面接をいくつか通過して最終面接近くまで進むと、第一志望についての質問についてよく聞かれます。
その際に志望度を正直に答えるべきなのか、それとも第一志望ではなくても第一志望だと答えるべきなのか、返し方に悩まれる学生さんも多いのではないでしょうか。
今回はそんな悩める学生さんに向けて、パターン別で「第一志望はどこですか?」と聞かれた時の答え方や、なぜ企業側がそのような質問をするのかについて解説していきます!最後には例文ものせているのでぜひ読んでみてください。
こんな人に読んでほしい
- 面接で「第一志望はどこですか?」と聞かれた時の答え方がわからない方
- 「第一志望はどこですか?」という質問で何をみられているのか知りたい方
- 「第一志望はどこですか?」という質問に対する上手い返しの例文を知りたい方
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就活面接で「第一志望はどこですか?」と聞かれたらなんと答えればいい?
早速ですが「第一志望はどこですか?」と聞かれたら基本的に嘘はつかずに自分の志望度をしっかり伝えましょう。
確かに理想の答えは第一志望だと答えることです。しかしただ内定をもらうために嘘をついて志望度を伝えても結局バレてしまうものです。
面接官にとって嘘ついて答えられるよりも正直に伝えてくれた方がいい場合もあります。面接官にとって素直に答える姿勢はプラスの印象を与えることができるからです。
以上のことからも基本的に嘘はつかず正直に自分の志望度を伝えましょう。
パターン別「第一志望はどこですか?」と聞かれた場合の答え方!
とはいっても、志望度が低い場合の答え方がわからないという学生さんや、他の企業と迷っている場合どのように伝えればいいのか悩んでいる学生さんもいるのではないでしょうか。そういった学生さんに向けてパターン別で答え方について解説していきましょう。
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① 本当に第一志望の場合
面接を受けている企業が本当に第一志望だった場合御社が第一志望だとはっきり伝えましょう。
しかしただそれを伝えるだけでは説得力に欠けてしまいます。根拠づけるためにもなぜ第一志望なのかその理由を簡単に伝えましょう。
その際にはその企業ではないといけない理由やその企業で働きたい理由を、他の企業でなくその企業ではないとできないからこその根拠を伝えるとより効果的です。例文は後ほど解説しますのでそちらも参照して考えてみましょう。
② 他の企業と迷っている時の場合
第一志望は必ずしも一つに絞れるものではないでしょう。複数の企業で第一志望を迷っている学生さんはもし「第一志望はどこですか?」と聞かれた場合、第一志望群だと答えましょう。
第一志望群と答えた時の注意点3つ
第一志望群だと答える際には注意すべき点が3つあります。
1.他にどの企業が第1志望群なのか答えられるようにしておく
一つ目は他にどの企業が第一志望群なのかを答えられるようにしておきましょう。第一志望群だと答えたらおそらく、他にどの企業を受けているのか聞いてくるはずです。その時のために他の選考中の企業で第一志望群の企業を答えられるようにしておきましょう。
2.第一志望群の企業の軸に矛盾がないか確認しておく
二つ目は第一志望群の企業の軸に矛盾がないか確認しておきましょう。第一志望群の他の企業を聞かれた時に答える企業にも注意が必要です。一貫性のある企業を答えるように気をつけましょう。
御社が第一志望群だといっているのに、他の第一志望群の企業の社員風土が全く違っていたり、事業内容が大きく異なっていたら「御社が第一志望群だ」という言葉に説得力がなくなってしまいます。
第一志望群の企業に一貫性を持たせるためには、「就活の軸」や「将来ビジョン」が重要になってきます。
自身の就活の軸に当てはまっているような企業であったり、自身の将来ビジョンを達成できそうな環境を第一志望群の企業に選定することで、たとえ第一志望の企業が複数あったとしても根拠を用いて伝えることができます。
もし、就活の軸や将来ビジョンがまだ定まっていない方や明確に言語化できていない方はプロのキャリアアドバイザーに相談してみましょう。
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3.第一志望群の中で差別化できるように企業分析をしておく
三つ目は第一志望群の中で差別化できるように企業分析をしておきましょう。数ある第一志望群の中でもどこに魅力を感じているのかをしっかり言語化しておくべきです。
この差別化する際には企業のマイナスの面だけを差別化するのではなくプラスの面を探して差別化できるようにしておきましょう。全ての企業にそれぞれ違った魅力があるからこそ、第一志望で決めきれていなくて迷っているという伝え方が一番理想的です。
もし自分の第一志望群の企業が3つあったとしたら、企業の軸に共通点はあるものの、何かしらの相違点は持ち合わせているはずです。例えば企業規模であったり事業の強みとしている点などです。
企業分析によってそのような相違点を探すことで差別化できるようにしておきましょう。
③ 志望度が低い場合
第一志望の企業ではなくても選考は受けるものでしょう。それでも内定は欲しいという学生さんが多いと思います。
そういった学生さんは「第一志望はどこですか?」と聞かれた場合、「まだ決まっていないがこういう企業が気になっている」や「まだ迷っているがこういう企業が気になっている」という答えましょう。
このように答えることで志望度が低いと伝えることなく、正直に答える素直な姿勢を企業側に伝えることができる効果的な返しをすることができます。
この時に気をつけなければいけないのは、なぜ迷っているのかの理由を明確にすることです。その上で「今後就職活動を進めていく中で、第一志望の企業を決めていきたい」と前向きな姿勢を見せることが大事になってきます。
迷っている理由もマイナスな理由ではなくプラスな理由で伝えることが大切です。こちらも難しいと思いますが、例文は後ほど解説しますのでそちらも参照して考えてみましょう。
就活面接で企業はどうして第一志望がどこか聞くの?
今まで「第一志望はどこですか?」と聞かれた時にどのように答えればいいのかについて解説してきました。ではなぜ面接官はこのような質問をするのでしょうか。その理由について2つ説明させていただきます。
志望度を聞くため
第一志望かどうか聞く理由の一つとして、文字通り志望度を聞くためというのが挙げられます。
企業側としても志望度が高い学生を採用したいものです。例えば選考が進み、役員面接までおこなったのに、内定を出してから断られてしまうと、その分の労力や費用が無駄になってしまいます。
企業には初めから入社意思のない学生のために割く時間はないのです。なのでこのような無駄をなくすためにも、学生に対して志望度を聞いています。
かといって第一志望ですと言ったら必ずしも選考を通過できるかと言われたらそうではありません。一方で第一志望ではないと答えると選考に落ちてしまうというわけでもありません。
答えに対する理由が筋の通っているものであったり、他の質問の中で学生に対して魅力を感じたら、企業側は内定を出すものです。
そのためにもやはり志望度は正直に答えるべきでしょう。
就活の軸を確認するため
第一志望かどうか聞く理由の二つ目として、就活の軸を確認するためというものが挙げられます。
この質問に対して説得力のある回答をすることができる学生は、就活の軸がしっかりしているという証拠にもなります。
そもそも就活の軸とは、企業や業界を決める際に自分の中で譲れない条件や価値観のことです。就活の軸を定めることで自分のいきたい業界や企業を明確に言語化することができます。
「自分が将来どういうことをしたいのか」「どういう人になりたいのか」「その理想を叶えるためにはどういう環境が必要なのか」そう言ったことを突き詰めて言語化していくことで就活の軸を定めることができるでしょう。
その中で企業側は学生が本当に答えた通りに考えているのかどうか面接内で知るのは限界があります。そのためにも、就活の軸においてしっかり考えられているのかどうかの確認として聞く場合もあるのです。
つまりその学生が自身の就活の軸に沿ってきちんと就活を進められているのか、就活の軸がきちんと根拠のあるものになっているのかを確認するために「第一志望はどこですか?」と聞くのです。
以上のことからこの質問にきちんと回答するためにもきちんと就活の軸を固めておく必要があるでしょう。
【実体験】「第一志望はどこですか?」と聞かれた時の答え方3選
今まで「第一志望はどこですか?」という質問に対してパターン別でどのように答えればいいのかやなぜ企業はこのような質問をするのかについて解説してきました。
それではここまで解説してきたことを踏まえて就活を実際に経験してきた人がどのように答えていたのか例文として3つ挙げていきましょう。
第一志望の企業に「第一志望の企業はどこですか?」と聞かれた場合
「はい。御社が第一志望です。私は将来自身の就活の軸にもある若くから仕事を任せられるような成長環境がある企業に就職したいと考えております。その中でも御社は幅広い事業を持ち合わせており、新規事業の立ち上げを若手に任せる社風があるため、より自分の可能性を広げられる環境であると感じたため、御社を1番に志望させていただいています。」
この答えは御社が第一志望であると答えるだけでなく、その理由についても簡潔に答えることができている答え方になっています。
他の企業と迷っている場合
「はい。まだ絞り込めていないのですが、第一志望群に含まれております。御社とA社とB社は全て私にとって魅力的な企業であり、その中でまだ第一志望を絞りきれずにいるのが現状です。今後は面接での社員さんとの交流などを踏まえて考えていきたいと思っております。」
今後どのようにして第一志望を決めていくのかについて述べられているいい例文になっています。ただこの答えだと「御社とA社とB社のどの点に魅力を感じているのか」について深ぼられる可能性もあるので、就活の軸をもとにその答えについても準備しておきましょう。
志望度が低い場合
「はい。まだ第一志望が決めきれていないのが正直なところです。その中でも今御社の他にA社やB社、C社が選考中でありこのいずれも私にとって魅力的でありまだ迷っています。その中で”自分の仕事によって、日本の社会問題である労働力不足の解決に貢献する”という私の将来ビジョンが一番達成しやすいのはどの企業なのかを見極め、第一志望を決めていきたいと考えております。」
こちらは正直に答える「素直さ」や「謙虚さ」を与えられる例文になっています。それだけではなく、ビジョンを明らかにした中でどのように第一志望の企業を決めていくのかを明確にしている例文になります。
まとめ
この記事を要約すると以下のようになります。
- 「第一志望はどこですか?」と聞かれた時には基本的に嘘をつかずに正直に答えたほうが良い
- 「第一志望はどこですか?」と聞かれた時は、自分の答えに補足してその理由をいうように心がける
- 企業が「第一志望はどこですか?」という質問をするのは、志望度と就活の軸を確かめるため
この記事では、「第一志望はどこですか?」と聞かれた時に、何をどのように答えればいいのかについてパターン別に説明してきました。これから選考が進んでくるとよりこのような質問をされる機会が増えてくると思います。
その時のためにも就活の軸や将来ビジョンを定めておき、第一志望の企業を決めておきましょう。就活の軸や将来ビジョンを定めるためには、自己分析が必要になってきます。もしまだ決まっていないという学生さんがいたら、以下のシートをダウンロードして自己分析を進めてみましょう!
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