みなさんは就活に不安はありますか?就活に不安がない大学生は100%いないと言っても過言ではないでしょう。私も就活を経験した身ではありますが、常に頭の片隅に不安があったことを今でも覚えています。
では、どうすればそう言った不安を取り除くことができるのでしょうか?今回は、就活で不安になってしまう場面や理由を解説した上で、その不安に対してどう向き合っていけばいいのかについてまで解説したいと思います。
みなさんも就活に対する不安を解消した上で、納得のいく企業選びをし、就活を成功させることを目指していきましょう!
こんな人に読んで欲しい!
- 就活に対して何らかの不安を持っている人
- 就活の不安を解消する方法を知りたい人
- 就活で不安に陥ってしまう原因を特定したい人
この記事には広告を含む場合があります。
就活相談申し込みはこちらをクリック
就活生はみんな不安になっている!
実は、就活に対して不安を抱えているのはあなただけではありません!
マイナビキャリアリサーチLabの2024卒を対象にした調査によると、就活生全体の約80%は就活に対して不安を抱えていることがわかりました。
このように、ほとんどの就活生は就活に対して不安を抱えていることがわかります。そのため、就活に不安を抱えているのは読んでいるあなただけではないことを理解できるだけで、不安が少し解消できたのではないでしょうか?
参考:マイナビキャリーリサーチLab(https://career-research.mynavi.jp/reserch/20221128_40469/)
就活で不安になってしまう5つの理由
では、就活で不安になってしまう理由は何でしょうか?私は就活で不安になってしまう理由は、大きく5つの理由があると考えています。
就活には正解がないから
1つ目は、就活には正解がないからです。就活は資格試験のように正解、不正解が存在しません。そのため、目標やゴールがはっきりと決めきれなかったり、その目標までの道のりまでもはっきりしなかったりするため、不安に感じる就活生が多くなってしまいます。
また、就活では、大企業に入ることが必ずしもその人にとっての最適解になるわけではないことを理解しましょう。
例えば、働き方1つをとっても最適な企業選びは人によって変わってしまいます。様々な業務を幅広く、時間をかけてじっくりと身につけたい人は大手が合うでしょう。一方で、時間をかけず短期間で様々な業務を経験したい人はベンチャーの方が合うでしょう。
このように、就活生1人1人の考え方によって、最適なキャリア選択は変わってしまいます。そのため、自分にとって最適な企業はどこなのかを考えた上で、明確なゴールを設定することが求められます。
周りと比べてしまうから
2つ目は、周りと比べてしまうためです。就活をしている中で、どうしても周りが気になってしまうことがあるでしょう。周りの成功や失敗を聞くことで、自分の身を不安に思ってしまうことが多くなってしまいます。
例えば、周りの友達がいち早く内定をもらった時には、内定をもらってないことに対する不安を感じてしまうでしょう。また、自分が落ちた企業の合格体験談を読むことで、さらに不安を煽られてしまうこともあるでしょう。
このように、周りと比べてしまうことで大きな不安に陥ってしまう場面はたくさんあるでしょう。また、周りの情報を遮断しようと思っても、遮断できないことがほとんどです。
終わりが見えないから
3つ目は、就活の終わりが見えないためです。就活のゴールは自分で決めなければいけません。そのため、ゴールが曖昧になってしまったり、どこで終わるべきかを途中で見失うことが起き、不安に陥ってしまいます。
就活はどこかの企業への内定を取ることも大事ですが、自分の納得のいく企業から内定をもらうことが1番のゴールになるでしょう。しかし、どこまでが納得のいく企業なのかを決めることも非常に難しいでしょう。
また、業界や業種によっても就活のタイミングや選考時期が大きく異なることがあります。そのため、就活を行う期間や志望度の高い企業からの内定など具体的なゴールを決めておくことが必ず求められます。
初めての経験であるため
4つ目は、就活自体が初めての経験であるためです。人生で就活を行うことは、大学生になってから初めて訪れます。就活はアルバイトを探すこととは訳が違い、これから先の一生を決めるような選択肢となるため、非常に不安が大きくなるでしょう。
しかし、例外を除きほとんどの就活生にとって就活は初めての経験であり、未体験のものであるため、皆同じように不安を抱えながら就活を行っていることを理解しましょう。どんな人でも未経験は不安につながってしまうでしょう。
人間性が評価されるため
5つ目は、人間性が評価されるためです。就活では、大学受験や資格試験のように自身の学力など特定の能力だけを比べておらず、その人の性格やビジネスにおける能力、志望度など人間性において様々な観点が求められます。
そのため、評価ポイントが企業によって異なり、曖昧でもあるため、合否も意識しづらくなってしまいます。手応えがあったのにも関わらず、選考に落ちてしまうことはたくさんあります。
そういった人間性の評価という曖昧さや、手応えなどに比例しない選考結果から、不安に陥ってしまうことが多くあるでしょう。私も、そういった観点から結果が出るまで、常に不安に陥ってしまう場面が何度もありました。
就活生には3段階の不安がある
就活における不安の原因が理解できましたか?これらの原因で生まれる就活に対する不安は大きく3つの段階に分けることができます。状況の具体例も踏まえ、それぞれの種類の不安を紹介したいと思います。
就活に対する漠然とした不安
1つ目は、就活に対する漠然とした不安です。これは、就活というものが初めて行う経験であるがゆえに、就活のスケジュールや企業についてを全く理解できていないことから発生します。
就活は大学に入って初めて意識をし、経験をするものであるため、大学生にとっては未知のものという認識でしょう。そのため、何も情報がないと、何もわからず不安となってしまいます。
例えば、以下のような不安が挙げられるでしょう。
- 就活がいつから始まるのかわからない
- 就活は何から手をつければいいかわからない
- やりたいことが見つからない
- アピールポイントやガクチカが見つけられない
就活内の選考に対する不安
2つ目は、就活内の選考に対する不安です。就活を始めた後にこの不安に陥るでしょう。企業から内定をもらうためには、いくつかの選考が用意されています。これらの選考は、受験とは異なり単なる学力ではなく、人間性の評価を行います。
そのため、選考を対策することも容易ではありません。初めて選考を受けた際には多くの就活生が困惑をしてしまいます。また、すぐにその選考に落ちてしまうと、これらの選考を突破して最終的に内定を本当に獲得できるかどうか不安に陥るでしょう。
こちらも次のような不安が該当するでしょう。
- 志望動機がうまく完成できない
- インターンに受からない
- グループディスカッションでうまく喋れない
- 面接でうまくしゃべれない
入社をすることに対する不安
3つ目は、入社をすることに対する不安です。就活中や就活を終えた後でも、聞いた話だけでは企業で働くことに対して実感が生まれることは少ないでしょう。そのため、実際に企業で働くことやその環境に入ることに対して不安が出てしまう人が多くいます。
企業での働き方や雰囲気は、説明会やインターンなどを通してある程度理解することができるでしょう。しかし、体験してみて初めてわかることがあったり、聞いていた話と違うことはたくさんあります。
そのため、実際がどうなのか、また不透明な未来に対する漠然な不安が生まれてしまうことは当然です。これらのケースはこの不安に当てはまるでしょう。
- 1人前の社会人に本当になれるのか
- 仕事はどれくらい大変なのだろうか
- 日々の業務についていくことはできるのか
【解決法】就活の不安は解消できる!
では、次に就活生が陥りやすい3段階の不安の解決法をそれぞれ紹介したいと思います。不安を解消できないことは、非常に深刻な問題に発展してしまう可能性があるため注意しましょう。そのため、ぜひ参考にして就活の不安を無くしていきましょう!
不安を解消できないと、就活に対してネガティブになってしまい、最悪の場合、就活鬱という状態になる可能性もあります。
就活に対する漠然とした不安を解決する3つの解決策
まずは就活に対する漠然とした不安に取り組む必要があります。就活に対する漠然とした不安を解消するためには、まずは知ることが必要になるでしょう。そのためにも、次の3つの解決策を紹介したいと思います。
就活全体のスケジュールを把握する
1つ目は、就活全体のスケジュールを把握することです。就活全体のスケジュールを把握することで、自分たちがいつから就活を始めなければならず、どのタイミングで終わらせる必要があるのかを知ることができます。
就活全体のスケジュールを知ることで、全体から細かなスケジュールや目標の設定を行うことができ、就活という未知のものに対する不安を取り除けるでしょう。実際に就活のスケジュールがどうなっているかを知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
企業・業界分析をする
2つ目は、企業・業界分析をすることです。企業や業界について詳しく分析をすることで、企業や業界などの基本的な知識を身につけることができたり、求められるスキルについて知ることができます。
そうすることで、自分の足りていないスキルを把握することができたり、志望動機を完成させられたり、具体的な選考対策を行うことができるようになるでしょう。
自己分析をする
3つ目は、自己分析を行うことです。自己分析を行うことで、自身の性格や将来像について知ることができます。また、過去の経験から志望動機や興味を持つきっかけなどについても組み立てることができるようになるでしょう。
就活全体の明確なゴールを決める上でも自分を知ることは1番大事です。自分を知ることができていなければ、いきたい企業や将来像を明確に設定することができません。そのため、自分を知るために、まずは自己分析を始めてみることをおすすめします。
自己分析をする際にこちらの自己分析シートを活用してみてはいかがでしょうか?このシートに沿って必要事項を記載することで、自己分析を簡単に行うことができるため、ぜひ活用してみてください!
自己分析シートを利用するにはこちらをクリック
就活内の選考に対する不安をを解決する2つの解決策
次に、就活ないの選考に対する不安を解決する方法を2つ紹介したいと思います。選考に対する不安は、基本的に対策を行うことで解消できるでしょう。受験とは種類が違うものの、対策を行うことでより有利に進めていくことが可能になります。
選考別の対策を行う
まずは、選考別の対策を行いましょう。就活の選考は様々な選考が企業ごとに用意されています。それぞれの企業で重視されている評価点や見られているポイントが異なるため、企業ごとの対策を行いましょう。
対策を行うことで、それぞれの選考の基本的な取り組み方や道筋が見えるため、不安を和らげることができるでしょう。より細かく行うことで、どんどん自信をつけることも可能になります。
キャリアアドバイザーに相談する
次に、キャリアアドバイザーに相談することです。就活ではキャリアアドバイザーと呼ばれ、学生の企業選びや選考対策を行ってくれる人がいます。また、そういったサービスを提供している企業も多くあります。
ココシロインターンもその中の企業の一つで、キャリアアドバイザーとの面談を無料で提供しています。就活の選考に対する不安を解消するだけではなく、それ以外の不安についても相談できたり、具体的な選考対策、企業選びなども行ってくれます。
少しでも興味があり、とりあえず相談してみたいという学生も歓迎です。ぜひ一度ココシロインターンのキャリアアドバザーと面談してみてはいかがでしょうか?
就活相談申し込みはこちらをクリック
入社をすることに対する不安を解決する3つの解決策
最後に、入社をすることに対する不安を解決する2つの方法を紹介したいと思います。入社をすることに対する不安を解消するためには、より企業について詳しく知ることが必要になるでしょう。
企業・業界分析
1つ目に、企業・業界分析を行いましょう。企業や業界について詳しく知ることができれば、企業の基本的な業務から企業理念や企業の雰囲気などについて文章を通して知ることができます。
何も知らない状態に対して、少しでも知っている情報を増やすことで、何もわからないという不安を解消することにつながります。
こちらの記事では、企業分析のやり方を解説しているので、参考にしてみてください。
OBOG訪問
2つ目に、OBOG訪問を行いましょう。OBOG訪問を行うことで、より詳しく企業や業界について知ることができます。OBOG訪問では実際に働いているOBOGに話を聞くことができます。
そのため、職場や企業のリアルを聞くことができます。どの企業もOBOG訪問を受け入れていることが多く、大学によっては大学のキャリアセンターを使ってOBOGを探すこともできます。
長期インターンを始める
3つ目に、長期インターンを始めてみましょう。長期インターンは、1ヶ月以上の期間で企業の実務に携わることができるプログラムです。実際に企業の実務を経験できるため、企業や業界での働き方について学び、身につけることができるでしょう。
また、長期インターンを通して入社後の業務のギャップや、業務に関する不安も解消することができるでしょう。特に営業やマーケティングなどは実際に経験をしなければ、働き方や実感も湧きづらいでしょう。
長期インターンについてはこちらの記事で詳しく触れているため、ぜひ参考にしてみてください!
長期インターンについて興味を持ったり、探したいと思った人は、ぜひココシロインターンを活用してみてはいかがでしょうか?キャリアアドバイザーとの面談を通して、自分に合った長期インターン探しを手伝ってくれます。
無料のサービスなので、ぜひ一度でも面談に参加してみてはいかがでしょうか?
リフレッシュをして就活の不安をなくそう!
これらの解決方法以外にも、リフレッシュをして就活の不安や疲れなどを物理的になくしていくことをおすすめします。次の3つは実際に私も実践していたことでもあるため、就活自体やその不安による疲れがある場合には、実践してみてください、
気分転換をする
1つ目に、気分転換を行いましょう。気分転換ができればなんでも良いでしょう。その時々の状況に合わせて、最適な気分転換を行うことが効果的でしょう。
気分転換としては、運動で汗を流したり、漫画や本を読んだりすることが良いでしょう。YouTubeやTiktokなどを見ることも良い気分転換になるでしょう。短い間で行うことで、一時的に不安や疲れを軽減することができます。
しかし、必ず時間を決めましょう。時間を決めなければ、ダラダラとしてしまうことと変わらず、そうなってしまっては帰って不安を煽ってしまうことにもつながるでしょう。
就活から少しだけ離れる
2つ目は、就活から少しだけ離れることです。気分転換と少し似ていますが、より長期的に就活から離れることを行います。長期的に就活から離れるためには、旅行をしたり、ゼミの研究を進めることなどが良いでしょう。
とにかく一旦就活から離れることで疲れや不安を忘れることができるでしょう。しかし、数日間就活から離れることで、戻ってきた時により大きな不安になることがあるため注意しましょう。
家族や友人に相談する
3つ目は、家族や友人に相談をすることです。特に両親はすでに就活を経験していますし、友人はあなたと同じく就活を頑張っていることでしょう。そういった人たちに相談することで、新たな解決策が見つかったり、不安を解消できることがあるでしょう。
また、家族や友人といった自分についてよく理解できている人に相談をすることは、就活鬱を防ぐことにもつながります。そのため、就活の不安を相談する選択肢として、家族や友人という相談先も入れておくことは良いでしょう。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事の内容をまとめると次のようになります。
- 就活生の約80%は就活に不安を抱いている
- 就活で不安になってしまう理由には、「就活には正解がない」「周りと比べてしまう」「終わりが見えない」「初めての経験」「人間性が評価される」ことが挙げられる
- 就活生の不安は、「就活に対する漠然とした不安」「就活内の選考に対する不安」「入社をすることに対する不安」の3段階に分けられる
就活で不安を抱えているのはあなただけではありません。不安な気持ち適切に向きあい、気負いすぎずに就活を進めましょう。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。
就活相談申し込みはこちらをクリック
人気記事