『「私、意外とできるかも」インターンで見つけた、自分の意見を言える強さー挑戦の舞台はここにあった』

インタビューした長期インターン生

名前:大冨 雪枝さん

大学:奈良県立大学 地域創造学部 地域創造学科

入社企業:株式会社一

卒業年次:2025年

在籍期間:2023年8月~2024年2月

今回は、奈良県立大学に在籍されている大冨 雪枝さんにお話を伺いました。

大冨さんは株式会社一さんへ長期インターン生として入社され、営業を担当されていました。

今回は、大冨さんが長期インターンに挑戦された経緯実際の業務について伺っていきます。

長期インターンを始める前について

ー最初に、長期インターンを始める前の大学生活について教えてください!

大冨さん
大冨さん

長期インターンを始める前は、所属する演劇サークルの活動と牛丼屋のアルバイトに注力する日々を送っていました。演劇の方は中学生の頃から続けており、演者として舞台に立つ中で演じることの楽しさを実感しています。アルバイトではトレーナーとして新しいスタッフの育成に携わり、チーム全体のスキル向上に貢献していました。

ー長期インターンに参加する前は、長期インターンに対してどんなイメージを持っていましたか?

大冨さん
大冨さん

長期インターンという言葉は聞いたことがあるという程度で、詳しいことはほぼ知らなかったというのが正直なところです。長期インターンを始める前は「意識が高い人がやるもの」というイメージが強く、自分には縁遠いものだと思っていました。しかし、長期インターンを経験した現在では自分が想像していたよりも敷居が低く、努力次第で想像できないほど大きな成長が期待できる貴重な体験だと実感しています。

ー大冨さんが長期インターンを始めたきっかけは何ですか?

大冨さん
大冨さん

「就活でアピールできる強みを身につけたい」と思ったのが大きなきっかけですね。私が長期インターンを始めたのはちょうど本格的に就活を意識し始めた大学三年生の夏だったので、就活で使えるようなスキルを身に着けたいと考えていました。そんなときにココシロインターンのキャリアアドバイザーの方から長期インターンの存在を教えていただいたんです。私の周りには公務員志望の人が多かったので就活について相談できる友達が少なく、その中で民間就職を志望する自分の就活の進め方が本当に正しいのか不安がありました。そこで何か就活のために今できることをやっておきたいと、思い切って長期インターンを始めました。

ーキャリアアドバイザーの存在が就活を進める上での支えになったのですね!参加に際して活用してくださった弊社のキャリアアドバイザーとの面談はどうでしたか?

大冨さん
大冨さん

長期インターンについて何も知らなかった私に親切に寄り添いながら内定まで一緒に伴走してくれました。実際に長期インターンの選考を進めていく過程で長期インターンを始める際にも志望理由が必要だということを初めて知ったんです。書き慣れない志望動機に錯誤していたときにキャリアアドバイザーの方が自分の書いた志望動機を添削をしてくれたり、応募に関する一連の手続きについても丁寧に教えてくれました。自分一人では心細かったので、あの時キャリアアドバイザーの方がいてくれて本当に良かったと感じています。何度も選考対策や面談を繰り返す中で真摯に向き合ってくれていることを実感し、不安だらけの選考の中でキャリアアドバイザーの方の存在が精神的な支えになっていました。

ーここからは、大冨さんの長期インターン先での経験について詳しくお伺いします!まずは、長期インターン先である株式会社一さんでの業務内容を教えてください。

大冨さん
大冨さん

大手通信会社の代理店として新規顧客獲得のための営業を行っていました。主に家電量販店や車の販売店が開催するイベントに出かけ、店頭でお客さんに声をかけて実際に対面でお話しをしながら商談を進めていくという流れです。

ー株式会社一さんの長期インターン生としてのスケジュールを教えてください

大冨さん
大冨さん

土日のみで週に1~2日、7~8時間勤務していました。3年生の後期は単位数に余裕があったので月曜日に全休を作るなど、長期インターンと学校生活のバランスをとりながら適度に自由時間を作りつつ、余裕を持って働いていました。

ー実際に対面でお客さんに対応されていたとのことですが、大冨さんが接客をする時に意識していることはたことはありますか?

大冨さん
大冨さん

「お客さんに分かりやすい説明をして真のニーズに応える」ということを意識していました。長期インターンを始める前から自分は細かくしゃべりすぎてしまう癖があり、説明しすぎるが故にかえって分かりにくい説明になってしまうという欠点を直したいと思っていました。そのために業務中は、誰にでも伝わる言葉と分かりやすい例えを使いながら話すことを心がけていました。今振り返ると、この時の意識は就活の面接でもとても有利に働いたと思っています。面接でも要点だけを簡潔に伝え、その後に相手から質問されることに対して答えていく中で、自分自身をより深く知ってもらうということが自然とできるようになりました。

ー長期インターンで培った力が就活でにおいても生かされているのですね。営業営業をしている中で「やりがいを感じる瞬間」はどのような時だったのですか?

大冨さん
大冨さん

お客さんと徹底的に向き合うことで新規契約を獲得できた時にやりがいを感じていました。牛丼屋のアルバイトではお客さんと会話する機会が少ない上に、あったとしてもとても短い会話のみだったので少し物足りなさを感じていたんです。それに対して長期インターンでは、お客さんの深掘りをしてヒアリングを行った上で、本当にその方に必要なプランを提案をするという接触機会の深さと多さが魅力でした。ヒアリングを行う中で「この方にはこのプランが合っているのではないか」と自分なりにニーズを予想して提案したことが、実際に受け入れられた時にはお客さんの要望に応えられたことを実感でき、とても嬉しかったことを今でも鮮明に覚えています。

ー反対に、辛いと感じたり大変だと感じる時はありますか?

大冨さん
大冨さん

店頭でキャッチをしている中で、お客さんになかなか興味を持ってもらえなかった時は辛かったですね。初めのうちは自分からお客さんに声をかけることにも戸惑いがあり、思い切って声をかけても断られ続けられてしまうと精神的にダメージを負うこともありました。

ーそんな困難をどのように乗り越えたのですか?

大冨さん
大冨さん

まずは回数を重ねることでそうした業務に慣れることを重視しました。断られてもめげずにお客さんに声をかけ続けることに加えて、より大きな声で声かけすることでまずはお客さんに気づいてもらうことが重要だと考えました。諦めずに挑戦し続けていると、徐々に立ち止まってくれる方が増え、契約が取れるようになっていったことが自分の自信とやる気につながり、困難を乗り越えることができたと思います。また、長期インターンはレベルが高い人がするものだという長期インターンを始める前に抱いていたイメージに今の自分を重ねて、その人物像に自分が追いつきたいという向上心が困難を乗り越える際のモチベーションになっていました。

ー粘り強い努力が大きな成長に繋がったのですね。では、そんな大冨さんが勤務されていた株式会社一さんはどのような社風の会社だと感じていますか?

大冨さん
大冨さん

アットホームでみんなで切磋琢磨することを大切にする社風だと感じています。「みんなで契約を取りにいく!」という意識が強く、困っているとすぐに声をかけてくれたり的確なアドバイスをくれる親切な方がとても多かったです。周りの社員さんの面倒見が良く、自分の仕事を近くで見ながら自身の経験を踏まえたフィードバックをくれました。今振り返っても周りの暖かい環境に助けられて、ここまで大きく成長することができたと痛感しています。

ー先輩や社員の方からもらった印象的なアドバイスなどがあれば教えてください。

大冨さん
大冨さん

「お客さんのことを勝手に決めつけてはいけないよ」という先輩からのアドバイスが特に印象に残っています。最初はその言葉の意味が分からなかったのですが、経験を積むうちに自分がお客さんの身なりやしゃべり方から無意識に相手を決めつけていることを自覚したんです。それ以降はお客さんの声を素直に聞くこと、ヒアリングから真の姿を探ることを意識するようになりました。これは就活の面接の中でも人事の聞きたいことや質問の真意を推測しながら、説得力のある回答ができたことにも繫がっていると思います。長期インターンを通じて「この人は話しかけても興味を持ってくれなそうだな」と相手のことを知る前から第一印象で決めつけないことの重要性を痛感できました。

ーやりがいも辛さも感じる中で、大冨さんご自身に何か変化はありましたか?

大冨さん
大冨さん

長期インターンを通じて相手の話を正しく聞く力が身につきました。相手の話を聞く力はもともとあったと自負していました。それに加えて目の前にいる相手が本当に伝えたいことを理解して、求めるニーズを正確に把握する力が身についたのは自分にとって大きな変化だと実感しています。性格面では長期インターンを始める前まではその場の雰囲気を壊してしまうのではないかと恐れて自分の意見を言うのが苦手でした。しかし、お客さんに自分から話しかけに行って興味を持ってもらうことが重要である営業の経験を通じて自分の意見を言うことに対する抵抗感が無くなっていきました。

ーそうした自分自身の変化や成長は就活においても生かされたと感じていますか?

大冨さん
大冨さん

はい、就活においてこの長期インターンにおける経験が大いに生かされたと実感しています。長期インターンにおける経験を通じて自分に自信が持てるようになり、GDでは思い切ってファシリテーターに挑戦しようと思うようになりました。いざ、チャレンジしてみると自分には自覚している以上に人をまとめる力があると気づくことができました。また、長期インターンで培った積極性やリーダーシップは就活において伝える自分の強みにもなりました。

ー長期インターンで「仕事」というものを体験することができたと思いますが、「仕事」や「社会」への理解は深まりましたか?

大冨さん
大冨さん

長期インターンを始める前は「仕事はお金を稼ぐ手段」としか思っていませんでした。しかし、長期インターンを経験した現在は、自分自身を成長させることができる貴重な機会だと考えるようになりました。1回1回の仕事に試行錯誤する中で成長する自分の存在を自覚した時に、ただただ辛いだけなのが仕事ではなく、成長のための手段だと感じるようになったことで社会でに出て働くということが急に楽しみになったんです。

今後について

ー長期インターンを経て仕事に対する大きな価値観の変化があったとのことですが、仲村さんが今後挑戦していきたいことは何ですか?

大冨さん
大冨さん

人をまとめる役職に就きたいと考えています。若いうちから活躍したいと思っており、長期インターンの経験を通じて自分に自信が持てるようになったことでその思いはさらに強まりました。もともとベンチャー企業に興味があったのですが、実際にベンチャー企業で長期インターンを行う中で、先輩や社員との距離が近いというベンチャーならではの魅力を改めて実感しましたんです。また、大手企業と比較して役職をもつ方との距離が近く、そのような方と直接言葉を交わしたいという気持ちが強い自分にとってはベンチャー企業が最適だと感じました。長期インターンを通じて自分の就職する企業について明確な方向性を定めることができたと思います。

ー大冨さんの今後の挑戦、応援しております!最後に、現在長期インターンに参加しようか迷っている人たちに向けて、メッセージなどありましたらよろしくお願いします!

大冨さん
大冨さん

私自身がそうであったように長期インターンに対してなんとなく敷居が高いと考えている方も多いと思います。しかし、ぜひ一歩を踏み出す勇気を持って思い切って飛び込んで欲しいと思います。自分の能力やスキルというものは普通に生活していたりや友達としゃべっている中では意外と気づくことができません。長期インターンは自分から動かなければならないことが多く、そうした過程で自分のできることとできないことがはっきりと見えてきます。参加してこそ実感できる長期インターンの良さをみなさんにもぜひ、体感していただきたいんです。長期インターンをしている人はなんとなくレベルが高く、かっこいいというイメージがありませんか?長期インターンに参加しようか迷っている方はぜひ、そんな憧れに近づく勇気を持ってかっこいい大人になってもらいたいと思います。社会人一歩手前にこれだけがっつり仕事に関わることができ、自分の性格や適性が正しく把握できる貴重な機会はありません。ぜひ挑戦してみてください!

大冨さん、本日はお時間いただき貴重なお話をありがとうございました!

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