ChatGPTは、2022年のリリース後わずか2ヵ月でユーザー数が1億人に達し、日本でも多くの方が利用しています。特に、学生さんも積極的に活用しています。
ChatGPTは、インターネット上に存在する莫大なテキストデータを基に学習しており、一般的な知識から専門的な知識まで包括的に対応することができます。そのため、使い方をマスターすれば、就活においても有効に活用することができます!
そこで今回は、ChatGPTを就活でどのように活用できるのか、ChatGPTを就活で使う際の注意点を含めて解説していきます。実際のChatGPTの使用例も紹介しているので、効率的に就活を進めたい学生さんは必見です!
こんな人に読んでほしい
- ChatGPTは使ったことあるけど、就活での使い方がわからない人
- ChatGPTを活用して就活を効率的に進めるためのコツを知りたい人
- ChatGPTを就活で使う際の注意点を知りたい人
- とにかく効率的に就活を進めたい人
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「ESやガクチカでどんな文章を作ればいいかわからない……」「作れたけどちゃんと良いものになってるか不安……」という人はES生成AIを使ってみてはいかがでしょうか?
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ChatGPTの就活での使い方5選
「ChatGPTは便利だけど、実際、就活にどう活用していいのかわからない」という悩みを持っている学生さんは多いのではないでしょうか。確かに、生成AIを就活に活用する際には、使い方に戸惑うこともあるかもしれません。
しかし、ChatGPTを就活に使う活用法さえ把握してしまえば、効率的に就活を進めることができます。そこで、ここではChatGPTの就活での使い方を5つ紹介します。
ChatGPTの就活での使い方①ES作成
ChatGPTを就活で使う方法の1つ目は、ES(エントリーシート)を考える際に活用することです。
ESの設問と自分の強みや過去の経験についての情報を提供することで、ChatGPTが、提供された情報を基に表現や文言の提案をしてくれます。これにより、ESの設問に対する自分の回答を的確に伝え、読み手により高印象を与えることができます。
ESを書く際に、書き方がわからなくてスタートラインで止まってしまう学生さんは、是非ChatGPTを使ってみましょう。
ChatGPTの就活での使い方②ES添削
ChatGPTを就活で使う方法の2つ目は、ESの添削に利用することです。ChatGPTに自分が作ったESの回答を入力すれば、その内容を確認し、誤字脱字や表現のミスなど改善点を提案してくれます。
自分で考えたESの回答を添削せずに応募先の企業へ提出するのは不安ですよね。しかし、提出期限がギリギリでキャリアセンターや先輩に頼む時間がない、という方はChatGPTを活用してESの添削をしてみましょう。
ここで、ChatGPTのほかにESの作成・添削ができるES生成AIサービスがあるのを知っていますか?
筆者が自信を持って、オススメするのが「SmartES」です。
SmartESは、10万件以上の高難易度企業内定者のESやガクチカを学習しており「就活に特化した生成AI」となっています。
SmartESは、ES生成・志望動機生成/添削・ガクチカ生成/添削に対応可能なので、「ESに何を書いていいかわからない」といった悩みを抱えている学生さんや「自分で考えたESに自信がない」という学生さんは是非、SmartESを活用してみましょう。
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ChatGPTの就活での使い方③自己分析
ChatGPTを就活で使う方法の3つ目は、自己分析に活用することです。
ChatGPTの分析を活用し、詳細な情報を伝えることで、適切なキャリアパスや職務適性を探る手助けを受けることができます。
以下は、ChatGPTを使って自己分析を進めるやり方の例です。
①ChatGPTに投げかける、自己分析に必要な質問を考える。
例)
- 強みと弱みを挙げてください。
- 過去の成功体験と失敗体験を教えてください。
- あなたが価値を感じることは何ですか?
- あなたの理想のキャリアパスは何ですか?
②考えた質問をChatGPTに投げかける。
例)
私の強みと弱みを挙げるためのアドバイスをください。
③ChatGPTの質問に回答する
例)
強みと弱みを明確にするためには、以下のステップを試してみてください:
1. 強み
・過去の成功体験を振り返る: どんな時に自分が特にうまくいったと感じましたか?
・他人からのフィードバック: 同僚や友人からどんな点を褒められますか?
・自己評価: 自分が得意だと思うスキルや能力は何ですか?
2. 弱み
・過去の失敗体験を振り返る: どんな時に自分がうまくいかなかったと感じましたか?
・自己評価: 自分が改善したいと思う点は何ですか?自己評価: 自分が改善したいと思う点は何ですか?
私の強みは問題解決能力とチームワークです。弱みはプレゼンテーションスキルが低いことです。
④さらに別の質問にを投げかけ、回答する
過去の成功体験と失敗体験を整理する方法を教えてください。
過去の成功体験と失敗体験を整理するために、以下のステップを試してみてください:
1. 成功体験
具体的なエピソードを挙げる: 成功したプロジェクトや達成した目標を具体的に書き出します。
成功の要因を分析する: なぜその成功が実現したのか、要因を考えます。
2. 失敗体験
具体的なエピソードを挙げる: 失敗したプロジェクトや達成できなかった目標を具体的に書き出します。
改善点を分析する: その失敗から何を学んだか、どう改善できるかを考えます。
成功体験は、チームプロジェクトでリーダーとしてメンバーをまとめ、期限内にプロジェクトを成功させたことです。失敗体験は、大事なプレゼンで準備不足のために失敗したことです。
⑤ChatGPTとの対話を通じて得られたことをまとめる
ChatGPTの就活での使い方④面接対策
ChatGPTを就活で使う方法の4つ目は、面接対策に活用することです。
「ChatGPTは文字で対話することはできるけど、面接対策に活用できるの?」と疑問に思った方も多いと思いますが、ChatGPTを面接対策に活用することは可能です。
例えば、よくある面接の質問をシミュレートして回答を参考にしたり、回答内容についてのフィードバックを提供し、改善点を指摘してもらう方法があります。
ChatGPTの就活での使い方⑤メールの書き方
ChatGPTを就活で使う方法の5つ目は、メールの書き方を教えてもらうことです。
これまでビジネスメールを送る機会がなかった方は、就活で、いきなり応募先の企業へ問い合わせやお礼のメールを送るとなると、適切な書き方がわからなく、戸惑ってしまうと思います。そんな時にChatGPTを活用することで、企業へのメールの書き方をサポートしてくれます。
具体的には、ビジネスメールの適切なフォーマットや敬語の使い方、丁寧な表現方法を例文やアドバイスを受け取りながら学ぶことができます。その結果、初めてのビジネスメールでも適切な書き方を学び、自信を持って企業とコミュニケーションを取ることができるようになります。
ChatGPTを就活で効率よく活用するコツ3選
ChatGPTの就活での活用方法を解説したところで、ここではさらに、ChatGPTを就活で使う際のコツを紹介していきます。
プロンプトを上手く使う
ChatGPTを就活で効率よく活用するコツの1つ目は、プロンプトを上手く使うことです。
プロンプトとは、私たちユーザーがChatGPTなどのAIへ与える指示や質問のことを指します。より詳細な要望や情報を含んだプロンプトを利用することで、ChatGPTからのフィードバックもよりオリジナリティ溢れるものとなります。
ここで「ガクチカ作成」の際に、プロンプトの精度によるChatGPTの回答の違いを見てみましょう。
例1)
大学のサッカーチームのキャプテンでの経験のガクチカを作ってください。
大学時代、私はサッカーチームのキャプテンを務めました。この役割を通じて、多くのことを学びました。チームをまとめるためにリーダーシップを発揮し、練習や試合の計画を立てることで、チームのパフォーマンスを向上させることができました。また、チームメンバーとのコミュニケーションを強化することで、信頼関係を築き、チームの団結力を高めることができました。結果として、チームは大会で好成績を収めることができ、私自身も大きな達成感を得ました。この経験から、リーダーシップやチームワークの重要性を深く理解することができました。すか?
例2)
私は就職活動をしています。ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を作成するために手伝ってください。以下の情報をもとに、効果的な文章を作成していただけますか?
・活動内容: 大学のサッカーチームのキャプテン取り組んだ理由: チームを強くし、全国大会出場を目指したいと思ったから
・具体的な取り組み: トレーニングメニューの見直し、新しい戦術の導入、チームメンバーとのコミュニケーション強化
・達成した成果: チームの全国大会出場を果たし、ベスト8に入ることができた
・学んだことや得たスキル: リーダーシップ、問題解決能力、チームワークの重要性
この情報をもとに、ガクチカを作成してください。
大学時代、私はサッカーチームのキャプテンとして、チームを全国大会出場に導くことを目標に取り組みました。キャプテンになった理由は、チームの実力を向上させ、全国大会で結果を残すことができる強いチームにしたいという強い思いからです。
まず、トレーニングメニューを見直し、各選手の特性に合わせた練習を取り入れることで、全体のスキルアップを図りました。また、新しい戦術を導入し、チームの戦術的な多様性を持たせることで、試合での柔軟な対応力を養いました。さらに、定期的にミーティングを開催し、チームメンバーとのコミュニケーションを強化することで、信頼関係を築き、チームの一体感を高めました。
その結果、私たちのチームは全国大会に出場し、ベスト8という成果を達成することができました。この経験を通じて、リーダーシップ、問題解決能力、そしてチームワークの重要性を学びました。これらのスキルは、今後のキャリアにおいても大いに役立つと考えています。
・過去の失敗体験を振り返る: どんな時に自分がうまくいかなかったと感じましたか?
・自己評価: 自分が改善したいと思う点は何ですか?自己評価: 自分が改善したいと思う点は何ですか?
このように、プロンプトなしとありの回答を比較すると、プロンプトありの方は具体的な取り組みや成果、得たスキルや学んだことが明確に述べられています。プロンプトをより詳しく、具体的にすることでさらに精度の高い回答が返ってきます。
自分の具体的な経験やスキルについての情報を提供する
ChatGPTを就活で効率よく活用するコツの2つ目は、ES作成の際にはもちろん、自己分析や面接対策の際にも、自分の具体的な経験やスキルについての情報を提供することです。
経験やスキルを具体的に説明する際には、STAR法(Situation、Task、Action、Result)を活用してみましょう。具体的な状況(Situation)や目標(Task)、取った行動(Action)、そしてその結果(Result)を明確にすることで、ChatGPTからの回答もよりオリジナリティのある内容になります。
ChatGPTのフィードバックを基に何度も修正する
ChatGPTを就活で効率よく活用するコツの3つ目は、GPTのフィードバックを基に自分で何度も修正することです。
ChatGPTから返ってきた1回目の回答は、情報量が少なかったり、自分の意図しない内容である可能性もあります。そのため、必要があればChatGPTにさらなる情報や要望を提供し、回答の修正作業を繰り返し行うことが重要となります。
ChatGPTを就活で使う際の注意点3選
ここまで、ChatGPTの就活での活用方法と使用する際のコツについて解説していきましたが、ChatGPTを就活で使う際には気を付けなければならないポイントもあります。ここで解説する注意点を必ず押さえたうえで、ChatGPTを活用しましょう。
ChatGPTは必ずしも正しいとは限らない
ChatGPTを就活で使う際の注意点の1つ目は、ChatGPTの情報は必ずしも正しいとは限らないことです。
ChatGPTは個人の情報はもちろん、企業の情報についても全てを知っているわけではありません。ChatGPTの回答が事実とは異なる可能性も十分にありえます。そのため、内容の正誤を自分で校正する必要があります。
また、最新の業界動向や専門用語まで把握しきれない場合もあります。この場合、自分でChatGPTに追加の情報を提示するようにしましょう。
機械的な文章になる
ChatGPTを就活で使う際の注意点の2つ目は、機械的な文章になってしまうことです。
ChatGPTは、完全な理解力や人間の洞察力を持っているわけではありません。あくまでAIです。ChatGPTにも限界があるので、その点を考慮して利用するようにしましょう。
ESや面接の回答でChatGPTを活用する際には、必ず自分の言葉に書き換えることが大切です。
個人情報の取扱いには注意
ChatGPTを就活で使う際の注意点の3つ目は、個人情報の取扱いについてです。
ChatGPTをはじめとする生成AIは、情報漏洩のリスクが伴うことはご存じですか?
ChatGPTは、ユーザーの入力したテキストデータを学習し、学習データベースに蓄積します。つまり、他人に自分の個人情報が知られてしまう可能性もゼロではありません。そのため、安易に個人情報を提供してはいけません。
また、ChatGPTには入力した会話情報を学習させない設定が備わっています。この設定を行うことで、情報漏洩を防止することができます。以下でこの設定のやり方を説明します。
①ChatGPTのアカウント名を選択
②「Settings」をクリック
③「Data Control」の「Improve the model for everyone」をオフに
FAQ
ChatGPTを就活で使ったらバレる?
ChatGPTの活用方法によります。
例えば、ChatGPTが作成したESをそのまま提出してしまうと、何人ものESを見ている人事の方は、言い回しなどですぐにChatGPTが作成した文章かどうかが分かるため、バレる可能性は高いです。
ただ、ChatGPTが作成したESを自分の言葉に書き換えることで、バレる可能性はほとんどなくなります。
(内部リンク:ChatGPT 就活 バレる)
どのくらいの人がChatGPTを就活で使ってる?
半数近くは既にChatGPTを就活で使ってます。
2025年卒業予定の学生613人を対象に、2024年5月に行われた、ChatGPT等の生成系AIを搭載したサービスの活用に関する調査結果によると、今までにChatGPT(あるいはChatGPT等の生成系AIを搭載したサービス)を活用したことがあると回答した25卒の学生は、全体の60.5%に及びました。
また、ChatGPT(あるいはChatGPT等の生成系AIを搭載したサービス)をどのような場面で活用しているかに対しては、「就職活動」と回答した学生が最多の45.8%を占めていた。
つまり、25卒の学生の半数近くはChatGPTを就活で活用しています。
もし、この記事を読んでいて、まだChatGPTを就活で使っていない学生さんは、今日からでもChatGPTを就活で活用してみましょう!
まとめ
- ChatGPTの就活での活用方法は、ES作成・添削の他にも、自己分析や面接対策などさまざま
- ChatGPT以外に、就活に特化した生成AIを使うなら「SmartES」がオススメ
- ChatGPTを就活で使う際は、プロンプトを活用して、より詳細な情報を提供する
- ChatGPTを就活で活用する際には、個人情報漏洩などの注意点も意識する
今回は、ChatGPTを就活でどのように活用できるのか、活用する際のコツと注意点を含めて解説していきました。この記事の内容を活かして、ChatGPTを上手く活用することができれば、就活を進めるうえでのサポートをしてくれます。ただ、ChatGPTはあくまでAIであり、文面のコミュニケーションに限ります。
もし、この記事を読んでいて、就活やインターンについて悩みを抱えている学生さんがいたら、ぜひココシロインターンのキャリアアドバイザーに相談してみましょう。
ES生成AIでは質問とそれに対する簡単な回答を打ち込むだけでAIが自動でES、ガクチカ、志望動機を生成してくれます!
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