【MBTI】ENFJとISFJの相性は最高?違いや似ているところとは?!

社交的で人々を導くENFJ(主人公型)と、献身的で人々を支えるISFJ(擁護者型)は、どちらも他者への思いやりが深く、計画的なタイプですが、人との関わり方や情報の捉え方が異なります。

この記事では、ENFJとISFJの基本的な違いから、恋愛・友情・仕事における相性、そしてそれぞれのタイプに合った適職まで、詳しく解説していきます。

ENFJとISFJの基本的な違い

まず、ENFJとISFJの基本的な違いから見ていきましょう。

この二つのタイプは「人を助けたい」という温かい心を持っている点は共通していますが、そのアプローチ方法が大きく異なります。

ENFJは、未来のビジョンを掲げて人々を巻き込みながら目標を達成する「未来志向のリーダー」です。

一方でISFJは、目の前の具体的な事実に基づいて人々を献身的に支える「現実志向のサポーター」と言えるでしょう。

以下の記事では、それぞれあるあるをご紹介しています。

ENFJとISFJの相性を徹底解説

それでは、ENFJとISFJの相性はどうなのでしょうか。

結論から言うと、お互いの違いを完璧に補い合える、非常に調和のとれた最高の組み合わせの一つです。

どちらも思いやり(F)と責任感(J)が強く、安定した関係を築くことを望みます。ENFJのリーダーシップとISFJのサポート力が噛み合うことで、恋愛、友情、仕事のあらゆる場面で強力な相乗効果が生まれるのです。

恋愛での相性

恋愛において、ENFJとISFJは安心感と深い愛情に満ちた、非常に長続きしやすい関係を築けます。

献身的なISFJは、ENFJにとって心強いサポーターであり、精神的な安らぎを与えてくれるオアシスのような存在です。

また、社交的なENFJは、内向的なISFJを新しい世界へ連れ出してくれるため、常に新鮮な気持ちでいられます。

ENFJが仕事で悩んでいる時にISFJが優しく話を聞いて支え、休日はENFJがISFJを楽しいイベントに誘う。お互いが自然に与え合う、温かい関係が育まれます。

友情での相性

友人として、ENFJとISFJはお互いを高め合える、最高の親友になれる組み合わせです。

価値観が似ているため、一緒にいてリラックスできると感じることが多いでしょう。

ISFJはENFJに慎重さや現実的な視点を、ENFJはISFJに勇気や新しい挑戦の楽しさを教えることができます。

新しい挑戦に踏み出せないISFJの背中をENFJが優しく押し、理想に走りすぎそうなENFJをISFJが現実的な視点で支える。互いの成長に欠かせない存在となります。

仕事での相性

仕事の場面では、ENFJとISFJは最高のパフォーマンスを発揮できる最強のコンビです。

ENFJがリーダー、ISFJがサポーターという役割分担が自然とできあがります。

ENFJのカリスマ性と共感力はチームをまとめる上で強力な武器となり、ISFJの献身性と着実さは組織の安定に不可欠です。

プロジェクトにおいて、ENFJが全体の指揮を執り、ISFJがメンバーのケアや細かなタスク管理を担当する。この協力体制により、チームは円滑に目標達成へと向かうことができます。

ENFJ、ISFJそれぞれの相性が知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

ENFJとISFJの共通点

ENFJとISFJの共通点

アプローチ方法は違えど、ENFJとISFJには「人のために尽くしたい」という強い想いがあります。

どちらも感情型(F)と判断型(J)の特性を持つため、根底にある価値観が非常に似ているのです。

①:思いやりと共感力

両タイプの最も大きな共通点は、他人の感情に非常に敏感で、心から寄り添うことができる点です。相手の気持ちを深く理解し、支え合うことに喜びを感じるため、自然と周りに人が集まってきます。

困っている同僚がいれば、ENFJもISFJもためらわずに声をかけ、親身に相談に乗るでしょう。この優しさが、周囲からの深い信頼につながるのです。

②:安定と調和を重視

ENFJとISFJは、どちらも無用な争いを避け、穏やかで安定した環境を好みます。判断型(J)の特性から、計画性や秩序を重んじ、予測可能な状況に安心感を覚えるのです。

この共通の価値観が、恋愛でも職場でも、安定した関係を築く土台となります。

③:献身的な姿勢

一度信頼関係を築くと、相手のために自分を犠牲にすることも厭わないほど献身的に尽くすのも、二人の共通点です。

「人の役に立ちたい」という想いが非常に強く、相手の幸せを自分のことのように喜べます。パートナーやチームのために、自分の時間や労力を惜しみなく注ぐでしょう。

ENFJはISFJをこう見ている!

ENFJはISFJをこう見ている!

人々を導くリーダーであるENFJにとって、ISFJはどのように見えているのでしょうか。

それは、自分の理想を現実世界で支えてくれる、心から信頼できるパートナーです。

ISFJの堅実さ、優しさ、そして献身的なサポートは、情熱的に前へ進むENFJにとって、心の安定と現実的な基盤を与えてくれます。

ENFJが壮大なビジョンを語った時、ISFJはそれを否定せず、どうすれば実現できるかを具体的に考え、黙々とサポートしてくれる。この姿勢にENFJは深い感謝と信頼を寄せるのです。

ISFJはENFJをこう見ている!

ISFJはENFJをこう見ている!

では逆に、献身的なサポーターであるISFJの目には、ENFJはどのように映っているのでしょうか。

それは、自分を新しい世界へ導いてくれる、カリスマ性と安心感を兼ね備えたリーダーです。

ENFJの情熱とリーダーシップは、内向的で慎重なISFJに勇気と行動のきっかけを与えてくれます。

人前に出るのが苦手なISFJも、ENFJがリードしてくれる場では安心して自分を表現できる。ENFJの存在が、ISFJの可能性を広げるきっかけとなるのです。

ENFJがISFJと話す時のコツ

ENFJがISFJとより良い関係を築くためには、少しだけ話し方を工夫すると効果的です。

大切なのは、抽象的なビジョンだけでなく、具体的な事実や感謝の言葉を伝えることです。

ISFJは感覚(S)型なので、具体的で現実的な情報を好みます。「将来こうなったら素晴らしい」と語るだけでなく、「そのために、まずは〇〇をやってみない?」と具体的な行動を示すことが大切です。

また、ISFJの献身的な努力に対して「いつも支えてくれて本当にありがとう」と感謝を言葉にすることで、彼らは安心してあなたについてきてくれるでしょう。

ISFJがENFJと話す時のコツ

ISFJがENFJと話す時は、少し勇気を持つことがポイントになります。

大切なのは、ENFJの理想論に耳を傾け、自分の意見を伝えることを恐れないことです。

ENFJは自分のビジョンに共感してもらうことで力を得ます。まずは最後まで話を聞き、共感を示してあげましょう。

その上で、「その計画には、こういうリスクもあるかもしれないね」と、現実的な視点からあなたの考えを優しく伝えることで、ENFJはあなたをさらに信頼するようになります。

ENFJとISFJが衝突しやすい場面と回避策

相性抜群の二人ですが、時にはすれ違いが起こることもあります。

特に、エネルギーレベルと変化へのスタンスの違いが原因で衝突しがちです。急な計画変更があった際、柔軟に対応できるENFJに対し、安定を好むISFJはストレスを感じてしまいます。

外向的で活動的なENFJが「週末はイベントに行こう!」と提案しても、内向的で静かな時間を好むISFJは「家でゆっくりしたい」と感じるかもしれません。

回避策は、お互いのペースとニーズを尊重し合うこと。時には別々に行動する時間も大切にすることで、衝突を避けられます。

ENFJとISFJが一緒にいる時のあるある

ENFJとISFJが一緒にいると、思わず「あるある!」と言いたくなるような、微笑ましい光景がよく見られます。

ここでは、そんな二人の定番パターンをいくつかご紹介します。

  • 飲み会の幹事はENFJが引き受け、お店の予約や会計管理はISFJが黙ってやっている。
  • ENFJが困っている人を見つけて連れてきて、ISFJが具体的な手助けをする。
  • 周囲から「本当にバランスの取れた二人だね」とよく言われる。
  • お互いに相手を優先しすぎて、なかなか物事が決まらないことがある。

ENFJとISFJのよくある質問

Q&A

ここでは、ENFJとISFJの就職活動に関するよくある質問にお答えします。

多くの学生が抱える共通の疑問を解消し、あなたの就職活動をサポートしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

Q. ENFJに向いている仕事は?

A. ENFJは、そのカリスマ性と共感力を活かし、人々を導き、支援する仕事で輝きます

人に影響を与え、社会に貢献することに強いやりがいを感じるため、リーダーシップやコミュニケーション能力が求められる職種が向いています。

  • 教師、カウンセラー
  • 人事、営業、コンサルタント
  • イベントプランナー、NPO職員

Q. ISFJに向いている仕事は?

A. ISFJは、その献身性と着実さを活かし、人々を支え、安定した環境で貢献できる仕事に向いています

誰かを助けること、ルールや秩序を守ることにやりがいを感じるため、サポート役や正確性が求められる仕事で能力を発揮します。

  • 看護師、介護士などの医療福祉職
  • 事務、秘書、経理、公務員
  • 教師、司書

自分に向いている仕事が分からない…という方には、こちらの適職診断がおすすめです。自分に向いている仕事を探し、強みを発揮できる環境で働きましょう!

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Q. 自己分析の進め方は?

A. 「何から手をつければいいか分からない」という方には、テンプレート化された自己分析シートの活用がおすすめです。

体験談のCさんやDさんのように、自分の強みをどうアピールすれば良いか、何から始めれば良いか分からなくなるのは就活生共通の悩みです。質問に答えていくだけで思考が整理される「型」を使うことで、効率的に自己分析を進められます。

こちらの自己分析シートは、あなたの経験を企業に響く強みへと変換するためのフレームワークです。

このシートを使えば、ENFJのリーダーシップも、ISFJのサポート力も、具体的なエピソードを交えて説得力のある自己PRに仕上げることができます。自分らしいキャリアへの第一歩、ここから始めてみませんか?

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【体験談】就活でのENFJとISFJ

ここからは、就職活動でENFJとISFJの学生が抱えがちな悩みについて、リアルな体験談を見ていきましょう。

それぞれの性格特性が、就職活動という特殊な環境で、特有の壁となって現れることがあるようです。

ENFJ:八方美人になってしまう悩み

Cさん
Cさん

グループディスカッションでは、つい全体の意見をまとめる役に徹してしまい、自分の意見を強く主張できません。

こう語るのは、都内の大学に通うENFJのCさん。彼は、誰にでも良い顔をしすぎて、自分の軸を見失っていました

高い共感力と調和を重んじる性格から、面接官や他の学生の期待に過剰に応えようとしてしまうのです。

「面接でも、面接官が喜びそうな回答ばかり考えてしまい、『君自身の言葉で話して』と言われてしまいました。」と、自分の本心が見えなくなることに悩んでいました。

ISFJ:変化への不安で動けない悩み

Dさん
Dさん

周りはインターンや説明会にどんどん参加していますが、私はどの企業を選べば失敗しないか、と考えすぎて一歩も踏み出せません。

そう話すのは、地方の大学に通うISFJのDさん。彼女は、就活という未知の環境への不安から、行動を起こせずにいました

安定を好み、変化を嫌うISFJにとって、将来が不確定な就職活動は大きなストレスです。

「安定していそうな大手企業ばかり見てしまいますが、本当にそこで良いのかも分からず、時間だけが過ぎていきます。」と、慎重になりすぎるあまり、チャンスを逃してしまうことを恐れていました。

こうした就活のお悩みは、プロのキャリアアドバイザリーに相談するのが一番です。ココシロインターンの個別面談なら、就活の相談から面談対策、ES添削まで、キャリーアドバイザーが奔走してくれるのでおすすめです。

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まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。この記事のまとめると次のようになります。

この記事のまとめ
  • ENFJは「未来志向のリーダー」、ISFJは「現実志向のサポーター」
  • ENFJとISFJは、お互いを補い合える最高のパートナーになれる
  • 自分のタイプを理解し、強みを活かせる仕事を選ぶことが成功の鍵

今回は、ENFJとISFJの違いや相性、就活でのポイントについて解説しました。

ENFJとISFJは、アプローチは違えど、どちらも社会に不可欠な素晴らしい個性です。大切なのは、その違いを深く理解し、自分に合った場所を選ぶこと。

就職活動の目的は、自分を偽るのではなく、自分の特性が最も輝く環境を見つけるための旅です。

この記事が、あなたの自己分析を深め、自信を持って就職活動に臨むための一助となれば幸いです。あなたが心から「ここで働きたい」と思える企業と出会えることを、心から応援しています。