「SPIだるいなぁ……」「楽していい点取りたいなあ」と思ったことはありませんか?
就活が本格化する時期になると、SPIやWebテストの対策に追われ、つい「カンニングすれば簡単に通過できるのでは?」と考えてしまう人も少なくありません。
しかし、その行動、実は企業側にはほぼ確実にバレています。
近年、オンライン試験が主流になったことで、企業のカンニング対策もAIを活用して飛躍的に進化しています。
この記事では、SPIカンニングの実態や実際に行われている不正の手口、バレたときの末路、そしてカンニングをせずに高得点を取る方法までを徹底解説します。
こんな人に読んでほしい
- SPIが全然通らず、つい「カンニングした方が早いのでは…」と悩んでいる人
- 周りが内定を取って焦り、「自分だけ遅れている」と感じている人
- オンラインSPIの監視やAI判定がどれくらい厳しいのか知りたい人
- 「カンニングは本当にバレるの?」「バレたらどうなるの?」と不安に感じている人
- 不正ではなく、正攻法でSPIを突破した先輩たちの実体験を知りたい人
SPIカンニングは可能なのか?

技術的には「できてしまう」ケースもありますが、リスクが非常に高く、おすすめできません。
オンライン受験では、監視が緩いと感じる人もいます。
しかし、SPIを運営する企業や受験システムは年々高度化し、カンニング検知の仕組みを導入しています。
つまり、「バレない」と思っても、実際にはAIがあなたの行動を記録・解析している可能性があります。
実際のカンニングの割合
ある調査によると、就活生の約45%がWebテストでカンニングを経験したことがあると答えています。
出典:就活のWebテスト、45%が不正実行――生成AI悪用も横行
SNSや掲示板では、「みんなやっている」「バレない」といった投稿も多く、それを見た学生が軽い気持ちで手を出してしまうケースが増えています。
例えば、Xでは「ES書けた。あとは全く勉強してないSPIか…カンニングできたらしちゃお。無理だもん」
出典:https://x.com/keeptomato26/status/1960387911687303556?
特にLINEグループなどで答えを共有する「協力型カンニング」も存在しますが、
企業側はログデータや正答率の偏りから不正を検知できるため、非常に危険です。
バレるのか?バレないのか?
結論から言えば、高確率でバレます。
企業は、監視・ログ分析・面接時の再検査などを組み合わせて不正を検出しています。
AIが回答速度やマウスの動きを分析し、他の受験者と比較して異常があれば「不正フラグ」が立ちます。
また、SPIで高得点を取ったにもかかわらず、面接で論理的思考や数的処理が苦手だと見抜かれた場合、再受験を命じられるケースもあります。
【就活生必見】SPIのカンニングはなぜバレてしまうのか
一見すると「オンラインならバレないのでは?」と思われがちなSPIですが、
実際にはリクルート社が公式に不正行為防止を徹底しているため、カンニングはほぼ確実に発覚します。
特に近年は、SPIを提供するリクルートが開発したオンライン監督システム「Excert(エクサート)」によって、自宅受験でも有人監督+AI監視の体制が取られています。
1. Excert(エクサート)によるAIカメラ監視
Excertは、SPIオンライン会場などで導入されているオンライン監督システムです。
カメラと画面共有を用いて、受験者の挙動をリアルタイムで監視する仕組みになっており、
AIがその映像を分析して「不自然な動き」や「視線の逸れ」「他人の影・音声」などを検知します。
ただし、ここでのAIは“受験者のマウス操作や回答データ”を解析するものではありません。
あくまでカメラ映像を補助的に解析し、監督員(人)が判断を行うAIサポート型システムです。
たとえば、受験中に目線が何度も画面外に向いたり、別の人が映り込んだ場合は、AIがその瞬間を検知し、監督員が即座に注意・中断を行います。
また、開始時には本人確認書類の提示・360度の室内チェックが求められるため、「他人が代わりに受ける」ことはほぼ不可能です。
参考:https://www.spi.recruit.co.jp/information/000301.html
2. 面接・再テストで整合性を確認
SPIは筆記試験だけで合否を決めるわけではなく、面接や二次検査でスコアの整合性をチェックする仕組みがあります。
SPIで高得点だった学生が、面接で論理的思考の質問に答えられない場合、再受験を求められるケースも珍しくありません。
つまり、「Excert」で監視をすり抜けたとしても、後の面接で不正は露見します。
企業は一貫性を重視しており、SPIと面接のギャップが最も強い“不正検出トリガー”となるのです。
【学生必見】企業側のSPIカンニング対策4選
企業は年々、SPIの不正対策を強化しています。主な4つの方法を紹介します。
ウェブカメラ監視
受験者の動作や視線をリアルタイムで監視し、不自然な動きがあれば警告を出します。
カメラ越しに視線が泳ぐ、不自然に長時間黙るといった挙動は、AIによって検知される仕組みです。
画面共有・録画
SPI受験システムの中には、受験中の画面操作をすべて録画する機能があります。
クリック間隔・ウィンドウ切替・タブ移動などが記録され、外部サイトを開いた瞬間にログとして残ります。
実際にGoogle検索をしていた学生が、ログデータで不正が発覚したケースもあります。
2次検査や面接時のチェック
企業はSPIのスコアを面接内容と照合しています。
たとえば「論理的思考力が高い」と出た学生が、面接で簡単な質問に答えられなければ、カンニングを疑われます。
SPIでの結果はあくまで一要素。
一貫性がない学生は不採用になる可能性が高いです。
回答データの分析
AIは、解答速度や正答率を常に記録しています。
1問あたり数秒で正解し続ける、難問だけ正解するといった不自然な傾向はすぐにマークされます。
【実例込み】SPIカンニング行為の末路
カンニングは「バレないだろう」と軽く考えて行う学生もいますが、その結果は想像以上に重いものになります。
内定取り消し
不正が発覚すれば、内定は即取り消しになります。
企業の採用活動は信頼関係で成り立っており、一度でもそれを裏切れば再起は困難です。
【体験談①】Aさん:SPIカンニングで内定取り消しに。

メーカー志望だった僕は、SPIで何度も落ちて焦っていました。
そこでSNSで見つけた「答え共有グループ」に軽い気持ちで参加し、そのまま答えを見ながら受験。
一次通過、最終面接、内定まで進みました。
でも内定通知から2週間後、「不正行為が確認されたため内定取り消し」というメールが届きました。
人事に問い合わせても、「AIが不自然な回答パターンを検出しました」と言われるだけでした。
後で“回答の一致”と“異常なスピード”が記録されていたと知りました。
「少しくらい大丈夫」と思った行為が、一瞬で信用を失わせたんです。
その後、SPIをゼロから勉強し直し、半年後に別の会社で正々堂々と内定を獲得しました。
今ならはっきり言えます。AIは嘘を見抜く。誠実さが一番の武器です。
【体験談②】Bさん:SPIカンニングの疑いで評価が下がり、他社にも影響

正直、あの頃の僕はSPIで落ち続けて焦っていました。
そんな時、友人に「LINEで答え共有しながら受けるグループあるけど来る?」と言われ、軽い気持ちで参加してしまったんです。
受験当日は特に問題もなく終わって、「これならバレないだろ」と安心していました。
でも一週間後、人事から「複数の受験者と回答パターンが一致しています」と連絡が来ました。
僕は「偶然です」と答えたけど、面接に行くと空気が明らかに冷たく、不合格。
さらに別の企業でも「前回のSPI結果に不自然な点がある」と指摘されました。
テストベンダーが同じで、スコア履歴が共有されていたんです。
そこでようやく腹をくくって就活を一度ストップし、SPI模試で基礎から練習をやり直しました。
スコアが安定してきた頃、ようやく別の企業で内定をもらえました。
いま振り返ると、「SPIの不正はバレるかどうかじゃなく、信頼を失うかどうか」本当にこれに尽きます。
疑われた瞬間、もうマイナスなんです。
【就活生必見】SPIでカンニングせずに高得点を取る対策法
カンニングは一瞬の近道に見えても、発覚すれば内定取消しや評価の低下など、取り返しのつかない結果を招きます。
SPIで高得点を取るために必要なのは、不正ではなく「慣れ」と「戦略」です。
SPIは出題形式がある程度パターン化されており、形式と時間配分に慣れれば確実にスコアが上がります。
本番を想定した模試で練習し、自分の弱点を把握しながら改善を重ねることで、焦らず安定した得点が取れるようになります。
本パートでは、実際に効果的な練習方法を紹介します。
SPI模擬試験での練習
SPIで高得点を取るために最も効果的なのは、本番同様の模試で練習することです。
多くの就活生は参考書だけで対策しがちですが、実際の試験では「時間の使い方」や「緊張の中での判断力」が問われます。
制限時間や問題形式に慣れておくことで、本番の焦りを大幅に減らすことができます。
特におすすめなのが、ココシロインターンのSPI体験模試です。
本番と同じ環境で受験できるため、問題傾向を掴みながら自分の弱点や時間配分のクセを把握できます。
また、解答後にはスコア分析が表示されるので、「どの分野を重点的に復習すべきか」が一目で分かるのも魅力です。
SPI体験模試はこちら
練習企業で実際の雰囲気に慣れよう
本命企業を受ける前に、練習目的でSPIを受けられる企業を活用しましょう。
SPIは回数を重ねるほど安定するため、練習受験を通して「テスト慣れ」することが合格への近道です。
【体験談】本番前に模試を受けたことで焦らず解けた

ふと、「なんで毎回時間が足りなくなるんだろう…」と思ったんです。
僕はずっとSPIの非言語が苦手で、文章問題の途中で時間切れ、見直しもゼロ。
それが大きなストレスでした。そこで、思い切ってココシロのSPI体験模試を受けてみました。
本番と同じ制限時間の中で解いてみると、
どの問題に時間をかけすぎていたのかが一瞬で見えて、苦手分野に集中して勉強できるようになりました。
おかげで本番は“焦らない自分”で挑めたのがかなり大きかったです。
SPIは勉強量も大事だけど、本番慣れが一番のカギ。
まずは一度、ココシロのSPI体験模試で自分の実力を確かめてみてください。
【必見】SPIのカンニングについてよくある質問
SPIのカンニングはWebならバレない?
バレる可能性があります。
AIによる行動解析が導入されており、回答時間やマウス操作の不自然さで簡単に検出されます。
実際に他人に代行させた受験者が「回答時間の異常値」で検出され、再受験を命じられた例があります。
監視なしのSPIでもカンニングはバレる?
ほとんどの確率でバレます。
カメラがなくても、AIが回答データの一貫性を分析して不正を判定します。
全問正解かつ極端に短時間で終了した場合はシステム上で「異常値」として記録されている可能性があります。
SPIの監視あり・なしを見分ける方法は?
企業案内や受験URLを確認しましょう。
URLに「proctored」や「monitor」などの文字列が含まれる場合は監視型であることが多く、テスト開始前にカメラ許可を求められます。
まとめ
この記事を要約すると、以下のようになります。
- SPIカンニングは一見バレないように思えても、実際はAI解析や監視システムでほぼ確実に検知される。
- 不正が発覚すれば、内定取り消しや人事評価の低下など、今後のキャリアにも影響する
- 「少しくらいなら」と思った軽い行動が、大きなリスクにつながる
- カンニングよりも、模試や練習受験など“正攻法”の対策のほうが結局は近道
この記事では、SPIカンニングの実態からリスク、そして正しい対策方法までを詳しく解説しました。
焦りや不安から「楽をしたい」と思う瞬間は誰にでもあります。ですが、企業が求めているのは一時的な正解よりも、誠実に努力できる人です。
不正をせずに自分の力で挑戦することが、長い目で見れば最も確実な成功につながります。
もし「どうSPI対策をすればいいのかわからない」と感じている方は、まずココシロインターンのSPI体験模試を試してみてください。
本番同様の模試を通して、自分の課題や強みを知ることが、第一歩になります。
SPI体験模試はこちら
この記事が、就活に不安を感じているあなたの背中を少しでも押せたなら幸いです。
「正直に努力することこそ、最も自分を強く見せる方法」そのことを忘れず、一歩ずつ前へ進みましょう。
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