顧客のキャリアを左右する可能性もあることから以下のポイントが重要となります。

傾聴力・伝える力がある
人と深く関わることが好き
課題解決能力がある
責任感がある

上記のような特徴に当てはまっているという方は人材業界がピッタリかもしれません！

なぜ人材業界を志望するのかを考える！

人材業界での志望動機を考える時ポイントの2つ目は、なぜ人材業界を志望するのかを明確にすることです。

最初にも述べた通り、近年人材業界に関する話題は多いため、人材業界への注目度が高いです。そのため、人材業界を選んだ理由がありきたりでは面接官の記憶に残りません。

どんな経験があって「人」に興味を持ったのかや、人材業界で自身が行いたいことなどまで具体的に伝えられるようにすると良いでしょう。

なぜその企業なのかを考える！

人材業界での志望動機を考える時ポイントの3つ目は、なぜその企業なのかを明確にすることです。

人材業界を志望した理由がどれだけ良くても、その企業を選んだ理由が詳しくなければ意味がありません。人材業界には様々な業種があるため、企業を志望する理由が詳しくないと、どの業種でもよいと思われてしまう可能性があります。

そうならないためにも、その企業独自の強みや特徴を踏まえて、自分のやりたいこととどれだけ一致しているかなどを伝えると良いでしょう。

どのように貢献するのかを明確にする！

人材業界での志望動機を考える時ポイントの4つ目は、どのように貢献するかをはっきりさせることです。

人材業界・企業を選んだ理由を考えたら、実際に働いたときにどうしていくかという目標を考えましょう。この際に、過去の経験から得た自身の長所・強みなどを踏まえて、その企業にどのように貢献できるのかを考えられるとなお良いでしょう。

キャリアアドバイザーに相談してみる

人材業界の志望動機の書き方に悩んでいる場合は、キャリアアドバイザーにに相談するのも有効な方法です。「どのようにまとめれば良いのかわからない」「もっとポイントを押さえた書き方を知りたい」といった不安を抱えている人も多いでしょう。

キャリアアドバイザーは就職活動の専門家であり、適切なアドバイスを通じて悩みを解消してくれます。そして、キャリアアドバイザーは人材業界を知るプロでもあります。

また、自分では気づかなかった強みや適性を客観的に分析してもらうことで、自己理解を深めることもできます。就活全般のサポートを受けられるため、志望動機に自信が持てない方は、ぜひキャリアアドバイザーに相談してみてください。

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【3つのステップ】人材業界の志望動機の構成

人材業界では、コミュニケーション能力や課題解決能力が重要視されますが、未経験者の採用ではスキルの差があまり大きくないため、志望動機が選考の合否を左右する重要な要素ともいえます。先程のポイントと一緒に構成も意識して作成しましょう。以下のような3つのステップで書いてみましょう！

3つのステップで書いてみよう！

結論：その企業を志望する理由

根拠：志望するきっかけとなったエピソード

まとめ：入社後の将来どうなりたいか

結論：その企業を志望する理由

最初に、その企業・職種を志望する理由を簡潔に述べましょう。

人材業界では、企業や求職者の課題解決を担う役割があるため、志望動機を書く際にも課題解決の姿勢を反映させることで採用担当者にポジティブな影響を与えることができます。

例えば、「貴社の〇〇という分野で顧客の悩みを改善し、△△という価値を提供したい」と書くことで志望動機の要点を明確に伝えることができます。人材業界では、伝える力も重視されているため、志望動機においても、簡潔かつ論理的な構成を意識することは大切です。

根拠：志望するきっかけとなったエピソード

次に、人材業界を志望するきっかけとなったエピソードを述べましょう。自身の関心や情熱を伝えることができます。

人材業界では、相手のニーズを理解し、適切な提案をする力が求められます。そのため、企業がどのような人物を採用したいのかということを想像しながら、それぞれの企業に合わせたエピソードを盛り込むことで「なぜその人材業界で働きたいのか」という説得力が増し、熱意が伝わります。

例えば、「就職活動でキャリアアドバイザーに支えられた経験」や「チーム活動で適正にあった人員配置の大切さを学んだ経験」など、個人の価値観や行動力がはっきりしたエピソードを述べることで、採用担当者が入社後の活躍をイメージしやすくなります。

まとめ：入社後の将来どうなりたいか

最後に、入社後の目標やキャリアビジョンを示しましょう。志望動機において入社後にどうなりたいかを明確にすることは、自身の成長意欲を伝えるとともに、企業との方向性が一致していることを示す重要な要素です。

現在の人材業界では、もちろん課題解決能力や分析力、人や企業と関わる中での信頼感が必要ですが、それ以外にも採用市場の変化やテクノロジーの進化に対応しながら、継続的に成長する姿勢が求められます。そのため、どのように貢献していくのかを具体的に示すことで、企業に長期的な可能性を感じさせることができます。

例えば、「単なる求人紹介にとどまらず、求職者の人生に寄り添うキャリア支援に携わりたい」や「企業の人材戦略をサポートし、組織の成長に貢献できるコンサルタントを目指したい」と具体的な目標を示すことで意欲や熱意をアピールできます。

【例文5選】人材業界の志望動機

人材業界での志望動機を考えるうえで大切なことが分かったところで、実際に志望動機を作成してみましょう。

ここではキャリアアドバイザー職、リクルーティングアドバイザー職、マーケティング職、求人広告職、人材コンサルティング職の5つに分けて、例文をそれぞれ紹介したいと思います。是非参考にしてみてください！

➀キャリアアドバイザー職での志望動機

私は、貴社のキャリアアドバイザー職を志望する。求職者一人ひとりに寄り添い、最適なキャリア選択を支援することで、企業と求職者双方の可能性を最大限に引き出せる点に魅力を感じている。

私自身、学生時代にキャリア選択に悩んだ経験があり、適切なアドバイスを受けたことで将来の方向性を明確にできた。この経験から、単なる求人紹介にとどまらず、求職者の人生に寄り添うキャリア支援に携わりたいと考えるようになった。

貴社は特定業界に特化したサービスを提供し、求職者のキャリアだけでなく、企業との定着率にもこだわった支援を行っている点が特徴的である。求職者と企業の間に信頼関係を築き、双方にとって最適な選択を導く貴社のキャリアアドバイザーとして、私の「傾聴力」と「課題解決能力」を活かしながら貢献していきたい。

➁リクルーティングアドバイザー職での志望動機

私は、貴社のリクルーティングアドバイザー職を志望する。企業の採用課題を深く理解し、最適な人材を提案することで、企業と求職者の双方に価値を提供できる点に魅力を感じている。

学生時代、私はチーム活動においてメンバーの適性を見極め、適材適所で役割を割り振ることで成果を最大化した経験がある。この経験から、一人ひとりの強みを理解し、最適な環境で活躍できるようサポートすることにやりがいを感じるようになった。企業の採用ニーズを的確に把握し、求職者との最適なマッチングを実現するリクルーティングアドバイザーの役割に強く惹かれている。

貴社は、幅広い業界への支援実績を持ち、採用の成功だけでなく、入社後の定着や活躍にもこだわったサービスを提供している点が特徴的である。私の「分析力」と「関係構築力」を活かし、企業の成長と求職者のキャリア支援に貢献していきたい。

➂マーケティング職での志望動機

私は、貴社のマーケティング職を志望する。企業と求職者の間にある情報のギャップを埋め、的確な情報発信によって最適なマッチングを生み出すことに魅力を感じている。

大学時代にマーケティングを学び、情報の伝え方次第で人の行動や意思決定が大きく変わることを実感した。この経験から、単なる広告運用にとどまらず、求職者のニーズを深く理解し、適切な情報を届けることで行動を促す仕事に携わりたいと考えるようになった。

特に人材業界においては、企業の採用活動や求職者のキャリア選択を支援するために、効果的なブランディングやターゲティングが重要となる。貴社のデータを活用した精度の高いマーケティング施策や、求職者に寄り添うコンテンツ発信に強く共感している。

私の「データ分析力」と「課題解決力」を活かし、求職者と企業の理想的な出会いを生み出すマーケティングに貢献していきたい。

➃求人広告職での志望動機

私は、貴社の求人広告事業に魅力を感じ、志望する。企業と求職者をつなぐ情報発信の力によって、双方の未来を広げることができる点に強く惹かれている。

大学時代にマーケティングを学び、情報を的確に伝えることが人の行動を左右する重要な要素であると実感した。この知見を活かし、求職者にとって魅力的な情報を届ける仕事に挑戦したいと考えている。

特に貴社は、独自の求人プラットフォームを展開し、デザイン性の高い広告制作にも力を入れている点が特徴的である。情報の伝え方にこだわり、企業の採用成功に貢献する姿勢に共感している。

私の「伝える力」と「クリエイティブな発想」を活かし、企業の魅力を最大限に伝える広告を作成し、求職者の行動を促進することで貢献したい。

⑤人材コンサルティング職での志望動機

私は、貴社の人材コンサルティング職を志望する。企業の組織課題を解決し、長期的な成長を支援するという仕事の戦略性に強く惹かれたからである。

これまで、課題を整理し解決策を見出すプロジェクトに取り組む中で、分析力や調整力を磨いてきた。この経験を人材コンサルティングの分野で活かし、企業と従業員の双方が持続的に成長できる仕組み作りに貢献したいと考えている。

また、貴社が得意とするデータ活用による課題分析や、グローバル展開を支援するプログラムに共感している。企業の組織運営を最適化し、企業文化や従業員のエンゲージメント向上に貢献する点に強い魅力を感じる。

私の「課題解決能力」と「分析力」を基に、企業が抱える人材課題を解決し、貴社のクライアント企業にとって価値ある提案を行いたいと考えている。

人材業界の志望動機を書く時のNG例

ここでは、人材業界の志望動機を書く時に絶対やっていはいけないNG例を紹介します。よくあるNGパターンで知らずに志望動機を作ってしまうと、自分では良いと思っていても採用担当者にはマイナスな印象を与えてしまうこともあります。

「人と関わる仕事をしたい」

NG例➀

私は人と関わる仕事がしたいと考えており、人材業界は多くの人と接する機会があるため魅力を感じた。

志望動機を書く際に、単に「人と関わる仕事がしたい」と書くのは絶対NGです。なぜ人材業界なのか、どのように人と関わりたいのかが不明確すぎて、正直何も伝わりません。人材業界でなくても世の中の大体の仕事が人と関わる仕事です。人材業界を選んだ理由をもっと明確にしてください。

「人材業界が成長しているため志望した」

NG例➁

貴社は人材業界でもトップクラスの実績を誇り、今後の成長も見込め、安定しているため志望した。

上記のような文章では、一見良さそうに見えますがどの企業にも当てはまる理由となってしまうため、その企業の研究が不足している印象を与えてしまいます。現在、多くの人材会社がありますが、各企業で強みや特徴は全く違います。「貴社のDXを活用した人材マッチングに強みを感じた」や「ITと人材を掛け合わせたサービス展開に魅力を感じた」といったように、「なぜその企業なのか」を具体的に述べましょう。

具体性に欠けるスキルアピール

NG例➂

私はコミュニケーション能力が高いので、人材業界で活躍できると考えている。

上記ではスキルとしてコミュニケーション能力をあげていますが、単に「コミュニケーション能力が高い」といってもどのようなコミュニケーション能力なのか、どんな場面で活かせるのかが分かりません。コミュニケーション能力と言っても、傾聴力や伝える力、さらに言葉を換えれば、営業力や交渉力ともいうことができます。もちろん、コミュニケーション能力を伝えることは良いのですが、具体的なエピソードや要素を分解して、自分の強みをどう活かせるのかを示しましょう。