『営業の世界に飛び込んでみて見えた”働くこと”の楽しみ方』 — 長期インターン体験談

インタビューした長期インターン生

名前:小林 慶二朗

大学:名古屋学芸大学メディア造形学部映像メディア学科

卒業年次:2024年度

入社企業:株式会社ForDash

在籍期間 :2022年10月~現在(※2023年5月時点)

今回は名古屋学芸大学に在籍されている小林 慶二朗さんにお話を伺いました。

株式会社ForDashへ長期インターン生として入社されました。

長期インターンを経験して得られたことや変化について伺いました。

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長期インターンを始める前について

長期インターンを始める前の生活を教えてください。

小林さん
小林さん

休日は学童保育のバイトや動画の制作活動などの趣味に費やしていました。

ココシロインターンの面談をする前から長期インターンについて知っていましたか?

小林さん
小林さん

知らなかったです。自分の周りにも長期インターンをやっていた人はいませんでした

長期インターンという言葉を知ったきっかけは何ですか?

小林さん
小林さん

ココシロインターンのキャリアアドバイザー(※)の方との面談で初めて長期インターンについて知りました。

※キャリアアドバイザー:新卒の進路支援をする人

キャリアアドバイザーとの面談で印象に残っていることはありますか?

小林さん
小林さん

長期インターンシップは自己成長できる場所だと教えてもらいました。この一言をきっかけに長期インターンを始める決断をしました。時期的にも長期インターンをできるのは大学4年生になる前だったので、社会に出る前にコミュニケーション能力の向上や礼儀礼節などの社会勉強をしたいと思いました。社会人になる前に学生ではなく社会人として扱われる環境で一度働いてみたいという願望もあったので、今の会社を選びました。

将来はそのための準備として、人望、人間力、そして経営力や責任力などの能力を培えるようなキャリアステップを実現したいと考えています。

長期インターンについて

どのような業務を行っていますか?

小林さん
小林さん

蓄電池や太陽光の訪問販売の営業をしています。お話を聞きにお宅訪問をした際の僕はアポインター(※1)を担当しています。この業務をしていると多種多様な人に出会えるので興味深いです。

最終的にはクローザー(※2)も担当してみたいです。

1アポインター:訪問宅で顧客に話を聞いてもらうためのアポイントを取ること。

2クローザー:アポインターが取ったアポイントを契約終結まで持っていくこと。

目標値などはありますか?

小林さん
小林さん

会社側から提示されているノルマのようなものはなく、全て自分で設定した目標値を達成するために業務をこなしています

先月、アポイントを6件取り、その後商談に入っていただいたのがその中で4回ありました。そこから最終的に契約をしたのが2件になります。 

アポイントを取ってから商談に入るまでの流れを作るのが僕の仕事なのですが、その後の工事までの流れや工事、下見日の設定まで担当することができました。

アポイント1件取得のために何宅訪問していますか?

小林さん
小林さん

最初の頃は100軒訪問して1、2件アポが取れるような感じでした。最近は60から70軒訪問で1、2件取れている感じです。

1週間の簡単なスケジュールを教えて下さい

小林さん
小林さん

僕はほとんど週末に出勤しています。出勤時間は自分で管理しているので、大学終わりの空き時間に働くこともできます。基本は週3日出勤しています。1日フルで働く時は朝9時から夜の6時ぐらいまで勤務しています。

小林さんが行っている仕事のやりがいを教えてください。

小林さん
小林さん

自分の成長を身をもって感じることができるところです。この仕事をする中で、限られた時間の中でスクリプト(※)を覚えることや、お客様に話を聞いてみたいと思っていただけるように話すことはとても重要なスキルです。これらのスキルを習得しているうちに、計画性や逆算して考える思考回路が身につきました

スクリプト:営業が顧客に対して話す内容や流れをまとめた台本

どのような学生さんが長期インターンの業務にやりがいを感じると思いますか?

小林さん
小林さん

努力が楽しいと思える人だと思います。自分の例をあげると、始めは訪問時の長いスクリプトを覚えることが大変でした。ビジネスの基本も知らなかったので営業の一連の流れを丸暗記をして出勤しました。このような地道な努力を根気強く続けることが重要だと思います。

地道で大変な業務も誠意を持って挑めば周りの方も積極的に手助けをしてくれます。部活など何か頑張ってきたものがある人や、何事にも本気で取り組める人が一番やりがいを感じるのではないかと思います。 

長期インターンの中で大変だったことはありましたか?

小林さん
小林さん

始めた頃は結構な時間を費やしたにも関わらず成果があがらない時が多かったので、少し落胆することもありました。その時には先輩がとても親身になってくれて、業務内容も丁寧に教えていただいたので特に業務面で困ることはありませんでした。とても面白く、優しい方ばかりです。

長期インターンは、見方によっては大変かもしれないけれどその経験によってコミュニケーションのスキルアップに繋がるんだとポジティブに考えられます。僕もそれがモチベーションになり、より頑張ろうと精進し続けています。

仕事に対して強い気持ちをを持つようになったきっかけは何ですか?

小林さん
小林さん

インターン先の社長から「人間は70億人もいるんだから、たくさんの人に会わないと損だ。」という話を聞いて、考え方が変わりました。それから訪問販売をすることで普通の人よりも数多くの人にあって経験が積めるし、人と関わることは面白いと思うようになりました。

長期インターンを経験して、自分の中で役に立ったことや気持ち的に変化したことはありましたか?

小林さん
小林さん

時間はお金では買えないことに気づいたことです。これも社長が言っていたことなのですが、過ごし方は人それぞれなので時間を有効に使おうと考えるようになりました。

このように自分よりも一回りも上の成功者の話を間近で聞けることも、長期インターンの大きなメリットです。

他にも自分で稼いだからこそ、よりお金の大事さを実感するようになりました。職場での責任も重くバイトとはまた違った労働経験ができたおかげで、今積極的に節制しています。

仕事に対しての考え方に変化はありましたか?

小林さん
小林さん

本来は仕事は任された仕事を黙々とこなすだけのものだと思っていたけれど全くそうではなく、自分の考え方次第で楽しくもなるし、きつくもなるという認識に変わりました。

今後挑戦していきたいことはありますか?

小林さん
小林さん

1人契約を3本とり、みんなで契約20本あげることを全体の目標にしています。個人的にもっと稼ぎたい願望があるので、月に10万以上稼ぐことが目標です。

就活とその後について

就活はどのような業界を見ているのですか?

小林さん
小林さん

自分は、映像、保険、不動産、介護と多様な業種をみてきましたが、最終的に介護に絞りました。大変だけれど楽しそうに介護の仕事をしている父親の姿を見てきたので、介護で頑張ってみようと思っています。介護の仕事でも営業のスキルを活かせますし、映像を使ったプロジェクトなどもあるのでその業界に行こうと思っています。現在はまだ就活中なのですが、既に内定をいただいています

長期インターンをするにあたって向いている人材はどんな人だと思いますか?

小林さん
小林さん

失敗を恐れずにトライアンドエラーを楽しめる人だと思います。始めたばかりの頃は知らないことも多くたくさん失敗をすると思いますが、失敗から学んで次に繋げることができるようにという向上心がある方は向いていると思います。

これから長期インターンに挑戦しようとしている人や後輩にメッセージをお願いします。

小林さん
小林さん

少しでも長期インターンに興味があるのだったら挑戦してほしいです。始める前に不安な気持ちもあると思いますが、まずは一回飛び込んでやってみることが大切だと思います。長期インターンの制度を活用して、社会人になる前にお試しでいろいろなことにチャレンジしてほしいです。

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