現在就活を進めている学生さんにとって、内定を取るためには「面接」は避けられないものですよね。
しかし、面接というのは一人でするものではないのでなかなか対策しにくかったり、練習と本番では雰囲気が全く異なるので不安な人がいるかもしれません。
確かに、面接の練習は場数を踏むことが一番の対策法ですよね。しかし、就活の面接の知識を取り入れた上で場数を踏むのと、何もわからないまま場数を踏むのでは得られる学びの量に大きく差があります。
そのため今回は、面接で聞かれる質問やいい印象を残すためのポイントなど面接の準備をする上で知るべきことについて解説していきます!面接を受ける際の気をつけるべきマナーについてもご紹介するので、面接を受ける前の学生さんはぜひ参考にしてみてくださいね。
こんな人に読んでほしい
- 就活の面接が控えている人
- 就活の面接の対策方法がわからない人
- 就活の面接で聞かれる内容について知りたい人
- 就活の面接で企業にいい印象を残したい人
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この長期インターンでは、このようなメリットがあります。
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就活の面接形式の種類
まず初めに就活の面接形式にはどのような種類があるのかについて解説していきましょう。基本的に面接形式は、「個人面接」と「集団面接」の2種類あります。詳しく見ていきましょう。
個人面接
個人面接とは、学生個人に対して行われる面接です。学生1人に対して、面接官が1人の場合もあれば、複数人面接官がいる場合もあります。
個人面接の場合、面接時間いっぱいを1人の学生に対して使うので、1回の面接における質問量は多く深掘り質問もたくさん行われます。そのため質問の答えの対策だけでなく、その答えに対する深掘り質問の対策もする必要があるでしょう。
集団面接
集団面接とは、1回の面接で複数の学生が同時に受ける面接形式のことをいいます。集団面接では、同じ質問に対して複数の学生が答えるという流れになっています。一気に多くの学生を選考できるので、1次面接で行われるところが多いです。
個人面接に比べて1人に割ける時間が少ないので1回の面接での質問量は少ないですが、その分短い時間で面接官に印象付けられるような答えを用意する必要があるでしょう。
就活の面接の流れとマナー
就活の面接の種類について知ることができたと思います。そこで次は、就活の面接の流れとマナーについて解説していきましょう。基本的に、個人面接も集団面接も面接の流れと気をつけるべきマナーは変わりません。
しかし、近年は対面面接だけでなくWEB面接も行われています。そのため、対面面接とWEB面接での違う点も指摘しながら解説していきましょう。
① 受付
対面での面接の場合、企業の受付をする必要があります。受付は基本的に面接開始時間の5分から10分前までに済ませておきましょう。受付の際には、「学校名」「氏名」「要件」「担当者」を以下のように簡潔に伝えます。
お世話になります。◯◯大学の◯◯と申します。本日◯時から◯◯様との面接のお約束で伺いました。
受付が予定時間より早すぎても、過ぎてしまっても相手に失礼にあたってしまいます。そのため、時間には余裕を持って会場に到着しておくと良いでしょう。
冬などの寒い季節の面接でコートを着ている場合、会場に入るときにコートを脱ぎ腕にかけて入ります。また、マフラーや手袋などの小物は受付をする前に鞄の中にしまっておきましょう。
② 待機
受付を終えたら面接室や控室などに案内されます。案内された場所で面接開始時間まで待機しましょう。この時にスマートフォンの電源を切っておくか、マナーモードに設定しておきます。
常に見られているということを意識して、静かにいい姿勢を保ったまま待機するといいでしょう。
WEB面接の場合はこの待機時間に、音声やイヤホンなどの確認をしておきましょう。
③ 入室
受付後控室に案内された場合は、面接時間になったら面接室へと入室します。面接室への入室の手順は以下の通りです。
- 面接室のドアを3回ノックする
- 面接官から反応があったら扉を開け入室する
- 入室したら、扉の方に向き直し、静かにドアを閉める
- ドアの前に立ち、「失礼致します」と一礼をする
- 用意されている椅子の横に立つ
- 「学校と名前をお願いします」と言われたら「◯◯大学の◯◯と申します。よろしくお願いします」とあいさつし一礼をする
- 面接官の指示に従い、着席する
受付後にそのまま面接室に案内された場合の流れは以下の通りです。
- 面接官の入室と同時に椅子から立ち上がる
- 「学校と名前をお願いします」と言われたら「◯◯大学の◯◯と申します。よろしくお願いします」とあいさつし一礼をする
- 面接官の指示に従い、着席する
WEB面接の場合は、面接時間になり面接官とのミーティングに接続された時に、スムーズにコミュニケーションができるよう予め音声と画面をONにしておきましょう。
④ 面接
面接中は鞄を足元に置き、姿勢を正して受け答えをしましょう。この時、椅子に深く腰掛けたり、背もたれを使うのはマナーが悪いので避けるようにしましょう。
⑤ 退室
面接が終わったら面接室から退室します。その流れは以下の通りです。
- 椅子に座ったまま「本日はありがとうございました」と礼を伝える
- 椅子の横に立ち、再びお辞儀をする
- ドアの前まで移動し、面接官の方を向く
- 「失礼します」と挨拶し退室
面接先の企業の建物を出るまで見られていると思い、面接室から出ても気を抜いて携帯を触ったりすることは避けるようにしましょう。
就活の面接で企業に見られているのはどこ?
就活の面接の流れがわかったところで、次は就活の面接で企業に見られている点について解説していきましょう。これを知ることで、より効果的な面接対策を行うことができます。また、就活の面接では、面接段階によって企業が見ているポイントが異なってきます。
「1次面接では落ちたことがないけど、最終面接をなかなか通過することができない…」というような学生さんは、苦手な面接でどこを見られているのか知ることで対策できるのでぜひ参考にしてみてくださいね。
1次面接
1次面接は、コミュニケーション能力や論理的思考力など働く上で必要な基礎的スキルを見ています。このように1次面接では、どの企業でも社会人として求められるポータブルスキルの有無を判断します。
そのため、面接の受け答えの仕方や愛想を特に意識して面接を受けると良いでしょう。
2次面接
2次面接では、1次面接の要素に加えて学生の能力や価値観を把握し、自社の求める人物像に合致しているのかの適性をみています。1次面接と比べて2次面接では、現場の管理職や人事などの人を見極めるのが得意な人が面接担当者になっています。
2次面接を受ける前には企業研究を徹底し、自分がいかに企業と合っているのかをアピールする必要が出てくるでしょう。
最終面接
最終面接では、学生の自社に対する志望度の高さやポテンシャルの高さをみています。最終面接まで進むことができたということは、スキルや能力は入社に値すると判断されたということです。
そのため最終面接では、1次2次面接の内容に加えて自分の伸び代をアピールするといいでしょう。また、最終面接で特にみられているのが「志望動機」です。そのため、自身の原体験に基づいた志望動機を準備しておくと良いでしょう。
とはいっても「就活の志望動機の作り方がわからない…」という学生さんがいるかもしれません。そんな学生さんは、以下の記事を参考にしてみてください!
「就活 志望動機」の内部リンク(入稿前)
【面接段階別】就活の面接で聞かれる質問とは?
面接段階によって企業の見ている点は違うとわかったと思います。それでは次に、どのような質問でこれらの点を見極めているのかを見ていきましょう。
1次面接
1次面接では、過去の経験について質問されることが多いです。具体的には以下の通りです。
- 学生時代に力を入れた経験
- あなたの強みとそれが発揮されたエピソード
- あなたの弱みと改善するためにどのようなことをしている(した)のか
- 自己PR
前述した通り、1次面接ではコミュニケーション能力や論理的思考力などを見ています。そのため、過去の経験をいかに簡潔にわかりやすく伝えられるかを意識して面接の受け答えをするように心がけましょう。
2次面接
2次面接では、1次面接の内容を踏まえた上で就活の軸や将来ビジョンなど未来について質問されることが多いです。
また、2次面接と1次面接で面接の質問内容が変わらない場合がありますが、前述した通り見られている点が違うため同じ質問でも答え方を変える必要があります。
例えば「学生時代に力を入れた経験」という質問だった場合、1次面接では力を入れた経験がどのようなものであったかやなぜその経験に力を入れたのかなどを簡潔に伝えることが求められるでしょう。
一方で、2次面接では力を入れた経験について簡潔に伝えるだけでなく、その経験を入社後どのように活かせるかまでアピールする必要があります。
このように、1次面接と2次面接では見られているところが違うので、面接の質問内容がかぶっていたとしても油断せずに対策をしましょう。
最終面接
最終面接では、学生の熱意を測るような質問がされます。具体的には以下の通りです。
- 志望動機
- 他社の就活状況
- 競合他社との違い
最終面接ではとにかく熱意を伝えることが大切です。質問の答えに対して説得力を持たせるために、今までの面接で答えた内容と一貫性を持たせた回答をするようにしましょう!
就活の面接でよくある質問についてもっと知りたいという方は、以下の記事も併せて参考にしてみてください。
就活の面接で好印象を残すためのポイントとは?
就活の面接で質問される内容がわかったところで次は、就活の面接で好印象を残すためのポイントについて解説しましょう。
ここで解説するポイントは、1次面接から最終面接までの全てで大切なものなのでぜひ参考にしてみてください!
相手の目を見て笑顔で話す
就活の面接で好印象を残すためのポイント1つ目は、相手の目を見て笑顔で話すことです。皆さんは「メラビアンの法則」というものをご存知でしょうか?この心理学の法則によると人に印象を与える割合は以下の通りだといいます。
情報を得るところ | 情報が与える影響 |
---|---|
言語情報(Verbal) | 7% |
聴覚情報(Vocal) | 38% |
視覚情報(Visual) | 55% |
この心理学の法則からわかることは、視覚から得る情報が与える影響が大部分を占めているということです。つまり、どんなに素晴らしい回答をしていたとしても表情が暗かったり清潔感がないと悪い印象を与えかねません。
そのため、面接中は相手の目を見て笑顔でハキハキ話すように心がけましょう!
質問に対して過不足なく端的に回答する
就活の面接で好印象を残すためのポイント2つ目は、質問に対して過不足なく端的に回答することです。例えば、「学生時代に力を入れた経験はなんですか?」という質問が来た時に、「部活動です。」のみで回答したり、聞かれていないことまで回答するのはいいといえません。
面接を行える時間は有限です。そのため、無駄な質問のラリーを増やしたり、求められていないことまで答えるのは避けるようにしましょう。
PREP法で話す
就活の面接で好印象を残すためのポイント3つ目は、PREP法で話すことです。PREP法とは、ビジネスの場でも多く使われる相手にわかりやすく伝えるための以下のような話し方を言います。
- Point 結論
- Reason 理由
- Example 具体例
- Point 結論
この伝え方を用いることで、面接官にわかりやすく自身のエピソードを伝えることができます。
とは言っても、PREP法を用いたわかりやすい回答を考えるのは大変ですよね…。そんな学生さんにはES生成AIである「SmartES」がおすすめです!
SmartESは過去のエピソードを箇条書きで入力するだけで非常に質の高いガクチカを生成してくれます。もちろん無料で使うことができるので興味のある方はぜひ使ってみてください!
就活の面接対策にはココシロインターンがおすすめ!
これまで就活の面接全般について解説してきました。その中で「もっとこのことについて深く聞きたい!」「面接対策を一緒にしてほしい」「自分の面接での課題を教えてほしい」と思った学生さんがいるかもしれません。
そんな学生さんはプロのキャリアアドバイザーに相談してみるのはいかがでしょうか?特にココシロインターンのキャリアアドバイザーは1対1で親身になって相談に乗ってくれます。
もちろん、面接対策以外の就活全般のお悩みについても対応しているので、興味のある方はぜひ面談を受けてみましょう!
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FAQ(よくある質問)
就活の面接で答えに詰まってしまった!どうすればいい?
就活の面接は緊張しているということもあり、しっかり対策していたとしても答えに詰まってしまう時があるでしょう。
そうなってしまったら落ち着いて「申し訳ございません。少々お時間いただいてもよろしいですか?」と思い切って言いましょう。
これが悪い印象を与えてしまうのではと不安になるかもしれません。しかし、よく答えが浮かばないまま回答するよりも、このように言ってから回答することで真摯に受け止める姿勢や正直さをアピールすることができます。
多用しすぎはあまり良くありませんが、答えに詰まってしまった時はこのように言ってみましょう。
就活の面接が終わったらお礼メールはすべき?
結論から言うと、就活の面接が終わったらお礼メールを送った方がいいです!お礼を言われて悪い気持ちをする人はいません。そのため、なるべく面接のお礼メールは送信するようにしましょう!
就活のメールの送り方について知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
就活の面接の結果はいつまでに来る?
一般的に1週間程度で面接結果を送る企業が多いです。しかし、企業や選考状況によって2週間空いてしまうこともあるので焦らずに待ちましょう。
ただ、面接の結果を送る期限を伝えられておらず、面接終了から2週間以上経過している場合は、いつまでに選考結果が出るかの確認のメールを送ってもいいかもしれません。
就活の面接についてのまとめ
- 就活の面接には個人面接と集団面接がある
- 就活の面接では面接段階によってみられている点が違う
- 就活の面接で好印象を残すためには「笑顔」「過不足なく回答する」「PREP法で話す」ことが大切!
- 就活の面接対策にはココシロインターンがおすすめ!
今回は就活の面接について解説してきました。面接は対策しなければいけないことが多く、苦手意識を持っている人も多いと思いますが、この記事を読んで少しでも面接に対して理解を深められたら幸いです。
キャリアアドバイザーに就活やインターンの不安や疑問を相談してみましょう!
インターンはこれからのキャリア形成のために重要な役割を担っています。
学生時代に会社のリアルを経験することで、
社会、自分の心や実力を正しく知り、今後50年の正しい選択につなげることができます!
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