【例文あり】ゼミ長をテーマにしたガクチカの書き方を徹底解説!

「ゼミ長の経験をガクチカにしたいけど差別化できるか不安」「ゼミ長をテーマにしたガクチカの書き方が分からない…」就活を進める中で、このような悩みを抱いている方も多いのではないでしょうか?

今回は、ゼミ長の経験をアピールするガクチカの書き方を徹底解説します!「ESで落とされたくない!」というあなたに向けて、ガクチカを書く上で絶対に押さえておくべきポイントもご紹介します。

最後には、ゼミ長をテーマにしたガクチカの例文もいくつか掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

こんな人に読んでほしい

  • ゼミ長の経験をガクチカにしたいけど、具体的な書き方のイメージが湧かない方
  • ゼミ長の経験をガクチカにする上で、絶対に押さえておくべきポイントを知りたい方
  • ゼミ長をテーマにしたガクチカの例文を知り、効果的な対策をしたい方
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ゼミ長のガクチカでアピールできる強み

ガクチカを作成する上で、何をテーマにするかはとても重要です。「ゼミ長の経験をガクチカに使うべきか迷う…」「サークルやアルバイトの経験の方が良いのではないか…」そう悩んでいる方も多いかもしれません。

結論からいうと、ゼミ長の経験は立派なガクチカになります!ゼミ活動は、企業の人事が就活生に求める能力を発揮する場面が数多くあるからです。

ここでは、ゼミ長の経験を通して発揮できる強みを2点ご紹介します!

ゼミ長のガクチカでアピールできる強み① リーダーシップ

ゼミ長の経験を通して発揮される一つ目の強みは、リーダーシップです。リーダーシップとは、複数人で1つの活動に取り組む際、周りを巻き込み、プロジェクトを成功に導く力のことです。

大学生はゼミの他にサークルやアルバイトなど様々な活動に取り組んでいるため、ゼミに対するモチベーションは人によって異なります。そのように異なる思いを持ったメンバーをまとめる上で、リーダーシップが必要になります。例えば、合宿の計画を立てる場面では、メンバーの意見を取り入れながらも全体のスケジュールを調整し、円滑に進行するように工夫する必要があります。また、研究を推進する場面で「メンバーの強みを活かし、役割分担を明確にした」などの経験があればリーダシップを表すエピソードになるでしょう。

これらの経験を具体的に説明することで、リーダーシップを強くアピールすることができます。ゼミ長としてのリーダーシップ経験は、就職活動においても大いに役立つ要素です。リーダーとしての具体的な行動や工夫を分かりやすく伝えることで、企業に対して自分の強みを効果的にアピールしましょう。

ゼミ長のガクチカでアピールできる強み② 課題解決力

ゼミ長の経験を通して発揮される二つ目の強みは、課題解決力です。課題解決力とは、目標や課題を分析し、問題を解決する能力のことです。

ゼミ活動では、教授などあらかじめ課題が与えられ、それに対してメンバーと協力しながらプレゼンやレポートといったアウトプットを作成します。これらのアウトプットの精度が成績や教授からのフィードバックとして明確に表れるため、成果を客観的に評価しやすいと言えます。

例えば、あるゼミの課題として「地域の観光資源を活用した新しい観光プランを提案する」というテーマが与えられた場合、ゼミ長としての役割は重要です。メンバーの意見をまとめ、現地調査や資料集めを効率よく進める計画を立て、最終的には魅力的なプレゼンテーションを作り上げるためにメンバーと協力します。

このように、自分が直面した課題とそれに対する施策を明確に伝えることで、企業に対して自身の課題解決力を効果的にアピールしましょう。専門用語を避けつつ、具体的なエピソードを交えるとさらに分かりやすくなります。

ガクチカを書く上では、人事にアピールしたい内容を明確にすることが大切です。何を伝えたいかを意識することで、ガクチカが書きやすくなります。結論から逆算して課題や施策を設定することができ、論理的でわかりやすい文章構成になるからです。

これまで説明してきたリーダーシップや課題解決能力に加えて、ゼミ長の経験を通してガクチカでアピールできる強みには以下のようなものがあります。

  • ディスカッションを通じての傾聴力
  • フィールドワークを通じての分析力
  • プレゼンテーションを通じての表現力

これらの強みをどのようにアピールしたいかを最初に考え、その上で具体的なエピソードを交えることで、より効果的なガクチカを書くことができます。

ゼミ長を題材にしたガクチカの書き方

ここまでは、ゼミ長の経験を通してアピールできる強みについて解説してきました。ここからは、ゼミ長の経験をテーマにしたガクチカの書き方について説明します。

ガクチカを書く上で、構成は内容と同じくらい大切です。基本的な構成に沿ってガクチカを書くことで、内容がより伝わりやすくなるからです。具体的には以下の構成を意識しましょう。

  • 結論
  • 動機
  • 目標と課題
  • 対策と結果
  • まとめ

では、実際に構成を意識したガクチカの書き方を見てみましょう。

結論: ゼミ長として頑張ったこと

冒頭では何を頑張ったのか簡潔に述べましょう。

企業の人事はたくさんのESに目を通さなければならないため、冒頭の表現が曖昧だったり、分かりにくかったりすると流し読みされてしまう可能性があります。そうならないように、一文目で結論を明確に述べることを意識しましょう。

例)

私が学生時代に頑張ったことは、マーケティングを学ぶゼミのゼミ長として企業との共同研究を主導したことだ。

動機: ゼミに入った理由ORゼミ長になった理由

ゼミ長をテーマにガクチカを書く上では、ゼミを選択した理由やゼミ長になった経緯を説明しましょう。

ガクチカを通して人事は学生の人柄を知りたいと考えています。なぜそのゼミに入ったのか、なぜゼミ長になったのかを説明することで、自分の人柄を人事にアピールすることができます。

例)

高校生の頃に部長を務めた経験から、チームで一つのことを成し遂げることにやりがいを感じてきた。そのため、ゼミにおいてもメンバーの力を最大化する存在になりたいという想いがあり、ゼミ長に立候補した。

目標と課題:ゼミ長として掲げた目標・課題

自分の頑張りを評価してもらうためには、何に対して頑張ったのかという目標や課題を明確に伝えることが大切です。

ゼミ長の経験を題材にガクチカを書く場合、教授から与えたれた課題をそのまま述べるのではなく、その課題のどこが難しかったのかまで詳細に説明しましょう。そうすることで、主体性や課題解決力をアピールすることができるためです。

例)

与えられた課題は、チャットボットを活用した販促手法を考え、企業に対して提案するというものだった。そのとき特に難しかったのは、モチベーションの低いメンバーをいかにモチベートするかということだった。

対策と結果:ゼミ長としていかに行動したか・その結果

上記の課題に対していかに向き合ったかを書きます。

この施策の部分は最も自分の強みが表れるポイントであるため、「ミーティングの雰囲気向上に努めた」のような抽象的な表現は避け、なるべく具体化させましょう。

また、施策の結果も書きましょう。ゼミでの成果を客観的に表す指標としては、成績や教授からのフィードバックなどが考えられます。客観的な結果を述べることで施策に対する説得力が増します。

例)

そこで私は適切な役割分担を行なった。15人のメンバー一人ひとりと面談を行なった上でキャパシティや本人の希望を聴取し、全員が納得感を持って作業を進められるようにした。結果として、質の高いプレゼンを行うことができ、5つあったチームのうち最優秀賞に選ばれた。

まとめ: ゼミ長の経験を通して学んだこと

ゼミ長の経験を通して学んだことや培われた強みについてまとめます。最後にまとめの言葉があることで「結局何が言いたかったのか」が人事に伝わりやすくなります。

加えて、その学びの将来への活かし方も伝えることで、入社後に活躍するイメージを持ってもらいやすくなるでしょう。

例)

この経験を通して、チームで成果を残すためにはメンバーそれぞれの状況を理解することが大切であると学んだ。この学びを活かして、入社後もメンバーの想いを束ねるリーダーとして活躍したい。

ゼミ長を題材にしたガクチカの例文

ここまでは、ゼミ長の経験を活かした効果的なガクチカの書き方について解説してきました。ここからはゼミ長をテーマにしたガクチカの例文をご紹介します。

ゼミ長としてリーダーシップを発揮したガクチカの例文

刑法のゼミ活動において、ゼミ長としてメンバーの協力体制を整えることに尽力しました。私たちのゼミでは模擬裁判を通じて、判例分析のコンペティションで結果を残すことを目指していました。初期段階で、判例分析に積極的でないメンバーがいることに気づきました。私は、リーダーのポジティブな姿勢が信頼関係を築くと信じ、メンバー8人全員とゼミ以外で交流する時間を設けました。その結果、自分たちの責任範囲の不明確さがメンバーの不活発な原因であることが判明しました。そこで、性格や得意分野に基づいてタスクを割り当てることで、メンバーが自分の役割を理解し積極的に取り組むようになりました。これにより、全員が確実に自分の役割を果たすチームの雰囲気が形成され、結果として我々のチームは「歴代最高」という審査員からのフィードバックを受けることができました。この経験から、各メンバーとの真摯な対話がチームの成功に不可欠であることを学びました。(394文字)

ゼミ長として課題解決力を発揮したガクチカの例文

私が学生時代に最も力を入れたのは、ゼミ活動においてアイヌの伝承を調査するフィールドワークに取り組んだことです。3年次の4月から現在にかけて、北海道をフィールドにアイヌにルーツのある方々に対してインタビューを行いました。しかし、一度目のインタビューでは聞き出したい情報が得られず、研究がほとんど進捗しませんでした。その原因は、アイヌ文化に対する知見の浅さと取材能力の低さにあると考えました。そこで私はゼミ長としてメンバーに呼びかけ、隔週に一度アイヌ文化について情報共有を行う場を設けました。また、メンバー同士で模擬インタビューを行うことで、限られた時間の中でも有効な質問ができるように練習を重ねました。結果、5度目の取材後には執筆した論文を学術誌に掲載する許可が下りました。この経験から、課題解決のためには原因を明らかにし、他者を巻き込みながら最適な施策を打つことが大切だと学びました。(400文字)

生成AIを活用してゼミ長のガクチカを作成する方法

​​ここまでは、ゼミ長をテーマにしたガクチカの例文を紹介しました。しかし、「書き方や例文は分かっても自分でガクチカを書くのは大変」と感じている方も多いのではないでしょうか。

ここでは、ガクチカの作成を補助してくれる、おすすめの生成AIを紹介します。

Chat GPT

Chat GPTは世界的に有名な生成AIです。Chat GPTを活用するメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

・Googleアカウントを使って簡単に登録できる

・豊富なデータベースを持つため、様々な文章を生成できる

デメリット

・フォーマットが指定されていないため、自分でプロンプトを作成する必要がある

・就活に特化したサービスではないため、見当違いな出力結果が表示される場合がある

スマートES

スマートESは就活に特化した生成AIです。スマートESを活用するメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

人気企業の選考を通過した10万件のESを学習している

・指定されたフォーマットに入力するだけでガクチカを簡単に生成できる

デメリット

・利用するためには簡易的な登録が必要

多くの大学生は、アルバイトやサークル活動と並行して就活を進めなければなりません。そのため、限られた時間の中で効率良く就活を進める必要があります。

生成AIを活用することで、ガクチカの作成や添削が手軽に行えるため、面接などのより手間のかかる対策に時間を割くことができます。生成AIを上手に活用して就活を効率的に進めましょう!

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まとめ

最後に、ゼミ長を題材にしたガクチカの書き方について解説したこの記事を簡単にまとめると、以下のようになります。

この記事の要約
  • ゼミ長の経験からはリーダーシップや課題解決力がアピールできる
  • ゼミ長の経験をアピールするためには効果的な構成を押さえる必要がある
  • 生成AIを活用することで効率良くガクチカを生成できる

ゼミ長の経験は自分の人柄や強みをアピールしやすいエピソードです。今回解説したポイントを押さえることで、誰でも説得力のあるガクチカを作ることができます!

ガクチカが上手く書けたら、次は志望動機を言語化しましょう。志望動機の書き方が分からないという方は、こちらの記事を読んでみてください。押さえておくべきポイントや文字数別の例文も紹介しています。

本記事が皆さんの助けになれば幸いです。