【例文付】文系・未経験でも大丈夫!IT業界で戦える志望動機の書き方完全ガイド

「IT業界で働きたいけど、志望動機が思いつかない…

「文系だし、プログラミング経験もないし、志望動機で何を話せばいいんだろう…」そんな悩みを抱えていませんか?

DXやAI、SaaSといった言葉を耳にする機会が増え、急速に進化するIT業界に魅力を感じている就活生は多いですよね。

でも、「自分の経験で何が語れるのか分からない」、「文系だから不利かも…」と一歩踏み出せない人も少なくありません。

この記事では、IT業界特有の魅力や職種の幅広さを踏まえ、文系・未経験からでも自信を持ってアピールできる、説得力のある志望動機作り方を解説します!

こんな人に読んでほしい

  • IT業界に興味はあるが、文系出身で専門知識に不安がある人
  • DX、AI、SaaSなどに関心があるがよくわからない人
  • Web系・SIer・自社開発などの業態の違いがよくわからない人
  • エンジニア以外の職種(営業、PM、企画、カスタマーサクセスなど)でIT業界を目指す人

そもそもIT業界とは?

まず、IT業界がどんな業界なのか、他の業界と何が違うのかを知っておきましょう。

変化が激しい

IT業界は、AI、IoT、クラウド、ブロックチェーンなど、技術の進化が驚くほど速いのが最大の特徴です。

昨日まで最新だった技術が、明日には古くなっていることもあります。

変化を恐れず、むしろ「面白い!」と楽しめる知的好奇心旺盛な人にとっては、毎日が刺激的で、自分の成長をダイレクトに感じられる最高の環境と言えるでしょう。

ですから、IT業界の志望動機では、単に「ITに興味がある」と述べるだけでなく、「変化の中で新しいことを学び続ける姿勢」を具体的なエピソードで示すことが、IT業界への適性をアピールする上で非常に効果的です。

職種の幅が広い

IT業界って、プログラミングができないとダメなんでしょ?」と思っていませんか?

もちろん、システムを作るエンジニアやプログラマーは重要な役割ですが、それ以外にもたくさんの職種があり、文系のスキルが活きる場面がたくさんあります。

近年、IT技術は特別なものではなくなり、ビジネスのあらゆる場面で活用されるようになりました。

そのため、技術そのものだけでなく、「技術をどうビジネス課題の解決に結びつけるか」「どう顧客に価値を届け、成功に導くか」「どんな新しいサービスを生み出すか」といった視点がますます重要になっています。

こうした役割では、高度な技術スキル以上に、コミュニケーション能力、論理的思考力、課題解決能力、企画力、共感力といった、文系学部での学びや課外活動を通じて培われるスキルが求められることが多いのです 。

具体的にどんな職種があるか見てみましょう。

  • プロジェクトマネージャー(PM) :開発プロジェクト全体の進行役。計画立案やスケジュール管理、メンバーの調整などを行います。チームをまとめた経験がある人にぴったりです。
  • IT営業:お客様の課題をヒアリングし、ITサービスやシステムを提案・販売します。信頼関係を築く力や分かりやすく伝える力が求められ、文系出身者も多く活躍しています。
  • カスタマーサクセス(CS):導入されたサービスを最大限活用してもらうためのサポート役。共感力や伴走力、長期的な関係構築力が活かせます。SaaS業界で特に需要が増加中です。
  • ITコンサルタント:企業の経営課題をITで解決する仕事。論理的思考力や課題解決力、プレゼン力が必要で、ビジネスや経営に関心がある人に向いています。
  • その他の職種UX/UIデザイナー、QAエンジニア、テクニカルライターなどもあり、自分の興味や得意を活かせる道がたくさんあります。

このように、IT業界はもはや理系出身者だけのものではありません。文系で培った多様なスキルを活かせる、開かれたフィールドなのです。

働き方の柔軟さ

IT業界は、他の業界に比べて、リモートワークやフレックスタイム制(コアタイム以外の勤務時間を自分で決められる制度)を導入している企業が多い傾向にあります。

ノートPC一台あれば、場所を選ばずに仕事ができる職種も少なくありません。

時間や場所に縛られずに柔軟な働き方を選びやすいのは、大きな魅力ですよね。

ただし、自由度が高い分、自分でしっかりと時間を管理する力や、離れた場所にいるメンバーと円滑にコミュニケーションをとる工夫も求められます。

IT業界で内定を取れる志望動機の書き方

ここまではIT業界について説明してきました。ここからは実際に志望動機をどのように書けば内定を取れるのかを説明します。

① なぜIT業界か?を見つける

最初に、「なぜ他の業界ではなく、IT業界で働きたいのか?」を自分の言葉で表現しましょう。

多くの学生が「成長産業だから」という理由を挙げますが、それでは「なぜ『あなた』がIT業界で働きたいのか?」という問いには答えられていません。

社会の動きや技術トレンドを「自分ごと」として捉え、自分の興味や価値観と結びつけることが志望動機においては非常に重要です。

そのために、次の3つのポイントを考えてみましょう。

ITがすごいと思った「きっかけ」

日常生活で使っているアプリやサービス、授業で触れた技術など、どんな些細なことでも構いませんので、ITに「すごい!」「面白い!」と感じた原体験を思い出してみましょう。

  • Amazonの画像検索機能を使って、気になる商品を写真で検索してすぐ見つけられた時に感動した経験
  • 大学の授業で、AI技術が医療診断の精度向上に貢献している事例を知り、テクノロジーが社会課題を解決する可能性を感じた

IT業界の今のトレンドへの「自分なりの視点」

DX、AI、SaaSといった言葉をただ知っているだけでなく、それらが社会や自分の生活にどう影響を与えているか、今後どうなっていくと思うか、自分なりの考えを持ってみましょう。

IT業界に対する自分なりの解釈がなければ志望動機がかなり浅くなってしまうので、ここは明確にしておきましょう。

  • 紙や対面でやっていた仕事が、ネットを使って効率よくできるようになり、ITの力で働き方を変えられると感じた
  • AIによって、人の作業を自動化したり、より良い判断ができるようになる時代が来ていると実感し、関わりたいと思った
  • Googleドキュメントのようにソフトをインストールせず、すぐに使えるサービスが増え、企業の変化にすばやく対応できる仕組みにITの強さを感じた

新しい「モノづくり」に対する興味関心

IT業界は、新しいサービスや仕組みを生み出す「モノづくり」の側面も持っています。もしあなたが、サークル活動でのイベント企画、アルバイト先での業務改善提案、趣味での作品作りといった経験の中で、「何かを考え、形にすること」に面白さややりがいを感じたことがあるなら、それは立派な志望動機におけるアピールポイントになります。

  • 学園祭での子供向けイベント企画を通じて、ゼロからアイデアを考え、形にして人に喜んでもらう楽しさを知った
  • アルバイト先で作業の流れを見直し、効率を上げる提案をした経験から、仕組みを改善することにやりがいを感じた
  • 趣味でWebサイトや動画を作ったとき、自分の工夫がそのまま形になることに面白さを感じ、「作る仕事」がしたいと思うようになった

このように、社会の動きや技術トレンドといった「マクロな視点」と、あなた自身の経験や興味といった「ミクロな視点」を結びつけることで、あなたが「なぜIT業界に入りたいのか?」が明確になります。

② 会社の「個性」と自分の「軸」をマッチさせる

次に、「IT業界の中でも、なぜこの会社で働きたいのか?」を具体的にしていきます。

ここを曖昧にしてしまうと、志望動機を聞いたときに「別にうちの会社じゃなくても良いのでは?」と思われてしまいます。

そのためには、徹底的な企業研究が欠かせません。

企業研究を通じて、その会社ならではの魅力を見つけ、それが自分の価値観ややりたいこと(就活の軸)とどう合っているかを説明できるようにすることが目標です。

サービスの仕組みによる違いを理解する

「自分は何を大切にして働きたいのか?」という就活の軸と照らし合わせながら見ることで、納得感のある企業選びができ、エントリーシートに書く志望動機もより具体的になりますよ。

  • SIer(エスアイヤー)
    いろいろな企業の課題を聞き、その会社のためのシステムを企画から運用までまとめて作る仕事です。大きなプロジェクトに関わるチャンスが多いのが特徴です。
  • 受託開発
    お客様から「このシステムを作ってほしい」と依頼を受けて、作って納品する仕事です。いろいろな業界のシステムを作る経験が積めるのがメリットです。
  • 自社開発
    自分たちの会社で考えたサービスやアプリを作って、ユーザーに届ける仕事です。サービスへの愛着やユーザーの声を大切にできるのが魅力です。

企業の「個性」を見つける

同じ業態でも、企業ごとに理念や社風、得意な技術、働く人の雰囲気などが大きく異なります。

企業のWebサイト(特に採用ページや社員インタビュー)、会社説明会、インターンシップ、OB・OG訪問などを通じて、「この会社ならでは」と感じる魅力を探してみましょう。

  • 貴社の「技術で社会課題を解決する」という理念に強く共感しました。
  • 説明会でお会いした社員の方々が、楽しそうに仕事について語っている姿に惹かれました。
  • 貴社が開発した〇〇という独自のサービスは、今後の社会に不可欠だと感じ、その成長に関わりたいと思いました。

自分の「就活の軸」と照らし合わせる

自己分析で見えてきた「仕事で大切にしたい価値観や条件」と、企業の特徴がどう合っているのかを言語化しましょう。

  • 私は「若いうちから多様な挑戦ができる環境」を就職活動の軸としています。貴社では、入社年次に関わらず新規事業のアイデアを提案できる△△制度があると伺い、まさに私が求めている環境だと感じました。
  • 私は「チームで協力しながら成果を出す働き方」を大切にしています。貴社のプロジェクト体制では、部門を超えて意見を出し合える風土があると知り、主体的に取り組める環境だと感じました。
  • 私は「社会課題の解決に直接関われる仕事」を軸に就職活動を進めています。貴社が手がける〇〇サービスは、地域の課題に向き合った取り組みとして注目しており、その発展に貢献したいと強く思いました。

【注意】NGな理由を避ける

「給料が良い」「福利厚生が充実」「大手で安定」といった条件面だけを理由にすると、「他社でもいいのでは?」と思われてしまう可能性があります。

もちろん条件も大事ですが、それだけでなく仕事内容や企業文化への共感といった、その会社ならではの魅力に触れて伝えることが重要です。

③ 自分の強みとつなげる

最後は、これまでに見つけた「IT業界への興味」と「企業への志望理由」に、あなた自身の経験と強みを掛け合わせ、具体的なIT業界の志望動機として完成させることです。

ここでは、IT業界で特に評価されやすく、文系・未経験でもアピールしやすい「ポータブルスキル(持ち運び可能なスキル)」をいくつか紹介します。

自分の経験を振り返りながら、「これは自分のことかも!」と思えるものがないか探してみてください。

コミュニケーション能力

どんな経験で培われた?
サークルや部活でのチーム運営、接客バイト、ゼミでの発表、グループワークでのまとめ役など。

なぜIT業界で重要?
チームで進める仕事が多く、エンジニア・営業・お客様など多様な人とのやり取りが必要なため。

  • 私の強みは、相手の立場に立って分かりやすく説明する力です。塾講師のアルバイトでは、生徒ごとに説明方法を工夫し、担当クラスの平均点を上げました。この経験は、IT業界での顧客対応やチーム内の連携に活かせると考えています。

課題解決能力・論理的思考力

どんな経験で培われた?
大学でのレポート・研究、ゼミでの社会問題分析、アルバイトでの業務改善、プログラミングでの試行錯誤など。

なぜIT業界で重要?
ITの仕事は「課題をテクノロジーで解決する」こと。原因分析→仮説→実行→改善の力が必須です。

  • 私の強みは、現状を分析し、課題解決に向けて主体的に行動できることです。サークル活動でSNSの発信が弱いという課題に対し、他団体の事例分析と改善策の企画を行い、紹介動画の導入で問い合わせ数を大幅に増加させました。この経験を、貴社でのマーケティングや企画業務に活かしたいと考えています。

学習意欲・知的好奇心・適応力

どんな経験で培われた?
資格取得、語学学習、プログラミングやデザインの独学、留学、初バイト、予期せぬ変化への対応など。

なぜIT業界で重要?
技術の進化が早いIT業界では、常に新しい知識を学び続ける姿勢が求められます。

  • 私の強みは、未知の分野でも意欲的に学び続けられることです。経済学専攻ですが、データ分析に興味を持ち、Pythonと統計学を独学。最終的に簡単な分析ツールを作れるようになりました。常に学び続ける姿勢を、貴社の成長領域でも活かしていきたいです。

チームワーク・協調性・巻き込み力

どんな経験で培われた?
サークルや部活での共同活動、ゼミでのグループ研究、アルバイトでのチーム連携など。

なぜIT業界で重要?
IT業界のプロジェクトは基本的にチームで進めるため、多様なメンバーと協力し、意見をまとめる力が重要です。

  • 私の強みは、多様な意見を持つメンバーと協力し、チームの目標達成に貢献できることです。大学のグループワークで意見が対立した際、各意見を整理し折衷案を提案、さらにメンバーの得意分野を活かした役割分担を行いました。その結果、チーム全体のモチベーションが向上し、高評価を得られました。

IT業界の志望動機を伝えるコツとは?

ここまでは志望動機の作り方について説明しました。

ただし、せっかく良い内容を考えても、伝え方で損をしてしまったらもったいないですよね。この記事では、面接・エントリーシート(ES)で効果的にアピールするためのコツを解説します。

単なる知識より「興味」や「考え」で勝負しよう

DX、AI、SaaS、IoT、クラウドなど、IT業界には専門用語が多く登場します。しかし、単に言葉を並べただけの志望動機は逆効果になることも。

企業が見ているのは「その技術にどう興味を持ち、どう関わりたいのか」というあなた自身の視点です。意味を理解せずに並べるのではなく、自分の言葉で関心や考えを語ることが大切です。

OK・NG例
  • OK:AI技術が教育分野における個別最適化された学習の実現に貢献できる点に関心があります。貴社の〇〇というサービスに共感し、自分もその一員として貢献したいです。
  • NG:AI、IoT、DX、ブロックチェーンなどの最新技術に詳しいです。(←ただの知識の羅列。興味や考えが伝わらない)

PREP法で論理的に簡潔に伝える

IT業界の企業の面接やESで志望動機を伝えるときは、PREP法(結論→理由→具体例→結論)で話すと、伝わりやすく、論理的です。

  • P(Point)結論:貴社を志望する理由は〇〇です。
  • R(Reason)理由:なぜなら、□□という経験からそのように感じたからです。
  • E(Example)具体例:具体的には、〜〜という場面で、〜〜という行動をして、〜〜という成果を出しました。
  • P(Point)貢献:この経験を活かして、入社後は△△のように貢献したいと考えています。

PREP法で話すことで、伝えたいポイントを明確にできるだけでなく、論理的思考力そのもののアピールにもなります。

AIを活用してIT業界の志望動機を作成しよう

PREP法で書かないといけない、興味や考えで勝負しなきゃいけない、とわかってはいても、自分で言語化するのは難しいですよね。

そこで、SmartESを活用して楽に内定が取れるIT業界の志望動機を作成しましょう!

ES生成AIであるSmartESに簡単な内容を打ち込むと、自動でES、ガクチカ、志望動機を生成してくれます!

SmartESの強みは以下の4つです!

  • 数々の選考を勝ち抜いてきた10万本以上の良質なESをもとに生成しているため、就活に最適化されたESを出力できる!
  • 入力するべきことがフォーマット化されていて簡単なので、複雑な指示は必要ない!
  • 企業のURLを入力するだけで、その企業に合った志望動機を出力することが可能!
  • 自分一人ではやりづらい添削もAIがやってくれる!

「ESやガクチカでどんな文章を作ればいいかわからない……」「作れたけどちゃんと良いものになってるか不安……」という人はES生成AIを使ってみてはいかがでしょうか?

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文系でも説得力のあるIT業界の志望動機にするには?

IT業界では、文系や未経験の学生にも活躍のチャンスがあります。大切なのは「なぜこの職種を選んだか」を具体的に、自分の言葉で伝えることです。

ポイント:
① 自分の強みが、その職種にどう活かせるかを示す
② 現在の努力や学習状況を伝える
③ 将来どうなりたいか(キャリアプラン)を語る

志望動機例
  • プログラミングの経験はありませんが、学生時代のイベント企画で培った「多様な関係者と協力して計画を進める力」は、PM職で活かせると考えています。
  • 前職の接客経験で培った「信頼関係を築く力」は、カスタマーサクセス職で長期的に顧客と向き合う場面で活かせると感じています。
  • 現在、ITパスポート取得に向けて毎日学習中です。貴社の研修制度も活用し、早期に戦力になれるよう努力したいです。
  • 営業職として顧客理解を深め、将来は新サービスの企画に携わり、事業成長に貢献したいと考えています。

IT業界の志望動機は、知識量ではなく「考え方」や「姿勢」で勝負できます。自分らしい言葉具体的な経験で、本気度を伝えましょう。

IT業界の志望動機の例文5選

ここからは有名企業用の志望動機の例文を5つ紹介します。自分が志望している企業と職種に近いものがあれば是非参考にしてみてください。

例文①|NTTデータ × エンジニア志望

私は、ITの力で社会インフラを支えるという使命感に魅力を感じ、貴社を志望しております。貴社は「情報技術で未来を創る」という理念のもと、官公庁・医療・金融など幅広い分野で大規模な社会基盤システムを支えており、まさに私が目指す“社会貢献型エンジニア”の理想像と重なります。大学ではチームでWebアプリを開発した経験があり、要件整理や役割分担の重要性を学びました。将来は、貴社の大規模プロジェクトの中核を担えるエンジニアとして、人々の暮らしを支えるシステム開発に貢献したいと考えています。

例文②|富士通 × 営業志望

私は、顧客の課題を深く理解し、最適なITソリューションを提案する営業職に魅力を感じ、貴社を志望しました。貴社は「イノベーションによって信頼される未来を築く」という理念を掲げ、国内外問わず多様な業界へのDX支援を行っており、提案型営業の最前線で活躍できる環境だと感じています。大学では飲食店のアルバイトで接客と店舗改善を経験し、「相手のニーズを読み取って提案する力」を養ってきました。将来は、貴社の営業として、お客様の真の課題を引き出し、技術と信頼で応える存在を目指したいです。

例文③|サイボウズ × エンジニア志望

私は、ユーザーに寄り添ったサービスづくりができる環境で働きたいという想いから、貴社を志望しております。貴社は「チームワークあふれる社会を創る」という理念のもと、kintoneをはじめとする自社プロダクトを通じて、働き方や組織の在り方に革新をもたらしています。私自身、大学のゼミでグループの調整役を務めた経験から、チームワークを支える仕組みに興味を持ち、現在はReactを独学で学んでいます。入社後はUI/UXを意識した設計・開発に携わり、より多くの人が使いやすいサービスを作っていきたいです。

例文④|freee × 営業志望

私は、スモールビジネスの成長を後押しできる営業職として働きたいと考え、貴社を志望しました。貴社は「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションのもと、クラウド会計・人事労務などのSaaSを通じて、全国の中小企業に革新をもたらしている点に大きな魅力を感じました。私は大学時代、学生団体の代表を務め、仲間や取引先との交渉経験から相手の課題を捉えて伝える力を養ってきました。この経験を活かして、貴社のソリューションを広げ、顧客の業務改善に貢献したいと考えています。

体験談

理系大学生(経験あり)
理系大学生(経験あり)

最初の頃は、IT業界の企業を受けるときの志望動機で自分の技術力や開発経験をひたすらアピールしていました。でも、面接官からは「技術力は分かったけど、それで何がしたいの?」という反応ばかりで、うまくいきませんでした。

そこで一度立ち止まって自己分析をやり直した結果、「ITの力で教育格差をなくしたい」という自分の中にあった想いに気づきました。

それからは、単にスキルの話をするのではなく、「この技術を使って、教育における地域格差を解決したい」と目的と熱意をセットで伝えるようにしました。

すると、面接官の反応もガラッと変わり、「その熱意は素晴らしいね」「うちでその想いを実現してほしい」と言ってもらえるようになりました。結果、第一志望の企業から内定をいただくことができました。

改めて、「なぜITなのか」「ITで何を成し遂げたいのか」を自分の言葉で語ることの大切さを実感しました。

文系大学生(未経験)
文系大学生(未経験)

最初はIT業界に興味があったものの、「文系だし、未経験だし、IT業界は難しいかも…」と不安でいっぱいでした。知り合いで受けている人のほとんどは理系でプログラミング経験のある人ばかりだったので、正直自信がありませんでした。

そんな時、サークルでのイベント運営がすごく非効率だったことをきっかけに、「ITで何とかできないかな?」と思い、Webサイト作成ツールやフォームを使って仕組みを改善した経験があります。

この体験を通じて、「ITって専門家じゃなくても、身近な問題を解決できる力がある!」と感動し、IT業界に本気で挑戦したいと思うようになりました。

就活では未経験であることは正直に伝え、そのうえで課題解決の経験や、ITで社会を良くしたいという想い、そして「未経験だからこそ人一倍学び吸収したい」という熱意を志望動機でアピールしました。

結果的に、「意欲と行動力が素晴らしい」と評価していただき、希望していた企業から内定をいただくことができました。
文系・未経験でも、想いと行動があればIT業界で勝負できると実感しました!

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事をまとめると以下のようになります。

この記事のまとめ
  • 文系・未経験でもIT業界を目指せる。文系・未経験でもIT業界を目指せる。
  • 志望動機は「なぜITか・なぜその企業か・自分の強み」で構成する。
  • 知識よりも興味・行動・意欲を自分の言葉で伝えることが鍵。

この記事では、就活生の皆さんに向けて、IT業界の企業への志望動機の書き方について説明しました。複雑で変化も激しい業界ではありますが、皆さんが真摯に企業に向き合って志望動機を伝えればその気持は伝わります。

この記事が少しでもみなさんの就活の助けになっていれば幸いです。

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