長期インターンで『仕事には“情熱”がある』ことを知った私の体験談ー長期インターン体験談

長期インターンを始める前は、部活に注力する日々でした。小学生から続けている吹奏楽部に所属し、副部長兼会計係として部をまとめていました。東関東に出場する実力校だったので、忙しくも充実した日々を送っていました。

漠然と「社会人を体験できそう」だと思いました。学生ながら実務に携われるということで、実際に体験してみないと分からないことが多そうだと感じました。

人材業界への理解を深めたかったからです。人材会社の早期選考を受けていたのですが、業界への知識不足が目立ったことで選考に落ちてしまったことがありました。その時に、「業界への理解を深めるには実際に人材会社で働くのが最も近道だ」と感じ、長期インターンに参加することに決めました。

自分の雰囲気に合った長期インターン先を選定してくれて助かりました。そのおかげで、長期インターン先で出会えてよかったと思える仲間を見つけられました。数ある求人の中から自分に合った長期インターン先を探すのは難しかったので、長期インターンへの知見が豊富なキャリアアドバイザーさんに長期インターン先を紹介してもらえて良かったです。

学生に就活相談を行うキャリアアドバイザー職を担当していました。具体的には、SNSにて就活支援を必要とする学生を募り、就活周りの不安や心配事をヒアリングしてアドバイスを行う仕事をしていました。

1週間で3人の就活面談を実施しきることを目標にしていました。目標達成のため、自分が持っている就活のノウハウをしっかりと言語化し、相手にも分かりやすく説明するよう心がけて面談をしていました。

学生が就活面談を受けられる時間に合わせて仕事していました。社内の会議もオンライン実施だったので、完全オンラインで家で働いていました。

「誰かのサポート役になる」というキャリアアドバイザーの業務自体に魅力を感じていたため、学生のためになる情報を伝えられた時にやりがいを感じました。その学生にとって有益な情報を適切に届けられるよう、会議で就活ノウハウをインプットし、効果的なES・面接対策方法を効果的である理由を含めて学生にアウトプットしていました。

学生が少しでも就活が楽しいと思えるような面談にすることを意識していました。私自身、就活において成長を実感することが楽しかったため、納得が行くまで粘って良い形で就活を終わらせることができました。そのため、自分が担当する学生さんにも少しでも就活が楽しいと思ってもらえるよう、相手の良い所や強みを最大限引き出し、しっかりと評価するようにしていました。

学生が面談可能な時間に合わせて仕事をしていたので、メリハリをつけて仕事できなかったことは辛かったです。もともと誰かのサポートをするのが好きな性格なので、時間の大半を相手に費やしてしまい、業務を負担に感じた時もありました。この経験を通して、固定された環境でメリハリをつけて働く環境が自分には合っていることを知りました。

長期インターンでキャリアアドバイザーを経験したことで、言語化能力を伸ばすことができました。学生に自己分析の方法や面接の受け方をかみ砕いて説明していく中で、結論ファーストで物事を簡潔に説明できるようになりました。もともと人と話すことは好きでも、話が得意な方ではなかったため、長期インターンに参加して「好き」を「得意」に変えられたと感じています。また、人事の方の考えを読み取れるようになり、就活時に受けた面接選考で落とされなくなりました。

長期インターンを始める前は、部活と同じように「仕事にも情熱を注げられるだろうか」と不安に感じていました。しかし、長期インターンで実際に仕事を経験したことで、仕事にも部活と同じような情熱を注げることを実感し、今後何十年と続けることになる仕事へのモチベーションが上がりました。「目標を掲げてみんなで力を合わせて仕事をする。」そこには、学生時代の部活と同等の情熱がありました。

内定先で取得が推奨されている資格があるため、まずはその資格の取得に挑戦していきたいです。また、大学で学んでいる観光学ともともと興味があった人材業界の知識を活用して、観光業界が抱える人材不足問題に対するソリューションを考えていきたいです。

私は長期インターンで、「誰かのサポートをする」という自分の好き・得意をブラッシュアップできたと思っています。また、学生時代に注力していた部活のような情熱を仕事にも感じることができ、これから社会に出ることを楽しみに感じるようになりました。ぜひ、皆さんにも長期インターンでスキルアップを図りながら、仕事の楽しさやそこにある情熱を感じていただきたいです！