【給料が高い仕事TOP100】職業・企業別のランキングや資格なしで稼げる仕事の特徴も紹介

これは、多くの就活生が一度は思ったことがあるのではないでしょうか。

働く上でやりがいや職場環境も大切ですが、給料が安定していることも見逃せないのは当然です。

そこで本記事では、給料が高い仕事ランキング給料が高い仕事に就くメリット・デメリット給料が高い仕事に就くためのコツについて紹介します。

さらに資格なしでも稼ぐ方法も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

こんな人に読んでほしい

  • 将来は給料が高い仕事に就きたい」と思っている人
  • 給料が高い仕事に就くメリット・デメリット」を知りたい人
  • 給料が高い仕事に就くためのコツ」を知りたい人

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給料が高い仕事はいくらから?

そもそも給料が高い仕事とは具体的にいくらからなのでしょうか?
まずは日本の平均年収を見てみましょう。

国内の平均年収

国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査結果について」によると、

日本人の平均給与460 万円

そのうち、男性は569 万円(前年比 0.9%増)、女性は316 万円(同 0.7%増)

という結果でした。

「給料が高い」と感じる基準は人それぞれですが、本記事では分かりやすい指標として、平均年収額を100万円上回る水準を「高収入」と定義したいと思います。

これにより、男性669万円、女性416万円を超える仕事が「給料が高い」ということになります。

男女年齢別平均年収

続いて、男女年齢別の平均年収を見てみましょう。

以下は、国税庁が発表した「令和5年分 民間給与実態統計調査」に基づき、男女別および年齢階層別の平均給与をまとめたものです。

年齢階層男性の平均給与(万円)女性の平均給与(万円)
19歳以下139122
20~24歳278252
25~29歳398343
30~34歳469354
35~39歳524359
40~44歳578368
45~49歳626375
50~54歳652377
55~59歳648368
60~64歳514301
65~69歳421251
70歳以上373232

この表から、男性の平均給与は20代から50代前半にかけて増加し、50~54歳でピークを迎え、55歳以降は減少傾向にあることがわかります。女性の平均給与も同様の傾向を示していますが、全体的に男性よりも低い水準となっています。

特に30代以降で男女間の給与差が顕著に見られますが、これは出産や育児により勤務時間が減ったり、非正規雇用として働く女性の割合が増えること原因です。

業種別平均年収

続いて、業種別の平均年収について見てみましょう。

順位業種平均年収(万円)
1電気・ガス・熱供給・水道業775
2金融業、保険業652
3情報通信業649
4学術研究・専門技術・教育551
5建設業548
6製造業533
7複合サービス事業535
8運輸業・郵便業473
9不動産業・物品賃貸業469
10医療・福祉404
11卸売業・小売業387
12サービス業378
13農林水産・鉱業333
14宿泊業・飲食サービス業264
(出典:令和5年分 民間給与実態統計調査)

ランキング上位の「電気・ガス・熱供給・水道業」(平均年収775万円)と、下位の「宿泊業・飲食サービス業」(平均年収264万円)では、500万円以上の差があり、業界ごとに収入に大きな格差があることが分かります。

さらに、電気や水道など生活に欠かせないインフラ産業は需要が安定しており、給与水準が高く保たれやすいです

【給料の高い仕事】職業別ランキングTOP100

続いて給料が高い仕事をランキング形式で紹介します。気になる仕事の給料がどれくらいなのかチェックしてみましょう!

給料が高い仕事ランキングTOP1~50

給料が高い仕事ランキングTOP1~50は以下のとおりです。

順位職種名平均年収(万円)
1医師1,197
2航空機操縦士1,191
3大学教授1,050
4公認会計士・税理士1,042
5弁護士1,028
6大学准教授861
7記者822
8不動産鑑定士777
9歯科医師756
10大学講師708
11自然科学系研究者673
12高等学校教員662
13電車運転士643
14一級建築士642
15電車車掌583
16技術士572
17掘削・発破工571
18システムエンジニア550
19航空機客室乗務員543
20薬剤師542
21発電・変電工540
22社会保険労務士525
23獣医師524
24旅客掛523
25自動車組立工522
26港湾荷役作業員516
27各種学校・専修学校教員508
28自動車外交販売員506
29診療放射線・診療エックス線技師503
30鉄鋼熱処理工501
31一般化学工499
32化学分析員498
33電気工496
34型鍛造工493
35クレーン運転工491
36機械修理工477
37看護師477
38測量技術者476
39非鉄金属精錬工472
40臨床検査技師468
41機械製図工466
42圧延伸張工464
43フライス盤工459
44精紡工457
45製紙工456
46営業用バス運転者456
47営業用大型貨物自動車運転者453
48オフセット印刷工451
49配管工450
50製鋼工443
(出典:賃金構造基本統計調査 )

ランキングトップは医師(1,197万円)で、次いで航空機操縦士(1,191万円)、大学教授(1,050万円)と続きます。これらの職業は高度な専門知識やスキルが求められるため、それに見合った高収入が得られるのが特徴です。また上位には、公認会計士(1,042万円)弁護士(1,028万円)といった、難関国家資格が必要な職業もランクインしています。

給料が高い仕事ランキングTOP51~100

給料が高い仕事ランキングTOP51~100は以下のとおりです。

順位職種名平均年収(万円)
51鋳物工443
52金属・建築塗装工442
53デザイナー438
54機械組立工436
55ガラス製品工433
56旋盤工433
57自動車整備工425
58溶接工424
59半導体チップ製造工424
60鉄工422
61とび工420
62機械検査工419
63板金工419
64建設機械運転工416
65プログラマー415
66営業用普通・小型貨物自動車運転者414
67金属プレス工413
68電気めっき工411
69合成樹脂製品成形工410
70玉掛け作業員407
71歯科技工士406
72ボイラー工404
73准看護師404
74理学療法士・作業療法士403
75仕上工402
76プロセス製版工402
77保険外交員401
78鉄筋工398
79自家用貨物自動車運転者397
80土工396
81金属検査工395
82電子計算機オペレーター394
83はつり工390
84化繊紡糸工389
85左官382
86介護支援専門員(ケアマネージャー)377
87バフ研磨工377
88型枠大工377
89重電機器組立工374
90木型工374
91個人教師・塾予備校講師361
92家庭用品外交販売員359
93プリント配線工358
94大工354
95理容・美容師347
96栄養士345
97歯科衛生士342
98保育士(保母・保父)341
99紙器工341
100幼稚園教諭340
(出典:賃金構造基本統計調査 )

50位以下では、製造業や建設業など、実務スキルや経験が中心となる職種が多く見られます。製造工程に関わる職種や運転・建設に携わる職種では、専門技術を持つことで安定した収入が得られることが分かります。

【給料の高い仕事】企業別ランキングTOP99

続いて、給料が高い企業ランキングTOP99について見てみましょう。こちらは、26卒就活生向けデータを「就職四季報」から抽出したものです。

気になる企業の給料がどれくらいなのかチェックしてみましょう!

給料が高い企業ランキング1位~50位

まず、1位から50位までを見てみましょう。

順位社名業種平均年収(万円)平均年齢(歳)
1三菱商事(株)商社・卸売業2,09042.7
2(株)キーエンス電機・事務機器2,06735.2
3ヒューリック(株)不動産1,90738.7
4三井物産(株)商社・卸売業1,90042.3
5伊藤忠商事(株)商社・卸売業1,82341.0
6住友商事(株)商社・卸売業1,80941.0
7伊藤忠丸紅鉄鋼(株)商社・卸売業1,80840.3
8(株)商船三井海運・空運1,74137.0
9(株)ディスコ電子部品・機器1,71639.9
10丸紅(株)商社・卸売業1,65542.4
11レーザーテック(株)電子部品・機器1,63839.9
12飯野海運(株)海運・空運1,52437.9
13ファナック(株)機械1,50242.1
14日本郵船(株)海運・空運1,44338.2
15川崎汽船(株)海運・空運1,42939.0
16住友不動産(株)不動産1,41245.0
17東京エレクトロン(株)電子部品・機器1,39443.7
18東京建物(株)不動産1,34839.7
19日鉄興和不動産(株)不動産1,33343.2
20長瀬産業(株)商社・卸売業1,29641.3
21三井不動産(株)不動産1,28940.3
22三菱地所(株)不動産1,27342.1
23(株)野村総合研究所シンクタンク1,27140.2
24森トラスト(株)不動産1,27037.4
25鹿島建設1,25643.5
26日本製鉄(株)鉄鋼1,25139.9
27双日(株)商社・卸売業1,24541.4
28三井不動産レジデンシャル(株)住宅・マンション1,219N/A
29日鉄物産(株)商社・卸売業1,20343.6
30JFE商事(株)商社・卸売業1,20238.4
31(株)日本経済新聞社新聞1,19945.5
32中外製薬(株)医薬品1,19842.7
33野村不動産(株)不動産1,18540.9
34日鉄エンジニアリング(株)建設1,16743.3
35森ビル(株)不動産1,16143.1
36日本オラクル(株)システム・ソフト1,16044.2
37(株)朝日新聞社新聞1,14846.8
38(株)ファーストリテイリングその他小売業1,14738.3
39佐藤商事(株)商社・卸売業1,14444.2
39(株)サンケイビル不動産1,14443.5
41NSユナイテッド海運(株)海運・空運1,14340.2
42神鋼商事(株)商社・卸売業1,14039.6
43(株)電通総研システム・ソフト1,13440.6
44サントリーホールディングス(株)食品・水産1,13343.1
45AGC(株)ガラス・土石1,12744.7
46CBC(株)商社・卸売業1,12443.0
47(株)三菱総合研究所シンクタンク1,12041.5
48大成建設(株)建設1,11742.5
48(株)INPEX石油1,11739.7
50ソニーグループ(株)電機・事務機器1,11342.4

上位には三菱商事(1位)、三井物産(4位)、伊藤忠商事(5位)など大手総合商社がランクインしており、商社業界は高年収の代表格であることが分かります。また、ヒューリック(3位)、住友不動産(16位)、商船三井(8位)など、不動産や海運業界も高年収企業の多い業界です。

また、これらの企業が「なぜ給料が高いのか」気になる人も多いと思うので簡単に紹介します。

まず総合商社は、資源・エネルギー・インフラ・食料・金融など幅広い分野に事業展開しており、グローバルな取引を通じて巨額の利益を生む構造になっています。数千億円規模のプロジェクトを扱い、リスクも大きい分、高い成果を出した社員には手厚い報酬が与えられるのです。

次に不動産業界(ヒューリック・住友不動産など)は、大規模な開発案件や賃貸収入によって、長期的かつ安定的な収益基盤を築いています。資産運用効率の高さや、都市再開発などによる成長性が給与に反映されやすいのが特徴です。

また海運業界(商船三井など)は、近年のコンテナ不足や原材料の世界的需要増により運賃が高騰し、好況期における利益が爆発的に伸びやすい構造を持っています。この業界では、景気に連動して給与や賞与も大きく変動する傾向があります。

給料が高い企業ランキング51位~99位

続いて、51位から99位までにランクインした企業を紹介します。

順位社名業種平均年収(万円)平均年齢(歳)
51アステラス製薬(株)医薬品1,11042.7
52アストモスエネルギー(株)電力・ガス1,10741.1
53東京エレクトロン デバイス(株)商社・卸売業1,10544.2
54岡谷鋼機(株)商社・卸売業1,10040.6
55オリックス(株)信販・カード・リース他1,09842.6
56三愛オブリ(株)商社・卸売業1,09644.7
57(株)西武ホールディングス鉄道1,08841.8
58野村證券(株)証券1,08742.9
59日本曹達(株)化学1,08644.2
60住友金属鉱山(株)非鉄1,08442.3
61(株)オービックシステム・ソフト1,07836.1
62稲畑産業(株)商社・卸売業1,07741.5
62(株)竹中工務店建設1,07743.3
64伊藤忠テクノソリューションズ(株)システム・ソフト1,07640.6
65SMC(株)機械1,07546.0
66みずほリース(株)信販・カード・リース他1,07443.0
67(株)建設技術研究所コンサルティング1,07339.2
68味の素(株)食品・水産1,07244.5
69伯東(株)商社・卸売業1,07044.3
69JFEスチール(株)鉄鋼1,07042.2
71三井化学(株)化学1,06845.0
71(株)大気社建設1,06842.5
73(株)日本取引所グループ証券1,06747.0
74日本紙パルプ商事(株)商社・卸売業1,06645.6
74(株)大林組建設1,06642.6
76エーザイ(株)医薬品1,05344.2
77(株)デンソー自動車部品1,04843.3
77(株)クラレ化学1,04839.8
77安藤ハザマ建設1,04843.3
80J-POWER電力・ガス1,04641.7
81(株)東洋経済新報社出版1,04341.6
82オリンパス(株)住宅・医療機器他1,04143.0
83JFEエンジニアリング(株)建設1,04043.0
84第一実業(株)商社・卸売業1,03539.9
84加賀電子(株)商社・卸売業1,03541.9
84(株)朝日工業社建設1,03544.2
87阪和興業(株)商社・卸売業1,03438.8
87伊藤忠エネクス(株)商社・卸売業1,03441.1
87カワサキモータース(株)自動車1,03441.8
90蝶理(株)商社・卸売業1,03339.6
91東洋エンジニアリング(株)建設1,03240.0
92(株)構造計画研究所システム・ソフト1,03141.7
93(株)ヤクルト本社食品・水産1,03042.9
93東宝(株)レジャー1,03039.0
95高砂熱学工業(株)建設1,02842.2
96JA三井リース(株)信販・カード・リース他1,02543.9
96スカパーJSAT(株)メディア・映像・音楽1,02543.7
96千代田化工建設(株)建設1,02541.0
99日本電信電話(株)通信サービス1,02441.9
99東急(株)鉄道1,02441.0

下位50位では、化学(エーザイ三井化学)、食品(味の素ヤクルト本社)、建設(竹中工務店大林組など多様な業界がランクインしています。

また、人気の高い商社業界(稲畑産業伯東や、前述した業界別年収ランキング5位の建設業(高砂熱学工業千代田化工建設などは中堅企業でも、安定して高収入であることが分かります。

稼げるのにはワケがある!給料が高い仕事に共通する3つの要素

なぜ上記のランキングで上位の業界や職種は給料が高いのか気になる人も多いのではないでしょうか。

給料が高い仕事には共通する理由や仕組みがあるのです。ここでは、その代表的な3つの理由を紹介します。

① 専門性が高く、代わりがきかないから

医師、弁護士、ITエンジニアなどに代表される専門職は、専門知識とスキルが求められるため、誰にでもできる仕事ではありません

その分、人材の供給が限られており、希少性が給料の高さにつながっているのです。

② 責任やプレッシャーが大きいから

金融、コンサル、マスコミ、大手企業の管理職などは、一つの判断が大きな金額や組織全体に影響することがあります

その責任の重さに見合った報酬が支払われるため、年収も高くなりやすいのです。

③ 利益を生む力が高いから

営業職や経営者、フリーランスなど、会社に直接的な利益をもたらすポジションは、高い成果を出せば出すほど報酬も上がります。

「どれだけ稼げるか」が収入に直結するため、実力主義の世界では報酬の上限も広がりやすいのです。

給料が高い仕事に就くメリット4選

続いて、給料が高い仕事に就くメリットについてそれぞれ紹介します。

① 経済的な余裕が生まれる

最も大きなメリットは、生活全般における選択肢が広がることです。収入が高いことで、家賃や食費、交通手段、旅行、趣味など、日常のあらゆる面で「価格ではなく、質で選べる」ようになります。

たとえば、通勤時間を短縮するために職場の近くに住む、高品質な食材で健康的な食事をとる、趣味にしっかりお金を使ってリフレッシュする――こうした豊かな生活が実現しやすくなるのです。

② 将来への備えがしやすい

高収入であることは、貯金や投資、保険などの将来資金を安定して確保できることにもつながります。住宅購入や子どもの教育費、老後資金など、長期的に必要となる支出にも早い段階から備えることができます。

また、突発的な医療費や災害などの緊急事態にも金銭的な余力があることで安心して対応できます。

③ 社会的信用が高まる

年収が高いと、住宅ローン・自動車ローン・クレジットカードの審査や限度額などで有利に働く場合があります。また、就職後の名刺や役職によって、対外的な信頼も得やすくなるため、ビジネスの場面でもスムーズに関係を築ける可能性が高まります。

収入の高さが「信頼の証」として機能するのです。

④ 自分や家族への投資がしやすい

高収入であれば、自分自身のスキルアップやキャリア形成のために資格取得・セミナー参加・英語学習・MBA取得といった投資も積極的に行えます。また、家族に対しても、教育費を惜しまずかけたり、習い事や海外留学などの機会を与えることができます。

給料が高い仕事に就くデメリット4選

続いて、給料が高い仕事に就くデメリットを紹介します。

① 責任やプレッシャーが大きい

高収入の仕事には、それに見合う高い責任とプレッシャーが伴います。特に、医師や弁護士、外資系コンサル、金融系などでは、1つの判断が顧客や組織に大きな影響を及ぼすことも多く、常に高いパフォーマンスが求められます。

このような仕事は失敗が許されにくく、精神的なストレスも大きくなる傾向があります。

② 犠牲にするものが多い

高い給料を得るためには、自分の時間や体力を犠牲にしなければならない場面も多くなります

場合によっては、仕事が忙しすぎて家にほとんど帰れず家族との時間が取れなくなったり、十分な休息が取れずに心身のバランスを崩してしまったりすることも。

収入の多さと引き換えに、プライベートや健康面に負担がかかるリスクがあることも理解しておく必要があります。

③ 周囲からの期待とプレッシャーが増す

年収が高い立場になると、「この人ならこれくらいやって当然」という期待を周囲から常に受けるようになります。職場ではリーダー的役割を求められ、家庭内でも「しっかり稼いでくれる人」としての責任を背負うことに。

評価される反面、プレッシャーに押しつぶされそうになることもあります。

④ 転職のハードルが上がる

現在の高年収が前提になってしまうと、同じ水準で転職先を探すことが難しくなることがあります

たとえば、業界が縮小したり、年齢を重ねて市場価値が下がったときに、年収水準に見合うポジションが限られてくることも。結果として、収入を優先するあまり、キャリアの選択肢が狭くなってしまうことがあります。

資格なしでも給料が高い仕事の特徴

ここまで給料の高い職種や企業について紹介してきましたが、給料が高いということは求められるスキルも高いということも分かったと思います。

しかし、今から難関国家資格に挑戦するのはお金も時間もかかってしまい現実的でない人も多いと思います。

そこでここからは、資格なしでも給料が高い仕事の特徴を紹介します。

① 成果報酬型を採用している仕事

成果報酬型を採用している仕事は、個人の売上や契約数に応じて報酬が決まるため、成果が収入に直結しやすいです。

特に営業職や不動産、保険、歩合制のある仕事に多く見られます。

② 専門性が身につく仕事

資格は不要でも、実務を通して高単価なスキルが身につく仕事も高収入が期待できます。

例としては、Webデザイン、動画編集、プログラミングなどがあり、経験を積めばフリーランスとしても活躍することが可能です。

③ 需要が高く人手不足な仕事

2025年の春闘では、賃上げ率が2年連続で5%台の高水準となることがほぼ確実となっており、企業の賃上げ姿勢が引き続き強まっています。

中でも、運送業・郵便業、建設業、医療・福祉業界は厚労省の調査で人手不足が深刻な業界とされており、人材確保のために他業界よりも高い賃上げが見込まれます。(参考:厚生労働省「産業別正社員等労働者過不足状況及び労働過不足判断D.I.」

人手不足が続く限り、これらの業界は今後も賃上げの傾向が強まりそうです。

ちなみに、大学生におすすめの就活で有利な資格については、こちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

また、年収を上げる方法についてはケインデリバリーメディアの以下の記事も参考にしてみてください。
年収を手っ取り早く上げる/増やす単純な方法!実際に効果のあるテクニックを紹介

給料が高い仕事を探す際の注意点

「会社の給料が高い=個人の給料が高い」とは限らない

会社の平均年収が高くても、個人の給料がすぐに高いとは限りません。
外資系などの成果主義の会社は勿論、年功序列の会社でも「会社に貢献できるか」は勿論見られます。

つまり、成果を出せるかどうかが個人の給料に関ってきます。
だからこそ、学生のうちから「どうすれば成果を出せるのか」を知っておくことが重要です。

そして、それを学生のうちに実践的に学べるのが、長期インターンだと考えます。
実際のビジネスの中で仮説→実行→検証を繰り返す経験ができるので、働き方や思考法が自然と身につきます。

「給料の高い仕事がしたい」と思うなら、まずは成果の出し方を学べる環境に飛び込むことから始めてみませんか?

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長期インターンとは、1ヶ月以上企業で実務を行うインターンを指します。
この長期インターンでは、このようなメリットがあります。

  • 学生時に社会人として必要な経験が身につけられる!
  • 実際に働いてみて、自分の【やりたいこと】が見つかる!
  • 自分の成果が数字として表れるため自己アピールしやすい!

しかし長期インターンに対して悩みを持っている方が多くいるのは確かです。
小さな不安や将来の悩みも就活のプロに相談して、就活を成功させましょう!

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初任給だけで判断しない

就職先を選ぶ際に、初任給だけで判断するのは避けましょう。初任給が高くても、その後の昇給の機会が少なかったり、ボーナスが支給されなかったりする可能性があるからです。

また、キャリアアップの機会や働きやすさ、福利厚生など、収入以外の他の要素も長期的なキャリアを考える上では見逃せません。こうした点を総合的に判断することで、より満足度の高いキャリアを築くことができるはずです。

自分の適性を考慮する

給料の高さだけを基準に仕事を選ぶと、仕事内容が自分に合わず、長続きしない可能性があります。自分の強みを活かせる仕事を選ぶことで、より充実したキャリアを築くことができます。

自己分析にまだ不安のある方は、ぜひこちらの自己分析シートを使ってみてください。手順に沿って自己分析を進めるだけで、一人で黙々と考えるより効率的に自己分析することができます。

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労働条件を確認する

給料が高い仕事では、それに見合った責任や労働時間が求められることが多いです。過度な残業や厳しいノルマが課せられる場合もあるため、労働条件をしっかり確認しましょう。

調べ方としては、口コミサイトで「平均残業時間」や「休日出勤の有無」などをチェックするのがおすすめです。月45時間を超える残業が続く企業は、ブラック企業の可能性があります。

OB訪問なども積極的に行い、実際の職場環境への理解を深めておきましょう。

年収層ごとの特徴などを知りたい方は以下の記事で詳しく説明しています。ぜひご覧ください。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事をまとめると以下のようになります。

この記事のまとめ
  • 給料の高いのには、高い専門性や責任の大きさ、利益の生みやすさが関係している。
  • 給料が高い仕事に就くと、生活全般における選択肢が広がるなど多くのメリットがある。
  • その一方で、時間や体力など犠牲にする場合も多い。
  • 給料の高い仕事に就くためには、インターンへの参加やキャリアパスを明確にして計画的に努力することがおすすめ。

この記事では、就活生の皆さんに向けて、給料の高い仕事をランキング形式で紹介し、高収入の企業に入るためのコツもご紹介しました。

高収入を目指しつつ、自分に最適な働き方ができる会社をみつけてみてくださいね。

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